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狂犬国家を非難・糾弾しないリベラルたちの「罪」の巨大さを思う・・・ 2024-9-15 はんぺん 世界は、全体主義と民主主義との攻めぎあい(新冷戦)の真っ只中にある・・・と言ってきた。そして、MDSの過ち・・・間違った認識を指摘してきた。(参考)リベラルの名に値しないMDS・・・・ロシア全体主義の蛮行を糾弾するか、容認するかが、本来のリベラル派のメルクマール(指標)だろう・・・ 2024-8-28 はんぺんhttps://plaza.rakuten.co.jp/hannpenn/diary/202408290000/我々、民主派の主敵は、中国・ロシア・北朝鮮などを始めとした全体主義諸国・・・全体主義連合だ。 もちろん、自国の反動派! に対する反対運動も、欠かせないが・・・それに(かまけて)最悪の独裁国家連合に対する(闘い)をサボタージュすることなどは、本末転倒だ!! 日本リベラルたちの、これまでのような(極端な過ち)は、あり得ない・・・と言ってきた。なぜ、こんな間違いが起きるのか・・・その根本には、彼らの(社会主義幻想)がある・・・(洗脳)から解放されていない(悲惨な状況)がある! と。 ウクライナ侵略戦争が、始まった時に、言ってきたことだが、侵略国家ロシアを支援する可能性の高い、同じ狂犬国家の中国や北朝鮮の動向に注意しなくてはならない・・・と。彼らは、共通の敵・・・民主派に対抗するために、必ず結束の方向に動くだろう・・・と。 事態は、やはり最悪の状況に向かっているようだ。リベラルたちの(頓珍漢)が、露見してきたわけだが・・・ 古い世界観(社会主義対資本主義)のために、彼らの犯した罪の巨大さに、僕は、呆れている・・・いつまで、この大失敗が繰り返されるのだろうか?? 皆さんは、どう思われるか? はんぺん―――――――――――――――――――――北朝鮮製兵器の到着後、攻勢強めるロシア軍…ウクライナ情報機関トップ「尋常ではない量の砲弾を送り続けている」 2024-9-15 読売新聞 米ブルームバーグ通信によると、ウクライナ国防省の情報機関「情報総局」トップのキリル・ブダノフ局長は14日、キーウで開かれた会議で、北朝鮮が「尋常ではない量の砲弾をロシアに送り続けている」と述べ、北朝鮮がロシアのウクライナ侵略の最大の支援国だとの認識を示した。 ブダノフ氏によると、北朝鮮の兵器がロシアの港湾などに到着し、その8~9日後から、ウクライナ国内の露軍が約2週間攻勢を強めるというサイクルが繰り返されている。 北朝鮮の兵器は、製造されてから短期間でロシアに届いている模様だ。英調査団体「紛争兵器研究所」(CAR)は11日、北朝鮮で今年製造された弾道ミサイルがウクライナで8月に使用されたことが分かったと発表した。 CARが8月18日にキーウ近郊で見つかった北朝鮮製ミサイルの残骸を調査したところ、「113」と刻印された部品が見つかった。今年は北朝鮮の年号「主体」で113年にあたる。今年1月に回収されたミサイルの部品には「112」と刻まれており、CARは昨年製造のミサイルだと分析していた。
2024.09.15
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プーチンの蛮行を見て見ぬ振りをするな! 能天気な「護憲論」で平和は勝ち取れない。過ちを認めない醜惨なリベラルたち!! 2024-8-4 はんぺん「プーチン政権が、ウクライナのゼレンスキー政権を『ネオナチ』と決めつけ、メディアと一体になって住民を「大量殺害している」と批判する。」(本文) プーチンの言動を見れば「ネオナチ」は、プーチンの法なのだが・・・言論統制の恐ろしさは、デマが大量に拡散される一方、この真実が、隠され続けていることにある。 かって、開戦当初に起きた反戦運動は、徹底的なプーチンの弾圧で、押しつぶされた。(真実)を知った多くのロシア人は、すでに国外に避難している。 これが、ロシアの現実だ。「憲法9条を世界に」なんて、能天気な日本の(護憲論者)たちを、あざ笑うかのように、事実(現実)は、存在している。 戦争状態下では、言論は弾圧され、翼賛体制化が強力に、推し進められる。戦争の勝利には、強力な権力の集中は、欠かせない・・・能天気で、お気楽な(ニセ平和主義者)は、真っ先に、抹殺されるだろう。 ロシアの国営テレビは、日本の戦前の(大本営発表)を、そのまま繰り返したラジオ・新聞と、まったく同じ役割を担って、戦意高揚で国民を煽り立てている。 そういう現実の中で、ロシアによるウクライナ侵略戦争を考えたい・・・ 皆さんは、どう思われるか? はんぺん―――――――――――――――――――――――ウクライナ人は「ロシア人殺す」と叫ぶ少女、衝撃受けた高齢者。 国営TVがあおる恐怖(プーチン帝国の虚像) 2023年5月11日 朝日新聞 ロシア極東の街で1月下旬、ウクライナ侵攻に参加する兵士への支援物資を届けるボランティア団体が指定した受取場所を訪れたリディアさん(65)の手には、靴下などが入ったレジ袋が握られていた。 「自分でも何かをしないといけないと思い、いろいろ集めました。甘いものは絶対必要なので、お菓子も買ったんですよ」 ウクライナへの侵攻を続けるロシア。1年以上経ったが、反戦運動は影を潜め、いまもプーチン大統領は高い支持率を維持している。その大きな要因がメディアと一体で拡散されている政権のプロパガンダだ。多くのロシア人が見る世界は、日本での認識と大きく異なる。ロシアの人たちが住むのはまるで「アナザーワールド」(もう一つの世界)となっている。 この日は風が強く、体感温度は零下30度近く。リディアさんは紫色のダウンコートを着込み、ニット帽の上にフードをかぶる。優しい響きの言葉を口にする度に、真っ白な息が漏れた。 ロシア極東地域の年金支給額は月に2万ルーブル(約4万円)ほど。楽ではない生活の中で懸命に用意した物資なことがうかがえた。 そんなリディアさんを駆り立てたのはテレビで見た番組だ。有名な歌手が見せたウクライナ東部ドンバス地方で撮影したというビデオには、破壊された家の跡地に横たわる小さな赤ちゃんの姿が映っていた。家族は全員殺されたのだという。「この子はどう生きていくのか」と心配したリディアさん。自分にできることをしようと決めた。 「ロシア語を話すとおので殺される」 ロシアでは、プーチン政権がウクライナのゼレンスキー政権を「ネオナチ」と決めつけ、メディアと一体になって住民を「大量殺害している」と批判する。 特に高齢者への影響が大きいのが国営テレビの番組だ。作製者や目的がはっきりしないビデオなどが番組で使われ、ウクライナ側の「残虐さ」を強調する。 リディアさんが忘れられないと言う別の番組も、その端的な例だ。幼稚園から帰った5歳のウクライナの少女が、何をしたのかと聞かれ、「ロシア人を切った」と、大声で叫びながら腕を振り下ろしていたという内容だ。リディアさんは「彼らはロシア人を敵視している」と、とても心配した様子で訴えた。 リディアさんにとってウクライナは、「土地を奪っているロシア人は殺す必要がある」と考えている国だと子どもの頃から教えられている。「ロシア語を話すとおので殺される」と信じている。 ウクライナへの恐怖あおる番組、繰り返し流す国営テレビ ウクライナにおびえるロシアの高齢者に話を聞くと「おので襲われる」といった話をよく聞く。いまの時代には想像しにくい状況だが、こうした国営テレビで放映されたビデオが影響している可能性が高い。ロシアでは、毎週末になると、第2次大戦でウクライナの民族主義者がナチスと結託してひどい行為をしたといった、ウクライナへの恐怖をあおる長時間の番組が繰り返し放映される。 リディアさんは「ウクライナとロシア、ベラルーシは兄弟だと思っていたが、そうではなかった。彼らはウクライナが世界の中心であると考え、特にロシアが存在しない地球儀をつくろうとしている」として、ロシアによるウクライナ侵攻が不可欠だったと強調した。 侵攻で孫を失ったナタリアさん(71)と夫のウラジーミルさん(71)も支援物資を持ってボランティア団体の受取場所に駆けつけた。 孫のマキシムさん(当時25)は昨年5月、ウクライナ東部ドネツク州で「殺された」という。侵攻の最初から小隊長として前線で戦い、亡くなったのは誕生日の3日後。6月に故郷で埋葬された。 2人は「5人の兵士の命を救うなど部下からの信頼も厚かった。勲章も授与されたんです」と涙ぐんだ。 侵攻に反対する知人もいるが、ウラジーミルさんは2014年以降紛争が続く、ウクライナ東部ドンバス地方について触れ、「8年間、街が破壊され、子どもらが殺されたのを知らなかったのか。なぜ黙っていたんだ」と厳しく批判した。 前線に支援物資を送るロシア南部ベルゴロドに住むガリーナさん(64)は力を込めた。「私の父は大祖国戦争に参加し、2年間、捕虜になった。再びすべてが無くなると知れば、ぞっとするでしょう。ファシズムは倒さなければならないんです」――――――――――――――――――――――――鈴木一人 (東京大学大学院教授・地経学研究所長)2023年5月11日5時30分 投稿【視点】ロシアのプロパガンダの影響力を物語る記事だが、すべての人がこうしたプロパガンダを信じているわけではない。しかし、外国に関する情報が乏しければ、そうしたプロパガンダがすんなり入ってきてしまう。人が国際関係を学び、批判的な思考を獲得することの重要さを改めて感じさせる話だが、かつて80年ほど前、日本は今のロシアと全く同じ状況であったことは忘れてはならないだろう。
2024.08.04
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社会主義=全体主義の惨状・・・独裁者の蛮行で、国家そのものが、ボロボロに、なっていく 2024-7-20 はんぺん 東欧の社会主義国だったルーマニアを、日本共産党は、冷戦下の社会主義体制下での中ソ対立に対する(第3極)として、高く評価・・・当時の中国にも、ソ連にも、対等に(モノを言える)ユーゴスラビア・ルーマニア・日本共産党などの「自主独立路線」に一定の存在感があった・・・・ しかし、その内実が、次第に明らかになっていく・・・やはり、全体主義の惨状が・・・・ボロボロの惨状が・・・ (ウイキペディアから)中ソ対立においてソビエト連邦共産党と中国共産党双方に与せず、独自方針をとる共産党・社会主義政党の路線である。 日本では特に1961年以降の日本共産党の政党外交路線をさし、「他国の共産党には従属せず、日本革命の責任は日本共産党が負う」というもの。 020. クリスマスに処刑。…2011年12月25日 「Alte Burggeschichte / 古城物語」 チャウシェスク夫妻のムチャクチャぶりに、夫妻の独裁国家たるルーマニアは、1980年代に貿易赤字が2兆円を突破! 経済開発のために西側諸国から130億ドルを超える融資を受けたものの、経済の立て直しに失敗し、莫大な対外債務を背負うことになり、国家財政は破綻寸前となりました。 経済破綻→耐乏政策、飢餓輸出輸入を抑え、輸出を多くすることで外貨を獲得する。ルーマニア国内で生産、収穫された穀物や工業製品のほとんどを輸出に回し、莫大な対外債務を9年で完済するが、そのしわ寄せとして、国内で物資が不足し配給制度に・・・。 商店には行列ができ、やっと入手できたものも、どうしようもない粗悪品・・・。パン一つにさえ事欠く毎日となりました。停電、ガスの不安定供給は当たり前。暖房を制限され、冬は氷点下の寒さに震える。 国家の私物化窮乏した国民生活をよそに、大統領夫妻は贅沢三昧、国内各地に豪華な別荘を建て、バカンスや狩猟、クルージングを楽しみ、パーティーに明け暮れていました。さらに高価な衣類や宝石、ブランド品を買い漁り、国宝品まで私邸に持ち込んでいました。 莫大な隠し財産を持ち、贅沢三昧に明け暮れました。「彼女と付き合いたい」、「悪い虫がつかないように」というドラ息子(ニク・チャウシェスク)の希望通り、ルーマニアの妖精、ナディア・コマネチに勲章と邸宅を与え、特権階級に引き立てましたが、同時に秘密警察を付け、半ば軟禁。 憲法を改正し、みずからを任期なしの国家元首と位置付け、政府および党はこの元首の解任権さえ失いました。反体制派分子を抑え込むために秘密警察(セクリタテア)を創設し、それらを徹底弾圧。 独裁化が進んでいきます。権力の拡大、独裁化が強化される反面、国民は貧困化が進み、国力は弱まっていきました。 国民の館 権力者の最後の大プロジェクトは、国民の館と呼ばれる大宮殿の建設でした。多くの教会や歴史的建造物を潰し、8万人もの住民を強制退去。 長さ275m、幅(奥行き)235m、高さ84m、地上10階、地下4階建て、延べ床面積の総計は33万平方メートル、部屋数3107室、アメリカの国防総省(ペンタゴン)に次ぐ世界第二位の大きさを誇る巨大建造物で、建設費用は当時の日本円に換算して1500億円。 部屋の数は3107、国内産の大理石をふんだんに使い、クリスタルのシャンデリアは2800基以上、窓ガラスもすべてクリスタル製、至る所に金銀の装飾が施され、贅の限りを尽くした絢爛豪華な大宮殿です。 ■強制的人口増加政策 人口の増加は国力の強化とばかりに女性は45歳までに5人の子供を産むことを推奨(なかば強制)され、中絶を認めませんでした。離婚に対しても厳しい制限をつけるなど、徹底した人口増加政策を推し進めましたが、結局のところ失敗し、捨て子やストリートチルドレンを増やす結果となりました。 保育所も劣悪な環境で、ミルクにも事欠き、栄養失調で乳幼児を死亡させないためにとった苦肉の策が輸血。満足な血液製剤ではなく、針も使い回したため、HIV感染が増加してしまいました。 独裁者の妻、エレナは、保健管理委員会の委員長にも就任していたが、世界各地でエイズ患者が確認されるようになり、それが東欧諸国にも及ぶようになると彼女は、「共産主義国家にエイズは存在しない。」と根拠のない主張を展開。後のエイズ大流行の原因を作りました。
2024.07.20
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西側諸国による支援の強化を繰り返し訴えるゼレンスキー大統領「ウクライナは民主主義世界をロシアから守るために血を流している」に、今、応える事が出来るのか? 2024-7-18 はんぺん北朝鮮、中国などによるロシア侵略者への支援が、継続されている。分かっていたことだが、全体主義国家群は、団結を強めている。これが、地球の未来、人類の未来を 限りなく暗いものにしている。 ロシアによる侵略戦争は、力に勝るプーチンロシアが有利・・・の情報が、多くなってきた。法による支配が犯され、力による現状変更の試みは、一見、成功しつつあるかのように見える。 民主派の陣営は、アメリカやEU内の多くの国が国内矛盾を抱えており、分裂気味・・・・時間の経過ととも、今後の展開は、誰も予想できない状況だ。 日本では、全体主義国家群を狂喜させるような(自衛隊反対)(安保反対)(軍事基地反対)を叫び続ける偽リベラルが、蠢いている。何と言う事だろう!!新社会党・社民党・MDS・アサートたちの事だが・・・・・ 彼らは、日本の軍事強化に反対しながら、その何十倍もの急激な軍国主義推進の(中国)(北朝鮮)(ロシア)に、一切、非難・抗議してこなかった!!何というハレンチなんだろう・・・呆れて、モノもいえないとは、この事だ! 「ゼレンスキー氏はロイターとのインタビューで、自分自身に関する質問の大半からは逸れて、ウクライナの戦時同盟国の一部に対する強いいら立ちに焦点を当て、核心となる「もっと西側諸国の支援が必要だ」というメッセージを繰り返した。」(本文) 「ロシアによる侵攻を受けてウクライナ国民が一致団結した2022年には、ゼレンスキー氏の支持率は90%にまで跳ね上がったが、その後は長引く戦争への疲労感や評判の悪い徴兵推進策、声望ある司令官の解任、そしてここ数カ月ロシアが徐々に前進しているという戦況の暗い見通しに足を引っ張られている。」(本文) 「ゼレンスキー氏は西側諸国による支援の強化を繰り返し訴えているが、そこには「ウクライナは民主主義世界をロシアから守るために血を流しているのに」という倫理的な怒りが混ざる場合が多い。」(本文) 「1995年から2000年までクリビーリフ経済大学でゼレンスキー氏と同窓だったアンドリイ・シャイカン氏。「彼は年を取り、信じがたいほどの重荷を委ねられる人間になった。夜は2─3時間しか寝ていない。巨大なプレッシャーだ。見れば分かる」(本文) 「だが5年経った今、ゼレンスキー氏が政治家への道を歩んでくれたことに感謝している。生まれながらのリーダーであることを自ら証明したからだ。「彼が大統領になっていなかったら、私たちは今頃どうなっていたことか」(本文) 「ウクライナ民主主義を断固として主張し、既存体制の克服を掲げて選出された大統領」(本文) (全体主義の団結)と(民主主義の分裂)という現実を前にして、今、何が問われているか? 答えは、明らかだ!! 皆さんは、どう思われるか? はんぺん―――――――――――――――――――――――――――戦争は「素人大統領」をどう変えたか、苦悩増すゼレンスキー氏 2024-7-18 ロイター:焦点戦火で鍛えられ、米ワシントンで今月開催されたNATO首脳会議で西側諸国の指導者に強く行動を求めた今のゼレンスキー氏は、ショービジネス界で名をはせたテレビコメディアンはもとより、大統領になりたての頃の政界初心者とはまるで別人だ。 [キーウ 12日 ロイター] - 強烈でせっかち、かつ睡眠不足──。これがウクライナの戦時体制を率いるボロディミル・ゼレンスキー大統領(46)の過酷な日常だ。 2019年に大統領に当選したとき、ゼレンスキー氏の目標はウクライナを現代的な民主国家にすることだった。だがそれは、2022年に始まったロシアによる侵攻により打ち砕かれた。 大統領就任5年目を迎えた元コメディアンのゼレンスキー氏は5月、ロイターのインタビューで「5年前に私が望んでいたのは、ただ、自由主義経済を備えた非常にリベラルな国家だけだった」と語った。 だが最近のゼレンスキー大統領は、国内最大の小児病院が被害にあった空爆に対する怒りと苦悩のあまり、ロシアのプーチン大統領への殺意を口にした。 戦火で鍛えられ、米ワシントンで今月開催された北大西洋条約機構(NATO)首脳会議で西側諸国の指導者に強く行動を求めた今のゼレンスキー氏は、ショービジネス界で名をはせたテレビコメディアンはもとより、大統領になりたての頃の政界初心者とはまるで別人だ。 ゼレンスキー氏はかつて、ウクライナ版「ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ」を勝ち抜いたこともある。 ウクライナの首都キーウ(キエフ)で大統領就任の宣誓を行ったのは2019年。細身の身体にスタイリッシュなスーツをまとい、ひげをきれいに剃った少年のような顔つきだったゼレンスキー氏は、今やすっかり年を重ね、がっしりとして表情も険しく、お約束のように準軍事組織の戦闘服を着て、無精ひげと目の周りのくまが目立つ。 ゼレンスキー氏はロイターとのインタビューで、自分自身に関する質問の大半からは逸れて、ウクライナの戦時同盟国の一部に対する強いいら立ちに焦点を当て、核心となる「もっと西側諸国の支援が必要だ」というメッセージを繰り返した。 ロイターは、ゼレンスキー氏と共に働いてきた現・元ウクライナ当局者及び外国当局者8人のほか、過去に接点のあった複数の友人や同僚に話を聞いた。 彼らの説明によれば、リーダーとしてのゼレンスキー氏は、かつてよりタフで決断力が増し、ミスに対してより厳しく、偏執的な傾向さえ示しつつ、不眠不休のストレスや疲労にも耐えているという。 ゼレンスキー政権のレズニコフ元国防相は「睡眠不足政権だ」と述べ、大統領は着替えと歯ブラシの入ったバッグを手にウクライナ中を飛び回っていると続ける。その日の晩をどこで過ごすか読めない場合も多いからだ。 「切れ切れの睡眠、それが大統領の日常だ。夜間に協議を行い、時間を問わず、下院・上院で演説している」とレズニコフ氏。「年中無休、昼夜を問わずストレスモードにある。ゴールのないマラソンだ」 準備不足の部下には容赦しない。 ゼレンスキー氏のチームメンバーによると、ゼレンスキー氏は、部下の官僚や顧問が十分な準備をしていないと感じると退室を命じるという。このメンバーは、今年に入り動員計画を巡る情報キャンペーンを策定するためのミーティングで、いら立った大統領が側近らを解任した様子を振り返った。 「相手が準備をしていない、あるいは互いに矛盾していると判断すると、彼は『ここから出て行け、私にはこんなことをしている時間はない』と言う」とこのミーティングに出席していたチームメンバーは話す。ありのままのゼレンスキー氏について語るため、匿名を希望している。 インタビューに応じた人々の多くは、ゼレンスキー氏の精神的な持久力と、ウクライナの大統領、軍最高司令官、国際社会への窓口としての役割に適応する能力に感嘆していると口にする。 「優れた記憶力はゼレンスキー氏の大きな長所だ。膨大な情報を覚えていて、細部や微妙な違いをすぐに把握する」とレズニコフ氏。「私は間近で目撃したが、あっというまに英語をマスターしたのも、この才能のおかげだ」 レズニコフ元国防相は2023年9月、国防省内での汚職スキャンダルの後、ゼレンスキー氏に更迭された。自身は関与を否定している。だが、地政学分野での経験がほとんどないテレビコメディアン出身のゼレンスキー氏が、人員でも装備でも圧倒的な軍を持つプーチン・ロシアに勝つのは難しいのではないかという見方を一蹴する。 「ゼレンスキー大統領については、マーク・トウェインの言葉を引用したい」とレズニコフ氏。「犬のけんかで重要なのは身体の大きさではない。闘争心の大きさだ」 しかしその一方で、ゼレンスキー氏と複数回にわたり協議した欧州高官によれば、自身を暗殺しウクライナ指導部を動揺させようというロシア側の企図について、ゼレンスキー氏はますます被害妄想を強めているという。 「それも無理のない話だ」と高官は言う。 <過去にはお笑い動画での滑稽な姿も>今月のNATO首脳会議におけるゼレンスキー氏の深刻な訴えは、かつて視聴者を爆笑の渦に巻き込んだ不謹慎なお笑い寸劇とは対照的だ。 ユーチューブに投稿された2016年の動画には、将来ウクライナの指導者となる人物が、ズボンを足首まで下げた格好でピアノの前に立ち、両手が鍵盤からまるで離れたところにあるにもかかわらず曲を「演奏し」、聴衆を喜ばせている様子が映っている。 「もちろん、この5年間で彼は変わった」と語るのは、1995年から2000年までクリビーリフ経済大学でゼレンスキー氏と同窓だったアンドリイ・シャイカン氏。「彼は年を取り、信じがたいほどの重荷を委ねられる人間になった。夜は2─3時間しか寝ていない。巨大なプレッシャーだ。見れば分かる」 ゼレンスキー氏は1990年代、ウクライナ中部の製鉄都市クリビーリフで育った。クリビーリフはソ連崩壊の後、経済の混乱と犯罪の激増のもとで疲弊していた。 ゼレンスキー氏はエンターテインメント分野で生きる道を見つけ、故郷の地区にちなんで「クバルタル95」と名付けたコメディアングループを創設した。このグループは、旧ソ連圏で人気のあったロシアのタレント発掘番組KVNで優勝した。 2015年、ゼレンスキー氏は新たなテレビコメディシリーズ『国民の僕』に主演。政治腐敗に関する教室での発言がネットで話題になったことを発端として、ウクライナ大統領にまでのぼりつめる誠実な教師を演じた。 この役柄は、ソ連崩壊後の政治腐敗のまん延にうんざりしていたウクライナ国民の琴線に触れた。現実が芸術を模倣するという珍しいケースとなり、地滑り的な勝利でゼレンスキー氏を大統領府に送り込んだのである。 「クバルタル95」の台本作家アルテム・ガガーリン氏は、かつての上司が大統領選出馬を決めたときは困惑したという。 「ウクライナのトップクラスのコメディアンで、基本的に、ショービジネス界の大物だった。大統領になどならなくてもいいではないか、と」 だが5年経った今、ガガーリンさんはゼレンスキー氏が政治家への道を歩んでくれたことに感謝している。生まれながらのリーダーであることを自ら証明したからだ。「彼が大統領になっていなかったら、私たちは今頃どうなっていたことか」 <「軍事指導者」として> もちろん、あらゆる国民がゼレンスキー氏を支持しているわけではない。 ロシアによる侵攻を受けてウクライナ国民が一致団結した2022年には、ゼレンスキー氏の支持率は90%にまで跳ね上がったが、その後は長引く戦争への疲労感や評判の悪い徴兵推進策、声望ある司令官の解任、そしてここ数カ月ロシアが徐々に前進しているという戦況の暗い見通しに足を引っ張られている。 ウクライナ民主主義を断固として主張し、既存体制の克服を掲げて選出された大統領が、いまや戒厳令下の国家における支配者となっている。 ゼレンスキー氏の主な政敵は、軍事戦略や戦時下における統治や外交といった問題に関する重要な意思決定から排除されており、一般のウクライナ国民にも、ゼレンスキー氏のチームに権力が集中することへの不安を口にする人は多い。 キーウを拠点とする世論調査会社KIISでエグゼクティブディレクターを務めるアントン・フルシェツキイ氏は、「人々はゼレンスキー氏について、以前のように既得権層に対抗するコメディアン出身の政治家とは見ていない」と語る。 「ゼレンスキー氏は軍事指導者というイメージで、彼がかつて口にしていたジョークはすべて過去のものと思われている」 ゼレンスキー氏の支持率は60%前後で安定している。フルシェツキイ氏は、収束の展望が見えないまま戦争が長引くという「全般的に困難な状況を考えれば(支持率は)高い」と説明する。 ウクライナと米ワシントンでゼレンスキー氏と数回会談した米下院外交委員会のマコール委員長(共和党)は、ゼレンスキー氏が人々を鼓舞する戦時中の指導者としての立場に成長したとロイターに述べた。 その過程は、ロシア軍がキーウに迫った侵攻当初、ゼレンスキー氏が西側諸国による避難を拒否した時に始まったという。 「ゼレンスキー氏は常に真剣で、核心を突いてくる」とマコール氏。「ゼレンスキー氏やウクライナの司令官と会った時、欲しい武器のリストを渡されたことを覚えている」 <同盟国に対するいら立ち> マコール氏やバイデン米大統領のような支援者はいるものの、昨年10月にイスラエルとハマスの戦闘が始まって以来、ゼレンスキー氏は何とか国際社会の関心をウクライナの苦境に引きつけようと苦心している。 ゼレンスキー氏は西側諸国による支援の強化を繰り返し訴えているが、そこには「ウクライナは民主主義世界をロシアから守るために血を流しているのに」という倫理的な怒りが混ざる場合が多い。 EU高官は「ゼレンスキー氏は、ウクライナが何を必要としているか、我々が何をする必要があり、さもなければどのような結果に直面するかを15回は繰り返し、諦めない」と語る。 別のEU当局者は、ゼレンスキー氏が西側諸国に対するいら立ちを強めていると指摘。必要不可欠な同盟国との関係を悪化させないよう「慎重に行動する」ことを勧めると述べた。 ロイターの取材に応じた2人のEU当局者によると、ゼレンスキー氏が外国当局者との会合や電話会議の場で同じメッセージを力説し、自らの大義を辛抱強く訴えているという。 しかし最近、国際支援を集めロシアを孤立させることを狙ってスイスで開催された「平和サミット」以降、その論調に微妙ではあるが注目すべき変化が現れた。ゼレンスキー氏は戦争の公正な決着が緊急に必要であると強調し、今年後半に開催する2回目のサミットにはロシア側代表を招く可能性についても口にした。 ゼレンスキー氏は6月28日、スロベニア大統領との会談の後、「私たちはこの戦争を長引かせることは望んでおらず、できるだけ早期に公正な平和に到達しなければならない」と語った。 昨年、リトアニアの首都ビリニュスで開催されたNATO首脳会議に向かう途中、ゼレンスキー氏はNATOへのプレッシャーを強めようとして、加盟に向けた時間軸が提示されないのは「ばかげている」とNATOを批判した。 NATO加盟というゴールは相変わらず不透明なままだが、今月ワシントンを訪れたゼレンスキー氏はそこまで攻撃的ではなく、大統領首席補佐官は、同氏が今回の訪米の結果に満足していると述べた。 ゼレンスキー氏自身は、例外的な状況下でウクライナの指導者としてどう行動してきたかに関する質問を避けてきた。 大統領就任から5年が経過するのに合わせてキーウで行われたロイターのインタビューで、「自分の行動を評価することはできない。あまり倫理的ではないと思う」と述べた。「私はウクライナ大統領であることを誇りに思う。これがこの5年間の私の姿勢だ」 (翻訳:エァクレーレン)
2024.07.18
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全体主義を喜ばせるリベラルたちは、侵略戦争による多くの難民支援などは、考えも及ばない事だろう・・・これが、偏見と幻想に(洗脳)された人生の結末だ・・・ 2024-7/17 はんぺんそう、化石化しつつある 新社会党・社民党・MDS・アサート・・・あなたたちの事だが・・・ はんぺん ―――――――――――――――――――――ウクライナからの難民、国内避難民に支援を緊急支援にご協力ください(動画)https://www.japanforunhcr.org/appeal/ukraine?utm_source=facebook&utm_medium=paid-social&utm_campaign=JA_JA_VideoAds_Targeting_ua&utm_content=120210396426650058&sc_camp=19A636958CA947D4D2F7EB07B73B4EE5&fbclid=IwZXh0bgNhZW0CMTAAAR1nXRnPY_7d29ZFzC7D_VgNzmX5nJSv-NwL364TdWNLFzvl_GI3iFl122M_aem_oIJo32MIg84aJRf3YS4lMg 2022年2月24日、ウクライナへの大規模な侵攻開始。戦争勃発から2年以上が経つ今も、人々は激しい攻撃によって生活を打ち砕かれ、愛する人々と離ればなれになり、ウクライナ国内外で避難を強いられています。ウクライナ国外に逃れる難民は655万人以上*。また、ウクライナ国内では354万人以上**が故郷を追われています*。(*2024年6月現在 **2024年4月現在) ウクライナの戦争開始から2年今も人々は攻撃に耐え、支援を必要としています キーウの小児病院等に激しいミサイル攻撃ミサイル攻撃を受けたキーウの様子激動する世界情勢の中でウクライナへの関心は薄れつつありますが、2024年に入ってからもウクライナ各地で激しい攻撃によって多数の死者・負傷者が出ています。7月8日朝、ウクライナのキーウ、ドニプロ等を標的にしたロシアのミサイル攻撃により、キーウの小児病院を含む建物やインフラが大きな被害を受け、多くの民間人が死傷したことが報告されています。 UNHCRは、甚大な被害を受けた小児病院付近の家屋に住む家族に緊急シェルターキットを手配。また、心理社会的支援、法的支援、現金給付支援も実施予定です。(UNHCR(ユーエヌエイチシーアール)は、国連難民高等弁務官事務所 (United Nations High Commissioner for Refugees)の略称で、1950年に設立された国連機関の一つです。) 各地で繰り広げられる攻撃はこうしている今も多くのウクライナの人々に大きな苦悩を与えているにもかかわらず、以前のように大きく報じられることはなくなりました。 どうか、忘れないでください。ウクライナでは今でも各地で砲弾が降り注ぎ、多くの民間人の命と生活が脅かされ、そして支援を必要としていることを。
2024.07.17
