お気楽毎日

2/9 ｱｸｻﾙ"二舎六房の七人"

於シアターぷらっつ江坂(G列3番)

FM802で当選したお芝居。
どうやらｱｸｻﾙというのは男性だけの劇団で、劇団ひまわりに所属する男性メンバーで構成された劇団らしい。
男性だけ？ということで薄ーく某ス○○オ○○フを想像して（まあ、そちらも見に行ったことはないんですが)、耽美的なのかなあ･･･と思いながら行くと、かなり男っぽいお芝居でありました。
多分看板男優と思われるメンバーが別舞台でお休みとのことで、見れなかったのが残念。
このお話、安部譲二原作の漫画の舞台化らしい。
多分ながーいお話と思われるんだけど、ちゃんと筋がわかるようにお芝居になっており、とてもわかりやすかった。

舞台は戦後の少年院。
二舎六房に収監された少年たち6人はそこで"あんちゃん"と呼ばれる先輩の少年に出会う。
少年院には少年たちを暴力で押さえ込もうとする看守の石原、少年たちに嫌な目をむける医者などがおり、容赦ない暴力が気分次第で浴びせられる場所であった。
そんな中7人の少年たちには友情と絆が芽生え、かけがえのない仲間となった。
あんちゃんの出所まであと一ヶ月。あんちゃんの握る秘密を公開されたくない石原と医者はあんちゃんが出所できなくなるように仲間を痛めつけたり、隔離房で食事も与えずに虐待したりする。
仲間の六人は自らの命をかけてあんちゃんを助けることを誓い、あんちゃんを脱獄させる計画を実施する。
頭のいい少年が脱獄計画を練り、すばしっこい少年や気は優しくて、力持ちの少年、みんなが力を合わせ、時には自分が犠牲となってあんちゃんを脱獄させる。

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