薩摩琵琶大好き

薩摩琵琶大好き

2005.12.14
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ずっと「雅楽の琵琶:平家琵琶」でしたから、ここで「盲僧琵琶のご紹介♪」・・こちらのお薦めNO.1は「永田法順先生♪」

●以前すこし簡単にご紹介しましたが、経歴や実際の活動を収録されたCD/DVDのご紹介♪

   ♪日向盲僧琵琶「永田法順先生」の全集完成♪

地元の新聞でも紹介されてましたが(2005年10月03日付け)宮崎県無形文化財であり、日向盲僧琵琶を伝承する延岡市の永田法順先生(70才・・だそうです!長久山浄満寺住職)祈祷(きとう)・釈文(しゃくもん)を記録したCD・DVD・写真集(全集)が発行されたそうです♪

発行元は「永田法順を記録する会」。地元神奈川の宣伝みたいですが・・横浜市の元NHKチーフディレクター:川野楠己さんとおっしゃる方達がまとめたものだそうです。

「CD6枚:DVD1枚:写真集」でセット。12000円。

 問い合わせ:アド・ポポロ 電話06(6765)2898
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盲僧琵琶を「音楽♪」と表現したら、失礼に当るかも知れませんが、あの迫力や:表現力・品格・・・どこか津軽三味線の初代(故)高橋竹山先生みたいなんですよ・・ 竹山ひとり旅 【AEBD-10051】=>18%OFF!竹山ひとり旅

●平成14年11月 宮崎県の無形文化財に指定。
平成14年度・第22回伝統文化ポーラ賞受賞者

●永田法順先生は、昭和10年九州の宮崎県東臼杵郡北方町の農家にお生まれです。2歳の時失明。13歳で、淨満寺住職児玉定法先生に弟子入り。(つまり、お坊様になられたわけですね)昭和58年、15代目の住職就任。現在でも、檀家まわりをなさっておられ、延岡市内や北方町内の檀家970軒余りを回り、琵琶を弾きながら「五穀豊穣、無病息災」の祈願をなさいます。

●琵琶法師さんとしての「芸」の凄さ♪

盲僧琵琶そのものは、継承なさる方はおられますが、実際の僧職として、昔ながらの形態でなさっておられるのは、現在では、全国でも永田法順先生だけだそうです。

釈文12巻をすべて暗記。琵琶を弾きながら語ります。500年前と同じ姿だそうです。

国立劇場でお聞きしたことがありますが、とても迫力があるお声で、又凄い「表現力」がおありになります。(実感♪)関東の人間には「九州の言葉:なまり」すこしも分かりません(・・また少しでも、はいってると?外国語に聞こえます・・苦笑)

でも、聴いているうちに「違和感」みたいな物は完全に消えて、なんだか?何を?お伝えになりたいのか・・わかるような気がしてきます・・・不思議な世界。・・でも、言葉では表現できないんですが???

何しろ「発声」が明確♪聴こうとしなくても?聞こえてきます。吸い込まれます。下手な??琵琶の歌、聴くより楽しい気分になります・・・後継者は多分居られないのでは?(マネできないですよね~)・・・生の演奏が本当はお薦め・・・でもなかなか聞く機会ありませんから・・どうぞこれで。お楽しみ下さい♪・

国立歴史民俗博物館の小島美子名誉教授によれば、

「薩摩盲僧琵琶」の系譜(流れ)の、「日向盲僧琵琶」に分類される芸能だそうです。伝統音楽の専門家の評価でも「音楽的にも文学的にも洗練された形」と言われております♪・・・良い事言いま~す♪・・これは意見一致・・サンキュウで~す♪一致もあるんですね?(苦笑)



● 釈文(しゃくもん)とは?

お寺さんですから、檀家さんで祈祷をなさいます。その後半に、琵琶を弾きながら、「仏の教えや仏教説話」を語ります。其れを指します。一大叙事詩だそうです。口語訳の解説があれば良いですね~私のレベルでは、正確な意味は残念ながら分かりませんが・・

文字を持たない、盲僧の方々により伝えられたものです。後世の伝統芸能の「語り物」の原点でもあります。(平家琵琶もそうですし、今の薩摩琵琶:筑前琵琶もそうですよね?)