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「護憲」で平和は守れない!!現実を見ないリベラル、歴史から学べないリベラルに、未来を託せない!!! 2024-7-8 はんぺん 全体主義の膨張の勢いは、止まらない・・・全体主義は、プーチンのロシア、習近平の中国、金正恩の北朝鮮だけではない・・・ 軍事国家ミャンマー、カンボジア、旧ソ連のベラルーシやトルクメニスタン、エリトリア(アフリカ)、アゼルバイジャン、ウガンダ、カザフスタン、カメルーン、キューバ、サウジアラビア、シリア、ジンバブエ、スーダン、ベトナム・・・世界的にも、選挙で成立した政権の全体主義化も顕著だ。 ロシア・中国などは、それらの国々との連携を模索している。 国連での様々な決定は、拒否権を持つ5か国だけでなく、グローバルサウスといわれる新興国などの影響力を受けることが多くなってきたが、彼らに浸透を強めているのが、ロシア・中国などの全体主義国家だ。 特に、中国の軍事大国化は、拍車がかかってきた。その軍事費の伸びは、世界的にも突出しているという。 しかし、このような(不都合な真実)が、リベラルたちの機関紙やHP上で、非難・糾弾されたことは無い!!彼らは、一貫して、民主主義では無く、全体主義に寄り添ってきたのだ!! 皆さんは、どう思われるか? はんぺん―――――――――――――――――――――Aufsatz Alte Burggeschichte / 古城物語020. クリスマスに処刑。…2011年12月25日ニコラエ・チャウシェスク (1918~1989)エレナ・チャウシェスク (1916~1989)https://aufsatz.web.fc2.com/Aufsatz/020.html―――――――――――――――――――――――「旗を立ててこい」ロシア兵は走った。命じられた片道切符 (ロシア・突撃兵の証言) 2024-6-28 ウクライナ東部ドネツク州=杉山正(朝日新聞ヨーロッパ総局長) ウクライナ東部ドネツク州の小さな町で5月下旬、ウクライナ軍の関係者と待ち合わせた。この場所が指定されたのは前日夜。現れたのは、愛想のいい屈強そうな2人の男性だった。 「携帯電話は持ってこないように」そう言われ、彼らが用意したSUV車に乗るよう促された。 幹線道路や農道。車は道に迷ったかのようにぐるぐると回った。しばらくして同じ道を通っていることに気がついた。 「また同じ道だ」 記者がつぶやくと、男性の一人が「道は覚えないでもらいたい」と言った。車はさらに進む。言われた通り、外の景色は見ないようにした。 30分以上かけて古びた平屋の建物の前に到着した。前線で捕らえたばかりのロシア兵を一時的に収容する施設だという。安全上の理由から、この場所は秘匿されている。今回、記者はここで、捕虜への取材を許可された。 「最も困難な状況」。ウクライナのゼレンスキー大統領は、東部ドネツク州の前線についてこう表現しています。ロシアが兵士を大量投入し、攻勢を強めているためです。一方、現場のロシア兵は何を思い、戦うのでしょうか。この最激戦地で捕らえられたばかりのロシア兵3人が取材に応じ、攻勢の裏側にある悲惨な実態を記者に証言しました。 建物の奥まった場所にある、4畳半ほどの部屋に通された。アジア系の顔つきのロシア兵が入ってきた。「ヤクート」というニックネームを名乗った。31歳。極東アムール州の出身で、父親が朝鮮系なのだという。1週間ほど前に捕虜になったばかりだった。 ヤクートは記者に、戦場で自分が命じられた「ある任務」について語った。 ロシア軍に入隊したのは昨年7月。軍務の経験はなかったが、自ら志願した。鉄道作業員として働き、給与は2カ月に1回で約10万ルーブル(約18万円)だった。軍に入れば、月給が4倍になる。「家族のためだった」。妻と11歳の息子に内緒で契約書にサインした。妻に打ち明けると「(戦場に行く)必要があるの?」と泣いた。 「この戦争に大義があるかどうかなんて、正直わからなかった」。ただ、ロシアメディアのプロパガンダに影響されて「仲間を助ける」という漠然とした気持ちもあった。 ロシアが占領するウクライナ南東部の訓練施設での初日、教官は「お前たちの命は無価値だ」と言った。訓練は2週間の予定。だが、規律違反があればすぐに訓練を切り上げ、前線に送り込まれると説明された。 一方でその頃、以前から指摘されていたずさんな訓練態勢を告発する動画が出回っていた。そのせいか、訓練期間は結局、3カ月間に延ばされた。それでも、「十分な準備ができていた」とは思わなかった。 ドネツク州の州都ドネツク近郊の激戦地に派遣された。激しい砲撃にさらされ、仲間は次々と死んでいった。 後から気づいた任務の目的 今年5月19日、上官からある任務を命じられた。「ロシアの旗を、立ててこい」 指定された民家の屋根に1人で行き、部隊名が書かれたロシア国旗を掲げるのだという。 部隊の偵察ドローンだけが、走る自分についてきた。旗を立てると、ドローンはいなくなった。同時に、複数方向から銃撃が始まった。 事前に知らされていなかったが、そこはウクライナ軍の陣地だった。「止まれ」と怒鳴る声が聞こえた。「殺さないでくれ、降伏する」と言って、カラシニコフ銃を捨てた。ロシア国旗は外され、自分に突き返された。 なぜウクライナの陣地に旗を立てに行かされたのか。その時に気づいた。「占領もしていない場所にロシア軍が前進したと主張するウソの動画をドローンで撮影するためだ」 戻れることはない、片道切符の任務――。自分の命が「宣伝」のために使われたのだと、記者に憤りをぶつけた。 前線では、メディアやSNSで伝えられるウクライナの兵器不足の影響を聞いたことも感じたこともない。ただただ、人が死んでいった。所属した部隊85人のうち無事だったのは12人だけ。仲間が大勢死んでいく前線を「肉ひき機」と表現し、「異常だ」と訴えた。 この頃、ロシア軍はウクライナ北東部ハルキウ州でも新たな前線を開き、攻勢を強めた。ヤクートは、「知っているが、熱狂など感じるわけがない。もっと兵士が送られ、もっと兵士が死ぬということだ」と言った。 部隊では、不満を口にしたらどうなるかわからない。だから、何も話さなかった。だが、「多くのロシア兵が、この戦争に明確な意味や理由がないと感じていると思う」と吐露した。 「自分が見たものを忘れられるかはわからない。でも、忘れたい」(ウクライナ東部ドネツク州=杉山正) ◇ 記者は取材に先立ち、取材に応じる意思を捕虜本人に確認するよう、ウクライナ当局に依頼しました。取材の際には直接本人に意思を確認し、同意を得ました。また、捕虜の人道的扱いなどを定めた「ジュネーブ条約」に抵触しないよう、顔写真と氏名を出さないこととしました。 この記事を書いた人・・・杉山正(朝日新聞ヨーロッパ総局長) ―――――――――――――――――――――「死ぬために送られる」ロシア突撃兵、インタビューで語った最激戦地 2024-6-28 朝日新聞デジタル ロシアが侵攻したウクライナの東部ドネツク州の激戦地で捕虜となったばかりのロシア兵3人が同州内の捕虜一時収容施設で、朝日新聞の取材に応じた。3人は別々の部隊で突撃任務に従事した際に、5月に戦場で捕らえられた。 ロシア兵3人は「志願兵」として、入隊の契約書にサインをして、不十分な訓練のまま前線に送られたという。ドネツク州にはロシアが大量の兵士を投入。2月に要衝アウジーイウカをロシア軍が占領して以来、徐々に進軍している。ウクライナのゼレンスキー大統領が6月、「最も困難な状況」と語る最激戦地になっている。 ただ、ロシア兵は取材に、ウクライナよりも自軍兵士が多く死んでいると指摘。前線には「死ぬために送られる」との声がもれ、「戦場は恐ろしかった」と口をそろえた。「2週間生き延びれば偉業だ」とも話した。(ウクライナ東部ドネツク州=杉山正)
2024.07.08
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リベラルよ・・・全体主義の脅威を見くびるな! 人類に最大の不幸をもたらす全体主義の侵略に備える事が、急務だ!! 2024-7-6 はんぺん 全体主義の蛮行が、続いている。ウクライナでも、ミャンマーでも、南シナ海でも、朝鮮半島でも・・・それに、見て見ぬ振りをしてきたのが、民主主義を声高に叫んできたリベラルたちだ。 こういう記事も、(不都合な真実)なので、リベラルたちが自分たちの機関紙で紹介して、非難・糾弾することは無い・・・のは、間違いない。2枚舌の彼らが、国民から見放され続けてきたことへの(反省)は、一切無い。 同じ偏見を持った者同士、批判されることのない身内同士で、のんびり群れているほうが、楽ちんで、居心地は良い・・・かくて、反省無き(無意味な人生)が、永遠に続く・・・??? 下記の記事・・・ロシア全体主義の脅威は「今、そこにある危機」だという事が、切実として伝わってくる。能天気な日本のリベラルたちには、おそらくピンとこないだろうが、何度も侵略を受け続けてきたフィンランドにとっては、他人事では済まされない重大事だ・・・ 「フィンランドはロシアと隣り合い、1939年から44年にかけて旧ソ連と戦った。国境沿いのラッペーンランタには、祖父母や父母がロシアの侵略に抵抗した過去を持つ人も多い。徴兵制があり、ロシアを警戒して常に戦争への備えを怠らなかったこの国にとって、社会の緊張は大きい。」(本文) (護憲幻想)に洗脳された新社会・社民党・MDS・アサート等のホームページでは、間違いなくスルーされる(不都合な真実)だ!! (MDSとは、民主主義的社会主義運動という、泡沫的社会主義政党の事だ) 皆さんは、どう思われるか? はんぺん――――――――――――――――――――フィンランドはなぜ国境を閉じたのか ロシアの影と欧州で高まる緊張 2024-7- 森岡みづほ 朝日新聞 「フィンランドがロシアと接する1340キロの東部国境を閉鎖する」。昨年11月、こんなニュースに驚いた。 昨秋以降、隣国ロシアからフィンランドに入国しようとする移民が急増したことが理由だという。ロシア国民ではなく、ほとんどが中東やアフリカなど第三国から来た人だ。 「国境や社会を不安定にするため、ロシアが移民を『手段』として送り込んでいる」。フィンランド政府はそう認定し、11月末までにロシアと接する8カ所の国境検問所をすべて閉鎖。ほぼ再開することなく、今年4月上旬に閉鎖の無期限延長を発表した。5月には「手段化された移民」を国外退去させる法案を議会に提出した。 「世界一幸福な国」といわれ、穏やかで平和なイメージがあるフィンランドで何が起きているのか。現地へ飛んだ。 移民の姿が見えない町・・・・フィンランド南東部ラッペーンランタ。ロシア国境から30キロほどしか離れていない、人口約7万人の小さな町の検問所にも昨秋、ロシアから移民が押し寄せた。 雪のちらつく4月下旬に訪れると、町は拍子抜けするほど平和そうに見えた。移民とみられる人の姿もない。 それもそのはず、入国した移民は、町はずれにある国営の移民・難民の施設に収容されていた。今も100人以上が難民申請の審査が終わるのを待っているという。 そのうちの1人に話を聞くことができた。 「政治のことはわからない。ロシアに利用されたかもわからない。でも僕はいつこの施設を出られるのか。新しい生活を始めたいだけなのに」 せきをきったように話し始めた男性は、29歳のオマーンさん。中東・シリアから欧州連合(EU)圏内を目指し、ロシア経由でフィンランドにやって来た。 故郷のシリアは政情不安定で、周辺地域の紛争にも人員を派遣している。ひとたび徴兵されればモノのように扱われると聞いていた。多くの男性が兵役逃れのため出国、2人の兄もオランダに逃れていた。 フィンランド行きを決断させた「動画」・・・・ 学生ビザが取りやすいロシアからEU圏に近づこうと考え、オマーンさんは2022年12月、サンクトペテルブルクの学校に入学した。 ロシアに着いても、いつシリアに強制送還されるかおびえていた。 スマホで、ロシアからフィンランドを入り口にEU圏に入る方法をアラビア語で伝える動画を見つけたのは昨年の秋のことだ。食い入るように動画を見て、決めた。「フィンランドに向かおう」 昨年12月中旬、タクシーに2時間乗り、ロシアのフィンランド国境近くに向かった。動画の指示どおり自転車を買ってタクシーに載せ、車道が無くなると雪の中を2時間こぎ、フィンランドの検問所にたどり着いた。 国境で難民申請の審査のためパスポートを預けた。念願のフィンランドだった。 だが、それから数カ月たっても入国許可のめどすらみえず、施設に隔離されたままだ。「不安で気が狂いそうになる」と、オマーンさんは声をつまらせた。 施設の関係者や他の収容者にも話を聞いた。現在施設にいるほとんどが、シリアやイラン、ソマリアなど政情が不安定な母国からロシアを経由し、昨秋以降にフィンランドに入国した人たちだという。 移民を手助けする「ガイド」を雇い、森を歩いて入国した人もいるが、多くはSNSで拡散された動画で「フィンランドからEU圏への入り方」を学び、ここにたどり着いていた。紛争が続く自国から逃れるためで、ロシアのウクライナ侵攻とは無関係のようだった。 移民流入とロシアの影・・・・ 昨年8月以降、ラッペーンランタの検問所を含め、ロシア国境からフィンランドで難民申請をした人は1300人以上に上る。フィンランド国境警備隊によると、それまでロシア国境から入ってくる移民はほとんどおらず、降ってわいたような突然の現象だった。 昨年11月下旬時点で、ロシアからさらに数千人が押し寄せているという情報があった。フィンランド政府が国境を閉鎖し、移民の国外退去まで検討しているのはこのためだ。 今のところ、移民によって地域社会が混乱するといった影響は出ていないが、公共放送YLEによると、国民の約7割が国境完全閉鎖を支持している。 国境警備を監督するマリ・ランタネン内務相は朝日新聞の取材に、「問題は移民の数でなく、その背後にあるものだ」と話す。 22年に始まったロシアによるウクライナ侵攻を経て、フィンランドは長年の中立を翻し、ロシアが敵対視する北大西洋条約機構(NATO)に加盟した。難民が急増したのはその約半年後だ。 ランタネン氏によると、移民がロシア政府に気づかれずに国境を越えることは不可能だ。つまり、ロシア当局が少なくとも「フィンランドに向かう移民を、以前のようには止めなくなった」ことは確かだという。 実際、フィンランドの国境警備隊や諜報(ちょうほう)機関の分析で、ロシア当局が移民に自転車を支給するなど、積極的に関与していることが明らかになった。 ロシアの同盟国ベラルーシとポーランドの国境では数年前から、EU圏への越境を試みる移民がたびたび押し寄せ、混乱が起きた。欧米メディアは「ベラルーシ政府が意図的に移民を送り込んでいる」と批判した。 同じことがフィンランドでも起きたのだと、ランタネン氏は言う。 「我々は隣国を侵略するような国と国境を接している。フィンランド国境はEUとNATOの対外国境でもある。外部の圧力を感じたら強く対抗しなければいけない」 「ロシアの手段」とされた人びとの実像は ロシアに対する警戒感は欧州全体で高まっている。ロシアが関与した可能性のある事件が多数報告されているからだ。 英BBCによると英国当局は4月、ロシアの民間軍事会社ワグネルに協力してロンドン東部のウクライナ関連企業に放火したとして、男2人を起訴した。ポーランドの大型ショッピングセンターやリトアニアの家具大手IKEAでは5月、原因不明の火災が起きた。 五輪を控えるフランス・パリでは6月、エッフェル塔の近くに、「ウクライナのフランス兵」と書かれたひつぎが置かれ、仏当局は男3人を拘束した。 国連機関の国際電気通信連合(ITU)は7月、ロシアがウクライナやフランス、スウェーデンなどの衛星システムを妨害したと報告。航空管制に影響が出たほか、テレビの子ども番組が突然、ウクライナ侵攻の暴力的な映像に切り替わったという。 メディアやNATO、欧州諸国の当局はこれらがロシアの「破壊工作」に当たると指摘する。 フィンランドはロシアと隣り合い、1939年から44年にかけて旧ソ連と戦った。国境沿いのラッペーンランタには、祖父母や父母がロシアの侵略に抵抗した過去を持つ人も多い。徴兵制があり、ロシアを警戒して常に戦争への備えを怠らなかったこの国にとって、社会の緊張は大きい。 だが「ロシアの手段」とされる移民たちに実際に会ってみると、彼らはロシアもウクライナも関係なく、母国を追われ、必死に新しい居場所を探している人たちだった。 安心して暮らせる場所がない。それはどんな心持ちだろうか。ロシアを警戒し防衛を強化する欧州と、居場所のない人びとの人生に言葉がなかった。 ◇ もりおか・みづほ 1991年生まれ。大阪社会部や国際報道部を経て、2024年2月にブリュッセルのヨーロッパ総局に着任。NATOや国際刑事裁判所、国際司法裁判所などを担当しています。 ――――――――――――――――――――好きな国「変わってしまった」 国境閉鎖、変化に戸惑うロシア系住民 ラッペーンランタ=森岡みづほ2024年6月25日 朝日新聞 バスを20台は止められそうな大型スーパーの駐車場には、一台の車も、人影もなかった。店先には「休業」の文字。この数カ月、ずっとこの状態だという。 ロシアとの国境に位置する、フィンランド南東部のラッペーンランタ。人口7万人ほどの小さな街に押し寄せていた、ロシアからの買い物客や観光客の姿は、いまはない。 昨年11月、このスーパーから数百メートルの場所にある国境検問所が突如、閉鎖された。以来、行き来は途絶えた。 ウクライナ侵攻を機に、国境を接するロシアへの警戒感を強める北欧フィンランド。4月にはロシアと接する東側の国境の無期限閉鎖を発表しました。ただ、そこには戸惑う住民もいます。その理由とは。 原因は、移民の存在だった。昨秋以降、ロシアからフィンランドに入国しようとする移民が急増。多くが中東やアフリカの人たちだった。 「ロシアが欧州に揺さぶりをかけるため、意図的に移民を送りこんでいる」 フィンランド政府はそう主張し、ロシアを非難した。 昨年11月にすべての国境検問所を閉鎖。4月にはその無期限延長を発表した。「私の好きなフィンランドは、変わってしまった」 住民のカーチャ・マロワさん(40)は言った。 この街から200キロしか離れていない、ロシア・サンクトペテルブルクの出身。大学時代に交換留学で1学期だけフィンランドに暮らし、大好きになった。外国人の自分にも優しい人たち、法と人権を重んじる社会。そんな国が、新鮮だった。 6年後、ラッペーンランタの大学院に進学。結婚し、この国で暮らすと決め、フィンランドの市民権も取得した。 地元メディアによると、ラッペーンランタには、マロワさんのようなロシア系の住民が数千人暮らす。 車に乗って気軽に母国に行き、親類に会う。親しい人が亡くなれば、葬儀に出向く。毎月、年老いた両親の介護のためにサンクトペテルブルクに通う人もいた。逆に、多くのロシア人観光客が週末にこの街にやって来た。 それが突然、国境封鎖で閉ざされた。さらに、ウクライナ侵攻後はロシア系住民に対する視線も厳しくなったと、マロワさんは感じている。 「ここで14年暮らし、私にとっては故郷だと思っていた。今では別の国に暮らすことも考えている」 もちろん侵攻は間違っている、と思う。ただ、「『普通の人』に何ができるのか」との気持ちがある。 「ナワリヌイ(ロシアの反政権派指導者で収監中に死亡)を見てください。プーチン政権に抗議した人たちはみんな投獄されている」 フィンランドとロシアの関係は、時代によって変化してきた。 フィンランドは1917年にロシアから独立。1939年から44年にかけての旧ソ連との戦争に敗れ、領土の一部を奪われた。戦後、ソ連と「友好協力相互援助条約」を締結。ソ連や東欧向けの工業製品の輸出で発展したが、一方で、戦争への備えは怠らなかった。 男性には徴兵制があり、一定規模の建物にはシェルター設置も義務づけられている。「対話」と「防衛・抑止」の両輪で、微妙なバランスを保ってきた。 それが、ロシアによるウクライナへの全面侵攻で一変した。 1300キロ超にわたりロシアと国境を接するフィンランドは長年の中立政策を転換し、ロシアが敵視する北大西洋条約機構(NATO)加盟を決断した。 フィンランドのシンクタンク「EVA」によると、2005年にロシアを「主な軍事的脅威」と回答した人は31%だったが、クリミア併合後の15年には50%に。ウクライナ侵攻直後の22年3月に行った調査では、それが84%にのぼった。 今回の国境閉鎖も、世論調査では7割のフィンランド国民が支持している。 一方で、EVAの調査では、別の側面も浮かび上がる。侵攻直後でも、73%の人が「ロシアには豊かな文化がある」と答えた。「ロシア市民はいい人だ」とする人は58%で、05年の48%より増加していた。 ラッペーンランタ市議会のユーリ・ハンニネン副議長(53)は、街を訪れるロシアの人たちは穏やかで、礼儀正しかったと振り返る。 ハンニネンさんの父は幼い頃、両親とともに現在のロシア領から移り住んできた。ラッペーンランタではロシアと何か縁があるのが普通で、決して、ロシアの人たちが悪者だとは思っていない。行き来を断たれたロシア系の人たちの苦しみも理解しているつもりだ。 それでも、22年2月、ロシアがウクライナに侵攻した時はすべてが予測不能になった。次は何が起こるのかと、市議会で何度も話し合い、考えられるすべてのことに備えるとの結論に達した。 NATO加盟も国境閉鎖も、「あらゆる事態に対応するための、国家レベルでの備え」だと支持している。 それはすべて、「平和のため」。ハンニネンさんはそう言った。(ラッペーンランタ=森岡みづほ)
2024.07.06
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「ブチャの虐殺」(2022年2月)から、始まったウクライナ侵略。主権国家への全面侵略を世界は、許さない・・・(法による支配)を守り、(力による現状変更)の企みを許さない力関係を!!! 2024-6-29 はんぺん ロシアによるウクライナへの全面侵攻が始まってまもなく2年となる。プーチンの独裁政治、ファシズムを打倒しない限り、真の平和は、あり得ないことが、ますます明らかになってきた。 あの(ブチャの虐殺)は、ウクライナ人に、全体主義が、どういうものであるかを、実例に力で示した。 今、人類に問われているのは、全体主義の跋扈を許すのか、それとも許さないのか・・・という事だろう。それは、(人類の未来を賭けた戦い)としてある。 その大義に、何と言う事だろうか? リベラルたちが、血迷って! 全体主義に寄り添ってしまったのだ・・・ 東アジアでは、(自衛隊反対)(安保反対)(沖縄基地反対)と叫んで、中国や北朝鮮を狂喜させてきたのだ・・・これを(犯罪)という・・・それ以外の言葉を、僕は知らない・・・・ 僕たちの自由・民主主義を利用して、彼らは、(自由)(民主主義)の無い独裁国家にエールを送り続けている・・・ 皆さんは、どう思われるか? はんぺん ――――――――――――――――――――――兄弟だったロシア「今はギャングのよう」。侵攻2年「私の、あの日」(私の、あの日 ウクライナ侵攻2年) 2024-2-16 杉山正(朝日新聞ヨーロッパ総局長) 朝日新聞 ロシアがウクライナに全面侵攻を開始してから2年近い月日が経とうとしています。空襲警報が頻繁に鳴り響くなど、戦争が日常化してしまったウクライナ市民の生活。この2年間で「最も忘れられない1日」を聞きました。(藤原学思、杉山正) アンドリー・ドゥブチャクさん(47)@イルピン 2022年3月6日 目の前で迫撃砲が着弾 私は、ロシアによるウクライナ侵攻を2021年から伝える地元メディアの創設者です。東部地域で14年に始まった侵攻が「忘れられた戦争」になっていることを危惧しています。 22年3月6日、キーウ近郊のイルピンにいました。激しい戦いが続き、高齢者や女性らが逃げていました。私が建物の影に隠れ、ウクライナ軍兵士にレンズを向けると、目の前で迫撃砲が着弾しました。攻撃で、道路側にいた一家が亡くなりました。43歳のタティアナと、18歳の息子ニキータ、9歳の娘アリーセです。 撮影した映像は世界中で使われ、戦争犯罪の証拠にもなりうるものです。ただ、心的外傷後ストレス障害(PTSD)の症状が出るようになりました。 それでも、前線からの報道を続けています。情報は最も重要で、最も危険な武器。ロシアはそれがよくわかっている。ただ、「真実」は、ウクライナにより近い位置にあります。双方の等距離にはありません。 平和とは、自由に選択ができること。思想や移動、投票を選べること。戦わざるをえない状況にないこと。残念なことに私たちはもう長らく、平和とは何かを忘れてしまっているのです。 セルヒー・シドレンコさん(44)@キーウ 2022年6月17日 EUがウクライナを加盟で勧告 欧州連合(EU)とは何かをウクライナの人たちに伝え、EUにウクライナを近づけるためにネットメディア「ヨーロピアン・プラウダ」を創設しました。(親ロシア路線の政権崩壊をもたらした)尊厳の革命(マイダン革命)後の2014年のことです。 ロシアによるウクライナへの全面侵攻が始まってまもなく2年となります。ウクライナの市民にとって「最も忘れられない1日」はいつだったのか。戦争が日常化する中で、人々が抱えてきた思いを取材しました。 当時はウクライナのEU加盟は、現実離れしていると多くの人が考えていました。しかし、(EUの行政を担う)欧州委員会が2022年6月17日、ウクライナを「加盟候補国」に正式に認定するように勧告しました。そして、同じ月の23日、首脳会議が承認しました。私は長い間、このために闘ってきました。私にとって、ウクライナにとって大きな勝利の瞬間でした。 ウクライナには同様に北大西洋条約機構(NATO)への加盟が必要です。プーチン(大統領)はとりつかれたようにウクライナをEUやNATOから遠ざけようとしてきました。 しかし、プーチンがこれまで行ってきた全てのことが、彼には逆効果となっています。むしろ、ウクライナをEU、NATOに近づける結果になっています。ただ、ウクライナにとっても大きな代償となってしまっています。 アンドリー・ブトリムさん(38)@スーミ 2022年4月11日 ロシア軍の撤退 私は、北東部スーミに暮らしています。ロシアの国境から30キロほどしか離れていません。人間は何事にも慣れるもので、空襲警報が鳴っても、反応しなくなってしまいました。 ロシア軍は侵攻開始後すぐ、スーミの占領を試みました。私は約1カ月間、州内の小さな村に避難しましたが、そこも包囲されました。スーミ州からのロシア軍の撤退が完了したのは、2022年4月11日です。 ロシアは「兄弟国」だと思っていましたし、親近感を持っていました。たくさんの友だちがいて、何度も訪ねていました。いまではロシアはギャングのように思えます。そこの友人と連絡を取らなくなりました。 プーチン(大統領)だけではなく、ロシア全体が問題です。ロシアは欧州や世界を悩ませ続けるでしょう。ロシアを解体してほしい。これ以上、隣国を苦しめないでほしいのです。 どのように終戦するのか、私にはわかりません。ただ、停戦について考えると、「これまでに犠牲になった人びとは何のために」という疑問が浮かびます。また、ロシアは必ず再び、戻ってきます。私はすべての資源を投入して、戦い続けるべきだと思います。 リュバ・ソロキナさん(30)@キーウ 2022年8月5日 夫との出会い ロシアによる全面侵攻開始の時、私はマンション11階の自宅にいました。窓ガラス越しに戦闘機が見えました。道路ではロシア軍とウクライナ軍の戦闘が行われていました。両親と犬2匹とともに2週間、駐車場で過ごしました。 プログラマーの夫とはマッチングアプリで知り合いました。初めて会ったのは2022年8月5日。彼はすぐに恋心を抱いてくれたようでした。彼といると、とても安心できるんです。電気不足の冬を経て、23年4月に結婚しました。戦争がなければ、こんなスピード婚は考えられませんでした。 私は大学で日本語を学び、名古屋で暮らした経験もあります。たこ焼きやうどん、カレーが大好き。都市では広島が好きです。過去の悲劇にかかわらず、「強さ」を感じられます。 日本に新婚旅行に行きたいね、あれを食べよう、あそこに行こうと、夫とよく話します。ただ、残念ながら、戦時下で男性は国外に出ることができません。 ウクライナ人が自分たちを守ることができるようになるのは、ロシアの崩壊と分割しか道はありません。「いつもの日常」は、その後で初めて、やってくるものだと思っています。 ナタリア・ルデンコさん(64)@キーウ 2022年9月1日 教え子との再会 キーウ近郊の公立校で、18年にわたって校長を務めています。預かる子どもは、1~11年生(日本の小学1年から高校2年)の1957人です。 小さいときから教師になることに憧れていました。チョークで家具に落書きしていたぐらいです。子どもたちは私にとってすべてです。子どもたちとともに人生を歩んできました。 しかし、ロシアによる全面侵攻で、状況は変わりました。授業はオンラインになり、子どもたちに会えない日が続きました。ようやく再会できたのが、2022年9月1日。誇りで胸がいっぱいでした。また自分の役目を続けられる、前に進むことができると。 その日に戻ってきたのは、全校児童・生徒の3分の2ほどでした。月日が経つにつれて増えて、いまは前の水準の児童・生徒数です。ただ、それは、ロシアの占領地域から引っ越してきた150人ほどの子どもたちを含めた数字です。 校長になる前は、物理の教師でした。アルキメデスの言葉が好きです。「我に支点を与えよ。されば地球をも動かさん」。ウクライナにとって、支点は勝利。それさえ得られれば、なんだってできないことはないと、そう信じています。 杉山正(朝日新聞ヨーロッパ総局長)
2024.06.29
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日本リベラルたちの、本性を見た! (非武装中立)の現実乖離を見た! 貴方なら、どうする・・・ 2024-6-23 はんぺん(平和ボケ)した、日本人、特に(護憲幻想)で洗脳されたリベラルたちには、この現実を突きつけたい!! そう、新社会党・社民党・MDS・アサートの、皆さんの事だ。(MDSとは、民主主義的社会主義運動という泡沫的社会主義政党の事) そう、世界は、暴力に満ち溢れている。「非武装中立」などと、呑気な(運動?)で、平和を実現するなど・・・(妄想)の世界に過ぎない。彼らに、政権を執ってほしくない・・・と、言い続けてきた。 ミャンマー(旧ビルマ)は、軍事独裁国家だ。中国、北朝鮮、ロシアのような(全体主義国家)陣営の中にあり、国連では、常に、中国、北朝鮮、ロシアなどと歩調を合わせてきた・・・・・ ミャンマーの民主派は、軍事独裁政権を打倒し、民主化実現のために、武装闘争を進めてきた。地政学的な理由から、民主派を支援する勢力は、少なく、「ミャンマーの問題はウクライナやガザ地区に隠れ、報道も少ない」(本文) 「世界は、全体主義と民主主義との(新冷戦)の、真っ只中にある・・・」と言ってきた。その認識に立てば、リベラルたちは、このミャンマー民主派の全面的支援)を呼びかけなければならないハズ・・・・だが、そのニュースを聞かないのは、不思議だ。 (非武装中立のため、武装闘争反対なのか???)またまた、見て見ぬ振りで、ごまかすつもりなのだろうか?? 日本リベラルの多くは、ロシアの侵略や 南シナ海・尖閣の中国の威嚇と挑発、北朝鮮による核ミサイルによる威嚇と挑発に、見て見ぬ振りを続けてきたが・・・今また、ミャンマーの民主派支援をサボタージュしている。 これって、(リベラルの本性)が、バレバレやんか!!!! 皆さんは、どう思われるか? はんぺん―――――――――――――――――――――目の前で仲間を撃たれ、兵士になった人気モデル 日本での「夢」とは 2024-6-23 テレビ朝日系(ANN) (「サタデーステーション」ディレクター 染田屋竜太) 木がうっそうと茂る山の中。掛け声をかけながら、足並みをそろえて走る人たち。その中に、色白で華奢な女性の姿が見える。ハニーヌェーウーさん、25歳。ミャンマー西部ラカイン州で、市民を攻撃する国軍に抵抗するため、訓練を続けている。 実は、3年半前は、ミャンマーの若い人で知らない人はいないくらいのインフルエンサーとしてモデルや俳優の活動をしていた。「自分の仕事が大好きだった」。そんな彼女がなぜ銃を手にすることになったのか。 「最後まで戦うつもりです。軍事政権をなんとかなくしたい」ハニーさんはパソコンのモニター越しにそう話した。柔らかく優しい感じの声だが、国軍の話になると、手ぶりを交えて声も強くなる。 ハニーさんが所属するのは、学生たちが中心になり、民主化のために国軍と戦うおよそ500人の部隊だ。今は本部で「会計担当」として物資調達などを担うが、いつ、最前線にでてもいいように訓練は欠かさない。体力トレーニングから銃の打ち方、救護方法を学ぶ。泥にまみれながら、食事も少なく、ぎりぎりの生活だという。 「3年半前には想像もつきませんでした」とハニーさんは話す。 若者はみんな知っている「インフルエンサー」 戦後、50年以上軍事政権だったミャンマーは2011年に民政移管し、2016年には、アウンサンスーチー氏率いる国民民主連盟(NLD)が政権を取り、一気に民主化が進んだ。 「ラスト・フロンティア」と呼ばれ、日本企業など世界から企業や資金が競うように進出、急激に経済成長した。軍政下ではご法度だった自由なメディアも生まれ、自由に発言できるSNSも瞬く間に広まった。 「私は自分の仕事が好きだった。夢や希望があった」。大学卒業したハニーさんはモデルとしてテレビCMに出演したり、ドラマや映画で演技を披露したりした。フェイスブックには約90万人のフォロワーがいるインフルエンサーとして、「ミャンマーの若い人で知らない人はいない」とさえ言われた。 私(ディレクター 染田屋竜太)は2017年から2020年まで、ヤンゴンに特派員として赴任していた。街のあちこちで工事が行われ、若い起業家たちが「こんな事業を始めたい」と目を輝かせて話していた。 それが一転したのが、2021年2月1日、国軍によるクーデターだった。実質的な国のトップだったアウンサンスーチー氏は拘束され、首都ネピドーや最大都市ヤンゴンには戦車や軍用車が並んだ。このクーデターは、その年の夏に引退を控えた、国軍司令官ミンアウンフラインが権力にしがみつくためだったといわれている。 私はすでに特派員を外れ日本に戻っていたため、現場の空気を感じられなかったが、以前取材した人と連絡がとれなくなり、連日、国軍の市民への攻撃やそれに反発するデモ活動などSNSの映像が次々に飛び込んできた。 ハニーさんはクーデター後、国軍のやり方に反対するデモにも参加した。ただ……。 「(クーデター直後は)そこまで深刻だと感じていなかった」という。連日デモ活動が続き、各国が一斉にミャンマーを厳しく批判。専門家らの間では「国軍の政権はそれほど長く続かないのではないか」という予測もあった。 だが、デモが各地で盛り上がると、国軍はちゅうちょなく市民を銃撃し始めた。デモに参加していたハニーさんは、記憶から消せない光景を目にする。 人生を一変させた、ある光景「国軍は、武器さえ持っていない仲間を目の前で、残酷にも撃ち殺しました」 この瞬間、「何かしなければ」という気持ちがふくらみ、おさえきれなくなったという。「私は自分の仕事が好きだった。夢に向かって頑張っている途中だった」だが、仲間が、国全体が軍に好き放題にされていることに気づいた。息子を殺され、遺体にすがりながら泣き崩れる父親の姿をSNSで目にした。ハニーさんも涙を流さずにはいられなかった。 「仲間と一緒に自由のために戦いたい」両親は「お前を危険な目に合わせたくない」と反対したという。だが、ハニーさんは折れなかった。「今まで自分のため、自分の家族のために生きてきた。これからは仲間のため、自由のために何かしたい」 私は、ミャンマーで特派員をしていた時からそうだが、記事などで「民主化」とか「自由」という言葉を使うとき、何となく「恥ずかしさ」を感じてしまう。裏返せば、自分がこれまでの人生でそういうことを肌で感じてこなかったからだと思う。「平和ボケ」していたのかもしれない。 実は、クーデター後も、ヤンゴンなどはショッピングセンターも開き、「普通」の生活が営まれているようにも見える。ハニーさんも、ヤンゴンで家族と暮らす道を選ぶことはできた。だが、命の危険をおかしてまで「戦う」道を選んだ。 本来は特派員の時のように現地に行って、民主化部隊の生活や訓練を取材し、ハニーさんと対面でインタビューをしたかった。だが、現在はジャーナリストビザの取得も簡単には認められず、入国を果たしても、国軍に尾行されることが予想される。ハニーさんたちがいる場所まで軍に伝えてしまっては、何のための報道かわからない。泣く泣く、リモートでの取材にした。 「日本に行ってみたい」その言葉に続いたのは……訓練や部隊の作戦会議後、疲れているのに「ぜひ話したい」とハニーさんはZoomでのインタビューに応じてくれた。部隊の基地は、竹で組んだ簡素な小屋。雨季で蒸し暑く、汗が噴き出す中、言葉を選びながら答えてくれた。 ――ヤンゴンで暮らすこともできた。後悔はしていない?「後悔はしていません。何もやらずにはいられないと思いました」――どんなふうに軍に対抗している?「武器も着るものも必要なものしかない。皆、節約しながらぎりぎりの生活をしています」「(国軍の攻撃で)仲間も失っています。そんな時は、なぜ支えられなかったのか、自分を責めています」 これまでの自分の人生、思いや今の生活を、時々考え込みながら話してくれた。「日本の人に、何かメッセージがありますか」と尋ねると、ハニーさんは一瞬笑みを浮かべた。 「実は、東京ディズニーランドに行きたいんです」「日本に行けるなら、お花見をしてみたい、着物を着て写真も撮ってみたいです。私は日本のアニメや漫画を読んでいて、日本の文化に触れたいんです」 そして、少し声を落としていった。「もし私が生きて、日本に行くチャンスがあるなら……」 理解はしているつもりだったが、彼女が本当に「死」と隣り合わせだと、頭を殴られたような衝撃を感じた。「自分たちが望む新しい国で安心して、平和で、楽しく暮らしたい。もし命を落とさずにいられれば、それを希望に進みます」 「隠れた」ミャンマー問題、「忘れないで」ハニーさんたちの部隊は、ラカイン州の少数民族勢力、「アラカン軍」と協力しながら国軍に抵抗している。空爆など圧倒的な戦力の差に押し込まれていたが、今は少し押し返しているという。部隊のリーダーは、「戦闘中に手足を失うなど大けがをする仲間も多い。僕たちは皆、昔の生活を捨てて武器で戦う道を選んだ。ハニーさんもいろいろなものを犠牲にした。尊敬できる同志だ」と話してくれた。 ハニーさんはインタビューの最後のメッセージに力を込めた。 「世界には私たちの国のように、市民が権利を奪われ、正しくないことがあふれた国がある。そのことを、皆さんにも知ってほしい」 訓練を一通り終えたハニーさんは近く、より危険な地域に移る可能性もあるという。個人的には、ミャンマーの問題はウクライナやガザ地区に隠れ、報道も少ないと感じている。その裏では、彼女のような若くて将来もあった人が、人生を投げうって「自由」のために戦っている。その現状を伝え続けたいと思う。 テレビ朝日 (「サタデーステーション」ディレクター 染田屋竜太)
