はんぺん

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2019.11.13
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カテゴリ: 反天皇制

歴史は繰り返す・・・戦後の天皇制を、今の時代に合うように変質させながら、その本質は変わらない・・・またまた、形を変えた(国体)が、忍び寄ってきた。 ​​

​「過去から学べない者は、過ちを繰り返す」--。米国の哲学者、ジョー

​今こそ、真剣に歴史の「過ち」に向き合うべきだのだ・・・(はんぺん)​



「天皇陛下万歳」連呼。「戦前っぽくて怖かった」の声も  
2019-11-11

 天皇陛下の即位を祝う9日の「国民祭典」の祝賀式典で、 「天皇陛下万歳」の唱和が繰り返された 。天皇、皇后両陛下が会場を出た後も続き、少なくとも16回。万歳三唱ならぬ、万歳「四十八唱」に令和の人々は何を思うのか。

 ■国民祭典の最後に

皇居前広場に約3万人が集まった式典の締めくくりが万歳だった 。伊吹文明元衆院議長が「世界の平和を願い」などと前置きし、「天皇陛下万歳」と声を張り上げ、参加者も唱和。 アイドルグループ「嵐」の5人も両手を上げた

その後も運営側の掛け声で、会場は「天皇、皇后両陛下万歳」「天皇陛下万歳」の連呼に包まれた。 両陛下も手に持ったちょうちんを上下に揺らした。

 式典はテレビ中継され、SNS上では万歳をめぐる投稿が相次いだ。「エンドレス万歳が怖い」「しつこいな」。若い兵士が「天皇陛下万歳」と叫んで死んでいった戦時に触れ、「不気味さしか感じない」との批判もあった。

一方で、「敬愛と祝意を伝えたいんだから、いいじゃない」「一体感を得た」などの肯定的な意見も。

 ■始まりは明治22年

国民祭典の主催は、伊吹氏が会長を務める「奉祝議員連盟」と、経団連など民間団体でつくる「奉祝委員会」など 。委員会には 改憲をめざす保守系団体「日本会議」も参加 。広報担当者は「お祝いの自然な気持ちとして」と万歳の連呼を説明する。

両陛下が姿を見せる前、 祭典では実在が証明されていない初代神武天皇の「即位」から2600年以上が経過したかのような説明や、古事記の日本創造神話を紹介する時間もあった。

 そんな祭典の最後を飾った「万歳」。始まりは、1889(明治22)年の大日本帝国憲法発布の日にさかのぼる。明治天皇の馬車に向かって万歳したのが最初だったとされている。

 首相を務めた若槻礼次郎が書いた「明治・大正・昭和政界秘史―古風庵回顧録―」によると、 それまでは天皇を歓呼する言葉がなく丁寧にお辞儀するばかりだったが、尊敬や親愛の感情を表現しようと、大学教授らが考えた言葉が「万歳」だったという。

 先月22日にあった 「即位礼正殿(せいでん)の儀」は国の行事。安倍晋三首相の万歳三唱に参列者が続いたが、「天皇陛下、万歳」の前に「御即位を祝し」と付け加えた 。国民主権の現憲法下で初の代替わりとなった平成の儀式を踏襲した。

 ■「権威高める思い」

 万歳が続き、SNSでは両陛下が「困るのでは」という投稿もあった。現場で見た原武史・放送大教授(日本政治思想史)は 「参加者は直接かスクリーンを通じて天皇皇后の表情がよく見えているはずなのに、二人の受け止めを考えず万歳を続ける様子が異様だった」

河西秀哉・名古屋大学大学院准教授(歴史学)は 「戦前のように天皇の権威を高めたいという保守派の思いが、長い時間の万歳に表れている」 と分析する。





























































祭典に 人気アーティストを参加させ、皇室に興味がない層も取り込む狙い があるとみる。 「『万歳』という言葉はかつて、天皇崇拝や軍国主義を進めるための方策だった。 そのことを考えてほしい」(中田絢子、佐藤恵子)






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最終更新日  2021.08.07 14:00:51
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