花   U^ェ^U ワン!

花   U^ェ^U ワン!

クマさんの介護


モコナがうちへ来る前に飼っていた犬のお話です。
犬種は、秋田犬です。
1995年10月23日生まれのオスでした。


********これは、2005年9月のお話です。********


夏から足腰の弱ってきた状態でした。

9月に入ってからは食事も減り・・・・食べない日も。

そして全く動けなくなってしまったのです。


9月12日 、坂の下(我が家は坂を上りきった所)の動物病院へ 往診 をお願いしました。

午後の 診察時間に じい様と病院へ、クマの レントゲンを撮り に連れて行きました。

病院では、先生と助手のお兄さんに運んでいただきました。



病院で 体重を計ったら、28.9KGだったのに24.5KGしかありません でした。



老年性の椎間板ヘルニア

さぞかし痛かったことでしょう。


9月14日 までは自主的に食べていました。

しかし、痛み止めが強く胃をやられてしまって食べてくれなくなりました。

仕方なく犬缶をスプーン1つ分位を薬と一緒に口の中へ放り込んでいたのです。



9月19日 の午後は、3時間のようも鼻血を出していました。



9月20日 動物病院へ行って薬を変えていただきました。


この時、妙に印象の残ったご婦人がいました。

カウンターにキャリーバックをポンと置き

「今日は仕事なの。点滴お願いね。11時に息子が迎えに来ますから」

と言って去っていきました。



9月21日 、見ているのもつらくて気分転換に出かけることにしました。

母の使っていた(私が6年生の時の購入した)ミシンが壊れてしまったので

来月還暦の母へ妹と2人でミシンをプレゼントすることになって

それが21日に入荷する予定だったのです。

だから、それを引き取りもあって出かけたのですが、まだ入荷しておらずお昼には帰宅しました。

午後は水を飲んでは吐くクマさん。

その度に新聞見開き3枚分のペットシートを交換していました。



最初に書いた様に、男性2人で抱えてた重さのクマさん。

私でもお姫様抱っこできるような軽さになっていました。

だからシート交換もそんなに苦ではありませんでした。

確かに肉体的には疲れてましたけど。



この日は、2年前に亡くなった祖父の命日でした。

帰宅してからずっと吐いているクマさんを残して墓参には行けませんでした。



9月22日 、母のミシンが入荷したというので、受け取り実家へ。

仕事が休みだったらしくて母がいました。

母には

「金銭的にも肉体的にも精神的にも そして子供たちの為にも

 どこかで見切りをつけて保健所へ置いてきた方がいいのではないか」

そう言われてパパとどうしたものかと悩んでいました。



オムツの交換もあるので11時には実家を出たのですが、帰宅するとグッタリ横たわっていました。

薬も口の中が乾いていしまって飲み込めない状態でした。

この日、水は3回しか飲まず、3回目に飲んだ時に思い切り吐きました。

きれいに掃除して

特性のベッド(ベビー布団や長座布団を撥水加工してあるテーブルクロスで包んだ)に乗せてあげたのですが

されるがままの状態でした。



奈良主張のパパが帰宅すると、頭を持ち上げるようになって、少しは元気になってきたのだろうと思っていたのです。



この夜、末娘が吐きました。

それで、私は隣室で不安だという末娘と寝てしまったのです。

パパは、クマさんが心配で午前3時までPCで仕事しながらおきてそうです。

「時々、頭を持ち上げては見てたんだ」

そうパパは言ってました。


9月23日 午前5時20分、パパに起こされました。

「ねぇ、クマさん死んじゃったよ。5時少し前に気が付いたら、死んでたんだ」

パパは、

目を開けたまま死んでいるクマさんの顔がつらかっただろう・・・と

自分が眠るまで頑張っていいとこ見せてたんだろう・・・と、言いました。



子供たちにはこの姿を見せられない。

近所のペット葬儀屋さんにお願いしようと思った。

でも、そこは8時から。

そこまでは待てない。

タウンページの同じページに、実家の先・・・車で30分掛からない所が24時間火葬OKの広告。

そこへパパが電話した。

「7時に来てくれたらいい」と言うので、6時過ぎ長女だけにはクマさんを見せて

「ママとパパで行って来るから」

と留守番をお願いした。下の2人は寝ていて気が付いていなかった。



6時50分葬儀屋さんが道に出て待っていてくれた。

上下黒い服を着た、おばさんだった。

建物はどう見てもラブホ。

そこを改造した所だったが、火葬用の大きな煙突を見てふと思った。



「じいちゃんと同じに日に煙になって昇っていくんだな」



葬儀屋のおばさんは、白い大きな段ボール箱を手際よく組み立てて”棺おけ”にした。

世話をしていた間使っていたエプロンをかけてあげた。

首輪も外してそばへ置いた。



火葬している間、話をしていたら・・・・

秋田犬の好きなお父様の影響でご自身も秋田犬の飼っていて大好きな犬種なんだという事だった。

そして・・・お世話になっている動物病院が同じだった。

20日に印象強かった「点滴お願いね、息子が迎えに来ますから」のおばさんが、この方だったのだ。

話が進むうちに旧姓同じだという事。(葬儀屋を始めた所のおうち)

パパが小1の時の担任が在籍してた頃に小学校で音楽の教員を3年間していた事。

(もしかするとパパは子供の頃会っている)

現在、アルバイトで(人間のね)葬儀屋さんで生伴奏の仕事をしているというのだが、

その葬儀屋さんの奥さんが父の同級生で、祖父の葬儀に演奏をして下さっていた方が、このおばさんだった。



ここまでくると、偶然ではなく必然だろう。

縁のある方だったということだ。



息子さんが骨壷に入れてきてくれた。

人間用の骨壷だった。

体重が減っても秋田犬は骨太なので、秋田犬とセントバーナードは7号の骨壷にしか入らないそうだ。

そりゃ、つぶせば入るらしいが、この葬儀屋のおばさんは犬好きで始めたことなので、つぶしたくないそうだ。



合同葬にしていただいた。

49日が終るまで納骨堂に。

その後は、戒名をずっと並べておいて下さるそうだ。

余計な年会費みたいなものも、動物が好きで始めた方なのでとらない。

亡くなられたお父様が亡くなった犬を埋葬するために裏山を買い取った位の家庭なので

49日が済むとそこへ撒かれることになって、クマさんは土に還る。



そう・・・祖父は秋田犬が好きで秋田犬を飼っていた。

祖父がクマさんを連れて行ったのではないだろうか。



いま、書き留めて置けることはこんな感じです。

また、何か書きたくなったら書き足すかもしれませんが・・・・



*********最後まで読んで下さって、ありがとうございます********

最後まで看取るのは、PETを飼う以上当然の事だと私は思ってます。
でも、それができないかも多くいらっしゃいます。
どうか・・・旅行に行くので面倒が見れないからと保健所や愛護センターへ置いてこないで下さい。
PETホテルやPETシッターさんやご近所さん・ご親戚など、声を掛けてください。
また、「ココは動物が好きな家だから」と家の前に捨てていかないで下さい。
小さくても命 です。


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