2024.06.23
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新社会党・社民党・MDS・アラートの無責任リベラルに鉄槌を! 人民を裏切る全体主義者の蛮行に、いつまで加担するのだろうか?? 2024-6-18 はんぺん 「プーチン氏、いとこの娘を国防次官に抜擢」(本文)全体主義=独裁体制下では、独裁者は、やりたい放題だ。 このプーチンだけではない。以前、金正日や息子の金正恩たちが、気に入らない部下を、見さかいなしに、公開処刑したニュースを 覚えているだろうか? また、金正恩が、実娘を視察やイベントに同行させて、特権階級を周囲に見せつけた言動も、あった。特権階級なんて、リベラル派たちにとっては、もっとも遠い距離にあるハズの、受け入れられないモノでは無いのか? これを非難、糾弾しないリベラルたち・・・見て見ぬ振りをするなどのハレンチぶりを、言行不一致=2枚舌と批判されて、言い訳できないだろう・・と思うが・・・どうだろう??? 独裁体制下の国家が、この地球上に、着実に増えているのは、明らかだ。プーチンは、この増え続ける全体主義国家を、味方につけて、ウクライナ侵略戦争を正当化しようとしている。 日本リベラルたちは、光栄にも? プーチンの蛮行に目をつぶることで、その一員に加えられてきた。そして、(自衛隊反対)(安保反対)で、全体主義者たちを、狂気させてきたのだ。 皆さんは、どう思われるか? はんぺん(MDSとは民主主義的社会主義運動という、泡沫的社会主義政党の事)――――――――――――――――――――プーチン氏、いとこの娘を国防次官に抜擢 侵攻兵士の支援団体で活動 2024-6-18 朝日新聞デジタル新たにロシアの国防次官に任命されたアンナ・ツィビリョワ氏(52)。プーチン氏のいとこの娘で、ケメロボ州知事の妻だ=ロシアのテレグラムチャンネルから ロシアのプーチン大統領は17日、国防省の次官人事に関する大統領令に署名し、自身のいとこの娘、アンナ・ツィビリョワ氏(52)を国防次官に任命した。ツィビリョワ氏は、ウクライナ侵攻の兵士を支援する財団で活動している。国防次官への抜擢(ばってき)は異例だ。 ロシアの独立系メディアなどが伝えた。夫のセルゲイ・ツィビリョフ氏も先月発足の新内閣で、シベリアのケメロボ州知事からエネルギー相に登用されていた。 プーチン氏は国防次官の総数を11人から12人に増員し、4人の次官を解任したうえで、ツィビリョワ氏を任命した。国防省によると、同氏は兵士の社会保障の問題などを担当する。 プーチン氏は5月、戦争中にもかかわらず、国防相をそれまで10年以上務めていたショイグ氏から、経済畑のベロウソフ前第1副首相に交代させた。ウクライナ侵攻で国防予算が増大する中、組織改革や企業との連携を進めるためとみられている。 ロシア国防省では次官ら幹部が汚職で相次いで逮捕されており、ベロウソフ氏の指揮で体制刷新を急ぐ狙いもあるとみられる。 朝日新聞社
2024.06.19
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全体主義による(地球制覇)を許すな! リベラルたちへ、目を開け! 洗脳から目覚めよ!! 2024-6-13 はんぺん 以前から、全体主義による、浸透工作について、何度も警告してきた。(参考)静かなる侵略(サイレント・インベージョン)は、今そこにある危機 (はんぺん)https://plaza.rakuten.co.jp/hannpenn/diary/202109150000/ 70年の安保闘争前後が、僕にとっての(変革)の序章だったが、その前後に起きた、様々な諸事件を前にしても、(社会主義擁護)で、言い逃れをしてきた左翼リベラルたち・・・ 文革の破産(1966年)、ワルシャワ条約機構軍によるチェコ軍事介入(1968年)、チェルノブイリ核事故(1986年)、天安門事件(1989年)、ソ連崩壊(1991年)・・・ 我々は・・・・彼らは、歴史から、何を学んできたのだろうか??どこに行きつこうとしているのか?いつまで、洗脳キャンペーンを続けるつもりなのだろか? 彼らの目指す(社会主義)なるものは、空中楼閣だったという事だ。無残な結末を迎えた(総括)もできずに、いまだに(妄想)を振りまいて、宣伝・扇動をくる返し続けている様は・・・(悲劇)としか、言いようがない。 皆さんは、どう思われるか? はんぺん ―――――――――――――――――――――――――――「私は北朝鮮の政治工作員です」「本当のことをお話しします」逮捕された幹部工作員が心を開くまで ある取調官の機転(2003年12月15日放送「きょうの出来事」リメイク) 日本テレビ(動画)https://www.youtube.com/watch?v=hJrjO5EwOiQ&t=0s ※2003年の放送を、再編集して公開しています 北朝鮮による拉致事件の被害者5人が帰国してから10月15日で20年になる。しかし、まだ帰国を果たせていない拉致被害者は政府認定だけでも12人。この20年間で拉致問題の解決に向けた大きな進展はないというのが実情だ。 また、戦後、北朝鮮の工作員が頻繁に日本に出入国を繰り返していたことが分かっているが、その多くは実態が解明できていない。北朝鮮の工作員は当時、日本でいったい何をしていたのか。 日本テレビが独自入手した500ページを超える極秘捜査資料には、日本に潜入し41年前に逮捕された北朝鮮工作員の活動の実態が、供述とともに事細かに記されていた。逮捕された幹部工作員は、どのようにして“完落ち”したのか。幹部工作員と正面から向き合ったある取調官の半年に及ぶ取り調べの全容に迫る。(2003年12月15日放送「きょうの出来事」リメイク) ――――――――――――――――――――【極秘資料】当時、日本は知っていた――ただ1人“完全自供”した北朝鮮幹部工作員が語ったスパイ活動の実態(2003年12月15日放送) 日本テレビ(動画)https://www.youtube.com/watch?v=f7uM_lBh1HQ&t=0s ※2003年の放送を、再編集して公開しています0:00 日本テレビが入手した「極秘捜査資料」0:34 北朝鮮の幹部工作員が逮捕されるまで2:32 明らかになった事実①:“追いつけない”工作船4:16 明らかになった事実②:拉致される場所の共通点6:28 明らかになった事実③:日本での工作活動の実態 北朝鮮による拉致事件の被害者5人が帰国してから10月15日で20年になる。しかし、まだ帰国を果たせていない拉致被害者は政府認定だけでも12人。この20年間で拉致問題の解決に向けた大きな進展はないというのが実情だ。また、戦後、北朝鮮の工作員が頻繁に日本に出入国を繰り返していたことが分かっているが、その多くは実態が解明できていない。北朝鮮の工作員は当時、日本でいったい何をしていたのか。 日本テレビが独自入手した500ページを超える極秘捜査資料には、日本に潜入し41年前に逮捕された北朝鮮工作員の活動の実態が、供述とともに事細かに記されていた。捜査資料からわかった当時の工作活動の実態とは?(2003年12月15日放送「きょうの出来事」リメイク)" ――――――――――――――――――――――歴史上最も有名な悪役は誰ですか? (QUORAから)(回答者) Kenji Kawaiソ連の指導者スターリン以上に邪悪な人物を私は見つけたことがありません。 勝利者は常に歴史を書きます。私は、彼が数百万人をシベリアの絶滅収容所に移送したことや、数万人の国民を処刑したこと、赤軍の最高の将軍や士官を処刑した大粛清については話しません。 私のテーマは彼が介入し、何百万もの兵士と民間人の死を引き起こした失敗した戦争戦術についてです。 (戦後、傷痍軍人や手足を失った人たちはどうなったのか) 1941年から1945年にかけての大祖国戦争(第二次世界大戦)の戦場で、50万人近いソ連の兵士と将校が手足を失った。彼らは民間生活に戻り、そこで自分たちは誰の役にも立たず、仕事にも就けないことに気づきました。彼らは生活をやりくりするために、通り、劇場、市場をさまよい、物乞いをしました。 ヨシフ・スターリンは、ソ連の都市景観を台無しにするのを止めるために、この恥ずべき大衆を公の場から排除するよう命じた。 レニングラードや他の主要都市から、障害のある退役軍人が誘拐され、トラックに放り込まれ、フィンランド国境近くのラドガ湖畔まで連行され、そこからボートでヴァラーム島まで連れて行かれた。 戦争と労働の障害者ホームは、1948 年に旧修道院の建物内に設立されました。リムレスの退役軍人は、身体が不自由でありながら敵との戦闘で命を落とさなかったため、最悪の犯罪者と同じように過酷な孤立環境で暮らしていました。 手足をすべて失った人々は、からかうように「サモワール」と呼ばれました(足と腕がなければ、人はロシアのサモワールのように見えるため)。特にサモワールは苦戦した。彼らは常に子供のように縛られていました(下の写真を参照) 夏には屋外に連れ出されて川や湖の横の芝生の上に置かれるため、尿や糞が水路に垂れ落ちます。寝返りを打って入水自殺を図る人もいた。看護師たちは彼らを憐れみ、彼らに人生の意味を与えるためにサモワール合唱団を結成させた。 最初の数年間、建物には電気も暖房もなく、診療所もなかったので、何千人もの人が風邪や治療を受けられなかった病気で亡くなりました。 この期間中、キリロ=ベロゼルスキー、アレクサンダー・スヴィルスキー、ゴリツキーなど、同様の施設がソ連全土に出現したが、いずれも人里離れた寒冷な場所にあり、人間の生活から隠され、放棄された修道院にあることが多かった。そこには10万人から20万人の障害のある退役軍人が収容されていた。 母親、妻、姉妹たちは、国家によって誘拐された障害のある親族を捜索した。戦後、多くの女性が障害者施設に問い合わせの手紙を書いたり、訪問したりしたこともありましたが、これほど幸運なことはめったにありませんでした。 障害者の中には、愛する人たちに自分の醜さや無力さを見せたくなかったために、故意に親族の前に姿を現すことを拒否し、本名さえ隠した人もおり、その結果、これらの人々は集団的な歴史的記憶から自分たちが消去されていることに気づきました。 国の支援を受けていない少数の個人愛好家が、退役軍人専用の寄宿学校に遺骨を隠した人々の真実を探ろうとしている。そのうちの1人はモスクワの系図学者ヴィタリー・セミョーノフである。 定期的にヴァラーム島に祈りに来るウラジミール・プーチン大統領は、この列島で非人道的な環境で生死を強いられた障害のある退役軍人のことには一度も言及しなかった。
2024.06.13
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理念とは、相容れず・・・社会主義は必ず腐敗する・・・いつまでも、永遠に。 2024-6-1 はんぺん 社会主義を掲げていた旧ソ連では、市民社会の隅々まで、(袖の下)が、モノをいった社会だったと言われていた。旧ソ連だけではない・・・社会主義を旗印にした多くの国々では、民主主義的ではない現実が、横行していた。 (一人はみんなのために、みんなは一人のために)は、幻だった。きれいごとは、スローガンのため???宣伝と扇動が、全体主義の全てだったのだ。 この現実を どれだけの自称社会主義者が、理解していたか? 「社会主義の勝利は、明らかである」「私は、社会主義者だ」と啖呵を切った美濃部東京都知事は、少なくても(ボンクラ)だった事は、明らかだ。 下記のロシアの情報は、ロシア軍部内部での腐敗や、それを利用して、権力基盤をさらに固めて、私腹を肥やそうという独裁者:プーチンの(現実)だろう。 皆さんは、どう思われるか? はんぺん―――――――――――――――――――――――露国防省で始まった粛清。高官5人拘束、特務機関FSBが暗躍 遠藤良介 2024-5-27 産経新聞ロシア国防省の次官や参謀次長ら高官5人が、4月下旬以降に相次いで拘束・訴追される異常事態となっている。国防相だったショイグ氏が今月、交代させられたのに合わせた動きで、ショイグ氏に近い勢力への「粛清」が行われている形だ。情報・特務機関の連邦保安局(FSB)がプーチン露大統領の了承を得て暗躍している。 異変が始まったのは4月23日。軍関係の建設事業を管轄していたイワノフ国防次官が、巨額収賄の容疑で連邦捜査委員会に拘束された。ショイグ氏とともに国防省の幹部会議に出席した数時間後に拘束され、制服姿のまま裁判所でテレビカメラの前に立たされるという逮捕劇だった。 プーチン氏の通算5期目が5月7日に始動したのに伴う内閣改造で、ショイグ氏は国防相を解任され、国家安全保障会議書記に就いた。この人事に続いて4人の国防省高官が拘束・訴追されている。 14日にはクズネツォフ人事総局長が巨額収賄、21日にはウクライナ侵略を担う第58軍の元司令官、ポポフ少将が巨額詐欺の容疑で拘束・訴追されたことが分かった。23日には通信総局長を兼務するシャマリン参謀次長が巨額収賄、ベルテレツキー物資調達局長が職権乱用の容疑で拘束・訴追されたと報じられた。 高官らを拘束したのは連邦捜査委員会だが、実質的にはプーチン氏の出身母体である情報・特務機関、連邦保安局(FSB)による動きだとされる。 英字メディアのモスクワ・タイムズは複数の消息筋の話に基づき、5人の拘束は「粛清の始まりにすぎない」と指摘。FSBは「汚職根絶」という体裁をとりつつ、2022年のウクライナ侵攻が初期に失敗した責任を軍上層部に負わせ、莫大な軍予算の利権を得ようとしていると伝えた。クレムリンによる暗黙の了解を得ているという。 軍や治安機関の動向に詳しいロシア人ジャーナリスト、ソルダトフ氏は自身の論考で、一連の拘束劇の黒幕はFSBの「第3局」と呼ばれる軍事防諜局だと解説した。これは謀反を起こさないよう軍を監視する部局で、プーチン氏によって権限が拡大されてきた。 ソルダトフ氏もまた、「ウクライナの戦線が順調に見える今、プーチンは22年の(緒戦の)失敗について、将官らを攻撃する好機だと判断したようだ」と述べている。 ウクライナ侵略の緒戦の失敗は、FSBで近隣諸国を担当する「第5局」がプーチン氏に不正確で楽観的すぎる情報を上げたことに起因する。「第5局」の幹部らはすでに処分されたが、FSBの軍事防諜局が今、軍上層部への激しい攻撃に出ている格好だ。 プーチン氏は、エリート層の派閥の一つが強くなると、別の派閥にてこ入れしてバランスをとる人事術で知られる。昨年6月に民間軍事会社ワグネルを率いるプリゴジン氏の反乱が失敗して以降、ショイグ氏は反対派を一掃して基盤を固めたとみられていた。そのショイグ氏が、安保会議書記の席を得たとはいえ、激しい攻撃にさらされている構図でもある。 一連の高官拘束ではFSBの強大さが改めて明らかになったが、果たして軍部に反発は起きないか。なおプーチン体制下では、新任のベロウソフ氏まで国防相は4代続けて「非軍人」である。(外信部次長兼論説委員)
2024.06.01
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問われる民主派の結束・・・世界を地獄から救えるのか? 許されないリベラル派の(裏切り)・・・ 2024-5-11 はんぺん ウクライナ侵略戦争が、重大局面を迎えているようだ。軍事大国のロシアが、小国の主権国家に、(特別軍事作戦)という名の軍事侵略を始めたのは2022年2月24日ではない・・・ 2014年には、彼らロシア軍は、すでにクリミヤ半島を軍事侵略し、軍事占領して、ロシアに編入した・・・ これが、全体主義の脅威ということだ。プーチンは、まさに あのヒットラー同様の独裁者であり、鶴の一声で、他国侵略を命令できる・・・習近平も、同じ、北朝鮮の金正恩も、同じ・・・ 周辺国家は、いつ侵略を受けるか・・・怯えながら暮らしているのだ・・・・ この独裁者たちを 非難しない者は、本来、(リベラル)とは、呼べない・・・のだが、どういうわけか? 彼ら(社会主義政党)は、日本では(リベラル派)で、通用しているのが、僕には、理解不能なのだ・・・・・ 新社会党・社民党・MDS・アサートなどのグループに、参集する(社会主義者?)たちの事だが・・・・(MDSとは、民主主義的社会主義運動という泡沫的社会主義政党の事) いつも彼らのHPを見るたびに、苦々しく感じる。あの50年前の(社会主義洗脳)の呪縛が、未だに解けない彼らの事を・・・ 皆さんは、どう思われるか? はんぺん―――――――――――――――――――――――――ロシアとの戦争、2カ月以内に重大局面。ウクライナ司令官が予想 2024-5-11 ロイター [10日 ロイター] - ウクライナのパブリュク陸軍司令官は、ウクライナへの武器供給の遅れをロシアは利用しようとしていると述べ、戦争は今後2カ月で重大な局面を迎えるとの見方を示した。英誌エコノミストが10日、インタビューの内容を伝えた。 「われわれが1─2カ月で十分な武器を入手すれば、状況が不利に転じる可能性があることをロシアは承知している」と語った。 インタビューはロシア軍が10日にハリコフ近郊で攻撃を開始する前に行われた。パブリュク氏はロシア軍が東部のルガンスク、ドネツク両州をゆっくりと前進することに集中するとの見方を示した。ウクライナは防空体制の高める必要があるとし、F16戦闘機が配備されれば強化が図られると述べた。 「(ロシアは)最も適切な方向を選択する前に、ウクライナの戦線の安定性を試している」と語った。 また首都キーウの防衛体制に改めて重点を置くべきとの考えを示した。「東部の状況がいかに厳しくても、キーウの防衛は依然として主な懸念事項の一つだ」と指摘。「キーウはウクライナの中心であり、首都の防衛が将来重要な役割を果たすことは分かっている」と述べた。――――――――――――――――――――――――――ロシア、国連の北朝鮮パネル延長に拒否権 両国緊密化By Josh Smith 2024年4月1日 ロイター[ソウル 29日 ロイター] - ロシアが国連安全保障理事会で、北朝鮮への制裁状況を監視する「専門家パネル」の任期延長に拒否権を発動したことは、制裁実施を巡る「暗い将来」を指し示している。パネルの元メンバー3人が、ロイターに語った。 専門家パネルは15年間にわたり、核兵器と弾道ミサイル計画を巡る国連の対北朝鮮制裁状況を監視してきた。ロシアは28日、パネルの任期を1年間延長する決議案に反対票を投じ、延長は否決された。 北朝鮮の唯一の軍事同盟国にして最大の貿易相手国である中国は棄権した。中国とロシアは制裁破りを否定しているが、緊張を悪化させているのは西側諸国とその同盟国だと非難し、北朝鮮に対する既存の制裁の一部解除を主張している。 外交官らによると、パネルは4月30日に任期切れを迎えるが、延長のための再投票が行われる可能性は低そうだ。米韓当局者や独立系アナリストの話では、拒否権発動は北朝鮮にとって貴重な「外交的配当」となった。また、ウクライナ戦争で使用する弾道ミサイルや弾薬の輸送、北朝鮮に燃料供給が行われている可能性など、ロシアと北朝鮮の関係緊密化を印象付けた。 ロシアと北朝鮮はともに武器取引を否定しているが、軍事関係の深化を約束。ロシア対外情報局(SVR)のナルイシキン長官は3月最終週に北朝鮮を訪問し「圧力を強めようとする外部勢力からの試み」に対する統一戦線を誓った。 専門家パネルの元メンバーで、英王立防衛安全保障研究所(RUSI)の制裁専門家であるアーロン・アーノルド氏は今回の採決について、北朝鮮に対する国際的な制裁体制の大きな転換点になったと述べた。 「ロシアの(反対)票は、北朝鮮からの通常兵器購入という露骨な制裁違反、履行義務を無視してきた長年の歴史、そして中国からの暗黙の支持と併せて考えると、北朝鮮の制裁を巡る枠組みにとって未来が厳しいことを示唆している」という。 <パズルのピース>ロシアのネベンジャ国連大使は、専門家パネルの仕事を批判。投票に先立ち、パネルの報告書について「西側のアプローチに乗っかり、偏った情報を転載し、新聞の見出しや質の悪い写真を分析する」ものに成り下がったと述べた。 パネルの作業が制約を受けるようになっていることはパネルの支持者らでさえ認めているが、その原因は中国とロシアのメンバーが自らにとって好ましくない調査結果を妨害したり、難読化したりしているせいだと非難している。 ある元パネルメンバーは「最新の報告書は実に興味深い。金融や海外への出稼ぎ労働者については有益な詳細も掲載されているが、中国についてはほとんど触れられていない。制裁違反について話しながら中国に触れないとすれば、それは実際に起こっていることの正確な反映とは言えない」と語った。 この元メンバーは、パネルの報告書は包括的な要約といった体裁だが、実は大きなパズルのほんの一部のようなもので、多くの場合、最も重要なピースのいくつかが抜け落ちていると話した。 梨花女子大学(ソウル)のリーフエリック・イーズリー教授は、専門家パネルが廃止されれば、日米韓の協力がより強化される可能性があるとみている。また、大ニュースにつながる報告を抑制していたロシアと中国の影響が取り払われるため、制裁違反の証拠がより多く公開される可能性があると述べた。 パネルの元代表で制裁コンサルタントのヒュー・グリフィス氏によると、世界の銀行や保険会社は、海外にある北朝鮮の制裁逃れネットワークに関連する口座を凍結、閉鎖する上で独立系の報告書に頼るようになっているため、今後も継続的な報告の仕組みが得られる見通しだ。 <深まるロシアと北朝鮮の関係>グリフィス氏は拒否権発動について、ロシアが北朝鮮から弾道ミサイルと通常砲弾を違法に調達していることを、国連安保理で報告されたくないことの表れだと指摘。「ロシアの拒否権は、プーチン大統領が弾道ミサイルと禁輸措置破りで北朝鮮との協力を強化することを示している」と語った。 ワシントンを拠点とする北朝鮮研究グループ「38ノース」のジェニー・タウン氏も、拒否権発動によってロシアと北朝鮮の結びつきの強化が示されたと言う。 「現在の地政学的環境では、国連安保理レベルでの新たな制裁は一切期待すべきではないこと、そして制裁監視の処理を巡り各国に大きな負担がかかっていることを思い知らされた」と語った。 米国と韓国は3月最終週、北朝鮮による石油の不正調達、特にロシアからの不正調達を防ぐことを目的とした新しいタスクフォースを立ち上げた。両国はまた、ロシア、中国、アラブ首長国連邦(UAE)に拠点を置く個人と団体に対し、北朝鮮の兵器プログラムに資金を流しているとして一方的な制裁を課した。 韓国の統一省は、安保理の採決について「極めて遺憾だ」と表明した。目に見える制裁措置の大半はこれまでも、時に中国およびロシアと衝突しながら米国とその同盟国によって実施されてきた。 カナダは、対北朝鮮制裁を実施するための国連活動に参加している自国の偵察機に対して、中国のジェット機が「無謀な」嫌がらせをしていると非難した。中国はカナダ機の飛行が「挑発的」だったとしている。
2024.05.11
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反省の無い日本リベラルに、未来は無い。主権国家ウクライナへの侵略を企てるプーチン:ロシアファシズムを追い詰めるしか、解決の道は無い! 2024-5-6 はんぺん「州内には28カ所の拷問施設があったことも特定された。露軍は占領統治に否定的とみなした住民を連行し、殴る蹴るの暴行や電気ショック、性的暴行を加えた。」(本文) 「国際刑事裁判所(ICC)はすでに子供連れ去りの戦争犯罪容疑で露大統領のプーチンらに逮捕状を出した。「南部カホフカ水力発電所のダム爆破(23年6月)や大規模な拷問・虐殺といった大型事件でICCの手配が続くことを期待している」とユルロフは言う。」(本文) 日本のリベラルたちは、上の事実を前にして、それでも見て見ぬ振りを続けるのだろうか?「新社会党」「社民党」の党員の皆さんは、今、何を考えているのだろう? 「MDS」「アサートの論客氏たち」は、(不都合な真実)から、これまで同様に、目を逸らし続けるのだろうか?? あなたたちの言ってきた(民主主義)(社会主義)との整合性は、あるのだろうか?? 地に落ちた(社会主義)に、死ぬまで、しがみつくのは、あなたたちの勝手だが、その誤れるキャンペーンで、多くの前途ある若者たちを惑わし、人生の破滅に追い込む(犯罪)は、決して許されてはならない・・・と考えるが・・・ 皆さんは、どう思われるか? はんぺん――――――――――――――――――――――ロシアの戦争犯罪、執念の捜査 「法と秩序の支配」必ず勝つ 「最も記録された戦争」逃げ切れぬウクライナと共に 試練の3年目(5) 2024-2-29 産経新聞住宅や学校へのミサイル攻撃、ロシア軍占領下での拷問と虐殺-。ウクライナ東部ハリコフ州は、露軍による戦争犯罪が最も顕著な地域の一つだ。 ハリコフ州はロシアと国境を接しており、州のほぼ全域が解放されたのは2022年2月の全面侵攻から半年後の9月だった。 喜々として「ウクライナ人殺した」と語る露兵「州内で殺害された民間人は2390人で、うち83人が子供・未成年者だ。民間人が被害者である事案は約1万6700件に上り、国内法での立件を目指している」 ハリコフ州警察の捜査局長、セルゲイ・ボルビノフ(41)は手元の資料を見ながら説明した。気の遠くなるような数字だが、刑法の殺人や戦争犯罪の条項を適用すべく地道に捜査している。「ウクライナは法治国家なのだ」とボルビノフは何度も強調した。 「犯罪者は必ず罰せられるのだとウクライナ人に示すことがわれわれの第一の使命だ。むろん国際機関と綿密に協力しており、戦争犯罪の被疑者には国際司法の裁きも必ず受けさせる」 ハリコフ州イジュム郊外の森では露軍の撤退後、民間人ら449人が集団埋葬されているのが見つかった。警察は全ての遺体を掘り起こして解剖やDNA鑑定などを行い、40人を除いて身元を特定した。 「手を縛られたり、首にロープをかけられたりした(形跡のある)遺体が目立った。死因としては銃撃や爆発によるものが多い」とボルビノフは説明する。 露軍の占領中、州内には28カ所の拷問施設があったことも特定された。露軍は占領統治に否定的とみなした住民を連行し、殴る蹴るの暴行や電気ショック、性的暴行を加えた。一件一件について、証拠を緻密に積み上げる執念の捜査が続く。 22年6月、ハリコフ州の露軍占領地域でウクライナ人夫妻の乗用車が装甲車から銃撃された。夫が重傷を負い、妻はかろうじてウクライナ軍支配地域に逃れた。 警察は、情報機関のウクライナ保安局(SBU)から膨大な電話傍受記録を取り寄せ、この地域の露兵が自身の妻に「今日、ウクライナ人を殺した」などと喜々として語っていたことを突き止めた。警察はウクライナ軍が傍受した無線記録やドローン(無人機)による偵察映像を解析し、回収した乗用車の弾痕も鑑定。23年3月には露兵の所属部隊や階級、氏名などを全て割り出した。 ウクライナでは、被疑者の身柄がなくても捜査当局が事件を裁判所に送ることができる。裁判所が被疑者不在で判決を出すケースも増えている。 公開情報を分析する「オシント」フル活用こうした手続きにはどんな意味があるのか。 戦争犯罪を調査する有力民間団体「トゥルース・ハウンズ」(TH)のニコライ・ユルロフ(32)は「国内法に基づいて捜査し、具体的な実行者・被疑者を特定することはきわめて重要だ」と指摘する。 「被疑者を国際手配しておくことで、第三国が拘束し、引き渡す可能性がある。ロシアが敗戦したり、プーチン体制が崩壊したりすれば、ロシア自身が被疑者の処罰に動くことも考えられる」 ウクライナ全土で活動する「トゥルース・ハウンズ」(TH)は全面侵攻後の2年間で、戦争犯罪とみられる事案を1万7600件余り記録した。国内の捜査機関に加え、戦争犯罪を裁く国際刑事裁判所(ICC)に情報を提供している。 国際刑事裁判所(ICC)はすでに子供連れ去りの戦争犯罪容疑で露大統領のプーチンらに逮捕状を出した。「南部カホフカ水力発電所のダム爆破(23年6月)や大規模な拷問・虐殺といった大型事件でICCの手配が続くことを期待している」とユルロフは言う。 現場に出向いての証拠・証言収集はもとより、公開情報を分析する「オシント」の手法をTHは駆使している。 北部チェルニヒウで22年3月、パンを求めて店の前にできていた民間人の行列が砲撃を受け、14人が死亡、27人が負傷した。「トゥルース・ハウンズ」(TH)は多数の証言を集め、現場周辺の衛星写真も入手。残された砲弾や弾痕を分析し、使われた火器や砲撃の方角を特定した。軍の偵察情報とも照合し、砲撃したと考えられる露軍部隊や指揮官を突き止めた。 戦争犯罪者は「逃げ切ることはできない」「この戦争は史上最も記録された戦争だ」とユルロフは語る。人工衛星や街中の防犯カメラの映像、スマートフォンで撮影され、SNS(交流サイト)に投稿される大量の画像。「今ほど各街路まで細かく写されている時代はない。1分で行われた戦争犯罪であっても、何年もかけて調査することができる」 ユルロフは「決して逃げ切ることはできないとロシアの戦争犯罪者たちに思い知らせる。法の支配と秩序が勝利することをわれわれは示したいのだ」と力を込めた。 ウクライナによる領土奪還の反攻作戦が行き詰まり、米国による支援の行方も不透明だ。ウクライナに停戦や領土面での譲歩を促す国もある。 しかし、多くのウクライナ人にとりこの戦争は一部領土を割譲して済むものではない。仮に停戦や和平交渉の議論をするにせよ、そこには戦争犯罪の責任を問う「正義」や「公正」の要素が欠かせないと考えている。 =敬称略、「試練の3年目」おわり (ハリコフ、キーウ 遠藤良介)
2024.05.06
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残酷な現実・・・リベラルたちは、これでも、全体主義(ファシズム=ロシア)に寄り添うのか? 2枚舌を止め、真のリベラリズムに立ち戻れ!! 2024-5-4 はんぺん2年前、主権国家ウクライナに、ロシア:ファシズムが侵略を開始した時に、(社会主義幻想)に洗脳されたMDSという日本の弱小社会主義政党が、「ウクライナは、ネオナチだ・・・」と、非難していたのを強烈に思い出す。 ロシアを免罪するかのごときの彼らの愚行は、民主派にとっての(裏切り)だったが・・・その後も、彼らは一貫して、ロシア全体主義非難は、及び腰で、今日にいたる・・・ このMDSは、学生運動時代に、僕が一時所属していたDSL(民学同)の流れを汲んでいる・・・民学同は、あの1970年安保闘争前後に、3回の大きな分裂を経て、弱体化して、1980年代後半?には、学園から姿を消してしまったようだが、3分解した卒業生の一部が、社会主義政党(MDS)を結成していた・・・ようだ。(MDS=民主主義的社会主義運動) 70年安保闘争時は、中国での(文化大革命1966~1976)などもあり、ソ連も(冷戦)の一方の覇者であったので、(鉄のカーテン)(竹のカーテン)で、真実は隠蔽され、僕たちは・・・現状の本質が、しっかりとは、見えてなかった・・・ ソ連を中心とした東欧ワルシャワ軍によるチェコスロバキア侵略(1968年)には、本当に驚いた・・・当時の我々は、それでも(社会主義洗脳)の下でも、(異議あり!)を、民学同として表明したが・・・・ 当時は、民主主義の徹底が、やがて社会主義社会、共産主義社会の実現、すなわち全人類の幸福につながるもの・・・という信念(妄想)が、あったのだ。 すくなくても、所属する組織の幹部は、そのような視点を当たり前のように考えていたし、僕たち下部メンバーは、何の疑問も感じなかった・・・ 僕が所属していた組織だが・・・これって(真の民主主義的組織)だったのか? と今では思うが、当時は、多くの識者、運動家は、(社会主義は善)と考えていた時代だった。 結果的には、(社会主義の現実)認識を誤り、運動が歪められていったのだが・・・1989~1991年の社会主義世界体制の崩壊は、劇的だった・・・全体主義の矛盾が累積して、もはや隠し通せなくなった・・・制御しきれなくなった・・・という事だろう。 僕が(社会主義幻想)から、完全に脱却するためには、その後も長い時間を要することになる・・・(洗脳)とは、そういうモノだ。 皆さんは、どう思われるか? はんぺん――――――――――――――――――――――「電気ショック、性的暴行、背骨骨折」それでも自殺。 ロシア起業家の凄絶な獄中死 2018-4-19 太田清 47NEWS ロシアの留置施設で2月、詐欺・横領の疑いで逮捕され勾留中の起業家の男性が首をつって死んでいるのが見つかった。当初は自殺として処理されたが、遺族は自殺ではなく、持病の心臓病の治療を受けられなかったための病死だと主張。 しかし、実態はさらにおぞましいものだった。司法解剖の結果、男性の遺体から「電気ショックによるやけど、性的暴行、骨折した背骨、体中のナイフの切り傷」の痕跡が次々と見つかり、死因は頸部の外傷と首を絞められたことによる窒息死であることが分かったからだ。 プーチン体制への批判を続けロシアの人権弾圧への調査報道で数々の人権・報道に関する国際賞を受け、ノーベル平和賞候補にもなった「ノーバヤ・ガゼータ」紙は事件について「男性は拷問にかけられ、死ぬ前に性的暴行を受けた」と報じた。 ロシアでの勾留中の獄中死を巡っては、内務省当局者の巨額横領を告発した人権派弁護士マグニツキー氏が逆に逮捕され、2009年に獄中死した事件が有名で、米国では事件を受け12年、人権侵害に関与したロシア当局者への米国ビザ発給停止や資産凍結を定めた通称「マグニツキー法」が成立している。 今回の起業家の凄惨な死をきっかけに、あらためてロシアの留置施設での人権問題が内外で議論を呼ぶ可能性もある。 ▽ロシアのイーロン・マスク 男性はロシア第2の都市、サンクトペテルブルクのワレリー・プシェニチヌイさん(56)で、同市でIT企業を起業。コンピューターによる最新の3Dモデリング技術を開発し、その革新性から、米電気自動車(EV)メーカー、テスラを起業したイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)にちなみ「ロシアのイーロン・マスク」とも呼ばれた。 ロシア国防省と契約を結び同技術を使った潜水艦の建造・補修関連業務に携わっていたが2016年、会社の共同経営者が資金を使いこんでいるとして警察に訴えたことから運命が暗転する。 逮捕された共同経営者は逆に、不正を働いているのはプシェニチヌイさんと証言。その後、警察は国防省との契約金額を不当に引き上げ、1億ルーブル(約1億7000万円)をだまし取った疑いで今年1月、プシェニチヌイさんを逮捕した。 ▽金を払うな 留置施設では3人の容疑者と房をともにしていたが事件が起きた2月5日、3人が弁護士との面会や取り調べのため房を離れ、戻ったところ首をつったプシェニチヌイさんが見つかった。 最近になり行われた司法解剖の結果、電気湯沸かし器のコードを使ったとみられる電気ショックのやけどの痕が口内にあったほか、体中に刺し傷や裂傷が見つかった。背骨が折れており、性的暴行を受けた痕跡もあった。 一部報道によると、留置施設側はなぜかその後、守衛全員のDNAを採取したが、性的暴行との関連を調べる目的で行った疑いもある。 留置施設側は暫定的な死因診断では自殺と断定されていると主張、今のところ司法解剖の結果を認めていない。勾留中のプシェニチヌイさんは妻ナタリヤさんにあて3回出した手紙で、いずれも「誰にも金を払うな」と警告しており、何者かに金銭の支払いを強要されたが拒否したため、拷問にかけられた可能性も指摘されている。 (共同通信=太田清) © 一般社団法人共同通信社