●日向盲僧琵琶(ひゅうがもうそうびわ)



盲僧琵琶は最初は宗教的でしたが、その後どんどん変化して新しい芸能を形作って行きます。娯楽であったり、武士道の奨励であったりへと・・・そして、さらには今の「薩摩琵琶:筑前琵琶」等の「芸術表現」へ。

日向盲僧琵琶は、薩摩藩の保護のもとに発展した薩摩琵琶(今の薩摩琵琶正派や錦心流等の母体に当るもの)の流れをくむ、九州で発達した盲僧琵琶です。・・・同じ源流なんですね~~だから惹かれるのでしょうか?

ですから、以前「薩摩琵琶の門琵琶」お薦めしましが、この初期の流れを組む?んじゃないかな~?って思うんです。薩摩琵琶の最初は「盲僧」の方ですから・・次回簡単にご紹介♪

●九州では「琵琶」と言えば、[永田法順先生]!・・・・決まり♪大変に人気があります。私の身近でも、九州で幸運にも演奏を聴き、東京に戻り「薩摩琵琶」を始めた人がいます・・ちなみに若い男性♪有名なんですよ♪

無形文化財の指定は「日向盲僧琵琶」として。又、永田法順先生も同無形文化財の保持者に認定です。

。。。。。。。。。。。。。。。。。
琵琶と言う意味では、大大先輩でありますから、今日は真面目にご紹介であります。畏れ多い気持ち・・・・久しぶりの真面目さでした・・(冷や汗もの・・) 





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Last updated  2005.12.14 05:41:02
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薩摩盲僧琵琶のことで  
旭秀 さん
あけましておめでとうございます、
昨年は 『節を習得するために活用できるPCソフト』
では、掲載していただきありがとうございました!
本年も、昨年に続きまして、ブログを読んで
勉強させていただきます!

さて、薩摩盲僧琵琶の楽器に関する謎 がありまして
書き込みをさせて頂きました。

盲僧琵琶について調べていた頃に
「薩摩盲僧琵琶の古型は三絃の琵琶を用いた」という
ような解説を読みまして、本当か?と思う反面、時々
オークションで「薩摩三弦琵琶」が出品されているので
もしかすると、薩摩三絃琵琶はポピュラーなモノなのか?と...。

薩摩盲僧は三絃琵琶なる楽器を用いていたのでしょうか? 或いは、薩摩三絃琵琶を用いる流派があり、今も活動している...等、よろしければ、教えて下さい (2006.01.08 17:51:09)

Re:薩摩盲僧琵琶のことで(12/14)  
旭秀さん
新年あけましておめでとうございます、
こしらこそ有り難うございました。
>「薩摩盲僧琵琶の古型は三絃の琵琶を用いた」というような解説を読みまして・・

本当のようです。琵琶が日本に渡来したのが、どこからか?諸説があるので今後のきっと研究待ちかも知れませんが・・・・種類が違う物だとすればありえますよね?似た楽器は世界中にありますし、音楽でも庶民ルートの物は「良いな~♪・・そうだ♪マネして作ろう」ですものね♪

日本に渡来した物の中で、雅楽の琵琶以外は「荒神琵琶」とおっしゃる説もあるようです。その荒神琵琶が「薩摩盲僧」「筑前盲僧」の2つに別れ、その薩摩盲僧琵琶に「3絃6柱」のものがあったみたいです。(筑前盲僧琵琶は絃が4本で、5柱)

荒神琵琶がインド系から(これも諸説あるかも)だとすると、4本の絃のほうが古くて、3本の絃のほうが新しい?と書かれた本も読みました。
(文献:日本の音楽:田邊尚雄著 昭和22年発行)

