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勾玉91

2009年09月28日

監督・脚本・製作　ポール・ハギス
出演　トミー・リー・ジョーンズ/シャーリーズ・セロン/スーザン・サランドン
イラク帰還兵の息子が、無許可離隊したとの報せを受けたハンク（トミー・リー・ジョーンズ）。元軍警察だった父親は、息子の汚名を晴らすべく行方を捜すが、無残な状態で発見される。所轄の刑事（シャーリーズ・セロン）と共に、犯人探しと動機を追及していく。ベトナム帰還兵の時と同じような後遺症がイラク帰還兵にも現れている。
原題の「IN THE VALLEY OF ELAH」”エラの谷”というのは、旧約聖書でユダヤのダビデ王が少年時代に古代イスラエルの敵だったペリシテ人の巨人ゴリアテを投石器で倒した場所で、シャーリーズセロンの息子のDavidに名前の由来を教える形で紹介されている。ペリシテはパレスチナの名称の由来。原題のエラの谷とはイラクの戦場ということになるのだろうか。
監督のポール・ハギスは、「クラッシュ｣で監督･脚本の他、「ミリオンダラーベイビー｣「父親たちの星条旗」「007カジノロワイヤル｣「慰めの報酬」の脚本など、最近の大作の脚本が多くてびっくりした。

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