2024.05.04
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全体主義国家で、星の数ほど起きている人権弾圧に、糾弾・弾劾の声が、なぜリベラルから上がってこないのか? あなたたちのめざす「新しい社会主義」(新社会党綱領)とは、一体全体、如何なるものなのか? 教えてほしい・・・ 2024-4-29 はんぺん 政権批判の声を挙げても、逮捕されることが無い日本。 我々は、空気を吸ううがごとく、それを当たり前だと思い、基本的人権を享受してきたが。 その反面、声を上げる事すら許されない・・・逮捕、公開処刑される(全体主義)の中国や北朝鮮の現実に、あまりにも鈍感すぎた・・・事実!! 毛沢東の文化大革命(文革)では、何千万人もの民衆が、相手を造反派と決めつけて、互いに殺しあった・・・という真実があったが、それらは知らされず、隠蔽され続けていて・・・・そのためか、僕の高校時代の友人は、毛沢東を理想化していた。 今は、どう考えているのか? 総括できたのか? 聞いてみたいのだが・・・・きちんと総括できていることを祈りたいものだが・・・どうだろうか? (過ち)は、誰にでもあるし、避けられないこともあるだろう。問題は、その後の事だ!!! 総括して出直せ! 再生にかかれ!! と言いたいのだが・・・そこが、人間の弱いところで・・・・なかなか、それまでの自分の(過ち)を認めたくない気持ちが・・・ 結果、(真の再生)に踏み出せないで、悶々と余生を送ることになる。これって、一度しか無い人生にとっては、不幸の極みではないか? と思うのだが・・・どうだろうか?? MDSという社会主義政党がある。70年安保闘争時代、関西を中心とした民学同(DSL)という学生運動グループの流れを継いでいる、今や、れっきとした社会主義政党なのだが、そのHPは、悲惨なものだ。(MDSとは、民主主義的社会主義運動という泡沫的社会主義政党の事) (社会主義幻想)に歪められた世界観に基づく(彼らの革命運動?)は、偏向に満ち満ちている。(初めに結論ありき)で、論じられる主張や声明は、社民党や新社会党のそれと、ほとんど変わらないように、僕には思える。これは、アサートも、同じ。どれだけの国民が(なるほど)と、頷くだろうか? 彼らの集会やデモの写真を見れば、参加者の多くが、白髪混じり・・・昔の運動家が、細々と続けているように見えるばかりだが・・・違うだろうか? 全体主義にオモネル姿勢だけは、首尾一貫しているようで、国民の真の幸せにつながる運動を作り上げられているとは、とても思えないのは、僕だけだろうか? 世界は、民主主義と全体主義による、(新冷戦)の真っ只中にある。民主派の総結集でしか、未来の展望は拓けない・・・と言ってきたが、日々の国内外報道を見るにつけ、展望の暗さが増していくばかりだが・・・ 余命わずかの我々団塊の世代・・・多くの過ちを振り返りながら、地球の未来を静かに見守っていく・・・それも、一つの人生か・・・・ 皆さんは、どう思われるか? はんぺん――――――――――――――――――――「反プーチン」のロシア人記者2人拘束、理由はナワリヌイ氏への協力や西側記事の転載 2024-4-28 読売新聞 ロイター通信によると、ロシアの裁判所は27日、2月に獄死した反政権運動指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏の団体の活動に関与したとして、ロシア人記者2人の拘束を認めた。プーチン政権下で、政権に批判的なメディアの締め付けが強まっている。 拘束されたのは、ロイター通信などで勤務経験があるフリーランス記者のコンスタンチン・ガボフ氏と元AP通信記者のセルゲイ・カレリン氏。露当局が「過激派組織」と認定するナワリヌイ氏の団体が運営するユーチューブ向けとして、動画や写真素材を用意したことが罪に問われている。 一方、ロシア通信は27日、米誌フォーブスロシア版の記者、セルゲイ・ミンガゾフ氏が約2年前に露軍に関する「虚偽情報」を流したとして拘束され、自宅軟禁を命じられたと報じた。 ロイター通信によると、ミンガゾフ氏は自身のSNSにウクライナの首都キーウ近郊ブチャで露軍が多数の民間人を虐殺した事件に関する西側メディアの記事を転載したという。 露政府はブチャの虐殺を認めていない。当局が露軍に関する「虚偽情報」を拡散したと見なせば、最長で禁錮15年の刑が科される。 ――――――――――――――――――――――ナワリヌイ氏側と協力を理由にロシア人記者2人逮捕。ロシア報道 2024-4-28 毎日新聞 27日、モスクワの裁判所に出廷した記者のコンスタンチン・ガボフ氏(モスクワ・バスマン地区裁判所提供、AP=共同) ロシア紙コメルサント電子版などは28日、プーチン政権と対立し、2月に刑務所で死亡した反政府活動家ナワリヌイ氏側と協力したことなどを理由に2人のロシア人ジャーナリストが相次いで逮捕されたと報じた。 このうちAP通信などと協力していた映像記者セルゲイ・カレリン氏は今月26日、ロシア北部ムルマンスク州で拘束。ロイター通信など複数のメディアで現地助手として働いていたコンスタンチン・ガボフ氏はモスクワで拘束され、27日に裁判所が逮捕を認めた。 2人はナワリヌイ氏が生前に創設した「反汚職闘争基金」と協力し、ナワリヌイ氏のユーチューブ発信に写真や映像を提供していたという。(共同)
2024.04.29
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全体主義国家=ロシアのウクライナ侵略。この独裁国家に寄り添う日本リベラルの「罪」と「罰」。ベースにある(社会主義幻想)の呪縛による無残な現実・・・・ 2024-4-27 はんぺん 前に・・・「(自由)(人権)を享受しながら、独裁国家の理不尽に、見て見ぬ振りを続けるリベラルたち(社民党・新社会党など)を、僕は決して許さないつもりだ・・・」と書いた。 あなたたちの言う(自由)(人権)や(民主主義)(平和)とは、いったい何なのか? と詰問したいのだ。僕のブログの主張の大半は、これに基づくものだ。これって、僕自身の(人生総括)そのものなのだから・・・・・ 今、団塊の世代の僕たちは、一度しか無い人生の後半の真っ只中にある。良くも悪くも、いろいろあった人生を振り返ってみての(総括)が、迫られているハズ・・・ 自分をごまかし、(不都合な真実)に、正面から向き合うことなく、見て見ぬ振りで、やり過ごそうなどとは、不誠実の極みであり・・・・革命運動を志向して、社会的影響力を果たし、社会変革をめざしてきた彼らの(総括逃れ)は「犯罪」だと断罪してきたのだ・・・・ 無責任な(運動?)など(百害あって一利なし)なのだから・・・違うだろうか???? 侵略者=ロシアにより、主権国家のウクライナは、国土を侵略されてきた・・・あの1950~1970年代のベトナムのように。 (社会主義幻想)に洗脳された、多くの地球人たち・・・日本だけでなく、世界中の若者たちが、アメリカ帝国主義による侵略を非難して・・・・パリなど欧米の若者たちのデモでは、毛沢東やゲバラなどの肖像を掲げて行進する者もいたという。 (社会主義)が、(善)との認識が一般的だった時代・・・僕も、その真っ只中にいて、行動に迷いは無かった・・・これが、(洗脳)だったことが、後で、わかった。 鉄のカーテンや竹のカーテンで、我々の目は、曇らされてしまっていた。ソ連・東欧や中国は、厳重な報道統制により、真実を隠蔽していたし、それゆえ、我々、民主派の国々では、真実を知り得ることは、不可能だったのだ・・・・ これが、1991年のソ連を中心とした社会主義世界体制の劇的な崩壊をきっかけに、多くの真実が、世界中に知れわたることになる。 あの無茶苦茶な、毛沢東による(文化大革命)ですら、日本の多くのリベラル派の知識人たちは、懐疑的雰囲気を匂わせつつも、(新しい社会主義)(中国式の永続的社会革命)に、好意的論評を発信していたことを 僕は今でも、良く思い出す・・・彼らは、その後、文革の惨状を知ってから、どのような(総括)や(反省)をしたのか? 僕は、聞いた事が無いが・・・!! ベトナム侵略に反対したリベラルたちが、主権国家=ウクライナを侵略したロシア軍国主義を非難しないという背景に、(社会主義幻想)の根深さが潜んでいる。 毛沢東~習近平、スターリン~プーチンといった、共産党の影を引きずった権力者たちを、真正面から非難できない・・・それが、日本リベラル、日本知識人たちの最大の弱点だったように思う・・・・彼らの主張した(民主主義)(人権)は、それだけいい加減なものだったのだ。2枚舌は、いつかは、暴かれる・・・そして、無残な(今)が、ある・・・皆さんは、どう思われるか? はんぺん――――――――――――――――――――――――――――――――露大統領選に「報道の自由」は? “暗殺の標的”か……独立系の記者「選挙なんてない」 「反プーチン」への締め付け強化も 2024-3-16 日テレNEWS ロシア大統領選挙の投票が15日に始まりました。5回目の当選が確実視されているプーチン大統領は、関与がささやかれるナワリヌイ氏の急死もあって反対派への締め付けを強化。報道の自由は奪われ、独立系メディアの記者は暗殺や拘束の危険と隣り合わせです。■初日の投票所で…「プーチンが勝つ」15日から3日間にわたって行われる、ロシアの大統領選挙。初日の15日午後、モスクワの投票所を訪ねると、透明な投票箱がありました。――誰に投票した?「プーチン大統領です。プーチン(が勝つ)と思います」プーチン大統領は14日、「選挙は未来への一歩だ。選挙への参加は愛国心の表れである」と投票を呼びかけました。 ■カリスマ急死で「将来の希望を失った」5回目の当選が確実視される中、“反プーチン”を掲げる人々への締め付けを強めています。プーチン政権の関与がささやかれているのは、“反プーチン政権のカリスマ”であるナワリヌイ氏の急死です。1日にあった葬儀は大勢の人でごった返し、「戦争反対! 戦争反対!」と声を上げました。10日にナワリヌイ氏の墓地を訪れた市民は「(ナワリヌイ氏の死で)我が国の将来の希望を失った」と嘆きました。■不可解な体調不良に突然襲われた記者報道の自由も奪われつつあるといいます。ロシアの独立系メディアの記者として働くエレーナさんは、ドイツ・ベルリンで取材に応じました。「私の記事は新聞のサイトから消され、私は暗殺の標的になっている可能性がありました」と言います。命の危険を感じ、国外に逃げて活動を続ける1人です。しかし、エレーナさんはドイツに移り住んでから約3週間後、異変を感じました。「頭痛がだんだん強くなってきて、視野が狭くなったんです」。突然、不可解な体調不良に襲われ、医師からは『毒を盛られた可能性がある』と指摘されました。エレーナさん 「ロシアでは今、ジャーナリズムが犯罪になりました。ロシアに選挙なんてありません。あれは選挙ではありません」■「人を殺さないように貢献したい」別の独立系メディアの記者、アンナさん(19)にも話を聞きました。2月24日、ロシア国内で取材中に同僚が拘束されました。2月に記者になったばかりの女性が様子を撮影した後、その記者も一時拘束されたといいます。その映像では「どうして彼を捕まえるの?拘束しないで!」と求める記者に対し、「あんたも捕まえるぞ」という言葉が返ってくる様子が映っています。アンナさんは記者をやめることもよぎるといいますが、こう話します。 アンナさん 「私にとって重要なのは、自分が正しいと思う行動をすることです。そして生まれた国が混乱しないように、(ウクライナなどで)人を殺さないように貢献したいです。私は記者を続けていく」 (3月15日『news zero』より)
2024.04.27
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信じられないリベラル派たちの愚かさ。人類社会の進歩を逆流させる障害物と化して、破滅への道を掃き清める彼らこそ、「地獄」に堕ちてほしい!! 2024-3-11 はんぺん しばしば思う事がある・・こんな独裁国家の実態を見て見ぬ振りをするリベラル派たちのことだ。知らなかった・・・で、済まそうというのだろうか?それは、あまりにも破廉恥な事では無いだろうか? もし、彼らが、この独裁国家の中での民主化の闘士(ナワリヌイ氏)のように逮捕され、このような(地獄)に送り込まれたなら・・・その時、初めて自身の(恐ろしい、これまでの過ち)を 認める事になるのだろうか? それでは、あまりにも遅すぎるというものだろう・・・ そう(新社会党)(社民党)(MDS)(アサート)で、全体主義に寄り添う(運動?)続けている彼らの事だ。(MDSとは、民主主義的社会主義運動という、泡沫的社会主義政党の事) 日本という平和で、安心して暮らせる社会の中に、生まれたときから住み続けている彼らだからこそ、他人目線、傍観者的目線で、非情な、人権のかけらもない全体主義を容認して、憚(はばか)らない・・・そのような彼らの(罪)は、巨大なモノだ!! 学生時代、共にスクラムを組み、シュプレヒコールを繰り返した仲間たちの事を、良く思い出す。彼らは、いったい、どのような(総括)が、出来たのか??対面して、聞いてみたいものなのだが・・・あまりにも、(社会主義)の洗脳が効きすぎたのか? まともな答えは、期待できないだろうな・・・とも思う。 そう彼らの決定的な(過ち)は、すでに(犯罪)の域に達しているのだから・・・・長年、独裁者、全体主義者たちを 狂喜させ続けてきた(罪)により、彼らの実態は、もはやボロボロのように思える。 自己満足の運動が、時代を先取りできるどころか、市民から見捨てられつつある今、まちがいなく弔鐘が遠くから鳴り響き、迫りつつある。 皆さんは、どう思われるか? はんぺん―――――――――――――――――――――ナワリヌイ氏は「地獄」にいた。極北の刑務所の実態、元受刑者ら証言 2024年3月9日 エカテリーナ・ボディヤジナ アナトリー・クルマエフ/The New York Times 翻訳=城俊雄/朝日新聞 獄死したロシアの反政権派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏と同じ、北極圏の刑務所で服役した男性5人が、そこでの体験をニューヨーク・タイムズ(NYT)に語った。ナワリヌイ氏がロシア各地の刑務所の中でも最も非人道的な環境の下で最後の日々を過ごした可能性が高いことが、証言からうかがえる。 電話取材に応じた元受刑者らは、ナワリヌイ氏が19年間の刑期の残りを全うするために昨年12月に移送された北極圏のヤマロ・ネネツ自治管区にある第3刑務所での、耐え難い寒さや不快な食事、不衛生な環境、そして暴力について語った。証言によれば、ナワリヌイ氏の死亡が宣告された日に同氏が収容されていたとみられる独房は、特に過酷な環境だったという。 同刑務所は「IK-3」または「トロイカ」として知られ、受刑者たちがそこで体験する異常な心理的重圧と孤独感ゆえに、ロシアの札付きの受刑者たちにさえ恐れられているという。受刑者の心を折ることを狙い、看守の命令への絶対的な服従が生存の条件とされているという。 同刑務所の独房で過ごした体験を持つコンスタンチンと名乗る元受刑者は「完膚無きまでに心を折られた」と話した。「あの時を思い出すと、今でも冷や汗が出る」と語り、出所後も精神疾患に苦しんでいるという。 NYTがインタビューした元受刑者のうち4人は、過去10年以内に同刑務所での服役を終えた。ナワリヌイ氏が到着する数週間前に出所した人も含まれる。 このほか、ナワリヌイ氏が死亡した日に同刑務所にいた1人と、最近出所した人の友人にも話を聞いた。取材協力者たちが報復を受けないよう、フルネームや個人情報などは伏せておく。 ナワリヌイ氏は獄中でもユーモアを忘れていませんでした。ただ、記事後半で紹介される元受刑者らの証言からは、刑務所内のあまりに過酷な環境が明らかになります。そして、ナワリヌイ氏の死後の刑務所内の動きも――。 死亡宣告の日は27回目の独房入りが予定 3月1日にモスクワで埋葬されたナワリヌイ氏は、服役中に時折、刑務所での様子をSNSに投稿していた。皮肉とユーモア、抑制された物言いも手伝ってブロガーからプーチン大統領批判の急先鋒(きゅうせんぽう)となったナワリヌイ氏は、獄中からのSNS投稿でもこうした彼らしさを忘れなかった。 最近はほとんどオンライン形式になっていた裁判へたまに出廷した折には、ナワリヌイ氏はますますやつれて顔色が悪く見えたが、なんとか明るい言動を保っていた。ロシア政府によれば、同氏は2月16日、朝の散歩中に突然倒れ、自然死したという。支持者たちは、同氏がプーチン氏の命令で殺されたと主張している。双方の主張とも、裏付けとなる具体的な証拠は提示されていない。 1月のSNS投稿でナワリヌイ氏は、零下32度のヤマル半島での強制的な朝の運動について「午前6時半のヤマルでの散歩ほどすがすがしいものはない」と記した。「セメントの塀があるのに中庭に吹き込む爽やかな風は、あなたがたには信じがたいだろう」 ナワリヌイ氏は2021年に投獄された後、何度も独房に入れられた。同氏が率いた政治運動の広報担当者によると、死亡宣告された日には27回目の独房入りが予定されていた。 こうした独房は「刑務所の管理条件に絶対的に服従するまで受刑者の心をくじく」ように意図されていた、と同刑務所に殺人罪で服役し、独房経験も持つ元受刑者は話した。「地獄だった」。元受刑者らはまた、独房に入れられた受刑者が起床の合図から就寝までの間、ベッドを片付けなければならず、ほとんど一日、立っているか座っていることを強いられていたとも語った。 ツンドラ地帯にある同刑務所はロシアで最も人里離れた場所にあり、厳しく過酷な環境の下で約1千人を収容できる。この環境は拷問にもなり得る、と元受刑者らは話す。同刑務所の悪評は、有罪となった犯罪組織幹部らをここに収容することが暗黙のルールとなっていた旧ソ連時代から続くものだ。プーチン大統領の下では、元石油王のプラトン・レベデフ氏を含む、同大統領の政敵数人が収容された。 出所後も常につきまとった死の恐怖 同刑務所で最も過酷なのは厳しい寒さだ。元受刑者らによれば、北極圏の夜に暖を取れるものはボロボロの配給毛布1枚だけという時もよくあったという。元受刑者の2人によれば、いくつかの独房の壁には暖房機の絵が暖房代わりに描かれていたという。 ロシアの刑務所の基準からしても、食事は特にひどかったという。「あの粥(かゆ)はとても食えたものではなかった」と、前出の元受刑者、コンスタンチンさんが口汚く話した。 刑務所当局はまた、あちこちにいる密告者たちから得る情報網を使って、受刑者らの生活のあらゆる面を厳しく管理していた。こうした監視体制が被害妄想や不安をあおっていると元受刑者らは話した。 「あの刑務所では隠し事はできない。すべてがつながっていて、皆が皆のことを何でも知っている」と、麻薬犯罪で服役していたアレクサンドルさんは話した。そんな環境で他の受刑者全員を脅威と感じるようになり、他のロシアの刑務所ではよく心の支えとなっている受刑者間の共同体意識がずたずたにされた、と彼は語った。 「誰も助けてくれない。頼れるのは自分だけ、という事実を受け入れなければならなかった」とアレクサンドルさんは続けた。 こうした状況は受刑者の心身を慢性的にむしばみ、死を早める可能性がある。元受刑者らによれば、刑務所での死亡率は高く、出所後も常に死の恐怖はつきまとったという。 サンクトペテルブルク出身の女性、アリサさんは、詐欺罪の刑期4年を同刑務所で終えた友人のミハイルさんと22年に再会したが、彼のあまりの変化に誰だか分からなかったという。 服役中のミハイルさんに差し入れを送っていたアリサさんによると「彼はとても魅力的な青年だった」という。「歯を失い、心も折れた状態で帰ってきた。街で私を見かけても、気がつかなかった」 アリサさんによれば、ミハイルさんは出所の1年後に亡くなったという。 互いに顔を合わせることすらない受刑者たち 同刑務所の隔絶された立地と受刑者の間にうずまく疑心暗鬼のため、ナワリヌイ氏の死をめぐる詳細な状況を受刑者たちから聞き出すのは難しい。 先月時点で同刑務所にいたある人によると、ナワリヌイ氏の死亡が報道された当日、看守たちは刑務所の電話サービスの利用を禁止したという。厳格な服役規則のため、携帯電話を隠し持っている者はほとんどおらず、ナワリヌイ氏の死後、受刑者たちは事実上、社会から遮断された状態になっている。 ナワリヌイ氏が死亡した日に服役していた人物は、その翌日、刑務所内のうわさ話でそのことを知ったという。ナワリヌイ氏が死ぬ前にどこにいたかは知らないという。厳しい日課によって、刑務所内の別々のバラックにいる受刑者たちはお互いに顔を合わせることすらなかったからだ。 この刑務所には、独房やその他の懲罰房が合わせて24棟ほどある。 「そこで10年過ごしたとしても、他の誰とも会わず、他の人のことは何も知らないかもしれない」とその人物は語った。ナワリヌイ氏の死に対する受刑者たちの反応について尋ねると「誰も他人のことなど気にかけない。皆、自分のことだけで精いっぱいで、いつこの刑務所とおさらばできるかしか頭にない」と答えた。 それでも彼が指摘したのは、非日常はなんであれ、例えば受刑者の死を受けた連邦政府関係者らの刑務所訪問は、ささやかな息抜きとして喜ばれるということだ。22年に別の受刑者が死んだときのことを、彼は思い出していた。 「冷酷に聞こえるかもしれないが、彼が死んだ後には日常的な暴力がやみ、いくらか日課が軽くなった」と言う。「これはもちろん、受刑者にとっては悪くない」(エカテリーナ・ボディヤジナ、アナトリー・クルマエフ/The New York Times、翻訳=城俊雄/朝日新聞) (NYタイムズ、2月29日電子版)
2024.03.11
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独裁国家=プーチンのロシアに寄り添ってきた日本のリベラルたちは、この動きをどう見るのだろうか? 社民党・新社会党・MDS・アサートの論客たちは、応えるべきだろう!! 2024-3-8 はんぺん ロシア全体主義による拡張政策は、今に始まった事ではない・・・歴史から学ぶならば・・・ということだが、リベラルたちは、(不都合な真実)から、目を背けてきたのだ。なんという愚挙だったことか!! 彼らが、日本の未来、世界の未来、人類の未来を語るなど・・・あり得ないではないか! と考えてきた。 次の文章の引用先は、はっきりしないが・・・真実だろうと思い紹介する////////////////////////////////////「ロシアがウクライナ人やポーランド人からあそこまで憎まれている理由。 ウクライナとロシアの100年の歴史。真実を知って欲しい。- YouTubehttps://www.youtube.com/watch?v=OXG-CTIPY7g プーチンが言っている(ウクライナのロシア系住民)とは、住んで居たウクライナ人を樺太や千島に移住させ、ウクライナにロシア人を入植させたもの ソ連はウクライナを支配した後、同じようにウクライナ人を千島列島に送り、ウクライナにロシア人を移住させました。 プーチンが言っているウクライナのロシア系住民とは、住んで居たウクライナ人を樺太や千島に移住させ、ウクライナにロシア人を入植させたものです。なので千島列島や樺太には元ウクライナ人だった人や子孫が多く、彼らの先祖は強制移住させられたのです。 帝政ロシア、ソ連、新ロシアと国が変わっても植民地政策は同じで、ロシアは領土を手に入れると住民をシベリアや砂漠など極限地に移住させる。民族の存在が邪魔だからで、少数民族を移住させてロシア人を入植し、ロシアの領土にする。おそらく北海道がロシア領になると今の北海道住民は零下40度くらいの極地に移住させ、ロシア人を住まわせる。そうすれば住民は全員ロシア人になるので統治しやすく、少数民族の独立運動に悩まされる事も無い。 被支配民族は北極圏や北方領土、砂漠など2度と帰れない場所に移住させられ、同時にロシア人を占領地に移住させて支配階級にします。 10年もたつと一部の住人が入れ替わり、数世代で住民の半数ほどがロシア人になっています。住人の過半数がロシア人になるとその土地はロシア固有の領土になり、完全支配が完了します。こういう事を100年以上もやってきたのがソ連とロシアです///////////////////////////////////// 以前、ロシア=ファシズムが、ウクライナに進行した2020年2月末ごろに、MDSのHP上で、ウクライナ防衛の任務にあたっている(アゾフ連隊)について、極右の民族主義者で、ナチスヒットラーの信奉者集団(ネオナチ)だと非難していたのを思い出した。(MDSとは、民主主義的社会主義運動という泡沫的社会主義政党) なにをトンチンカンな主張をしているのだろう・・・と呆れたことがある。 歴史的には、第2次世界大戦時に、ソ連赤軍による圧政に対抗して、独立をめざした多くの民族主義者集団が、赤軍打倒のために、ナチスと連携した事例は、ウクライナだけではなく、ハンガリーやポーランド、フィンランドなどに、多数あり、その流れ自体は、歴史を勉強すれば、誰でも分かることだった。 不勉強のMDSの論者は、その流れを引きずっている(アゾフ連隊)を民族右派と決めつけて、なんとプーチンに肩入れしていたのだ!!!!呆れてモノが言えなくなったのを覚えている・・・ ウクライナの部隊が立てこもっていたマリウポリの製鉄所を占領したロシア軍による工作・・・アゾフ連隊の地下の詰め所に、ナチス鍵十字のマークなどのファシストを印象付ける工作・・・西側のマスコミに肝いりで、紹介されて、宣伝工作が行われた・・・ことは、我々の記憶に新しいところだ。 流れの中で組織された(昔の民族右派)が、その後の状況の変化の中で、ウクライナ政府の独立に忠誠を誓い、自存自衛のための軍隊に変化を遂げている事実を見抜けなかった・・・そんなMDS(民主主義的社会主義運動)の知的レベルの低さには、呆れるほかは無い・・・・ (ウイキペディアから)ウクライナ侵攻では、ロシア政府はウクライナ侵攻(ロシアでは特別軍事作戦)のスローガンの一つとして、「ウクライナの非ナチ化」を掲げ、ウクライナ政府は「ネオナチの存在、またウクライナ政府がネオナチであるという事は、ロシア政府によるプロパガンダである」と発信した[1]。 その後、Twitter上での「ウクライナ政府はネオナチ」という投稿をリツイートしたアカウントのうち、87%が反ワクチン関連、46.9%が米国の陰謀論集団「Qアノン」に関連する主張を過去にリツイートしていたとし、ウクライナ政府はネオナチとは無関係とした報道を東京大学の教授と日本経済新聞の共同により行った[7]。 上智大学名誉教授は、「確かにあそこにはソ連崩壊後、ネオナチ的な人が一部にいたようです。それが自衛団のような組織となり、クリミア併合後、ウクライナの正式な国家警備隊となったわけです。」とインタビューで答え、「ネオナチはこじつけ」と断言した[8]。 日本経済新聞や読売新聞、毎日新聞は、ウクライナ侵攻後より日本での「ウクライナ政府はネオナチである」という発信はロシア政府のプロパガンダであり、親露派やワクチン忌避の人物達によるもので[9]、「ウクライナ政府がネオナチ」と言う事はこじつけであり[8]、また、ウクライナ政府とネオナチの関与、存在は陰謀論であるとする報道を行った[10]――――――――――――――――――――――MDSは、旧DSL(民学同)の流れを汲む、極少数の社会主義政党だが、そのトップを担うS氏は、あの70年安保闘争時のDSLの全国委員長だった人物だった。あの時以後、54年近く、今も、その流れを汲むMDSのトップに就いていることの異常性には驚くばかりだ・・・若い指導者(後継者)が、いないのか? 思わず、問いたくなるのだが・・・???? あの日本共産党の宮本、不破、志位たちが、長期間、共産党のトップに居座り続け、後継者を育ててこなかったこと、長期低迷から、自滅への道を歩み始めていることを知れば、日本リベラルの異常さが、誰でも知ることができるのだ・・・・ 皆さんは、どう思われるか? はんぺん―――――――――――――――――――ウクライナ隣国モルドバの親ロ派 ロシアに「保護」求める動き相次ぐ 親欧米サンドゥ政権は警戒強める 2024-3-9 TBSテレビウクライナの隣にある旧ソ連構成国のモルドバで、国内の親ロシア派が相次いでロシアに「保護」を求める動きをみせ、緊張が高まっています。 モルドバのサンドゥ大統領は7日、フランスでマクロン大統領と会談、両国の防衛協力に関する協定を締結しました。 サンドゥ氏は「ロシアがモルドバの民主主義を弱体化させようとしている」と指摘し、欧米への接近を図ることでロシアの脅威に対抗していく姿勢を改めて示しています。 これに先立ち、モルドバでは東部を実効支配する親ロシア派勢力「沿ドニエストル共和国」の議会が先月28日、「モルドバ政府から圧力を受けている」として、ロシアに「保護」を要請する動きが出ています。 「沿ドニエストル共和国」は1990年にモルドバからの独立を一方的に宣言した地域で、20万人以上のロシア系住民が暮らし、ロシア軍も駐留しています。 また、ロシアメディアによりますと、親ロシアを掲げるモルドバ南部「ガガウズ自治共和国」のグツル首長も6日、ロシア南部のソチでプーチン大統領と会談、モルドバからの圧力を理由に支援を求めました。 こうした動向について、アメリカのシンクタンク戦争研究所は、EU=ヨーロッパ連合への加盟を目指すモルドバを揺さぶるための“ハイブリッド作戦”として、「ロシアが2つの地域を利用しようとしている」と指摘しています。 TBSテレビ
2024.03.08