ポヒュラーかどうか、今もあるかどうか?・・今では国立劇場で演奏したりなさる方や、テレビ等で取り上げられてる方しかおられませんから・・

三味線に近い楽器を弾いてた人が琵琶も弾いた・・と考えると「遣りやすかったんでしょうか?」

考えると「琵琶」は謎が多いですよね?特に「盲僧琵琶」は現在なさる方が少なく、文字で伝承ではないですから、又いつか新しい事が分かるかも・・・

勘違いかも知れませんが、文献が見つからなかったんですが、「3という数字に関するこだわり」・・・とどこかで読んだ記憶があるんですが・・・調べてみますね (2006.01.08 22:00:11)

Re:レス遅くてスイマセン  
旭秀 さん
花より薩摩琵琶さま

返信が遅すぎてスイマセン、
文章を書いていると長くなり、書き直しをしていると 時間がなくなってしまい、結局投稿できずにいます。

「荒神琵琶」のルーツはインドにある、というような話は以前読んだことがありまして、そこに目の見えない人が 僧になる謂れのような文章も書かれていましたが、具体的な書籍名を忘れてしまいました。 。

三線が琉球に渡来し、後に薩摩に伝わり、三味線と似た楽器が薩摩にあったような覚えがあるのですが(間違いかもしれないです)それが 盲僧琵琶と混ざったのかな?と、典拠もなく 自論を晒してみました(調査は保留中。まとまれば私のHPに記載しますので、時間がある時に読んで頂ければ幸いです)

「3という数字に関するこだわり」というのが、何かのキーワードのようで凄く興味をそそられました!!

長くなりそうですので、とりあえず以上です。

旭秀 (2006.01.15 20:34:15)

NHKラジオで永田法師のお話を聞きました   
みつぎ さん
3月14日の午前4時から永田法師様のお話が放送になりました。うつらうつらしながらラジオを聞いてましたら突然「般若心経」が聞こえてきましたので目を覚ましてお話を聞きました。NHKの番組表で見ましたら延岡市の浄満寺の永田法師様だったのです。このお寺は神仏混淆だそうでお位牌が無いとのことでした。老生2月末に68歳の家内を亡くしました。眠れぬ夜明けに永田法師様の「般若心経」を聞かせて頂きありがたく思いました。 (2006.03.14 14:22:01)

お聞き下さりありがとうございます  
みつぎさん
人生で一番悲しいのは「愛する者との別れ」何とも言えない哀しみ・ぽっかり開いたの心の透き間・・・そう簡単に埋まりませんよね・・辛い目にお会いなされました。永田法順先生のお経で、きっっと奥様の為に、心の中で供養なされた事と存知ます。偶然とはいえ、琵琶は神々や御仏に献げる「音楽」でもあるんですね・・・ましてや「僧職」である永田先生はなおさら・・・亡き奥様からのプレゼントかも知れませんよね♪「残りの人生元気で生きて下さい。私を供養して下さい」・・・そんな感じしませんか?コメント有り難うございました。
(2006.03.14 19:52:05)

永田法順さんの世界を堪能!  
真魚 さん
 こんにちは、奈良の真魚(まお)と申します。

 6月2日(金)の18:30から、「永田法順」さんの琵琶演奏と釈文を堪能してきました。

 平成17年度文化庁芸術祭大賞(レコード部門)受賞記念公演です。

 会場は、大阪・淀屋橋の大阪倶楽部。レトロな建物です。会場の4階ホールは満員御礼!

 素晴らしい琵琶の音色と法順さんの歌声を堪能してきました! 日本全国の神々の名を呼んで、法要の場に勧請するための釈文「神名帳」が延々と続きます。あまりの心地良さに、まどろんでしまいました。

 大阪芸術大学の中山一郎教授と国立歴史民族博物館の小島美子名誉教授の詳しい解説もありました。

 しばし休憩のあと、釈文「釈迦の段」が延々30分ほど続きました。終了時は、会場から割れんばかりの拍手が沸き起こりました。

 感動のひと時でした! 
(2006.06.04 00:35:02)

凄い♪素晴らしい体験なされました  
真魚さん
良いな~関東では国立劇場にお出での時くらいしか聞けません。でも心が洗われますよね?九州弁や言葉の細かい意味がわからずとも、伝わる♪・・・これこそ琵琶芸術♪偉大な先輩♪情報有り難うございました。又良い情報お寄せ下さいね! (2006.06.04 06:40:48)

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