CUANTAS VECES TU NOMBRE ESCRIBI・・

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2019.01.11
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カテゴリ: 野球
「41年前」の再現危ぶまれたが... 丸・長野「歩み寄り」にホッ

FA(フリーエージェント)で広島から巨人に移籍した丸佳浩外野手(29)が2019年1月10日、丸の人的補償で広島に移籍した長野久義外野手(34)と電話で話したことをメディアに明かした。スポーツ紙などの報道によると、長野の移籍を知った丸が長野に電話をかけたという。会話の詳細は明かされなかった。

 内海哲也投手(36)の西武移籍に続いて球界に衝撃を与えた長野の広島移籍。当事者である丸もまた巨人の生え抜きベテランの移籍に「びっくりしました」と話す。この事実を知った丸は早速、米ロサンゼルスで自主トレ中の長野に電話を入れたという。自身の人的補償によって移籍せざるを得なかった長野に対する礼儀としての直電だと推測されるが、内容については明言を避けた。

■今回と重なる41年前のあの事件

 この2人のホットラインに巨人の球団関係者らは安どの声を漏らしたという。ルール上、何ら問題はないとはいえ、人的補償として指名された選手に事実上、拒否権はない。拒否した場合、残される道は引退のみで、いわば球団の意のままに半ば強制的な移籍となる。41年前、まさにこのケースと同じような「事件」が起こった。球界の負の歴史として語り継がれる「空白の一日」事件だ。

 1978年11月、当時の野球協約の死角をついて巨人が江川卓氏と選手契約を締結した。だがセ・リーグはこれを認めず結局、江川氏と巨人の契約が無効となり、その年のドラフトで阪神が交渉権を獲得。阪神はプロ野球実行委員会の要望もあり、巨人とのトレードという形で江川氏を放出した。ここで悲劇が生まれる。

 巨人がトレード要員として指名したのは、当時エース格の小林繁氏だった。江川氏は巨人入団に際して遺恨を残したくないとして金銭トレードを望んだというが、それは叶わなかった。高校、大学での実績はあったがプロのマウンドに立ったことのない江川氏と、巨人のエース格の小林氏を天秤にかけたトレードは、江川氏と巨人に非難が殺到し、社会問題に発展した。

 事件の当事者である2人は現役時代、言葉を交わすことはなかったという。 2人が和解したのは2007年秋。日本酒のCMに江川氏と小林氏が共演し、現役当時を振り返りながら杯を交わすものだった。「空白の一日事件」から28年ぶりの和解だった。

 FAとトレードによる違いはあれど、両者に共通するのは事実上の強制的な移籍。巨人を牽引してきたプライドもあったのだろう、球団を去る際の小林氏と長野のコメントには心情的に重なるところが垣間見ることが出来る。

  「請われて阪神に行くのだから、同情はされたくない」(小林氏)
  「自分のことを必要としていただけることは光栄なことで、少しでもチームの勝利に貢献できるように精いっぱい頑張ります」(長野)

 球界を大きく揺るがした今回のFA人的補償問題。長野と丸、両者が歩み寄ることで、選手間においては一応の着地点を見出したようだ。
(終わり)

昨季から、私は巨人の平成29・30年の流れが昭和54・55年に似ていると指摘して、それなら今年が昭和56年になるなら、日本一になれるのでは、と期待してきた。監督が代わり、時代を担ってきた主力選手が複数引退(ここにちょっと引っかかりがあるのだが(ーー))、そして連覇していた広島から大きな戦力が抜けた。ここまでは本当に同じ。昭和55年のドラフトで4球団の競合をくぐり抜けてクリーンに入団したゴールデンルーキー・原辰徳が、今度は自身3度目の監督として戻ってくる。私は大いに、平成31年→○○元年の昭和56年化を期待した。

しかし、今回の度重なる「人的補償事件」で、チーム内の雰囲気は昭和56年どころか、江川問題でドラフトをボイコットした上江川と小林を、コミッショナーの苦肉の落とし所「強い要望」でトレードしてしまった54年に逆戻りしたように感じてしまった。だから、実際この記事を読んで、やっぱりそう思われるよな・・・と感じた。

が、この記事のネット上の反応を見ると、「巨人のルール違反だった江川事件と、誰もルール違反していない今回のことを一緒にするな!」という反発が多い。確かに、今回丸や炭谷はルールに則ってFA移籍し、長野と内海がプロテクトされていなかったことから、ルールに則って人的補償でそれぞれのチームに移籍することになったわけで、ルール違反はなにもない。単に、巨人のプロテクトリスト作成が失敗だっただけで。

ま、理屈はその通りで、ネット上の反応は間違っていないんだけど、こと巨人のチーム内の反応、ということになると、私の記憶が正しければ「そっくり」なわけで・・・。巨人ファンの拒絶反応と一緒で、本当にこれは、理屈では理解できても、ショックだし悲しいし、とても耐えられない、と選手たちが感じたとしても誰が責められようか。

この昭和54年の状態を、リアルタイムで見た人でないとわからないかもしれない。選手も、「犠牲」になった小林になんとなく「申し訳ない」感があり、ましてや当の江川の心境たるや想像を絶するのではないか。そして実際、巨人は小林を打てず、阪神3連戦の頭に大体小林が先発してきて打てずに負け、その流れで3タテを食うことが多く、結局小林に8敗、この年は阪神にほとんど勝てなかった。相手に対してそんな「負」の感情があったら、力の拮抗しているプロ同士、とても勝負に勝てないってことかな。逆に江川が投げる時の援護って少なかったと思う。理屈ではなく感情的な面で、パに行った内海はともかく、長野の行ったカープとやる時の不安、そしてそれよりもっと懸念されるのは、いざという時チームがまとまらないのではないかという不安。この辺は、ルール違反の有無は必ずしも関係ないのではないかと心配している。

ただ、これも私の長年プロ野球を見てきて思ってることだけど、昔より今の選手の方が、大人の気がする。・・・もちろん、個人差はすごく大きいだろうから一概には言えないかもしれないが、そのような傾向はある(うちの会社の若者見ててもそう思うので・・一般的にそういう傾向はあるんだと思う。大人にならざるを得ない、社会的な事情もあるのかもしれない)と思う。今年の巨人が昭和54年に戻らない可能性があるとすれば、希望はそこにあるかもしれない。

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Last updated  2019.01.13 13:40:45
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