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自滅への道を掃き清めるリベラルは、恥を知れ!! 社民党・新社会党・MDS・アサートは、独裁国家に寄り添うな!! 言動不一致の(役立たず組織)は、解散せよ!!! 2024-3-3 はんぺん 地球儀を俯瞰して見れば、全体主義の浸食が、際立っている。民主主義陣営の未来は、とても暗いように見える・・・僕は、全体主義の伸長は、人間自身の弱さの表示でもあると思う。 世界では、とてつもない破壊力を秘めた最新兵器が、続々と登場している。理性では、制御しきれない欲望の社会、暴虐の社会が、大手を振って闊歩しつつある今、人間は、何もできないでいる。まさに自滅への行進の真っただ中というわけだ。僕が若かった頃は、多くの若者たちは、(明るい未来)を夢見ること、語ることができた・・・それだけの余裕があった・・・ということだ。今は、どうか? 僕たちの周りに、(明るい未来)を語る若者たちは、皆無だ。 ロシアの民主的活動家のナワリヌイ氏が生前、米ドキュメンタリー映画の中で残した「諦めないでほしい」という遺言・・・全体主義非難をしない日本のリベラルたちは、これを見て、何を思うのだろうか?ロシア全体主義国家内での(民主主義)、(人権)は、無きに等しい。ひごろ、(民主主義)(人権)を叫びながら、ロシアや中国、北朝鮮の独裁国家を免罪してきた(新社会党)(社民党)(MDS)(アサート)たちのホームページの惨状は、目を覆うばかりだ。(MDSとは、民主主義的社会主義運動という社会主義政党の事) 全体主義に寄り添いながら(民主主義)、(人権)を叫ぶ姿は、茶番劇だ・・・と言ってきたが、彼らは、それを恥ずかしく思っていないようだ。リベラルたちの居直りが、彼らの凋落の真の原因だ・・・と思っている。反省できない者は、自業自得で、消滅(自滅)するしかないのだ。 皆さんは、どう思われるか? はんぺん――――――――――――――――――――――――――厳戒下でナワリヌイ氏葬儀。支持者行列、闘争たたえる 2024年03月01日 AFP時事 ロシアのプーチン大統領を批判し、刑務所で死亡した反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏の埋葬式(葬儀)が1日午後(日本時間同日夜)、モスクワ市南東部で執り行われた。教会での祈りの後、墓地に埋葬。当局が厳戒態勢を敷く中、花を手にした多数の支持者が最後の別れに行列をつくり、同氏の名前を連呼して闘争をたたえた。欧米の駐ロシア大使や、今月中旬の大統領選に出馬を認められなかったリベラル派2人も参列した。 教会周辺の道路は鉄柵で囲われ、機動隊とその車両数十台が展開。独立系メディアによると、デモを警戒して通信妨害が試みられた。教会に向かう支持者らの列は約2キロに及んだ。 極北ヤマロ・ネネツ自治管区の刑務所で収監されていたナワリヌイ氏が、先月16日に死亡したと当局が発表してから2週間。大統領選を前に内外を揺るがした同氏の死は、ひとまずの節目を迎えた。――――――――――――――――――――――ナワリヌイ氏追悼、128人拘束 デモ行進は静観―ロシア 2024年03月02日 AFP時事 ロシア極北で獄死した反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏がモスクワで埋葬された1日、側近や支持者が政治犯の追悼碑への献花などを全土で呼び掛けた。人権団体OVDインフォによると、19都市で計128人が拘束された。 最も多い拘束者が出たのはシベリアの中心都市ノボシビルスクで、31人。モスクワでは、葬儀が行われた南東部で17人が拘束された。教会から墓地に向かう「数万人」(独立系メディア)の人の流れはデモ行進と化し、「プーチン(大統領)は人殺し」「戦争反対」といったスローガンが叫ばれたが、機動隊はおおむね静観した。―――――――――――――――――――――数万人行進、強制排除せず ナワリヌイ氏葬儀で政権―目立つ若者参加・ロシア 2024年03月03日 EPA時事 獄死したロシア反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏の葬儀は1日、モスクワ市南東部の墓地に向かう「数万人」(独立派メディア)の支持者の行進に発展した。プーチン政権は「無許可デモは法に基づき責任を負う」(ペスコフ大統領報道官)と事前に警告し、市内で約10人を拘束。しかし、葬送という建前上、機動隊は強制排除に踏み切らず、混乱が深まらないようあえて静観した。 ◇死の現実 「プーチン(大統領)は人殺し」。教会に集まり、ナワリヌイ氏の名前を連呼していた支持者の声は次第に政権批判へと変わった。戦時のデモ禁止下、久々に「(ウクライナ)戦争反対」「政治犯を解放せよ」とスローガンが響いた。 午後2時、教会での祈りに立ち会えたのは親族が中心。中に入れた支持者の女性がメディアに語ったところでは「ひつぎのナワリヌイ氏はやせ細っていた」。人々は母リュドミラさんを囲んで「息子さんをありがとう」と声を掛けた。 当局は当初、死亡した刑務所に近い極北で「密葬に同意しなければ遺体を返さない」と迫ったが、リュドミラさんらが辛抱強く交渉。参列者からは密葬でなく大勢が参加できる葬儀にこぎ着けたことへの謝意も母親に伝えられた。 遺体は支持者らに死の現実を突き付けるとともに、真相究明の決意を新たにさせている。国際的調査報道機関ベリングキャットの調査員は1日、「死因は1カ月で分かる」との見通しを示した。 ◇「諦めない」 住宅街に近い墓地では午後4時、親族が臨席し、フランク・シナトラの名曲「マイ・ウェイ」、映画「ターミネーター」のテーマ曲が演奏され、ひつぎが土中に下ろされた。約1時間後に閉門の時間を迎えても、教会から押し寄せる支持者らの人波は途切れなかった。 墓地は夜まで弔問を受け入れる異例の対応を取った。かつての反政権デモと同様、当局は機動隊でにらみを利かせつつ、参列者らを地下鉄駅まで誘導。衝突で本格的な「抗議」にこじれる事態を避けたとみられる。 「何日も拘束されるのはごめんだ」(拘束経験のある男性)と参列に様子見だった人々も、SNSで現場が安全と知り、夕方から特に若者の姿が目立つようになった。 周辺では、墓地に入らなかった花や似顔絵、メッセージカードが並んだ。その一つには「私たちは諦めない」の文字も。ナワリヌイ氏が生前、米ドキュメンタリー映画の中で残した「諦めないでほしい」という遺言への回答とみられる。―――――――――――――――――――――――「血で汚れた怪物」に制裁を 欧州議会でナワリヌイ氏妻ユリアさん 2024年02月28日 EPA時事 獄死したロシア反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏の妻ユリアさんが28日、フランス東部ストラスブールの欧州連合(EU)欧州議会本会議で演説し、プーチン大統領らに対する制裁強化を訴えた。ユリアさんは政権を批判していた夫が「殺害された」と主張。「プーチン氏は血で汚れた怪物であり、犯罪組織のリーダーだ」と非難した。 ユリアさんは「プーチン氏はわが国(ロシア)にしたこと、隣国(ウクライナ)にしたこと、アレクセイにしたことに責任を負う」と強調。演説後、議員らは総立ちで拍手を送った。
2024.03.03
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ウクライナへの支援が先細りになるという現状は、ますますロシア軍国主義を勢いづかせることになるだろう。民主派の結束が揺らいでいる。日本では、ロシア全体主義に寄り添うリベラルの(罪)は、計り知れない!!! 2024-2-17 はんぺん 2020年の憲法改正などによって、24年以降も2期12年在職し、83歳まで大統領職にとどまることが可能になった、ロシア全体主義の独裁者:プーチン・・・・これって、あの残酷な抑圧的長期政権を 維持し続けたスターリンや毛沢東、金日成、と どう違うのだろうか? プーチンによる独裁政治、独裁統治を続ける中で、多くの民衆は、生活の困難に喘(あえ)いだのだ。 長期政権といえば、宮本賢治、不破哲三、志位和夫(現日本共産党トップ)の日本共産党が、思い浮かぶ。この日本共産党・・・・・1970年初頭に、(70年代の遅くない時期に、民主連合政府を作る)と宣伝していたが・・・・実現しなくて、本当に良かったと思う。 しかし、今なお、この社会主義・共産主義革命を目指す日本共産党は、(安保反対)(自衛隊反対)(軍事基地反対)等のスローガンで、隣の全体主義国家(中国・北朝鮮・ロシア)の独裁者たちを、涙が出るほどに喜ばせ続けているのだ・・・・なんという事だろうか!! (ソ連は、社会主義国家では無かった)として、真の社会主義国家を 我々、日本共産党は目指すと言ってきたが・・・・ その全体主義的本質を 多くの国民が見抜きつつあるのだ・・・ 日本の国政選挙のたびに、日本共産党の退潮が、鮮明になりつつあり、その権威主義的体質は、改善するどころか、ますます悪化の一途と言わざるを得ない。 自民党の数々の失敗(オウンゴール)にもかかわらず、何もできないのは、国民の信頼を勝ち得ていないからだろう・・・ (社会主義)とは、いったい何だったのだろうか?? しばしば反芻する疑問だ。僕たちは・・・(洗脳)されたことを疑うことなく人生を送ってきた。それに気づいた人たちは・・・ 気づけなかった(おめでたい)人々は・・・・彼らの人生は、宿命的なものだったのか? それに左右されたと言っても間違いないだろう・・・ いずれにしても、「絶対などは、あり得ない」という結論に集約されていくようにも思えるのだ・・・ 「絶対」を信じて、どれだけ多くの(=莫大な)数の人生が、狂わされたことか!!! 皆さんは、どう思われるか? はんぺん―――――――――――――――――――――――――ロシアの戦費31兆円超す。米国防総省試算、軍死傷者は推定31.5万人 2024-2-17 毎日新聞 米国防総省は16日、ロシアが2022年2月に始めたウクライナへの全面侵攻の戦費が最大2110億ドル(約31兆7000億円)に上っているとの試算を明らかにした。海外への武器輸出契約のキャンセルなどでも100億ドル(約1兆5000億円)以上の損失が出ているほか、経済的な損失も26年までに1兆3000億ドル(約195兆円)に上ると予想している。 米国防総省高官は16日、ロシアの戦費に関して「ウクライナでの軍事作戦のための装備、部隊配置、戦線維持などにかかる直接的な支出だけで最大2110億ドルに上っている」と記者団に説明した。 ウクライナ軍は東部ドネツク州の激戦地アブデーフカからの撤退を決めるなど苦戦しているが、米高官は「地上戦の戦況だけに注目するのではなく、ロシアが被っているコストにも目を向けるべきだ」と強調した。ロシア軍の死傷者が推定31万5000人に上っているとも指摘した。【ワシントン秋山信一】――――――――――――――――――――――――――中国のロシア産ガス輸入64%増。 原油は最大、戦費調達支援 2024-1-20 産経新聞中国税関総署が20日発表した貿易統計によると、2023年に中国がロシアから輸入した天然ガスは前年比64%増の64億ドル(約9500億円)と大幅拡大した。原油は4%増の606億ドルとなり、これまで最大だったサウジアラビアを超えてロシアが最大の輸入先となった。 ウクライナ侵攻を2年にわたり続けるロシアの戦費調達を中国が事実上後押しする構図が鮮明になった。 習近平国家主席は昨年10月、プーチン大統領との首脳会談でエネルギー協力を強化する考えを示しており、今後も貿易が拡大する見通し。ウクライナ侵攻を巡る米欧の対ロ制裁が骨抜きになることが懸念される。(共同)
2024.02.17
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侵略者ロシアのプーチンに寄り添ってきた日本リベラルたちは、このニュースを見て何を思うのだろうか? 新社会党・社民党・MDS/アサートに集う人々の事を言っている!! 2024-2-17 はんぺん 長年、ソ連解放後のロシアで、民主主義)(人権)を訴え、ロシア全体主義の抑圧に、反対開いてきたナワリヌイ氏は、拘束され、極東の刑務所に送られていた。 今回の(死亡)のニュース。死亡の経緯は、明らかではないが、これまでの全体主義国家ロシアによる、民主主義弾圧は、凄惨なものだった。 多くの反体制派の知識人が、国外逃亡を余儀なくされてきたが、ロシアの暗殺団が、国外まで追いかけ、殺害を実行してきた事例が、あまりにも多かった。 「新しい社会主義」(新社会党綱領)などを叫び、社会主義社会(=全体主義社会?)を呼号してきた彼らは、多くの(人権弾圧)(民主主義抑圧)の事例について、いつまで(見て見ぬ振り)を続けるのだろうか? 彼らが、真剣に、全体主義の暴虐を非難したという事を知らないし、行動を起こしたという事例を目にした事は無いのだ! 何という事だろう!!! 皆さんは、どう思われるか? はんぺん――――――――――――――――――――――ナワリヌイ氏追悼の100人超拘束 ロシア各地で献花・集会 2024-2-17 時事通信 ロシアのプーチン政権を批判してきた反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏(47)が16日、極北の刑務所で死亡したという当局の発表を受け、ロシア国内で追悼の動きが広がった。 人権団体OVDインフォなどによると、各地でジャーナリストを含めて100人以上が拘束された。 首都モスクワ中心部では16日夜、政治犯の追悼碑に献花する人が続々と訪問。拘束者の一人は「人殺し」と書かれたプラカードで非難を試みた。プーチン大統領の故郷の北西部サンクトペテルブルクでは、当局が追悼集会を解散させた。 政権はウクライナ侵攻下、言論統制など締め付けを強化し、大規模デモを封じてきた。プーチン氏の通算5選が確実視される大統領選を3月に控え、圧勝ムードに水を差される事態は避けたい考えとみられる。 モスクワで人々が献花したのは、ソ連時代に強制収容所があった白海の諸島から命名された「ソロベツキーの石」と呼ばれる追悼碑。国家保安委員会(KGB)の後継機関、ロシア連邦保安局(FSB)の本部があるルビャンカ広場に置かれている。プーチン氏はKGB出身。――――――――――――――――――――――――――ナワリヌイ氏の死は「殺人」 ノーベル平和賞ムラトフ氏 2024年02月16日 EPA時事 ロシア独立系紙「ノーバヤ・ガゼータ」編集長としてノーベル平和賞を受賞したドミトリー・ムラトフ氏は16日、反体制派指導者ナワリヌイ氏の死について、懲罰施設への収監が原因となった「殺人」という認識を示した。究明のため、医療スタッフの録画記録を公開するよう要求した。 ナワリヌイ氏は毒殺未遂に遭って療養先のドイツから2021年1月に帰国後、拘束・収監された。ムラトフ氏は「ナワリヌイ氏は3年間にわたり拷問を受けた」と非難し、これを裏付ける医師の証言もあったと述べた。 突然の死亡に衝撃が広がっており、独立系メディア「メドゥーザ」は「ナワリヌイ氏は、単なる政治家にとどまらない。彼の訃報は数百万人に痛みをもたらした」と指摘した。普段はナワリヌイ氏を取り上げることが「タブー」の国営メディアも死を報じた。 一方、ノーバヤ紙によると、ナワリヌイ氏の母リュドミラさんは「お悔やみの言葉など聞きたくない」と取材に回答。今月12日に極北の刑務所で面会したばかりだと明らかにした上で「生きていて、健康、陽気だった」と振り返った。――――――――――――――――――――――ナワリヌイ氏死亡 プーチン氏批判の急先鋒―極北に収監中、臆測も・ロシア当局 2024-2-17 時事通信 ロシア当局は16日、極北の刑務所で収監中の反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏(47)が死亡したと発表した。「散歩後に気分が悪くなり、すぐ意識を失った」と説明している。連邦捜査委員会は調査を開始したと発表した。 ペスコフ大統領報道官によると、ナワリヌイ氏の死はプーチン大統領にも報告された。ナワリヌイ氏はプーチン政権批判の急先鋒(せんぽう)だった。 プーチン氏の通算5選が確実視される大統領選を1カ月後の3月中旬に控える中、ナワリヌイ氏の支持者らの衝撃は大きい。弁護士らも面会が難しかった遠方での死亡の経緯を巡り、臆測が広がりそうだ。 ナワリヌイ氏の妻ユリヤさんは16日、ドイツ南部ミュンヘンでの演説で「プーチン氏らが責任を負う」と糾弾した。 ナワリヌイ氏は2020年、ロシア国内で毒殺未遂に遭いドイツで療養。当局が拘束を警告する中で21年1月に帰国し、経済事件で収監された。昨年8月には「過激派組織の創設」などの罪で新たに禁錮19年を言い渡され、同12月に極北ヤマロ・ネネツ自治管区の刑務所に移送されたばかりだった。
2024.02.17
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忍び寄る全体主義の息の根を止めることができるのか? それの不可能の意味するモノは、何か?? ウクライナ侵略戦争は、大きな分岐点だ・・・この勝利が無ければ、未来は暗黒時代に・・・ 2024-2-14 はんぺん 独裁体制=全体主義の国家では、軍事力の増強と海外侵略の芽が、無くなることは無い。 国内の完全支配は、完璧に見えても、民衆の不満はくすぶり続けているだろうから、その不満の目を国外に向けさせ、排外主義を煽り、求心力を高めるという統治手法は、常套手段だ。 人間の尊厳が否定されている全体主義国家内では、民衆は(大きな監獄)に閉じ込められているようなものだ・・・・・。そういう独裁国家が増加している・・・・ この全体主義的傾向が、1991年のソ連崩壊後も、次第に地球上に拡散しつつあり、今や国連総会でも、G7をはじめとした民主派は、中国・ロシア・北朝鮮をはじめとした全体主義派に、数の力で負け続けている・・・・・・ 能天気な(護憲派=偽リベラル)たちは、忍び寄る全体主義の脅威に対して(見て見ぬ振り)で、やり過ごしてきた・・・・社民党・新社会党・MDS・アサートなどのHPは、悲惨の一語に尽きるだろう。(MDSとは、民主主義的社会主義運動という泡沫的社会主義政党のことだ。昔のDSL=民学同の流れを汲む) 彼らは、能天気に「反自衛隊」「反安保」「反米軍基地」を叫び続け、周辺の独裁国家を狂気させ続けてきたのだ・・・・・ 同時に、中国も、北朝鮮も、日本とは比べ物にならない巨額の軍事費を、湯水のように注ぎ込み、覇権侵略の準備を堂々と進めている。 (平和憲法では、日本を守れない)(平和憲法に間違った幻想を持ってはならない)と言ってきた。護憲派の人たちは、この周辺の独裁国家群による(とめどなき)軍拡に対して、どのように対応するつもりなのか、教えてほしい!!!これまで彼らは、何ら(方針)は示せないで来たし、今後も示せないだろうと思う。 ひたすら、現実離れした(平和憲法守れ)を繰り返し、(防衛力の増強に反対)するのみ・・・・・という「無責任な(答え)しか帰ってこない。 その典型が、社民党の福島瑞穂氏だった。こんな無責任が、国民から支持されるハズがない!! 責任ある説明をスルーして、(話し合いで・・・・・)(国連で・・・・)と叫んでも・・・・・これは、何も言っていないのと同じなんだ!!! 日本人が、自分の国を守る気概を無くすような、(平和憲法に、おんぶにだっこ)では、責任ある政治家としての説明責任には、全く欠けていると言わざるを得ないのだ・・・・ そもそも今の日本国憲法は(日本人が勝ち取ったモノでは無い)。 あのヒロヒト(昭和)が、始めた侵略戦争(アジア太平洋戦争)で、苦しんだアメリカをはじめとした連合国が、「日本軍国主義の牙を抜く!」ことに注力した結果の産物・・・・その具体化が、日本国憲法の(戦争放棄)であり、(非武装)だったのだ。 「ウクライナに侵攻するロシアの兵力について、兵員数で圧倒している上、中国や北朝鮮などからも物資の供与を受けており、優勢を強めつつある」(本文) ロシア軍は 「1年を通して戦力を維持」できるだけの弾薬や戦闘車両、無人機、ミサイルを生産できるようになっている」「中国や北朝鮮、イラン、ベラルーシからも軍事支援を得ており、特に中国からは「機械類や車両、電子機器、予備部品」を調達している」(本文)・・・・この現実の意味することを、護憲派たちは、理解できないだろう!! 今回のウクライナ侵略戦争・・・これが、「ロシアの「既定路線」(本文)であり、「エストニアがロシアの「次の標的」になる」(本文) 「私たちは歴史の中で恐ろしい経験をした。21世紀になっても、18、19世紀の帝国主義に生きる国と向かい合っている」(本文)という現実も、歴史から学ばないエセ=リベラルたちには、永遠に理解できないだろうと思うのだ。 「エストニアの国防費は、24年に「対GDP比で3・25%」にまで到達する見通しだ。それでも、ミケルソン氏は「私たちはみな、それを7%や10%にすることもありうると理解している」と主張する。」(本文) 皆さんは、どう思われるか? はんぺん―――――――――――――――――――――――――ロシア、対ウクライナで優勢に ノルウェー情報機関 2024-2-13 AFP=時事【AFP=時事】ノルウェーの諜報機関、ノルウェー情報部は12日公表した年次報告で、ウクライナに侵攻するロシアの兵力について、兵員数で圧倒している上、中国や北朝鮮などからも物資の供与を受けており、優勢を強めつつあるとの見方を示した。 年報は他の治安機関と共同でまとめられた。情報部トップは記者団に対し、「この紛争において現在のロシアは1年前より優勢になっている」と指摘。「ウクライナの約3倍の兵力動員が可能」だとした。 また、ロシアは「制裁に想像以上にうまく対処」しており、軍が「1年を通して戦力を維持」できるだけの弾薬や戦闘車両、無人機、ミサイルを生産できるようになっていると分析。中国や北朝鮮、イラン、ベラルーシからも軍事支援を得ており、特に中国からは「機械類や車両、電子機器、予備部品」を調達していると説明した。 その上で、「ウクライナ軍が自国を防衛し、戦闘の主導権を取り戻すには、西側諸国からの広範な武器支援が必要だ」と主張。ウクライナは弾薬と長距離兵器、防空システム、戦車、戦闘機の供与を求めていると強調した。 ノルウェーは、デンマークとオランダに続き、F16戦闘機のウクライナ向け供与を表明している。【翻訳編集】 AFPBB News―――――――――――――――――――――「ウクライナが終われば、3~5年でくる」 募るエストニアの危機感 タリン=藤原学思 2024-1-30 朝日新聞 エストニア国防省の建物には、3種類の旗が掲げられている。エストニア国旗、ウクライナ国旗、そして、北大西洋条約機構(NATO)の旗だ。これが、エストニアの国防の「いま」を映し出す。 取材に応じた国防省幹部は、ロシアがウクライナ侵攻を開始した2022年2月24日のことをよく覚えている、という。 ロシアによるウクライナへの全面侵攻が始まって、2月24日で丸2年を迎えます。ロシアの隣国であるということは、どういう意味を持つのか。エストニアの人々の思いや、ここ2年で起きた変化を通じて伝えます。 その日は、エストニアの独立から104年の記念日で国民の祝日。この幹部は、大統領らが出席する記念行事に出る予定だった。だが、早朝に電話を受けた。「ロシアが侵攻を始めた」。関連の演説は急いで書き換えられた。 ロシアの侵攻「既定路線」だったが… エストニア国防省にとって、ロシアの侵攻は「既定路線」。驚きはなかったとこの幹部は振り返る。 「考えるべきは、ロシアに侵攻をする意思があるか、する能力があるかだ。そして、当時は確かにどちらもあった」 国防省内では、エストニアがロシアの「次の標的」になるとの見方が強い。 「ロシアに意思はある。ただ、いまは能力がない。『いつか』というスパンではナイーブすぎる。ウクライナでの戦争が終わったら、ロシアは3~5年でエストニアに攻めてくる」。迷わずに、幹部は言った。 だからこそ、エストニアはロシアの勝利で終わらせないために、ウクライナ支援を惜しまない。22~23年の2年間で行った軍事支援の総額5億ユーロ(約790億円)は、エストニアの国内総生産(GDP)の1・4%に相当する。 ドイツのキール世界経済研究所によると、これはノルウェーやリトアニアとともに世界トップクラスだ。日本はGDPが大きいこともあり、GDP比で0・15%となっている。 エストニアのペフクル国防相は昨年12月にこんな声明を発表している。「ウクライナは我々のために戦っており、我々の援助で(ロシアの)戦争マシンが破壊される度に、欧州に対するロシアの脅威が一つ減ることになる」 ◇ 広がるウクライナへの支援 ウクライナを支援することは、自分たちを助けることになる――。そうした考えは、エストニアで広がりを見せる。 エストニア議会国防委員会のストイチェスク委員長は「ウクライナの戦地は1千~2千キロ離れているが、私たちエストニアも、ロシアの隣国だ」と改めて強調する。 「私たちは歴史の中で恐ろしい経験をした。21世紀になっても、18、19世紀の帝国主義に生きる国と向かい合っている」 外交委員会のミケルソン委員長は「西側諸国はまだ眠っている、と言わざるをえない。私たちの豊かな社会はまだ耐えられるはずだと、そんな幻想を抱いている」と他国の危機感不足を訴える。 NATOは加盟各国の国防費について「対GDP比で2%以上」を目標に設定している。ストルテンベルグ事務総長は23年3月、22年に目標を達成したのは当時の加盟国30カ国中エストニアなど7カ国だけだったとして、「もっと多くのことを、もっと早くやらねばならない」と訴えた。 エストニアの国防費は、24年に「対GDP比で3・25%」にまで到達する見通しだ。それでも、ミケルソン氏は「私たちはみな、それを7%や10%にすることもありうると理解している」と主張する。 もちろん、国防費の増額がすぐに実現可能なわけではない。国防省が委託した23年の世論調査では、増額を支持する国民は4割強にとどまった。 それでもロシアによるウクライナへの全面侵攻開始後、「攻められたら抵抗する」という意識はエストニア国内で高い。同じ世論調査で、「他国に攻撃されたら武力抵抗が必要だ」と答えた国民は83%。何かしらの形で防衛に参加する意思を示した国民も、64%に上った。 国防省で防衛産業を担当するシルプ特別顧問によると、エストニアでは、今後2年から2年半の間に、エストニア国内に弾薬を製造する大規模な拠点をつくる計画が進められている。 現在は土地の選定を進めており、国内外の複数の業者と協議を続けている。製造対象には、ウクライナで不足が指摘されている155ミリ砲弾も含まれる。自国生産ができるようになれば、ウクライナに送る分も増やせる可能性がある。 シルプ氏は「エストニア人は、ロシアの脅威を理解している。なぜ弾薬製造のための拠点が必要になるのか、それもわかってもらえるはずだ」と世論の理解にも自信を示す。 ◇ ウクライナを支援し、自分たちでも守る。その姿勢は情報空間でも同じだ。 21年の国勢調査によると、エストニアは国全体でもロシア語話者が29%に上る。公共放送ERRがロシア語専門チャンネルを開設したのは、ロシアが一方的にクリミアを併合した翌年の15年のこと。同年にはまた、「ロシアのプロパガンダに対抗する」として、エストニアを拠点とするウェブテレビ局も開かれた。 ウクライナ侵攻後、エストニア政府の放送当局は、国内のロシア・ベラルーシ系計5チャンネルに放送禁止命令を出した。 放送当局トップは当時の声明で、「非常時には決断が必要だ。社会の安全への危険を避け、公共の利益を守るために、ただちに行動を起こさなければならない」と説明している。 タルトゥ大社会問題研究所のトップ、ラグネ・コーツクレム准教授によると、エストニアの政府もメディアも、タリンで暴動が起きた07年以来、ロシア語話者がエストニアで起きていることについて十分な情報を持っていないとの危機感を持ち続けてきたという。 「ロシアからの情報への信頼度が、あまりにも高すぎた」。コーツクレムさんによると、ロシアが14年にクリミアを併合し、22年に全面侵攻を始めてからは、さらに強く問題視されるようになってきたという。 「重要なのはメディアリテラシー。それはつまり、メディアの仕組みを理解し、事実と意見を区別し、自らが責任を持ってメディアを利用することだ」とコーツクレムさんは話す。 エストニアの公立校では10年から、メディアリテラシーがカリキュラムに組み込まれている。そうした努力も実り、メディアリテラシー指数では、最上位にランクインする国の一つになっている。 また、今年1月には、政府がロシア語教育への資金援助を停止すると発表した。カラス首相は「統一された情報空間」の重要性を指摘。「二つの異なるシステムを持たないようにする」と強調した。 エストニア語を教育上優先する法案はすでに22年12月に議会で採択されており、教育現場では33年までの移行期間を経て、原則としてエストニア語が使われるようになる。(タリン=藤原学思) メディアリテラシーとは:メディアを主体的に読み解く能力。 メディアにアクセスし、活用する能力。 メディアを通じコミュニケーションする能力。 特に、情報の読み手との相互作用的(インタラクティブ) コミュニケーション能力。――――――――――――――――――――――――北朝鮮、潜水艦から巡航ミサイル2発 「1500キロ飛行」 2023-3-13 産経新聞 北朝鮮メディアは13日、同国が12日未明に潜水艦から2発の戦略巡航ミサイルを発射する訓練を、東部咸鏡南道沖の日本海の景浦湾で行ったと伝え、写真を公表した。ミサイルはいずれも「8」の字形に設定された軌道を約1500キロ飛行して目標に命中し、訓練は成功したとしている。北朝鮮が巡航ミサイルの水中発射を公表するのは初めてとみられる。 一方、米韓は13日朝から大規模合同演習「フリーダムシールド(自由の盾)」を始めた。米原子力空母の韓国南部釜山への展開も調整している。北朝鮮の発射は演習に対抗して威嚇する狙いもあるとみられ、朝鮮半島の緊張が激化している。(共同)
2024.02.14
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忍び寄る全体主義の恐怖・・・それを理解できないリベラルたちの「無知」が、人類を破滅に追い込んでいる・・・ 2024-1-31 はんぺん 独裁者プーチン:ロシアによる、ウクライナ侵略戦争の行方に暗雲が・・・・アメリカ議会で多数を占める共和党議員の抵抗で、議会の同意が得られず、アメリカの支援が足踏み状態になっているという。 戦場での武器弾薬の欠乏により、ウクライナ軍は、苦戦を余儀なくさせられている・・・という報道もあるようだ。 恐れていたことが、起こりつつある・・・そう、ロシアなどの独裁国家では、プーチンの一声(ひとこえ)で、軍事行動が決定され、上意下達されるが、(独裁者のいない)民主派の国家では、国民の代表が、議会で延々と議論が繰り返される・・・その分、決定は、大幅に遅れる・・・・ 戦時には、機敏な決定と行動が、戦況を左右するから・・・残念なことに、いつの時代でも、独裁側・・・全体主義の側が、圧倒的に有利だ・・・ そこで、はっきりしておかねばならないことは・・・自分が、どちらの立場に立つのか?ということだ・・・・・ 「日本には、「欧米がウクライナに武器を供給するから戦争が長引く」などと、トンチンカンな主張をする人たちがいます。 もし欧米がウクライナに武器支援をしなければ、ロシアはウクライナ全土を制圧し、今頃モルドバ侵攻を開始していたことでしょう。 欧米がウクライナに武器を支援しているおかげで、プーチンは、モルドバに進めないでいるのです。」(本文) リベラル派の「犯罪」とは・・・そういう事なのだ!!!!!!!! 皆さんは、どう思われるか? はんぺん―――――――――――――――――――――プーチンがウクライナの次に狙うは、NATO非加盟の「侵略しやすい国」 2023-3-17 by 北野幸伯『ロシア政治経済ジャーナル』どれだけ国際社会からの批判を浴びようとも、ウクライナ侵攻の手を緩めることのないプーチン大統領。先日、そんな21世紀最悪の独裁者の「次なる野望」がリークされました。 今回の無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』では国際関係ジャーナリストの北野幸伯さんが、プーチン氏の直属機関から流出したという文書で明らかになった、ロシアがウクライナの次に狙いを定めている国の名を紹介。 さらに日本国内でもよく耳にする、「欧米によるウクライナへの武器供与が戦争を長引かせている」という主張が誤っている理由を解説しています。 プーチンがウクライナの次に狙っている国プーチンは、「20世紀前半の領土観を持った政治家」といえるでしょう。 この人の頭の中で「領土」は、非常に「相対的なもの」なのです。あたかも、ヒトラーのメンター・ハウスホーファーが「生存圏理論」を主張していた時代のごとしです。 例えば、プーチンは08年のロシアージョージア戦争で、ジョージアから、南オセチア、アプハジアを事実上奪いました。その直後、クリミアについて、なんといっていたか? 「クリミアは、係争地ではない。南オセチア、ジョージアと違い、クリミアには人種間の対立はなかった。ロシアはかなり前に、今のウクライナの領土を認めている。私達の国境に関する話し合いは、事実上終わっている」 彼は、こう語り、ロシアがクリミアを狙っていることを完全否定しました。興味がある方は、こちらの映像をごらんください。英語訳もついています。 しかし、皆さんもご存知のように、プーチンは2014年、ウクライナからクリミアを奪いました。2022年9月には、ウクライナからルガンスク州、ドネツク州、ザポリージャ州、ヘルソン州を奪いました。 「親プーチン派」の人たちは、「プーチンは、ルガンスク、ドネツクで迫害されているロシア系住民を救いたいだけだ!」と主張していましたが…。では、どこから「ヘルソン、ザポリージャ併合」はでてきたのでしょうか?納得できる説明は聞いていません。 というわけで、プーチンの「領土欲」には際限がないようです。 実際、ロシアの元上院議長ミロノフは、【北海道は、ロシア領】と主張しています。時事2022年4月9日。 ロシアのウクライナ侵攻を受けて日本が対ロ制裁を科す中、ロシアの政党党首が「一部の専門家によると、ロシアは北海道にすべての権利を有している」と日本への脅しとも受け止められる見解を表明した。 見解を表明したのは、左派政党「公正ロシア」のミロノフ党首で、1日に同党のサイトで発表された。公正ロシアは政権に従順な「体制内野党」。ミロノフ氏は2001~11年に上院議長を務めた。 次のターゲットは〇〇〇〇プーチンの領土欲に際限がないとして、次のターゲットは、どこなのでしょうか? すぐ思いつくのは、エストニア、ラトビア、リトアニア、いわゆる「バルト三国」でしょう。しかし、これらの国々は、「NATO加盟国である」という問題があります。 もしロシアがバルト三国を攻めれば、自動的にNATOと戦うことになる。そういう意味で、NATO加盟国ポーランドへの侵攻も、決意がいります。 しかし、ロシアの西側に位置し、NATO加盟国ではなく、あまり強くない、要するに、「侵略しやすい国」が存在します。 それが、モルドバ。 モルドバは、ウクライナの西南部と接する、人口400万人ほどの小さな国です。旧ソ連国。1991年8月に独立し、同年12月に独立国家共同体(CIS)に加盟しました。 その後、ソ連崩壊後のウクライナ同様、「親ロシア派」と「親欧米派」の綱引きがつづいてきました。 2020年11月に当選したマイア・サンドゥ大統領は、バリバリの親欧米派。彼女は、ハーバード大学ケネディ─スクールに留学。その後、世界銀行に勤務していた。 2022年2月24日、ロシアがウクライナに侵攻しました。同年3月、危機感を強めたモルドバ政府は、EU加盟申請をしています。「旧ソ連はロシアの勢力圏」と考えるプーチンは、激怒したことでしょう。 ロシアの「モルドバ衛星国計画」さて、プーチンには、「モルドバを属国化する計画がある」ことが暴露されました。中央日報3月16日から。 ロシアが2030年までにウクライナと国境を接したモルドバを衛星国化する具体的な計画を持っているという暴露が出てきた。 ヤフーニュースが14日にウクライナメディアのキーウインディペンデント、独日刊紙南ドイツ新聞などで構成された国際ジャーナリストコンソーシアムとともに入手した文書によると、ロシアは7年以内にモルドバから西側の影響力を完全に遮断し親ロシア政府を建てる計画だと明らかになった。 2021年にプーチン大統領直属の対外協力局から流出したと推定されるこの文書の核心は、モルドバをロシアの衛星国にするというものだ。 分野を政治・軍事部門、経済部門、文化部門の大きく3通りに分類し、時期を短期(2022年)、中期(2025年)、長期(2030年)に分けて細部目標を設定したという点でベラルーシ文書と構成が同じだ。文書作成にはロシア連邦保安局(FSB)と対外情報局(SVR)が関与したことが把握された。 プーチン大統領の最優先目標は「モルドバの内政に干渉して影響力を強化しようとする米国、欧州連合(EU)、トルコ、ウクライナなどに対応すること」だ。このためモルドバ議会などにロシア側関係者を送り込み、究極的には親ロシア政府を樹立して事実上ロシアがモルドバを思うままにするという計画だ。 クレイマー元米国務次官補は「この文書にはモルドバを独立国と認めず衛星国として扱おうとするプーチンの強い意志が込められた」と分析した。 この文書は、2021年以前に作られたものなのでしょう。2022年のウクライナ侵攻で、モルドバは、EU加盟申請を急いだ。つまり、ゆっくり工作している時間がなくなった。それで、モルドバでの工作を急ぐことになった。読売新聞オンライン2月14日。 ウクライナの隣国モルドバのマイア・サンドゥ大統領は13日、ロシアがモルドバでクーデターを計画していると指摘した。サンドゥ氏は記者会見で、軍事訓練を受けたロシア、ベラルーシ、セルビアなどの外国人が非武装の市民を装って政府機関の建物を攻撃して人質を取り、ロシアが支配する非合法政府に体制を転換する計画をロシアが企てていると述べた。 というわけで、ロシアは、モルドバで親欧米派サンドゥ政権打倒のクーデターを画策しているようです。 日本には、「欧米がウクライナに武器を供給するから戦争が長引く」などと、トンチンカンな主張をする人たちがいます。 もし欧米がウクライナに武器支援をしなければ、ロシアはウクライナ全土を制圧し、今頃モルドバ侵攻を開始していたことでしょう。 欧米がウクライナに武器を支援しているおかげで、プーチンは、モルドバに進めないでいるのです。
2024.01.31
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現実化する全体主義による覇権の流れ・・・暗すぎる未来。はるか彼方に展望は遠のくのだろうか? 2024-1-29 はんぺん ウクライナ侵略戦争では、最近は、アメリカの軍事支援が、様々な理由で縮小され始めている中で、それに勢いを得たロシア(全体主義)軍の攻勢が、伝えられている。 地球を俯瞰すれば、ウクライナ侵略だけでなく、イスラエル対ハマスの戦争、どさくさに紛れての中国(習近平)による台湾、尖閣への挑発と威嚇、北朝鮮による核ミサイルの威嚇と挑発の拡大、アメリカ大統領選挙の中でのトランプ(狂犬)候補の台頭・・・、ミャンマー国軍による軍事独裁の更なる過酷な統治・・・と、世界の民主派にとって、悪い出来事が、次々と生起・・・全体主義の流れが止まらない・・・ 戦乱の中で、環境問題が吹っ飛び、原発回帰が公然と語られている・・・やはり、我々は、破滅にまっしぐらに突進しているようだ・・・ 「NATOが「GDP比2%以上の国防費」を求めるなか、エストニアの国防費は24年にGDP比「3・25%」に到達する見通し。」(本文) 「エストニア軍のフィリップス中佐は「10%でも良いぐらいだ。3%はあくまでも、最低限のラインだ」と言う。エストニア議会外交委員会のミケルソン委員長も「私たちはみな、それを7%や10%にすることもありうると理解している」と話す。」(本文) これを読んで・・・僕は、ため息をつく・・・リベラル派の鈍感なグループは、GDP比2%にも(反対)することが、平和運動だと錯覚し、狂犬たちを喜ばせ続けてきた・・・一方、狂犬たちは、独裁者の指図の下、急激な軍拡を展開中だ・・・なんという馬鹿げた事態なんだ。 日本ほど、全体主義(狂犬)に囲まれた、(危うい)国があるだろうか?現実を見ず、頭の中で(平和を夢想)する人たちが、政権を執ったら、日本は間違いなく破滅するだろう・・・悲しいが、僕は、確信をもって言える。 皆さんは、どう思われるか? はんぺん――――――――――――――――――――――――――ウクライナ終戦後、(ロシアは)攻めてくる。エストニアが、ロシアに備え 2024-1-28 朝日新聞 ロシアによるウクライナへの全面侵攻が始まって、2月24日で丸2年。ロシアの脅威にさらされてきた歴史を持つエストニアは、積極的にウクライナを支え、自国の防衛体制も整えてきた。「次は自分たちかも」――。危機感は、極めて強い。 エストニアの首都タリンの中心部にある「自由広場」。広場から「独立戦争戦勝記念塔」が見える。そこにはエストニアの詩人の言葉が刻まれている。 《旗を上げろ! この時代の変わり目に、土地や水、道の上で吹く風が渦巻く中で、証人となるように この民族が二度と抑圧に屈しないと、誓うときが来たことを》(監訳=早稲田大・小森宏美教授) 独立戦争中の1919年2月の詩だ。それから約105年。記念塔横の建物には、ウクライナとエストニアの国旗が掲げられている。 エストニアには年2回の「独立記念日」がある。1918年にロシアからの最初の独立を宣言した2月24日と、91年にソ連からの独立を回復した8月20日。どちらも国民の祝日だ。 ロシアが試みるウクライナの占領は、エストニアの過去と重なる。タリンの外れにある「共産主義の犠牲者追悼碑」も悲劇の歴史を映す。 高さ数十メートルの2枚の壁が200メートルほどにわたって並び、ずらりと名前が刻まれている。ガイド役のマーティン・アンドレラーさん(48)によると、エストニアでは1940~91年の間に、7万5千人以上が理不尽な殺害、投獄、強制移住などで亡くなったという。 アンドレラーさんの大おじも52年に逮捕された。理由は「禁じられているエストニアの曲をソ連兵に教えたから」。収容所で数年を過ごしたという。 「あんな抑圧体制のもとで暮らすべきではない。過去を忘れてはいけない」 そんなエストニアはウクライナ支援を惜しまない。エストニア政府によると、2022年2月の侵攻直前から23年末までに行った軍事支援の総額5億ユーロ(約800億円)は、エストニアの国内総生産(GDP)の1・4%以上に相当するという。ノルウェーやリトアニアとともに世界トップクラスだ。 取材に応じたある国防省幹部は、ロシアによるウクライナ侵攻を「既定路線」と語った。 「考えるべきは、ロシアに侵攻をする意思があるか、する能力があるかだ。当時は確かにどちらもあった」 そして、エストニアがロシアの「次の標的」になるとの見方を示す。「ロシアに意思はあるが、いまは能力がない。ウクライナでの戦争が終わったら、ロシアは3~5年で攻めてくる」 ロシアのプーチン大統領はウクライナ侵攻後の22年6月、現在はエストニア領になっている街の占領をめざすような発言をしている。 エストニアは北大西洋条約機構(NATO)の加盟国。NATOが「GDP比2%以上の国防費」を求めるなか、エストニアの国防費は24年にGDP比「3・25%」に到達する見通し。 エストニア軍のフィリップス中佐は「10%でも良いぐらいだ。3%はあくまでも、最低限のラインだ」と言う。エストニア議会外交委員会のミケルソン委員長も「私たちはみな、それを7%や10%にすることもありうると理解している」と話す。 2月24日、エストニアでは最初の独立宣言から106年の記念日を迎える。同じ日、ウクライナでは、ロシアの侵略との戦いが3年目に入る。(タリン=藤原学思)
2024.01.29
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全体主義の脅威に、目を塞ぐ、口をつぐむ「愚」は、自らを滅ぼす結果に・・・ 2023-12-12 はんぺん 何と言う恐ろしい国だろう・・・これが、全体主義の中国の本性だ! リベラルたちが、決して非難しない独裁国家だ。 新社会党、社民党、MDS、アサートなどの機関紙に、真正面から、この独裁国家、覇権国家を批判する記事を見たことが無い・・・これほどの異常さとは、いったい何だろう??? (MDSとは、民主主義的社会主義運動という泡沫的な社会主義政党の事。MDS、アサートは、共に、昔のDSL=民学同の流れを汲む) 一方では、「平和」や「戦争反対」を語りながら、その元凶の独裁国家、全体主義を非難しない・・・これって、まさに(矛盾)そのものだろうに・・・・ 独裁者は、国民を圧政の下、総監視下に置き、異議、反論を認めない・・・それが、(人権)(民主主義)の対極にあるのだ。 口で(人権)(民主主義)を叫びながら、独裁者が、最も喜ぶスローガン・・・「安保反対」「基地撤去」「自衛隊反対」を嬉々として、唱えてきた。 彼らによる宣伝・扇動による(罪)は、まさに(海よりも深い)と、僕は思っている。「戦争はイヤヤ」「とめよう!戦争への道」「戦争あかん!基地いらん!」と叫ぶだけで、運動をネガティブに歪めてきた 彼らの(犯罪)の事だが・・・・ 頭の中で、(革命)を夢想した、あの連合赤軍兵士たちと、同じ穴のムジナとしか、僕には思えないのだが・・・ 皆さんは、どう思われるか? はんぺん――――――――――――――――――――――周庭氏の亡命で、中国当局の報復を許すな 2023-12-12 産経主張(社説) 日本語が堪能な香港民主活動家として知られた周庭(アグネス・チョウ)氏(27)が、9月に香港を離れカナダの大学院に留学していることを公表した。 12月末に香港の警察に出頭・報告する義務があったが、香港に戻らないことを決めた。事実上の亡命と受け止められている。周氏は「香港の状況や自らの安全、健康を考慮した。とてもつらい決断だった」と胸中を語った。 香港国家安全維持法(国安法)の施行後、さまざまな自由が奪われている香港に戻ってしまえば、二度と出られなくなるかもしれない。ようやく手にした自由を失いたくない。そう考えるのは当然のことである。非難されるべきは、人権を侵害する中国・香港当局の政策だ。 しかし香港の警察当局は「法律に挑戦する無責任な行為だ」と周氏を批判した。中国外務省の報道官も「いかなる人にも法外の特権はなく、犯罪行為は必ず処罰される」と強調した。 ならば、1989年に起きた天安門事件の際、民主化運動への武力弾圧を指示した責任者は処罰されたのか。2019~20年に香港で相次いだ反香港政府・反中国共産党デモの際、治安部隊に過剰な暴力による取り締まりを命じた責任者は法の裁きを受けたのか。 周氏が挑戦したのは法律ではなく、香港を覆う「恐怖による支配」である。今回、周氏が当局とのやり取りを明らかにしたことで、民主主義を求める人々を獄に入れ、移動の自由を制限し、市民を中国本土に連行して愛国教育を受けさせる「香港の中国化」の現状が改めて浮き彫りになった。 10日には香港区議会選が行われたが、民主派を排除した選挙の直接投票枠の投票率は27・5%と過去最低となった。中国による香港支配は十分な信任を得られなかったといえる。 現在、トロントで暮らす周氏は将来の夢について「自由に生きたい」と語るだけだ。香港にはまだ、無数の周氏がいることを忘れてはならない。 香港トップの李家超行政長官は「自首しなければ一生、逃亡者として追われることになる」と周氏を脅した。 日本をはじめ国際社会は、周氏が身をもって示した香港の現状を直視し中国・香港当局が周氏に報復しないよう監視していくべきだ。 ―――――――――――――――――――――露への「忠誠」法案。前例なき言論統制やめよ 2023-12-3 産経主張(社説)ロシア内務省が、入国する外国人にロシアへの「忠誠」を求める法案を準備している。ソ連の独裁者スターリンの恐怖体制下でもなかった言論統制法案だ。議会に提案される前に即刻、撤回されねばならない。 ロシアでは来年3月に大統領選挙がある。ウクライナ侵略を「特別軍事作戦」と呼ぶプーチン大統領の政策が、西側諸国の影響によって揺らぐのを阻止することが狙いだろう。言論統制を露国民だけでなく外国人にも広げる試みで、国際社会の反発は必至だ。 国営タス通信によると、対象となるのはロシア国内に一定期間滞在する外国人だ。法案は、ロシア連邦の公的諸機関の活動を妨害し、その当局者の信用を傷つける行為を禁じている。 伝統的価値観に反する情報の拡散も制限する。移民に対しては、結婚を男女の結びつきとみなす価値観に反する考えや、性的少数者に関する情報の拡散を禁じる。 また、第二次大戦でのソ連のドイツに対する勝利への貢献という「歴史的真実」を歪曲(わいきょく)することも禁じる。 タス通信は禁止事項に違反した場合の罰則には触れていないが、プーチン政権はすでに、「非友好的」とみなした、日本を含む西側諸国の特定の国民に対しては「入国禁止」措置をとっている。 侵略戦争に反対する国民や組織はスパイと同義の「外国の代理人」と指定して活動の芽を摘んでいる。直近ではクナーゼ元外務次官や1期目のプーチン政権で首相を務めたカシヤノフ氏が標的となった。 最近は、公園で雪の上に指で「戦争反対」と書いた男性が「10日間の拘留」処分を下された。日増しに強まる言論弾圧は到底容認できない。 今年3月、「ロシアに関して虚偽の内容を含む一連の記事を発信した」としてスパイ容疑で逮捕、起訴された米紙ウォールストリート・ジャーナルの記者も拘束されたままだ。 ロシア政府に「忠誠」を誓う外国人しか入国できなくなれば、外国との自由な交流は大幅に縮小し、ロシアの国際的孤立は一段と深まることになる。 国際的にも前例のないロシアへの「忠誠」法案は、自らの首を絞めるだけだとプーチン政権は知るべきだ。
2023.12.12
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「人生総括」上の最大の後悔は(社会主義幻想)で洗脳された(取り返しのつかない)多くの日々だ・・・今、残り少ない余生を少しでも(挽回)すべく生き抜きたいと願う!! 2023-6-12 はんぺん 「ロシア軍は士気低下も指摘されるが、ウクライナの独立調査機関「レイティング」は13日、クリミア半島や東部ドンバス地域(ドネツク、ルガンスク両州)の一部を含む全土奪還を「勝利」と認識する人が85%に上ったとの世論調査結果を発表した。侵攻直後の今年3月から11ポイント上昇した。 ロシアとの和平合意締結に賛同したのは8%にとどまった。ロシアの攻撃で大規模な停電が相次いでいるウクライナだが、国民の結束は引き続き強いとみられる。」(本文) これが、全てだろう・・・・侵略者による(独裁の平和)を拒否するウクライナ国民の固い団結が無ければ、欧米各国による、これほどまでの強力な軍事支援は、あり得なかった・・・・(自由・民主主義・・・)を守るという強固な意志があればこそ、民主派の多大な支援が得られている。 日本のリベラルたちには、想像すらできない現実だ。無責任極まるリベラル派・・・・新社会党・社民党・MDS・アサートの醜態を思うと(情けない)を通り越して(絶望)を感じるのだ・・・・(MDSとは、民主主義的社会主義運動という泡のような弱小社会主義政党の事) それにしても、このような泡沫的、弱小政党が、日本の政権を目指そうなどとは、思い違いも甚だしい・・・というものだろう。なんという傲慢! 思い上がり! 破廉恥!! 前に「中国・北朝鮮・ロシアなどの全体主義国家では、言論・出版・表現などを封殺し、異論を閉じ込める・・・・国家反逆罪などの法律で、逮捕拘禁する。」と書いた。 元ソ連のスパイで、アメリカに亡命した(レフチェンコ)の著書「KGBの見た日本」は、有名だが、その内容から、当時のソ連社会と日本社会について、相当な真実を見ることができる。 1975年から、5年間、日本国内で、スパイ活動で暗躍したソ連のスパイ、レフチェンコ氏は、1979年に、ソ連からアメリカ合衆国に 亡命した。 彼は、その著書の中で、「私は 『朝日』 『毎日』 『読売』といった日本の新聞を毎日欠かさず読み、驚きの目を見張りながら、日本のテレビに見入ったものだ。」(74ページ) 反対意見を圧殺する(マルクス・レーニン主義の国)ソ連邦の(非人間性)について、延々と述べている・・・・ このソ連の元スパイだった人物の日本評価を 今一度、リベラルたちに知らせたいものだと思った・・・・当たり前のように、空気を吸うがごとく、自由 民主主義 人権、法の支配 などが、保証されている国に住んでいることについて、どうして日本(リベラル)は、鈍感になり果ててしまうのだろうか???? ということだ・・・・・ 皆さんは、どう思われるか? はんぺん―――――――――――――――――――――――――――ロシア軍〝弾切れ〟目前 年明けにも備蓄尽き…ウクライナに全土奪還される可能性。イランや北朝鮮からの供与なく軍の士気低下も 2022-12-14 産経新聞 ロシアのプーチン大統領が主導したウクライナ侵攻がいよいよ行き詰まってきた。ロシアが一方的に併合を宣言した東・南部4州の5割超が奪還され、軍の砲弾は年明けにも備蓄が尽きるとの分析も出ている。対するウクライナは「全土奪還」へ意気軒高だ。 「ウクライナ軍はすぐそばまで来ている」。ロシアが併合を宣言した南部ザポロジエ州メリトポリのフョードロフ市長は13日、中心部で爆発があったと通信アプリで明らかにしたうえで、ロシア側を挑発した。メリトポリはロシア軍の物流拠点で、2014年にロシアが併合したクリミア半島の「玄関口」に当たる。 英国防省は、ロシアが侵攻開始以降に制圧した地域の54%をウクライナが奪還したとの見解を示した。ロシア軍が支配地域を制圧できるほどの軍部隊を編成するのはほぼ不可能で、今後数カ月で大きく前進する可能性は低いと分析する。 米高官は、約10カ月に及ぶ侵攻でロシア軍の砲弾やロケット弾の備蓄が尽きつつあり、40年以上前に製造された古い砲弾を使う可能性があると述べた。ロイター通信が報じた。古い砲弾に頼らず、イランや北朝鮮からの供与もないまま現在のペースで攻撃を続ければ、来年初めには使用可能な砲弾の備蓄が尽きるとの見方を示した。 ロシア軍は士気低下も指摘されるが、ウクライナの独立調査機関「レイティング」は13日、クリミア半島や東部ドンバス地域(ドネツク、ルガンスク両州)の一部を含む全土奪還を「勝利」と認識する人が85%に上ったとの世論調査結果を発表した。侵攻直後の今年3月から11ポイント上昇した。 ロシアとの和平合意締結に賛同したのは8%にとどまった。ロシアの攻撃で大規模な停電が相次いでいるウクライナだが、国民の結束は引き続き強いとみられる。 ―――――――――――――――――――――――――ロシア侵攻でウクライナの子ども484人死亡。 検察発表 2023-6-2 CNN.co.jpウクライナ南部オデーサでロシア軍のミサイル攻撃で死亡した母娘の葬儀に参列する人々(CNN) ウクライナの検察当局は「国際子どもの日」にあたる1日、ロシアによる侵攻でこれまでにウクライナの子ども少なくとも484人が死亡し、992人が負傷したと明らかにした。 当局は声明で「2900件超の子どもに対する戦争関連犯罪の手続きが行われている。これらの犯罪は殺人、傷害、性暴力、子ども向けの機関や施設への攻撃、移送、強制移住、誘拐などだ」とある。 ウクライナや、かつて共産主義国だった東欧の国々の多くは6月1日を「国際子どもの日」と定めている。この日は町や学校、地域グループが運動会など子どものためのイベントを開催することが多い。 ウクライナのオレナ・ゼレンスカ大統領夫人は同日、「子どもの日は安全な幼少時代、夏、人生について語る日であるべきだ。だが今日はウクライナの子どもに対するロシアの新たな犯罪について話す。9歳の女の子がキーウへの砲撃で死亡し、もう1人は入院している」とツイートした。 検察当局の声明によると、2500以上の教育施設が攻撃を受けて損壊し、うち256の施設は完全に破壊された。 また、ウクライナの子ども1万9500人超がロシアあるいはロシアの占領地に強制的に連れて行かれたという。ただし「この数字に含まれているのは公式に登録されたケースのみ」と当局は指摘し、実際はもっと多い可能性があると警告している。 子どもの連れ去りに関しては、国際刑事裁判所(ICC)が3月、ウクライナの子どもをロシアに強制移送する計画に関与した疑いでロシアのプーチン大統領と、同国で子どもの人権に関わる役職に就くマリヤ・リボワベロワ氏に逮捕状を出した。――――――――――――――――――――――――――ロシア国営TVがあおる恐怖。「ロシア人殺す」叫ぶ少女、衝撃受けた高齢者 2023年5月11日 朝日新聞 ロシア極東の街で1月下旬、ウクライナ侵攻に参加する兵士への支援物資を届けるボランティア団体が指定した受取場所を訪れたリディアさん(65)の手には、靴下などが入ったレジ袋が握られていた。 「自分でも何かをしないといけないと思い、いろいろ集めました。甘いものは絶対必要なので、お菓子も買ったんですよ」 ウクライナへの侵攻を続けるロシア。1年以上経ったが、反戦運動は影を潜め、いまもプーチン大統領は高い支持率を維持している。その大きな要因がメディアと一体で拡散されている政権のプロパガンダだ。多くのロシア人が見る世界は、日本での認識と大きく異なる。ロシアの人たちが住むのはまるで「アナザーワールド」(もう一つの世界)となっている。 この日は風が強く、体感温度は零下30度近く。リディアさんは紫色のダウンコートを着込み、ニット帽の上にフードをかぶる。優しい響きの言葉を口にする度に、真っ白な息が漏れた。 ロシア極東地域の年金支給額は月に2万ルーブル(約4万円)ほど。楽ではない生活の中で懸命に用意した物資なことがうかがえた。 そんなリディアさんを駆り立てたのはテレビで見た番組だ。有名な歌手が見せたウクライナ東部ドンバス地方で撮影したというビデオには、破壊された家の跡地に横たわる小さな赤ちゃんの姿が映っていた。家族は全員殺されたのだという。「この子はどう生きていくのか」と心配したリディアさん。自分にできることをしようと決めた。 「ロシア語を話すとおので殺される」 ロシアでは、プーチン政権がウクライナのゼレンスキー政権を「ネオナチ」と決めつけ、メディアと一体になって住民を「大量殺害している」と批判する。 特に高齢者への影響が大きいのが国営テレビの番組だ。作製者や目的がはっきりしないビデオなどが番組で使われ、ウクライナ側の「残虐さ」を強調する。 リディアさんが忘れられないと言う別の番組も、その端的な例だ。 幼稚園から帰った5歳のウクライナの少女が、何をしたのかと聞かれ、「ロシア人を切った」と、大声で叫びながら腕を振り下ろしていたという内容だ。リディアさんは「彼らはロシア人を敵視している」と、とても心配した様子で訴えた。 リディアさんにとってウクライナは、「土地を奪っているロシア人は殺す必要がある」と考えている国だと子どもの頃から教えられている。「ロシア語を話すとおので殺される」と信じている。 ウクライナへの恐怖あおる番組、繰り返し流す国営テレビ ウクライナにおびえるロシアの高齢者に話を聞くと「おので襲われる」といった話をよく聞く。いまの時代には想像しにくい状況だが、こうした国営テレビで放映されたビデオが影響している可能性が高い。ロシアでは、毎週末になると、第2次大戦でウクライナの民族主義者がナチスと結託してひどい行為をしたといった、ウクライナへの恐怖をあおる長時間の番組が繰り返し放映される。 リディアさんは「ウクライナとロシア、ベラルーシは兄弟だと思っていたが、そうではなかった。彼らはウクライナが世界の中心であると考え、特にロシアが存在しない地球儀をつくろうとしている」として、ロシアによるウクライナ侵攻が不可欠だったと強調した。 侵攻で孫を失ったナタリアさん(71)と夫のウラジーミルさん(71)も支援物資を持ってボランティア団体の受取場所に駆けつけた。 孫のマキシムさん(当時25)は昨年5月、ウクライナ東部ドネツク州で「殺された」という。侵攻の最初から小隊長として前線で戦い、亡くなったのは誕生日の3日後。6月に故郷で埋葬された。 2人は「5人の兵士の命を救うなど部下からの信頼も厚かった。勲章も授与されたんです」と涙ぐんだ。 侵攻に反対する知人もいるが、ウラジーミルさんは2014年以降紛争が続く、ウクライナ東部ドンバス地方について触れ、「8年間、街が破壊され、子どもらが殺されたのを知らなかったのか。なぜ黙っていたんだ」と厳しく批判した。 前線に支援物資を送るロシア南部ベルゴロドに住むガリーナさん(64)は力を込めた。 「私の父は大祖国戦争に参加し、2年間、捕虜になった。再びすべてが無くなると知れば、ぞっとするでしょう。ファシズムは倒さなければならないんです」
2023.06.12
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ウクライナの自由・民主主義・人権・法の支配を ロシア全体主義の軍事侵攻から守るのが、地球人の使命だ・・・・忘れるな全体主義による凄惨な歴史を! 多くの独裁者による大量殺人の歴史をを! 2023-6-11 はんぺん (G7広島サミット)が、広島で開催されていた時、僕は、大阪には、いなかったが、テレビでリベラル派による反対デモを観た・・・そのシュプレヒコールが、(岸田は帰れ)(バイデンは帰れ)だったのには驚いた・・・・そして、50余年前の自分たちの(運動)を思い出した。 世界が、全体主義により、自由・民主主義・人権・法の支配が、脅かされている時に、自由・民主派の結束を示すことに(G7広島サミット)の開催意義があるのではないか・・・・ ロシア全体主義が、中国全体主義が(法の支配)をないがしろにして、周辺の主権国家を恫喝・侵略しているのが、現在の地球ではないか! 今、民主派が結束しなくて、いつするのだろうか? リベラル派の(無責任)、ここに極まれり・・・と僕は思ったが、違うだろうか? 彼らデモ参加者は、どんな展望を持って、そんなバカげたスローガンを叫んでいるのか? G7サミットに替わる(全体主義対抗策)でも、持っているのだろうか・・・?? どう考えても、僕に浮かばないし、彼らの主張の中にも出てこないのだ・・・これを(無責任)という。ますます、多くの国民が愛想をつかす材料が、増えてしまったのだ・・・・何という事だろう!! 皆さんは、どう思われるか? はんぺん――――――――――――――――――――――産経抄 2023-5-19 産経新聞米アカデミー賞国際長編映画賞をはじめ、世界各国の映画賞を受賞した「ドライブ・マイ・カー」は、韓国の釜山がロケ地になるはずだった。コロナ禍により断念し、代わって映画の約3分の2は広島で撮影された。 ▼濱口竜介監督によると、選定の決め手となったのは、まるで美術館のような広島市環境局中工場である。設計した建築家の谷口吉生さんは、丹下健三さんの弟子にあたる。丹下さんは被爆後の広島の復興都市計画に携わり、原爆ドーム、原爆慰霊碑、原爆資料館を結ぶ直線を「平和の軸線」と名付けた。 ▼谷口さんは軸線を断ち切ることのないよう、その延長線上にある工場内にガラスのトンネルを貫通させた。説明を聞いた濱口監督は、ゴミ焼却施設にまで息づいている平和の理念に感銘を受けた。 ▼先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)が本日、広島市で開幕する。主会場となるのは、やはり映画に登場したグランドプリンスホテル広島である。ロシアによるウクライナ侵略や覇権主義的な動きを隠さない中国への向き合い方が主要なテーマとなる。 ▼岸田文雄首相は初日に平和公園でG7の首脳を出迎える。核兵器を保有する米、英、仏の3カ国を含む首脳たちによる原爆慰霊碑への献花と、原爆資料館の視察の予定も組まれている。被爆の惨状をぜひその目に焼き付けてほしい。 ▼「ドライブ・マイ・カー」は、主人公の舞台演出家が妻を亡くした絶望から再生するまでを描いた作品である。G7の首脳が抱える課題は、安全保障から気候変動、AIの未来にいたるまであまりに多い。廃虚から復興を果たした広島市の美しい街並みを眺めながら、世界再生への決意で一致できたら、サミットの成果といえるのではないか。
2023.06.11
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全体主義ロシア=プーチンの軍事侵略を止めるのは、世界民主派の責務だ・・・いま、ウクライナを支援せずして、いつするのか? (護憲)(9条)では、ウクライナ侵略を阻止できなかったことを肝に銘じるべきだ!!! 2023-6-9 はんぺん 言論弾圧は、ファシスト(プーチン)の常套手段だ。新社会党などのリベラルたちが、批判しない中で、自由と権利の侵害が続いている・・・・ これが、2023年の今の時代・・・(人権)という言葉が空しく響く中で、プーチン・習近平・金正恩たちの高笑いが、目に浮かぶようだ・・・ 今年の6/4は、中国共産党による民主派弾圧(天安門事件)から、34年になるというが、独裁者(習近平)は強権で香港弾圧をすすめ、毎年開かれていた追悼集会も、今年は、影も形も無くなったという。また、中国共産党は、世界中に(秘密警察)を配置して、国外脱出の中国人を監視・恫喝しているという。 全体主義国家(共産主義)における民衆弾圧は、強権統治では、ごく当たり前の様相だ。独裁者の意見に逆らうものは、次々と拘束・収監される。時には、北朝鮮のように、公開銃殺も 彼らの蛮行を一切、自分たちの機関紙で取り上げたり、批判したりすることが無かったのが、新社会党などのリベラルたちだ・・・何という事だろう・・・・彼らの口先だけで叫ぶ(人権守れ)が、空しく響く・・・これが、日本リベラルの真の姿なのだ・・・ いま、世界から孤立しているロシアは、軍事的な侵攻の停滞の中で、核による脅迫や国際ルールを逸脱したインフラ攻撃など、死に物狂いの様相だ。 中途半端な一時的停戦などで、事態は良くならないことは、誰が見ても明らかな状況だ。プーチンは、軍事的勝利でしか(停戦)に応じることは無いだろう・・・世界の民主派による、次元の高い軍事支援、経済制裁などが、当面の最大の貢献に繋がるだろう・・・ そして、能天気な(平和主義者)=日本リベラルたちが、(何もしない)ことで、多くの信頼を失いつつあることを、我々は、知っている・・・(2枚舌)を使う彼らに、未来があるとは誰も思わないだろう・・・・ 皆さんは、どう思われるか? はんぺん―――――――――――――――――――――――――――――侵攻を批判すればロシア国籍をはく奪か。 プーチン氏、改正法案に署名 2023-4-28 朝日新聞 ロシアのプーチン大統領は28日、ロシア国籍を取得した人がロシア軍の信用をおとしめる行為などをした場合、国籍を剝奪(はくだつ)できる改正法案に署名した。政府がサイトで公表した。180日後に施行される。 ロシアが一方的に併合を宣言したウクライナ4州の出身者も対象となっており、ウクライナ侵攻への批判を封じる狙いがあるとみられる。 改正法によると、軍の信用失墜のほか、ロシアの領土保全を脅かす行為も含まれる。4州を「ウクライナ領」と主張することも処罰される可能性がある。発言の時期は問わないとしており、過去にさかのぼって適用される恐れもある。 ロシアの独立系メディアによると、国籍剝奪の決定に裁判所の同意は必要なく、ロシア連邦保安局(FSB)が決められるとしている。 ――――――――――――――――――――――――――「ロシア人殺す」叫ぶ少女、衝撃受けた高齢者 国営TVがあおる恐怖 2023年5月11日 ロシア極東の街で1月下旬、ウクライナ侵攻に参加する兵士への支援物資を届けるボランティア団体が指定した受取場所を訪れたリディアさん(65)の手には、靴下などが入ったレジ袋が握られていた。 「自分でも何かをしないといけないと思い、いろいろ集めました。甘いものは絶対必要なので、お菓子も買ったんですよ」 ウクライナへの侵攻を続けるロシア。1年以上経ったが、反戦運動は影を潜め、いまもプーチン大統領は高い支持率を維持している。その大きな要因がメディアと一体で拡散されている政権のプロパガンダだ。多くのロシア人が見る世界は、日本での認識と大きく異なる。ロシアの人たちが住むのはまるで「アナザーワールド」(もう一つの世界)となっている。 この日は風が強く、体感温度は零下30度近く。リディアさんは紫色のダウンコートを着込み、ニット帽の上にフードをかぶる。優しい響きの言葉を口にする度に、真っ白な息が漏れた。 ロシア極東地域の年金支給額は月に2万ルーブル(約4万円)ほど。楽ではない生活の中で懸命に用意した物資なことがうかがえた。 そんなリディアさんを駆り立てたのはテレビで見た番組だ。有名な歌手が見せたウクライナ東部ドンバス地方で撮影したというビデオには、破壊された家の跡地に横たわる小さな赤ちゃんの姿が映っていた。家族は全員殺されたのだという。「この子はどう生きていくのか」と心配したリディアさん。自分にできることをしようと決めた。 「ロシア語を話すとおので殺される」 ロシアでは、プーチン政権がウクライナのゼレンスキー政権を「ネオナチ」と決めつけ、メディアと一体になって住民を「大量殺害している」と批判する。 特に高齢者への影響が大きいのが国営テレビの番組だ。作製者や目的がはっきりしないビデオなどが番組で使われ、ウクライナ側の「残虐さ」を強調する。 リディアさんが忘れられないと言う別の番組も、その端的な例だ。 幼稚園から帰った5歳のウクライナの少女が、何をしたのかと聞かれ、「ロシア人を切った」と、大声で叫びながら腕を振り下ろしていたという内容だ。リディアさんは「彼らはロシア人を敵視している」と、とても心配した様子で訴えた。 リディアさんにとってウクライナは、「土地を奪っているロシア人は殺す必要がある」と考えている国だと子どもの頃から教えられている。「ロシア語を話すとおので殺される」と信じている。 ウクライナへの恐怖あおる番組、繰り返し流す国営テレビ ウクライナにおびえるロシアの高齢者に話を聞くと「おので襲われる」といった話をよく聞く。いまの時代には想像しにくい状況だが、こうした国営テレビで放映されたビデオが影響している可能性が高い。 ロシアでは、毎週末になると、第2次大戦でウクライナの民族主義者がナチスと結託してひどい行為をしたといった、ウクライナへの恐怖をあおる長時間の番組が繰り返し放映される。 リディアさんは「ウクライナとロシア、ベラルーシは兄弟だと思っていたが、そうではなかった。彼らはウクライナが世界の中心であると考え、特にロシアが存在しない地球儀をつくろうとしている」として、ロシアによるウクライナ侵攻が不可欠だったと強調した。 侵攻で孫を失ったナタリアさん(71)と夫のウラジーミルさん(71)も支援物資を持ってボランティア団体の受取場所に駆けつけた。 孫のマキシムさん(当時25)は昨年5月、ウクライナ東部ドネツク州で「殺された」という。侵攻の最初から小隊長として前線で戦い、亡くなったのは誕生日の3日後。6月に故郷で埋葬された。 2人は「5人の兵士の命を救うなど部下からの信頼も厚かった。勲章も授与されたんです」と涙ぐんだ。 侵攻に反対する知人もいるが、ウラジーミルさんは2014年以降紛争が続く、ウクライナ東部ドンバス地方について触れ、「8年間、街が破壊され、子どもらが殺されたのを知らなかったのか。なぜ黙っていたんだ」と厳しく批判した。 前線に支援物資を送るロシア南部ベルゴロドに住むガリーナさん(64)は力を込めた。 「私の父は大祖国戦争に参加し、2年間、捕虜になった。再びすべてが無くなると知れば、ぞっとするでしょう。ファシズムは倒さなければならないんです」 ―――――――――――――――――――――――――ロシア侵攻でウクライナの子ども484人死亡。 検察発表 2023-6-2 CNN.co.jpウクライナ南部オデーサでロシア軍のミサイル攻撃で死亡した母娘の葬儀に参列する人々(CNN) ウクライナの検察当局は「国際子どもの日」にあたる1日、ロシアによる侵攻でこれまでにウクライナの子ども少なくとも484人が死亡し、992人が負傷したと明らかにした。 当局は声明で「2900件超の子どもに対する戦争関連犯罪の手続きが行われている。これらの犯罪は殺人、傷害、性暴力、子ども向けの機関や施設への攻撃、移送、強制移住、誘拐などだ」とある。 ウクライナや、かつて共産主義国だった東欧の国々の多くは6月1日を「国際子どもの日」と定めている。この日は町や学校、地域グループが運動会など子どものためのイベントを開催することが多い。 ウクライナのオレナ・ゼレンスカ大統領夫人は同日、「子どもの日は安全な幼少時代、夏、人生について語る日であるべきだ。だが今日はウクライナの子どもに対するロシアの新たな犯罪について話す。9歳の女の子がキーウへの砲撃で死亡し、もう1人は入院している」とツイートした。 検察当局の声明によると、2500以上の教育施設が攻撃を受けて損壊し、うち256の施設は完全に破壊された。 また、ウクライナの子ども1万9500人超がロシアあるいはロシアの占領地に強制的に連れて行かれたという。ただし「この数字に含まれているのは公式に登録されたケースのみ」と当局は指摘し、実際はもっと多い可能性があると警告している。 子どもの連れ去りに関しては、国際刑事裁判所(ICC)が3月、ウクライナの子どもをロシアに強制移送する計画に関与した疑いでロシアのプーチン大統領と、同国で子どもの人権に関わる役職に就くマリヤ・リボワベロワ氏に逮捕状を出した。
2023.06.09
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侵略戦争を封じ込めるには、防衛戦争しかない・・・真実を正面から受け止めて、立ち向かう行動が、いま求められていること。誰もが、好まない戦争の(支援)が、いま求められている・・・・ 2023-6-2 はんぺん ロシア:プーチンの蛮行は、この世紀の大罪として、永遠に記憶されるに違いない・・・国連常任理事国が、国連の(法の支配)を否定して、主権国家に、軍事力を使って侵略を始めたのだ・・・・ 軍事大国のロシアが、小国のウクライナを侵略した。長い歴史の教訓を自分たちのモノとしてきたウクライナは、ひるまず総力戦で抵抗している。 この自衛の強い意志と 欧米などの民主主義国家群の軍事支援や人道支援、ロシアへの強力な経済制裁が無ければ、ウクライナは、圧倒されて(降伏)し ロシアの奴隷に転落していただろう・・・ 能天気な(平和主義者)が、「ウクライナが降伏すれば、戦争は、すぐに終わる・・・」(アサートの論客氏)などと 傍観者的に評論している間に、事態の推移は、真実をますます、明らかにしていくことに・・・・ ウクライナ国民は、歴史の教訓を踏まえて(降伏)を拒否し、自分たちの国土・文化・言語などの民族的資産の防衛を選択したのだ。 ここで、日本のリベラルたちの常套句・・・・(話し合いで・・・)(国連で・・・)を思い出す。さすがに、ロシアが国連常任理事国であり、安保理での決定が何もできない現状では(平和主義者)の出来ることは、何も無い!!!! 皆さんは、どう思われるか? はんぺん―――――――――――――――――――――――ロシア外相、インドでの会合で失笑買う。 侵略で虚偽の主張 2023-3-5 CNN ロシアのラブロフ外相が訪問先のインドの首都ニューデリーでの会合でロシアによるウクライナ侵略に関して偽のナラティブ(物語)を述べ立てて、会場から失笑を買う一幕がこのほどあった。 外相の訪問は、主要20カ国・地域(G20)の外相会議などに伴うもの。ラブロフ氏はG20会議に参加したトップ外交官らが集まった会合で、侵攻は実際にはロシアに対して仕掛けられたとの独自の主張を展開。 「ご存じのように我々は戦争を止めようとしている。この戦争はウクライナ国民を利用して我々に仕向けられた」などと話した。ただ、この発言は、会場内で漏れた失笑にかき消される結果となった。 ――――――――――――――――――――――――――産経抄 2023-2-17 産経新聞 「昭和天皇の母」である貞明皇后の生涯を小紙の川瀬弘至論説委員がたどった『孤高の国母』(産経NF文庫)にこんな場面がある。 ▼大正10(1921)年4月、赤十字病院に行啓した貞明皇后は、3歳の女児にやさしく声をかけた。「大事に育てよ」。 18世紀後半、ロシアなどに分割されたポーランドからは、多くの人が極東のシベリアに送り込まれた。ロシア革命の混乱により親を失い飢えに苦しむ子供が続出していた。 ▼支援を要請された日本は現地に取り残された765人の孤児を東京や大阪に運んで保護し、健康を回復させてからポーランドに送り届けた。女児もその一人である。貞明皇后は事業を側面から支えていた。 ▼米エール大の研究所はロシアが少なくとも6千人のウクライナの子供を占領地域から連れ去った、との調査報告書を発表した。ウクライナ政府によれば、その数は1万人を超えている。 子供たちはロシア本土やクリミア半島にある施設に入れられ、ロシアへの愛国心を養う「再教育」を施される。 16日朝のNHKニュースは、施設に乗り込んで娘を助け出した母親を取材していた。娘はもう一生、母親には会えないと悲観していたという。幸運な、そしてまれな例であろう。 ▼平成14年7月、天皇、皇后両陛下がポーランドを公式訪問された。大使公邸での答礼レセプションの出席者の中には、90歳を超えるかつての「シベリア孤児」の姿があった。「日本の援助で生きています。日本の病院の手当てで生きています」。同行記者は感謝の言葉を伝えていた。 ▼国際社会が手を差し伸べなければ、ロシアにとらわれた子供たちは「孤児」になってしまう。戦争犯罪に彼らの未来を奪われる事態を決して許してはならない。********************************************************ロシアの戦死者、若年・貧困地出身・少数民族が大半2022年5月24日 AFP:発信地:パリ/フランス【5月24日 AFP】ロシアによるウクライナ侵攻で戦死したロシア兵の大半が極めて若く、貧困地域出身であることが、メディアなどの調査で明らかになった。少数民族も多いという。 旧ソ連時代のアフガニスタン侵攻では、1979〜89年で約1万5000人のソ連兵が死亡したが、ウクライナ侵攻での戦死者はすでにこれを上回っているという。 ロシアはウクライナ侵攻での戦死者数について口を閉ざしている。累計戦死者数は3月2日には498人、25日には1351人となったと発表したが、それ以来、新たな情報は公表していない。 ウクライナ側は、ロシアの戦死者が2万7000人に上るとしている。西側諸国はこの数字は多すぎると指摘するが、それでもロシア側の発表は大きく上回ると考えている。 英国防省は今月15日、ロシアがウクライナに投入した地上戦力の3分の1を失った可能性が高く、約5万人が死亡または負傷したとみられると発表した。 ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は9日の戦勝記念日に、戦死者数には触れなかったものの、被害の重要性を珍しく認めたかのように、戦死者を追悼した。 プーチン氏は「あらゆる兵士や将官の死は、われわれの悲しみであり、愛するものたちにとっては代わりがない損失である」と述べ、遺族や負傷者の家族への支援策を発表した。 ロシア語メディア「メディアゾナ」は、公表されている情報のみでも、5月6日までにロシア兵2099人の死亡を確認できたと報じた。 年齢が公表されている死者では21〜23歳の割合が最も多く、20歳未満も74人含まれていた。 地域別では、戦死者の大半をロシア南部出身者が占めていた。イスラム教徒が多い北カフカス地方のダゲスタン共和国の兵士が最多で135人。次いで、シベリア連邦管区のモンゴル系少数民族ブリャート人が住むブリャート共和国出身者が98人だった。 首都モスクワや第2の都市サンクトペテルブルクなど、国内の他の地域よりかなり裕福な地域出身者の死亡は、数えるほどしか報告されていない。 教育格差 オンラインニュースサイト「リドル・ラシャ」に寄稿するパベル・ルージン氏はAFPに対し、「地上部隊の兵士や将校の大半は小さな町や村の出身だ。このことは社会経済、ひいては教育格差と関係がある」と指摘した。 「地上部隊の入隊条件は比較的低く、優秀で高学歴な兵士や幹部候補者は航空宇宙軍や空挺(くうてい)軍、海軍など他の軍に配属される」 ダゲスタン共和国は、長年にわたるイスラム過激派との戦いで、ロシア最貧地域の一つとなっている。地元メディアやメッセージアプリ「テレグラム」は、国の弔問を受け悲しみに暮れる戦死者遺族の写真や映像であふれている。 ブイナクスキー地区のトップ、カミル・イジイエフ氏は今月6日、戦争で死亡したダゲスタン出身者5人の遺族に勲章を授与する様子を捉えた動画を自身のテレグラムに投稿した。勲章を授与された兵士の妻や母親はイスラム教徒とみられ、スカーフを身に着けていた。 イジイエフ氏は遺族に「あなた方は、父親が勇敢にも命をささげた子どもたちの母親として生きなければならない」と呼びかけた。 ルージン氏は、地方や少数民族の多い地域では明らかな反抗の兆候は見られないが、将来も何も反応がないとは限らないと指摘する。「表立った反抗ではなく、徴兵や入隊を避け始めるといった隠れたものになる」 (c)AFP/Stuart WILLIAMS
2023.06.02
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(どっちも、どっち)論で、両成敗論を言うリベラルの(犯罪)を問う!! 彼らの言う(正義)(民主主義)(人権)とは、いったい何だ??? 2023-5-1 はんぺん 昨年、2/24に、国連常任理事国のロシアが、正規軍隊を使って、隣国のウクライナに侵略を始めた。全体主義の脅威を、まざまざと見せつけたこの侵略戦争に対して、世界の心ある民主派は、被侵略国家のウクライナ支援に乗り出した・・・・・ 今、ロシア全体主義の蛮行を止めることができなければ、世界は、中国や北朝鮮などの全体主義の(やりたい放題)の時代を迎えることになるだろうことは明らかだ。 全力での軍事支援、人道支援、経済制裁などが、求められている・・・・その先に、かすかな希望の光が見えてくるかもしれない・・・・ウクライナが敗退し、ロシアが勝利するようなことがあれば、その希望の光は、一瞬で消え去ってしまうだろう・・・・ この資料は、昨年の侵攻(2/24)から、1か月後の3/21付けで、AERA(アエラ)に掲載されたモノだが・・・・現在進行形の1年後の今も、有効であるとして、紹介する。―――――――――――――「これまでに戦ったことのない青年です。恐怖について聞くと、「そりゃ怖い」と。「でも、自分が死ぬよりも怖いのは、この国が消滅すること」「だから戦う」と言った。」(本文) 「日本のどこかの評論家だかで、「ウクライナは白旗をあげたらいい」と言った人がいるんでしょう。大馬鹿者ですよ。だったらウクライナに来て、みんなにそう言いなさいと思う。」(本文) ・・・・(注:日本リベラルたちにも同じことがいえる。はんぺん) 「自分の国、文化や歴史がなくなるんですよ。安全圏で何もわかっていない、命を懸けたこともない人がこれから命を懸けようとしている人たちに向かって言える言葉じゃない。」(本文) ・・・・・(注:これも、リベラル向けの言葉にもなる。はんぺん) 「この国はロシアに踏みにじられてきました。ソ連崩壊でようやく独立国家になったのに、またそのときに戻ってしまう。そうならないために血を流すことを彼らは厭わない。」(本文) 「ロシアの正規軍が自分たちの論理だけで他国に侵攻し、第3次世界大戦の可能性もはらんだ非常に危機的な状況だ」(本文) ――――――――――――――――― ・・・・(どっちも、どっち)と、両成敗論を言うリベラルがいる。侵略者を免罪する(犯罪的)役割を平気で主張しているリベラル・・・・彼らの言う(正義)とは、いったい何だ? (民主主義)とは、いったい何だ? 教えてほしいものだ。 かくて(偽人権、偽民主主義)が、国民に見抜かれて、捨て去られていく。その凋落は、誰も止めようがない・・・・・違うだろうか?????? 皆さんは、どう思われるか? はんぺん―――――――――――――――――――――――――――日本で上がる「ウクライナは白旗あげたらいい」の声に戦場ジャーナリストが現地から激怒した理由 2022-3-13 筆者:福井しほ AERA 2022年3月21日号から ポーランド国境にほど近い、ウクライナ西部の街に入ったジャーナリストの佐藤和孝さん。これまでもアフガニスタンやボスニアなど様々な紛争地で取材を行ってきた佐藤さんに、AERAはインタビュー。ウクライナに入国した直後のこの街で彼が感じたのは、「平穏」に侵食する恐怖と孤立だった。 * * * ――ウクライナ西部にある街、リビウ。美しい街並みはユネスコの世界遺産に登録され、歴史の深さを感じさせる。3月5日、ジャーナリストでジャパンプレス代表の佐藤和孝さんがリビウに入り、取材を続けている。 佐藤:日本で思っているよりも、ウクライナ全土が戦地になっているわけではありません。ロシアに近いハリコフやマリウポリ、キエフは激しい状況ですが、今のリビウはマーケットにも食料が並んでいるし、電気やガス、水道も滞りなくある。でも、会社はやっていないし、学校も幼稚園から大学まで休校です。 リビウはウクライナ各地からのハブになっていて、ポーランドに脱出する人や安全な地方に避難する人たちが集まっています。そうした人たちをケアするために、市民は炊き出しや物を配るボランティア活動に従事している。 空からの攻撃を想定して戦車や装甲車をカモフラージュしたり、火炎瓶を作ったりしている人もいる。街は戦時下というより、準戦時体制に入っています。そういった意味でリビウは平穏には見えるけれど、戦火をひしひしと感じている雰囲気です。 ――佐藤さんはこれまで、アフガニスタンをはじめ、チェチェン、イラクなど数々の紛争地を取材し、街に暮らす市井の人の声を伝えてきた。リビウでも、衝撃的な出会いがあった。 佐藤:町工場の若社長として働く30歳の青年がいました。普段は台所用品を作っていたけれど、今は戦車や装甲車が街に侵入しないためのバリケード、そして兵士たちがつける「ドッグタグ」を作っている。 普通、ドッグタグには名前や生年月日、血液型や国籍、そしてナンバーが刻まれています。でも、彼が作っていたのはナンバーしか書いていない、名前のないドッグタグでした。 僕がリビウで話を聞いた人たちは、国を守るために戦争に行くと話しました。当然亡くなる人も出てきます。その人たちが無名のドッグタグをつけている。それを見たとき、切なくなった。一人の存在が、番号だけっていうのは……。 腹の底から怒りを覚え――その青年には7歳と3歳の子どもがいる。あなたも銃を持って戦争に行くのかと問いかけると、「行きたい」と答えた。 佐藤:でも、これまでに戦ったことのない青年です。恐怖について聞くと、「そりゃ怖い」と。「でも、自分が死ぬよりも怖いのは、この国が消滅すること」「だから戦う」と言った。 日本のどこかの評論家だかで、「ウクライナは白旗をあげたらいい」と言った人がいるんでしょう。大馬鹿者ですよ。だったらウクライナに来て、みんなにそう言いなさいと思う。 自分の国、文化や歴史がなくなるんですよ。安全圏で何もわかっていない、命を懸けたこともない人がこれから命を懸けようとしている人たちに向かって言える言葉じゃない。 この国はロシアに踏みにじられてきました。ソ連崩壊でようやく独立国家になったのに、またそのときに戻ってしまう。そうならないために血を流すことを彼らは厭わない。ゼレンスキーも含め、名もない人たちの気概がこの国を勇気づけているんです。 なのに、「10年後にはプーチンが死んでいるだろうから、その後、国に帰ったらいい」なんて馬鹿なことを言っている。このままだと、10年でこの国はなくなるんです。腹の底から怒りを覚えます。 大勢と一人「命」の重さ ――世界はロシアに対しての制裁を強化し、それはウクライナ国民の励みにもなっている。だが、課題もあると指摘する。 佐藤:西側諸国といわれる国が自分たちの味方になってくれていることはよく認識していて、それが戦うモチベーションの一つになっていることも否めません。でも、じゃあ我々はそれを続けていけるのかということも問われてくる。 応援の仕方は色々あるのだと思いますが、ウクライナへの武器の供与以上のことをすると第3次世界大戦になってしまう。世界の指導者のなかには、自分たちが火の粉をかぶらないためにウクライナを犠牲にしてもいいと考える人たちもいる。 この問いが正しいかはわかりませんが、大勢の命と一人の命のどっちが大事かということになるかもしれない。そうならないように、外交なども含め世界は動かないといけない。 この戦争は長期化すると思います。だって、多くの人たちが戦う意志を持っている。自分たちの国を自分たちの血をもって守ろうとしている。その魂は消えません。アフガニスタン侵攻でも、ソ連軍が入って10年で撤退を余儀なくされた。結局、勝てないんです。 「核」撃てばロシア消滅 ――ロシア軍がシリアで兵士を募集しているとも報じられ、行き詰まりが見えている。 佐藤:兵士の数が多くても、戦闘経験のない人間は現場では使えません。「ワグネル」といわれる傭兵集団がいますが、彼らは戦闘経験が豊富です。つまり、人の殺し方を知っているということです。シリアの兵士も同じで、人を殺すことに慣れている。そういう人間を使って、なんとかウクライナを制圧したいと思っているんでしょうね。 でも、キエフでロシア軍が政府機関などを押さえたとしても、周りは敵だらけです。ロシア軍にとっても危険なことで、市街戦やゲリラ戦になってくる。長く続けば戦闘意欲やモチベーションもなくなっていくでしょう。 この戦争を長期的に遂行する経済的な裏付けがロシアにあったかというと、難しいんじゃないですか。もともとGDPも低いし、経済制裁もある。中国が助けるといっても限度があります。ロシアにも反対派の人がたくさんいるし、今やっていることは「きょうだい殺し」です。多くの国民は心を痛めているんじゃないかと僕は思う。 ただ、国内世論が反プーチンに傾くほど、彼はますます弾圧しなければならなくなる。今後プーチンはウクライナ、世界、そしてロシア国内とも戦わなければいけなくなります。その覚悟を彼は持っているのか。核があると脅かしますが、それを撃てばロシアも消滅します。 プーチンはルーマニアのチャウシェスクのような形で終わってしまうかもしれません。止められるのはロシア人しかいないと僕は思っています。 世界に見えない街や村――様々な国を歩いてきたが、これまで見た戦場とは「質」が違うという。 佐藤:アフガニスタンやイラク、シリアというのはある地域の戦争です。僕のなかでは、世界大戦になるというようなものではなかった。ユーゴスラビアの戦争は世界大戦の可能性を秘めていましたが、各地に火の粉が及ばないようにヨーロッパ各地もいろいろと手を打ちました。 今度はロシアの正規軍が自分たちの論理だけで他国に侵攻し、第3次世界大戦の可能性もはらんだ非常に危機的な状況だと思います。今までの現場とは質が全く違う。だから世界は必死になっているんだけど、行き詰まり感も出てしまっている。 キエフやハリコフから避難してきた人たちは、とにかく攻撃が激しいと口をそろえます。狙撃兵までいるから、外に出られず命からがら逃げてきたと。でも、そういった街や村には記者もいないので、世界に見えていないんです。やりたい放題になって、どんどん残虐な方向に向かってしまう。今後、キエフでも取材したいと思っています。 ―――――――――――――――――――――◯佐藤和孝(さとう・かずたか) 1956年生まれ。独立系通信社「ジャパンプレス」代表。山本美香記念財団代表理事。80年からアフガニスタンで取材を行い、その後も様々な紛争地を取材した。近著に『タリバンの眼 戦場で考えた』など(構成/編集部・福井しほ) ※AERA 2022年3月21日号から
2023.05.01
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「(備え)無くして、平和は守れない!」 リベラルは、(護憲)で事足れり!という「無責任」から地獄への道に・・・・ 2023-4-28 はんぺん侵略戦争に、しっかり備える事が、侵略者の(侵略意志)をくじくことになるのだ・・・・そして、結果として、戦争を未然に防ぐ、最も確実な方法だ・・・・現実世界を、正面から、真摯に見つめるなら、これが自然の考え方だ・・・・違うだろうか? 従って(備え)は、喫緊の課題であり、それは東アジア情勢を見れば、明らかだ。自衛隊、安保条約、米軍基地などの抑止力は、絶対的に必要で、(反対)など、とんでもない無責任・・・・ということだ。 リベラル派は、そうは考えない・・・・(平和憲法があれば・・・戦争放棄を宣言すれば・・・武器を持たなければ・・・)平和が、転がり込んでくる・・・・と考える。 僕は、長い間、この(護憲の間違い)に気づくことなく、人生の大半を過ごしてきたことには(懺悔)しか無い!! 後悔先に立たず・・・・・ (備え)が、あれば結果として、侵略を避けることができる。戦争を防止することにつながる・・・・・(備え)が無ければ、どうだろう・・・・ これは想像力の問題だろう。今、現実に東アジアで起きている事態を、正しく認識できれば、容易にわかることだ。 北朝鮮の独裁者による 核ミサイルの威嚇・挑発、中国共産主義による南シナ海や東シナ海への軍事進出、ロシアによる北方領土の軍事基地の増強と軍事演習・・・・・これを見ても、なんとも思わないリベラルたちに、日本の未来を任せるわけにはいかないのだ・・・・・違うだろうか?? 能天気な(平和主義者=護憲派)は、下記の記事に、呆然とするのではないか?(何が何でも停戦を・・・話し合いで・・・)という(絶対的平和主義者)の間違いを示して余りあるのではないか?? リベラル派のアサートの論客氏は、(ウクライナが降伏すれば、全てが解決する)と主張した。MDSの主張では、(停戦・・・話し合い)という無責任な内容のオンパレードだ。なんという破廉恥なリベラルたちだろう・・・・あなたたちは恥ずかしくないのか??? ウクライナ国民が求めているものは、侵略者を排撃して、国土・生命・文化・言語などの民族の存立保持なのだ。 リベラルに、立ち入る余地は、無いようだ・・・・ 皆さんは、どう思われるか? はんぺん―――――――――――――――――――――――「平和」だけではなく、「正義」を 2023-2-26 国末憲人(編集委員〈欧州駐在〉) 朝日新聞 「平和」は誰もが希求する。まして戦乱の地であれば、その思いはひときわ強いに違いない。 しかし、昨年11月にウクライナで実施された世論調査を見ると、ロシア軍による占領が続く状態での停戦を求めた人は、わずか1%だった。停戦の条件として、93%が「クリミア半島を含むウクライナ全土からのロシア軍撤退」を挙げた。多くの人々は、即座に平和を得るよりも、戦う道を選ぶ。つまり「平和」とは異なる価値を重視しているのである。 「ウクライナの人々が求めているのは『正義』である」 国際刑事裁判所(ICC、オランダ・ハーグ)のカリム・カーン主任検察官(52)は現状をこう読み解いた。ロシア軍による虐殺が起きた首都キーウ近郊のブチャなどを訪ねての結論として17日にミュンヘン安全保障会議の席で語った。 筆者が現地で得た感触も、カーン氏の見方と一致する。なぜ攻撃されるのか。あまりに理不尽ではないか。このような市民の怒りが、生命を賭しても「正義」を望む意識に結びついている。 この冬、ウクライナで何人かの法律家と語り合う機会があった。 キーウの弁護士ユーリ・ビルースさん(34)は、法律コメンテーターとしてテレビに頻繁に出演する有名人だ。その仕事の傍ら、ロシア軍が占領期に手を染めた戦争犯罪行為に対する訴追活動を、ボランティアで続けている。 ロシア軍の侵攻から間もない3月4日以降、被害に遭った人や遺族のもとを1軒ずつ訪ね、体験談に耳を傾ける。 キーウ近郊の農村に暮らす老人は、ロシア軍によってロシアに連行されて暴行を受け、捕虜交換で帰国した。ビルースさんは村を何度も訪ね、証言をするよう老人に促したという。戦闘が続く東部から車で避難しようとした20歳の青年は、ロシア軍の検問所で監禁され、兵士から性的暴行を受けた体験を、避難先からオンラインを通じて語った。 「話しやすい雰囲気をつくろうと、隣に腰かけ、時には一緒に涙を流すこともあります。時が経つにつれ記憶は薄れるので、停戦を待ってはいられません」 今回の侵攻を重く見るICCは、責任者訴追に向けた被害者の証言を募っている。ビルースさんは昨年末までに、約70人分の資料や証言録画を提出した。ICCには被害者救済制度が設けられており、損害賠償への道も開けるという。 中西部の都市ジトーミルの弁護士オレクシー・ヤシュネツキーさん(44)も、約50件の証言をICCに送った。ロシア軍に占領されたブチャから車で避難する際、銃撃で妻子2人を失った男性の体験などが含まれる。「一人ひとりの例を法廷で記録に残すことで、次の世代への教訓としたい」と語る。 ヤシュネツキーさんは各国の法律家と連携し、欧州人権裁判所(仏ストラスブール)への提訴も進めている。これに協力するサンマリノの弁護士アキーレ・カンパーニャさん(43)は「支援のネットワークが広がりつつある」と言う。 こうした動きに、ロシアが協力する兆しは見られない。違法行為にかかわった兵士らも、ロシアに逃げ戻れば捜査の手が及ばない。「だから結局、無駄ではないか」との疑問を口にする人もいる。 ただ、長期的には様々な可能性があると、弁護士らは言う。ロシアの体制がいずれ変わるかもしれない。対ロ制裁を巡る駆け引きから、ロシア側が譲歩することも考えられる。責任者がウクライナで捕虜となる確率もゼロではない。何より、失われた「正義」を取り戻そうと努めることは、被害者や遺族にとって大きな励みとなるだろう。 「正義」の実現を願う声は、パワーがモノを言う国際社会の現実の前に、しばしばかき消されてきた。一方で、今回の戦争では市民の思いが世界の世論に共有され、欧米では政府に行動を促す力ともなっている。 「正義」は確かに、建前にとどまりがちだ。ただ、建前が少しでも通用する世の中を実現できないか。切に願う。 コメントプラス 鈴木一人(東京大学大学院教授・地経学研究所長)2023年3月1日21時36分 投稿【視点】「平和」だけが「正義」ではない、という重たいコラム。平和であることは望ましいが、「不当な平和」が正義なのかと言われると、それは違う。 人の命を守るためには平和が必要だが、「不当な平和」の下で人の命は保証されない。平和はあくまでも必要条件だが、大事なのは「正義に基づく統治」という十分条件。 ―――――――――――――――――――――――――――権威凋落〝プーチン外し〟加速 召集令状の電子化に国内反発 各国大使に「無視」された映像、暗殺におびえる様子を暴露する証言も 2023-4-13 産経新聞ロシアのウクライナ侵略が泥沼化し、プーチン大統領の権威も凋落(ちょうらく)の一途をたどっている。各国の大使に「無視」された映像が流れ、暗殺におびえる様子を暴露する証言も出てきた。軍の動員に対する反発も強く、来年の大統領選出馬を前に国内では「プーチン外し」の動きもあるという。 各国大使「無視」動画首都モスクワのクレムリン(大統領府)で5日に開かれた各国大使の信任状奉呈式の動画が物議をかもした。プーチン氏が「ご清聴ありがとうございました」と締めたが、各国の大使から拍手などの反応が出なかった。本人が苦笑気味に何度もおじぎしながら、動揺する様子が映し出された。露独立系メディア「メドゥーザ」は「気まずい間」と揶揄(やゆ)した。 一方、英シンクタンク「ドシエセンター」は大統領の元警護官だったゲレブ・カラクーロフ氏のインタビューを報じた。同氏によると、プーチン氏はコロナ感染におびえ、周辺の職員は「15~20分程度のイベント前でも2週間前に厳格な検疫を守る必要がある」という。 外遊の際には「諜報機関に傍受されたり、解読されたりすることを恐れずに話せる」という高さ約2・5メートルの電話ボックスが運び込まれる。また、サンクトペテルブルク、ソチ、ノヴォ・オガリョヴォなどの私邸に作られた執務室のデザインは全て同じで、公式発表とは別の場所にいたこともあったという。いずれも「命を狙われるのを防ぐ」ためだと証言した。 着信の時点で通知に筑波大の中村逸郎名誉教授は「大使たちの無反応は、プーチン氏の孤立を象徴的に示した出来事だった。カラクーロフ氏の証言でも、猜疑心にあふれ孤独なプーチン氏の生活を示している。いずれもプーチン氏は恥をさらすことになった」とみる。 国営タス通信は、プーチン氏が春に14万7000人を徴集する政令に署名したと報じた。英国防省は40万人を追加で募集しようとしていると分析した。ロシアでは招集令状の電子化を認める法改正が行われた。電子令状は着信の時点で通知とみなされる。 SNSでは「『あの世』行きのチケットだ」「今に男は全員ロシアを出るだろう」と反発の声が相次いだ。昨年9月の部分動員発表後、近隣諸国に計70万人ともいわれる人々が出国した。IT関連の技術者も多く、ロシア経済への打撃は大きい。 暗殺におびえる様子国際刑事裁判所(ICC)がウクライナの子供を連れ去った戦争犯罪の容疑でプーチン氏の逮捕状を取った件もくすぶっている。現状では逮捕の可能性は極めて低いが、ロシアと軍事同盟を結ぶアルメニアでもICC加盟に向けた動きも出ている。 中村氏は「昨秋の部分動員は国内で相当な不満をかき立てたが、今回の徴集も来年に大統領選を控えるタイミングで好ましくないものだ。逮捕状については、政権内部でもプーチン氏と歩みを共にすることを屈辱的ととらえたり、『自分にも逮捕状が出るのではないか』という不安が広がっていることも想定できる。今後、ますます『プーチン外し』は加速するのではないか」との見方を示した。
2023.04.28
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偽リベラル(新社会党・社民党・MDS・アサート)のメンバーたちは、いつまで独裁者プーチンに肩入れするのか?? 恥を知れ! 「人権」を叫ぶな! 「民主主義」を叫ぶな! 「政治」を語るな! 2023-4-24 はんぺんロシア国内で、反政権活動家に対して、禁固25年の判決が、下されたという。「彼の健康や状況を考えれば、死刑判決だ」とも言われている。 リベラル?の友人(新社会党員)に、これをどう思うか?聞いてみたいところだが・・・またまた ごまかして答えないだろうな!! 彼は、そんなに不誠実な人間では無いと思っていたが、こと新社会党のことになると、普通の考えは出来なくなる・・・・洗脳って、本当に怖いと思う。 社会主義国家のソ連時代から、反体制派に対する過酷な弾圧は、良く知られてきたが、ロシアでも状況は、悪化の一方だ。 今回紹介する、2点の記事は、リベラルたちが、見たくない内容だ。彼らの機関紙(新聞)に掲載されることは、絶対に無い(不都合な真実)だから・・・・ 彼らが、営利新聞だとして、蔑視してきた朝日新聞などの商業新聞でも、この程度のことは載せるのに、彼らの機関紙やホームページは、歪められ、偏見に満ちていることには、驚くばかりだ・・・・・ なぜ、僕の先輩・後輩や 友人たちは、こんなにまで、歪んでしまったのか?? 僕には、さっぱり 分からない・・・・・ 皆さんは、どう思われるか? はんぺん ――――――――――――――――――――――――――――― 「プーチンおじさん」礼賛、毎日歌わされ「洗脳」(ウクライナ侵攻の現場から)民間人拘束:上 2023年4月20日 朝日新聞 ロシアによる侵攻が13カ月を超えたウクライナで多くの民間人がロシア軍に連れ去られ、今も行方がわからないままでいる。国際法に違反して長期拘束される民間人は法の枠外で扱われ、大多数は帰還の見通しが立たない。1万6千人以上ともされる子供の連れ去りと並ぶ、「もう一つの戦争犯罪」だ。(キーウ=喜田尚) ■ロシアの拘置所で半年、踏みにじられたアイデンティティー ウクライナの首都キーウ郊外ブロバリ市の学校で数学を教えるビクトリア・アンドリューシャさん(26)はロシア南西部クルスク州の拘置所でさまざまな歌を覚えさせられ、半年間毎日歌わされた。 その一つ「ボーワおじさん、私たちがいる」は、1番から3番までの歌詞の最後でこう繰り返す。「最高司令官が最後の戦いを呼びかけるなら、ボーワおじさん、私たちがいる!」 「ボーワ」はプーチン・ロシア大統領の名前「ウラジーミル」の愛称。混乱する世界を憂え、プーチン氏が命じる終末戦争に命を捧げる覚悟を歌った歌だ。 アンドリューシャさんが拘束されたのは、両親が住むウクライナ北部チェルニヒウ州の村だ。昨年2月の侵略開始から間もなくロシア軍に占領された。 アンドリューシャさんは勤務先のキーウ郊外の学校が休校になり、両親の元に戻っていた。同年3月末、実家からロシア軍に連行された。兵士らがウクライナ軍の協力者を見つけようと民家をしらみつぶしに捜索した際、持っていた携帯電話から村内のロシア軍車両を写した写真が見つかったからだ。住民にSNSでの情報提供を求めたウクライナ軍の呼びかけに応じるつもりだった。 2日後、目隠しをされたままロシア・クルスク州へ。数日間テント施設に収容されたあと、ウクライナ軍捕虜がいる拘置所に移された。独房用の部屋に板ベッドと2段ベッドが備え付けられ、アンドリューシャさんを含めて3人の女性が収容された。散歩で外に出ることもかなわなかった。 拘置所で待っていたのは歌による洗脳で、ウクライナ人としてのアイデンティティーを踏みにじられる日々だった。 朝は午前6時、職員の前に並ばされ、ロシア国歌を歌わされることから始まった。国歌は昼も、夕方も歌わされた。歌詞を間違えたり、はっきり声に出さなかったりしただけでやり直しを命じられ、1日10~15回歌ったこともあった。 その合間に歌わされたのが、旧ソ連軍をたたえる軍歌や「ボーワおじさん」だった。「私たちはロシア人」という歌もあった。どの歌を歌うのも、ソ連崩壊後生まれでウクライナが独立国であることを疑ったことがないアンドリューシャさんには耐えがたい苦痛だった。 ロシアの愛国的な詩を見せられ、それに自分で曲をつけて歌うよう命じられもした。「歌っている自分は本当の自分ではない、と自分に言い聞かせた。壊れそうな自分を守るためだった」とアンドリューシャさんは振り返る。 「君らはなぜロシアを嫌うのか」。そんなふうに取り調べで論争を吹きかけられても、相手が言うことを聞くだけにした。自分たちを精神的に追い込もうとしていることは明らかだったからだ。ロシア国籍を取得する意思があるか聞かれたときも「わからない」とだけ答えた。 ■「拘束2万人」帰還わずか 昨年5月にスパイ容疑は晴れたと言われたが、拘束は解かれなかった。 延々とロシア国歌や「ボーワおじさん」を歌わされる日々。ロシア軍はアンドリューシャさんが拘束された直後にキーウ周辺やチェルニヒウ州から撤退したにもかかわらず、「ウクライナはロシアのものになった」などと現実と異なる「戦況」を伝えられた。 このまま家族らに安否を知られることもなく、永遠に解放されないのではないか。不安がよぎった。 耐えられたのは、同室の2人の存在だった。1人はウクライナ軍の救護要員で、もう1人は自分と同じ民間人。それぞれが精神的に追い込まれないよう、とにかく3人で話をし続けた。 1人が「もう耐えられない。もう歌わない」と取り乱したときも、ほかの2人が励まして乗り切った。看守にはウクライナ語を話すことを禁じられたが、3人で話すときだけは従わなかった。 3人がほかのウクライナ軍兵士らとともに捕虜交換でウクライナに戻れたのは昨年9月末だった。ウクライナ政府は子供の連れ去りとは別に、少なくとも2万人の民間人がロシア側に拘束されているとする。 捕虜の扱いを定めたジュネーブ条約は民間人を捕虜とすることを禁じているが、ロシア側が解放に応じないため、今のところ捕虜交換でしか帰還するすべがない。そうした枠組みでの帰還さえ、アンドリューシャさんのように実現した例はごくわずかだ。 ――――――――――――――――――――――――禁錮25年も「実態は死刑判決」 ロシアの反政権活動家に強まる弾圧 2023-4-19 朝日新聞デジタル ロシアの反政権活動家でジャーナリストのウラジーミル・カラムルザ氏(41)が17日、反逆罪などで禁錮25年の有罪判決を受けた。昨年2月のウクライナ侵攻後、プーチン政権は反政権派への弾圧を一段と強めており、最も厳しい判決となった。米欧は「不当な拘束だ」と批判し、即時釈放を求めている。 「判決の数字を見てはいけない。彼の健康や状況を考えれば死刑判決だ」 カラムルザ氏とともに活動し、昨年7月、禁錮4年の有罪判決を受けたアンドレイ・ピボバロフ氏は弁護士を通じ、SNSで判決を批判した。 ロシアメディアなどによると、カラムルザ氏は昨年4月に拘束され、反逆罪のほか、軍の虚偽情報の流布、ロシアで禁止された団体の活動といった罪で起訴されたが、無罪を主張していた。 判決では、禁錮25年に加えて、罰金40万ルーブル(約65万円)や7年間のジャーナリスト活動の禁止、出所後6カ月間の自由の制限が科された。カラムルザ氏の弁護士は控訴する方針だ。
2023.04.24
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全体主義:ロシアの帝国主義的侵略に、強力な軍事支援、経済制裁、人道支援で、包囲網を打ち立てよう。プーチン・習近平・金正恩の民衆抑圧に見て見ぬ振りのリベラルを糾弾しよう!! 2023-4-23 はんぺん「多くの人が、私的な会話でロシア語を使うことはあっても、改まった場面ではロシア語を話したくないと考えるようになっている。ウクライナ人の通訳も同様なので、英語を使う。」(本文) 「その理由は、プーチン大統領が侵略を正当化するために繰り出す言説にある。それをひとことで言うなら「ウクライナは本来ロシアの一部であり、ロシアに刃向かう者はネオナチだ」という主張だ。」(本文) 「彼らはウクライナという名称、ウクライナ人という民族、ウクライナの言葉、すべてを破壊しようとしてきた」(本文) 「今回の戦争は私たちの民族性を覚醒させました。それは、しばらくの間失われていたものです」(本文) この記事を、ロシアに寄り添う日本のリベラルたちに突き付けたいモノだ・・・・・ 『命をかけ自由を守るウクライナの人々から目を背け、「支援する米欧も悪い」というかのような「どっちもどっち論」が依然としてある。』(本文)・・・・・・は、もちろん、偽リベラルたちのことだ。そう何度も指摘してきた、新社会党、社民党、MDS、アサートたちのことだ。 ロシアも悪いが、ウクライナも、相手を殺している・・・)と、恥ずかしげもなく、事態の相対化を企て、侵略者を免罪しようとした、MDS系の藤田OO氏の文書を前に紹介したが・・・・懲りない面々、反省の無い面々のことだ!!! (MDSとは、民主主義的社会主義運動という偽リベラルの社会主義政党のことだ) 世界は、これから、どうなるのだろう・・・・余生少ない高齢者の僕が、よく考えることだ。人生総括の中で、多くの自身の「過ち」を自覚しながらも、自分亡き後の世界のことを ついつい考えてしまう・・・・ 皆さんは、どう思われるか? はんぺん―――――――――――――――――――――――三つの言葉とロシアの戦争 2023-3-6 駒木明義(国際社説担当) 朝日新聞 私がロシア語で質問し、相手がウクライナ語で答える。それを、現地の通訳が英語に訳してくれる。先日訪れたキーウで、私がインタビュー取材をしたときのひとこまだ。 三つの言葉が飛び交っているが、実はこの中に、全員が理解できる言語が一つある。そう、それはロシア語だ。 歴史的にロシアとの関係が深いウクライナの人々は、大多数がロシア語を自在に操る。だから、私の質問に相手がロシア語で答えてくれるのならば、話は早い。実際、かつて私がモスクワ特派員だったとき、キーウでの取材はロシア語でなんの問題もなかった。2014年にロシアにクリミア半島を占領されても、その状況に変わりはなかった。 だが、今は違う。多くの人が、私的な会話でロシア語を使うことはあっても、改まった場面ではロシア語を話したくないと考えるようになっている。ウクライナ人の通訳も同様なので、英語を使う。 そんな取材先の一人、100年以上の歴史を誇る劇場の総監督を務めるザハレビッチさん(72)は「私はロシア語を知っていますが、今はロシア語を憎んでいます」と語った。 なぜロシアという国だけでなく、言語にまで憎悪を向けるのだろう。その理由は、プーチン大統領が侵略を正当化するために繰り出す言説にある。 それをひとことで言うなら「ウクライナは本来ロシアの一部であり、ロシアに刃向かう者はネオナチだ」という主張だ。 ザハレビッチさんは「彼らはウクライナという名称、ウクライナ人という民族、ウクライナの言葉、すべてを破壊しようとしてきた」と憤る。 私のような外国人の取材にロシア語で答えることは、ロシア人として生きることを強要しようとするプーチン氏に屈することにつながる――そんな感情が、ロシア語忌避の背景にあるのだろう。 あるウクライナ人は「今回の戦争は私たちの民族性を覚醒させました。それは、しばらくの間失われていたものです」と、心情の変化を説明する。 私自身、次に訪れる際には、せめて簡単なあいさつぐらいはウクライナ語でできるようになっていたいと感じている。―――――――――――――――――――――――――――――産経抄 2023-2-24 産経新聞同じ話を聞いても違った景色が見えることがある。朝日新聞の名物短文コラム「素粒子」(22日夕刊)は「2年目を前に、米ロの大統領演説を聴く。ともに停戦の気配もない現実が苦々しい」と書いていた。 ▼へそ曲がりの先輩、同僚が多い小欄のまわりは、ウクライナへの侵略1年を前に行われたプーチン露大統領の年次教書演説を、追い込まれた「弱さ」の表れだと聴いた。プーチン氏はほとんど事実を示さないまま、米欧が露を「永遠に滅ぼそうとしている」とし、侵略を「祖国防衛」にすり替えた。 ▼ウクライナの首都キーウを初訪問後、ポーランドのワルシャワで演説したバイデン米大統領は露の侵略を「人道に対する罪」と厳しく非難し「独裁者の欲望に譲歩することはできない」と述べた。 悪いのが誰かは明らかだが、命をかけ自由を守るウクライナの人々から目を背け、「支援する米欧も悪い」というかのような「どっちもどっち論」が依然としてある。 ▼「世界には自分の足で立ち、目で見て、肌で感じなければ分からないことがたくさんある」。1980年代後半からのソ連崩壊前夜を描いた小説『崩壊の森』(本城雅人著)で、主人公の新聞記者がモスクワへ赴任時、外信部長からこんな言葉を託される。 ▼主人公のモデルは本紙の斎藤勉・元特派員で、プーチン演説で「弱さ」を見たへそ曲がりの先輩の一人である。へそ曲がりというより肌で感じた経験を踏まえた自然な指摘だろう。 ▼本紙連載「ウクライナと共に 未来への戦い」は「この侵略戦争で敗北すれば、ウクライナという国家も、ウクライナ人のアイデンティティーも消える」と同国の人々の譲れぬ認識を伝えている。露の侵略1年を機にこの思いをかみしめたい。
2023.04.23
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「戦争反対一般」を語っても、なんの意味も無い・・・・リベラルたちの無力を笑う!! 今、時代は、あなたたちを、まったく必要としていない! 何という悲劇なのか!! 2023-4-19 はんぺん「戦争がなければ、私もポーランドにもっと長く残ろうとしたかもしれない。しかし、戦争が起きたことで、キーウこそが友達や自分の近しい人々がいる場所であり、今いるべき場所はここ(キーウ)なんだと考えるようになりました。」(本文) 「ただ、今は戦争が2年、3年続いてもウクライナの勝利で終わらなければならないと考えています。我々はここまで大きすぎる犠牲を払ったのですから。」(本文) このウクライナ市民の生の言葉に、日本のリベラルたちは、どんな反応をするのだろうか・・・と、考えてみた。(戦争反対一般)しか語れない、能天気な(平和主義者)には理解不能だろう。 戦争は、誰でもイヤだ・・・・当たり前の話だ。しかし、日本が侵略される可能性が高いいま、(戦争反対)(自衛隊反対)(9条守れ)で、日本を守れるか? (護憲派)は、ボロボロの悲惨な状況なのだ。日本の(護憲派=リベラル)の凋落は、ますます激しさを増している。 無責任な(平和憲法幻想)を振りまいてきた、そのツケが回ってきたということで、(反省する勇気)を欠いたままでは、再浮上は、あり得ないと考えるが・・・・ 皆さんは、どう思われるか? はんぺん―――――――――――――――――――――――「占領のない国で父と再会」願うキーウ市民 ロシア占領地から逃れて キーウ=喜田尚2023年1月24日 朝日新聞 ロシアによるウクライナ侵攻が始まり、1年近い月日が経とうとしている。戦火の下で、ウクライナの市井の人々はどんな思いを抱きながら生きてきたのか。親ロシア派が2014年以降、占拠している東部の主要都市ドネツク出身で、22年2月の全面侵攻後、逃れてきた市民に話を聞いた。 キーウ 学生 オレクサンドラ・ボフジアジさん(16) 侵攻後の2022年8月、東部ドネツクから母といっしょにキーウに来ました。学校の11学年(日本の高校2年に相当)に通っています。今の私の心配は、ドネツクに残った父のことに尽きます。父は病気で動けない2人の祖母を世話するため、ドネツクを離れることができません。 ドネツクは14年からロシアに占領されていますが、22年2月からの侵攻で、状況はさらにひどくなりました。男性は通りを歩くだけで連行され、戦場に送られます。父は1カ月以上アパートから出られませんでした。アパートで水が出るのは週に2、3回だけ。街にロシア兵があふれ、武器を持ったまま酔っ払っている人もいます。 テレビはプロパガンダばかりで、ドネツクの住民の8割はもう「ロシア人」になったと思います。2人の祖母もテレビのニュースを信じているので私は話ができなくなりましたが、両親が取りなしてくれていました。キーウに来て本当にうれしいのは、思っていることを話せることです。 もともと、姉夫婦が長くキーウに住んでいたのですが、(侵攻後のロシアによる攻撃で)停電が多く、2人とも仕事ができなくなったためアパートを引っ越しました。私と母はそのあとに住んでいます。 キーウの学校には、ロシアに占領されたさまざまな地域からの生徒たちが通っていて、仲良しグループをつくっています。先生たちはやさしく、私たちに占領地のことを聞いたりしません。 ロシアの占領地にも、ロシアに近い場所にも、もう行きたくありません。戦争がいつ終わるのかはわかりません。でも、今年がダメだとしてもいつかは、ロシアに占領されていないウクライナで、父といっしょに暮らせると思っています。(キーウ=喜田尚) ―――――――――――――――――――――私の「いるべき場所」は友のいる街 侵攻後キーウへ、大きすぎる犠牲 キーウ=喜田尚2023年1月27日 朝日新聞 ロシアによる侵攻が続き、ウクライナの多くの人々が故国を離れた。ただ、「故郷のため何かをしたい」と国外からウクライナに戻ることを選択した人もいる。4年間住んだポーランドから、侵攻後の2022年夏、首都キーウに戻った市民に話を聞いた。 キーウ、会社員フリエブ・ボイエンコさん(25) ポーランド南西部ウロツワフの大学で学んだ後、ワルシャワの会社で働いていたとき侵攻が始まりました。ウクライナ軍を助けるため、ヘルメットや防弾チョッキなどの物資を集めて送るボランティア活動に従事しました。 でも、戦争が長引くにつれ、必要とされるものがドローン(無人航空機)や車両などへと変わっていき、だんだんボランティアの手には負えなくなりました。ちょうどそのころ、会社の雇用契約が切れてキーウに戻ることにしました。 戻ってまず気づいたのは、人が少なくなったことです。地下鉄はがらがらで、以前の人波はありませんでした。それから空襲警報。今は慣れましたが。 ただ、一番大きく変わったのは人です。人が人に優しくなりました。みないつも助け合おうとしている。死んだり、傷ついたりした親戚や友人がいる人も多いからでしょう。誰もが戦争に人生を変えられたんです。 ポーランドの人々もそうでした。戦争が始まったとき友人たちは、私が母と妹を呼び寄せるなら世話をする、と申し出てくれました。大家は無料で部屋を貸すと言ってくれました。 街中にはウクライナ国旗が掲げられました。それまでポーランドの人々にとって、ウクライナ人はお金を稼ぎに来る移民でしたが、このとき共同体の一部として受け入れられたのです。 戦争がなければ、私もポーランドにもっと長く残ろうとしたかもしれない。しかし、戦争が起きたことで、キーウこそが友達や自分の近しい人々がいる場所であり、今いるべき場所はここ(キーウ)なんだと考えるようになりました。 最初、戦争はどんな形であれ、最初の夏までには終わると思っていました。必ずしもウクライナにいい形で終わると思ったわけではありません。 ただ、今は戦争が2年、3年続いてもウクライナの勝利で終わらなければならないと考えています。我々はここまで大きすぎる犠牲を払ったのですから。(キーウ=喜田尚)
2023.04.19
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現実を見ないリベラルに(反省する勇気)は 持てない。彼らに政権を執ってほしくない・・・・・とつくづく思う。 2023-4-18 はんぺん(平和憲法では、日本を、いや世界を守れない)と言ってきた。昔のことだが、(平和憲法を 第9条を世界に広めよう・・・・)という信じられない暴言を吐いたリベラルがいた・・・・・・昔というのは、間違いで(今もいる)というのが正しいだろう・・・・・ 想像力に欠ける面々のことだ。頭の中で(革命)を成就する面々のことだ。毎日の新聞・テレビを観ないか、観ても理解できない面々のことだ。 彼らが、高学歴であることは意外ではない。日本赤軍・連合赤軍のアホな(兵士たち)も一応、高学歴だった。オウム真理教の洗脳を受けた(幹部たち)も一応、高学歴だった。高学歴と言っても、たかだか(大学出)という程度のモノであり、僕が、このブログで何度も言ってきたように、所詮、(青二才)だったのだが、変なプライド?のためか、素直に(過ち)を認めようとはしなかった・・・・(反省する勇気)を持てなかったのだ・・・・ 僕の(不愉快な)先輩の森恒夫率いる(連合赤軍)が、内部で(殺し合い)を繰り返したのも、(青二才)のなせる技だった。 学生時代に僕をオルグした諸先輩も、今から考えれば、みんな(青二才)だったのに、セクト争いでは、自信満々の風体で、(指導)していたのだが・・・・極めて(危うい)モノだった・・・・・わけだ。 人間は、もともと完成された存在ではない。生まれてから、死ぬまで、精進を重ね、(人生一生勉強)で、過ごすことは、不思議でもいなんでもない・・・・(学び)は、自身の向上に結びつくのであるから、ワクワクする楽しみである。 (学び)を止めれば、人間の進歩は止まってしまい(同じ過ち)を繰り返すことになる・・・・今のリベラルたちのように・・・・・だ。 (平和憲法では、日本を、いや世界を守れない)というのは、ウクライナ戦争が、証明したとも言える。自分の国民の生命、国土、歴史、文化などを守る努力なしに、頭の中で(夢想)するだけでは、(屁のツッパリ)にもならない・・・・これが、真実だ。 この時代に(護憲)を叫ぶなどという馬鹿げたスローガンを掲げること自体が、自殺行為であると僕は、断言できるが・・・・ 皆さんは、どう思われるか? はんぺん ――――――――――――――――――銃撃された救急車、殺された女性 火炎瓶作る修理工「怖さより怒り」 キーウ=高野裕介2023-2-17 朝日新聞 昨年2月にロシアによる侵攻が始まると、ウクライナでは前線から離れた場所でも、市民がそれぞれの戦いに動き始めた。装甲車を覆う偽装網や防弾チョッキを手作りする人々もいた。技術を生かし、自分なりのやり方で防戦に貢献しようとする市民に話を聞いた。 キーウ、バイク修理工バレリー・デシャトニクさん(33) 私は戦争前、「アウトロー・ガレージ」という名前で、カスタムバイクを作っていました。ここにあるバイク、日本のホンダのものですよ。 ロシアが侵攻してくるのは時間の問題だと思っていました。ジョージアに侵攻しましたからね。ロシアはテロリスト国家です。 侵攻が始まった昨年2月24日、ウクライナ軍の事務所に行きました。もちろん、戦場に立つためです。でも、私は軍での経験がないので、断られてしまいました。 そこで、仲間と火炎瓶を作ることにしたんです。全部で600本くらい作って、軍がいる検問所に渡しました。溶接もできるので、戦車用のバリケードも作ったんですよ。 兵士らが使う車の修理もします。 多くの市民が私のように戦おうと思ったのは、怒っているからです。怖さよりロシアに対する怒りが勝ったから。ここにはずっと、ロシアと対立する歴史があるのです。 壊れた家庭用ボイラーなどの廃材を使って、簡易ストーブを作ることも思いつきました。昨年の冬は寒かったですからね。多いときには8人の仲間が参加しました。これまでに約350台、前線も含めてウクライナ全土に送ってきました。みんなで協力できるよう、作り方を見せた動画も撮ってSNSに投稿しました。 お金をくれる人もいますが、基本的にはボランティアなので、資金面ではつらいです。でも、ウクライナ軍の部隊からは感謝状や、部隊のワッペンが届きました。自分のできることをやって感謝されているので、とても満足しています。 ただ、(キーウ郊外の)ブチャやイルピンで使われていた救急車の燃料タンクを修理したときはつらかった。その救急車では、激しい銃撃を受け、乗っていたボランティアの女性が殺されていたんです。その話を聞いて、溶接用のマスクの下で、泣きました。 私の人生は、侵攻の前後で何も変わっていません。妻も両親も、生きているから。変わったことが一つあるとすれば、多くの人が他者に優しくなり、助け合えるようになったことだと思います。 ある日、道路にジャーマンシェパードのような大型犬がいたんです。飼い主からはぐれたのでしょう。そばにいた女性と話し、「可哀想だから飼い主を捜しましょう」ということになりました。 2日間もかけて、飼い主を見つけました。戦争の前なら、こんな風にできなかったかもしれません。彼女はロシアの猛攻を受けていたハルキウ州からの避難民でした。彼女自身がつらい光景を見てきただろうに、そんな風に優しくなれたんです。(キーウ=高野裕介)――――――――――――――――――――――――――――「死ぬときじゃない」戦時下でライブ。妻と再会の日に書きたい詩は キーウ=高野裕介2023-2-8 朝日新聞 ロシアによる侵攻は、多くの市民の日常を奪った。過酷な日々のなかで、それでも、心豊かな暮らしを続けようと、音楽を奏でる人たちがいる。なぜ歌い続けるのか。一人のミュージシャンに話を聞いた。 キーウ、ミュージシャンのイブハン・チジェブスキーさん(39) ロシアの侵攻が始まる前、妻のハンナ(35)はずっと心配していました。私はそんなことが起きるなんて思わなかった。2019年から3人の仲間とバンドを組んでいて、「新しい曲のレコーディングをしよう」と言っていたんです。でも、妻があまり心配するので、とりあえず荷物をバッグに詰めてはいました。 2月24日の早朝、何度も爆発音がしました。妻はパニックになってしまい、私は落ち着かなければ、と思いました。その後だって、私は愛犬のマルガリータの散歩に行ったんですよ。 でも結局、その日の午後にキーウ南郊にある妻の実家に避難しました。普段なら車で2時間の距離ですが、渋滞がひどくて6~7時間もかかりました。そこで3週間ほど過ごして、妻を隣国のモルドバに避難させました。その日、シャワーを浴びてコニャックを1本空けました。愛している人と離ればなれになった、これからどうなるのかわからないという不安で泣けてきました。2時間も泣いたんです。 6歳下の弟マキシムは、軍の情報要員として前線に行きました。私はミュージシャンとして何ができるかを考えた。他のバンドと一緒にライブをやって、フェイスブックやインスタグラムで寄付を募り始めました。 ライブは今まで10回くらいやったかな。集まったお金で三菱(自動車)の中古のSUVを買って、弟の部隊に寄付したんです。他にも、医薬品を集めて支援団体に渡すなどしました。 多いときには、ライブに500人以上の観客が来るときがありました。みんな、戦争のなかで、心の休息を求めているんです。毎日、悲惨なニュースを見て、心がかき乱されている。戦争を忘れる瞬間が必要なんです。 でも、この現実に目を背け、戦争を完全に忘れてしまう人もいる。私はそれはダメだと思う。だから、戦争について歌っています。ある軍人から詩をもらい、それを歌にしました。「死ぬときじゃない。(ロシアを)殺すときだ」って。 毎日の戦闘が続く中で、歌を歌うことに何の意味があるのかという人もいます。でも、みんながそれぞれに置かれた場所で、やれることをやるべきだと思うんです。私の場合はそれが歌だし、戦場で私の歌を聴いてくれる兵士のためにも続けたい。 もう一つ、大切なことがあります。文化です。ウクライナの文化は歴史的にロシアに抑圧され、消されそうになってきました。そんなことは二度と起こしてはいけない。私たちミュージシャンの中にも、ロシア語で歌うのをやめ、ウクライナ語に変えた人たちもいます。 本当は、「愛」についての歌詞を書きたい。でも、今はそんな気になれない。妻が帰ってきたとき、そして、ウクライナが勝利したときに、その歌をつくりたいと思います。それまで、生きていることを望んでいます。(キーウ=高野裕介) ―――――――――――――――――――――2月24日、誕生日祝うはずだった 砲撃、略奪重ねたロシアの勘違い ボフダニウカ〈キーウ近郊〉=杉山正2023年2-6 朝日新聞 ロシアの侵攻は、多くの市民にとって予期していなかった現実だった。ロシア軍は一時、首都キーウ近郊を占領した。故郷が占領された市民に話を聞いた。 キーウ近郊ボフダニウカ、国際NGO職員オレーナ・ドロトワさん(48) 戦争が始まった2月24日は私の誕生日です。会社員の夫とは、レストランでお祝いをしようかと話をしていました。 「何か起こりそう」という雰囲気はありましたが、「まさか」という思いが勝っていました。平穏な生活がかき消されるとは思いもしないものなのです。 前日の23日からキーウにいました。24日早朝に爆発音が聞こえ、戦争が始まったことを知りました。缶詰や医薬品を買いに走りました。事前に何の準備もしていなかったのです。 キーウから車で自宅に戻ると、近所の軍施設は破壊されて煙が出ていました。夫は領土防衛隊に入り、軍兵士として前線に行きました。私は家財を守るために自宅にとどまりました。ロシア軍が私たちの町にまで来たのは、12日後です。住宅に砲撃し、略奪し、市民を殺害しました。 私は何度もロシアに行ったことがあるし、親戚もいる。自宅パーティーにロシア人が来て、政治の議論をしたこともある。考え方は違うけれど、ここまで非道だとは思わなかった。見誤りました。 占領下で10日余りを、屋根裏部屋などに隠れながら過ごしました。ウクライナ軍の救出作戦で退避することができました。ロシアが4月に撤退し、私はまた自宅に戻りました。略奪のため、家の中のあらゆる物がひっくり返っていました。 戦場に行った夫や親類が心配でなりません。休暇で戻ってきた時に一緒に過ごす数日間が、いま最も幸せな時間です。 戦争は早く終わって欲しい。でも、現実的には「どうやって?」と考えてしまう。いくら兵器を支援してもらっても、すぐには終わりません。ロシアは、いったん引き揚げたとしても、ウクライナを放っておいてはくれないでしょう。ウクライナ政府にも妥協をして欲しくはありません。 私たちは当初、ロシア市民による戦争反対の抗議の声が広がると思っていました。私たちならそうします。しかし、違いました。ロシア市民が声を上げるのは、自分の生活が脅かされた時なのだと思います。ロシア軍はいま、ウクライナの電力施設などを攻撃しています。ウクライナ市民を困らせ、自国政府への抗議をさせたいのでしょう。 ここにロシアの勘違いがあります。もちろん、停電は不便だし、街へのミサイル攻撃もひどいものです。しかし、これでウクライナ市民が降伏する、とロシアが思っているのだとすれば問題外です。 もうすぐ私の誕生日が来ます。ちょうど侵攻から1年です。ロシアがこの日を記念して醜い攻撃をしないことを願っています。(ボフダニウカ〈キーウ近郊〉=杉山正)
2023.04.18
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自分たちが他国を侵略することで困惑している侵略国家:ロシアの兵士たちと、自国国民のいのち、国土、文化、言語、歴史、民族などを守り抜く固い決意を持ったウクライナとの戦いだが、どちらに(大義)があるかは、一目瞭然だ!! 2023-4-17 はんぺん 僕は、どうしてリベラルたちが、間違った言動を繰り返しているのか?不思議で仕方が無かったが、今も困惑している・・・・たしかに、あの1991年のソ連崩壊で(ソ連派)と言われていた、僕の先輩・後輩たちは面食らうばかりで、きちんとした(総括)ができなかった・・・・としか考えられない。 正しく(総括)できていれば、今の世界は(民主主義)と(全体主義)との全面戦争の時代であり、民主派は団結して、全体主義(中国・ロシア・北朝鮮など)の脅威に当たらねばならない・・・・という、単純な結論が導き出されていたハズだった。 毎日の新聞・テレビは、世界の情報を瞬時に伝えてくれるが、それらに接するたびに全体主義による威嚇と挑発は、減るどころか、ますます増加していることをイヤというほど思い知らされる。(それは、僕のブログの真実の証明の過程でもある) 昔(学生運動)の仲間が、なぜ真実に目覚めることが無いのか? なぜ、いつまでも(社会主義幻想) (護憲幻想)の洗脳の呪縛から、解放されることが無いのか・・・・???世界の変革(=社会主義革命)で、人類は幸福になるどころか、1億人とも言われる犠牲者を生み出してしまったことに対して、なぜ、その事実を認めようとしないのだろうか?? 先日の統一地方選挙でのリベラルの(惨敗)は、起きるべきくして起きたに過ぎないのであり、不思議でも何でもない・・・・・ということだ。 皆さんは、どう思われるか? はんぺん――――――――――――――――――――――――――――ロシア兵が動画で訴え「この軍は犯罪集団」 わいろ横行、上官は銃撃 星井麻紀2023年3月31日 朝日新聞 ロシア軍の侵攻で激戦が続くウクライナ東部ドネツク州の前線で、ロシア兵が部隊の窮状を赤裸々に語り、ロシアのプーチン大統領に支援を求める動画がSNSに投稿されている。 前線から下がれば「督戦隊」に背後から撃たれる状況や、上官から部隊ごと「全滅させる」と脅されていると告発。「重大な危機が迫っている」と訴えている。 ロシアの独立系メディアのSNSに3月25日に投稿された動画には、迷彩服をまとったロシア兵とみられる20人ほどの男性が疲れた表情で並ぶ。部隊長を名乗る男性は、部隊はドネツク州の村で行われた作戦に参加し、14日間にわたってウクライナ軍の砲撃にさらされたという。 中隊長を含め多数が戦死し、当初は161人だった部隊は動画に映っているメンバーだけになったという。 部隊には、上官の命令で撤退する兵士を撃つ「督戦隊」が配置され、前線では身動きがとれなかったという。 「この困難な状況に支援を」プーチン大統領に訴え 督戦隊とは、兵士の逃走や降伏を防ぎ、戦闘を続けさせるため、部隊の背後から兵士を監視するもので、場合によっては逃亡する兵士を射殺することもあるという。 兵士たちは動画で、「(上官は)あらゆる自分の犯罪的な命令を隠そうとしている」「我々は皆殺しにすると脅されている。この困難な状況に対する支援をお願いします」とプーチン大統領に訴えた。 ロシア北西部カリーニングラードから動員されたという別の兵士は、「司令部とかいうのがやっているのは、金の取り立てだ。上納金を払わなければ、どこか激戦地にやられる」として、わいろが横行していると指摘。「負傷者は3日で退院させられ、また戦地へ送られ、さらに(わいろとして)2万(ルーブル)を支払わされる。これは犯罪集団だ」と訴えた。 兵士たちからは軍の証明書などあらゆる身分証明書が取り上げられており、別の男性は「我々は今もまだカリーニングラードの訓練所にいることになっている」と指摘。戦死しても、この場所にはいなかったとされる可能性もあり、「こじきのように塹壕(ざんごう)に捨てられる」「死体でいっぱいだ」とほかの兵士たちも口々に訴えた。 この動画をSNSに投稿したロシアメディアによると、動画は兵士の親類から受け取ったという。兵士たちはその後、ロシアの軍事検察当局による尋問を受けており、2人は部隊を離れて逃走しているという。 ウクライナ東部の前線では、ロシア兵とみられる男性が窮状を訴える動画を撮影し、SNSに投稿する動きが相次いでいる。多くは兵器の不足や、指揮系統の不備、危険な地域への突撃など訓練していない任務に就かされることへの不満や不安を訴える内容だ。(星井麻紀) ――――――――――――――――――――――――ロシアの動員、悲惨な実態 「これはやばいよ」新兵SNSで訴え次々 2022年10月19日 朝日新聞「訓練なしで戦地に派遣される」と涙ぐみながら話す男性=テレグラムチャンネル「ピエールブィ・オジェール」から 穴の開いた防弾チョッキやさびた自動小銃――。ウクライナへの侵攻を続けるロシアで、9月に始まった部分的動員の悲惨な現状を伝えるSNSの投稿が続いている。 「(配置前の)訓練はないと告げられた」と涙ながらに訴える人までいる。プーチン政権は動員で侵攻の劣勢を覆す考えだが、早くも動員による戦死者が出ており、士気の低下は深刻だ。 「国家の戦争」から「個人の戦争」へ プーチン氏は変化を見落とした 黒い目出し帽をかぶった軍服姿の男性が、穴が開き、テープで補修された防弾チョッキを見せている。 今月にSNSで広まった、動員されたとみられる男性の写真だ。男性はロシアが支配するウクライナ南部クリミア半島出身で、写真を投稿した男性の親族は、投稿の中でこうつづった。 「どんな装備で人々を戦いに送るつもりなのか」 これとは別に広まった動画では、「何も言えない。これはやばいよ」と嘆く別の男性の声が聞こえる。手に取っているのは支給された自動小銃で、さびだらけだった。 ロシアのプーチン大統領は9月21日、予備役兵を対象にした部分的な動員を発表した。9月にウクライナ東部の要衝を失うなど、劣勢は日に日に明らかになっていたためだ。 だが、動員を逃れるための出国が相次ぎ、反対デモも起きた。強引な動員も次々と伝えられ、国民の士気を向上させるどころか、不安を広げている。 ある動画では、動員された人々に、担当者が「防弾チョッキや薬などの装備を自分でそろえる必要がある」と説明。止血用にと、女性用の生理用品も入手するよう求めている。 ロシアメディアによると、軍事用品の販売店では防弾チョッキなどを求める人が増えたという。 訓練施設ではベッドが足りず、部屋の床に大勢で雑魚寝したり、外で野宿したりする映像もある。心臓まひや暴行が原因とみられる不可解な死の報告も少なくない。 動員を免除されるはずの学生や病気の人にまで招集令状が届いたほか、「誘拐まがい」の例も伝えられている。モスクワに働きに来た建設作業員5人が、宿泊先にきた警官に拘束された例もあった。その後徴兵事務所で書類への署名を強制され、訓練施設に連れて行かれたという。 動員発表から1カ月も経たない中、戦死者の報告も続く。 中部チェリャビンスク州の当局は13日、動員された地元出身の5人が死亡したことを明らかにした。英BBCは、親族や友人の話として、5人が訓練を受けないままウクライナ南部ヘルソン州に送られた、と伝えた。ウクライナ軍が奪還をめざす激戦地だ。 プーチン政権は、動員されれば訓練を受けた後に戦地へ送られると説明してきた。 だが、モスクワ市の28歳の公務員は戦闘経験がないのに数日で前線に送られて戦死した。サンクトペテルブルク出身の弁護士も従軍経験があったとはいえ、動員後、わずか3日間の訓練で戦地へ派遣され亡くなったと報じられた。 英国防省は9月26日、「招集された部隊の多くが、動員を急いで極めて少ない準備で前線に配備されるとみられ、高い割合で消耗することになりそうだ」と分析した。 プーチン氏は今月14日の記者会見で、「なぜ動員発表から3週間も経たずに前線に送られ死んでいるのか」と問われ、訓練が最短で終われば早期派遣は「可能だ」と釈明に追われた。動員は「2週間以内に完了する」と明言し、国民の不安の解消に懸命だ。 ただ、戦車部隊に配属されたという男性は自ら投稿したとみられる動画の中で、「戦地に行く前の訓練はないと通告され、司令官もそう認めた」と話した。 涙をこらえながら、「ヘルソンに派遣される。砲撃の経験も、その知識もない」と嘆き、カメラを通し、こう視聴者に訴えた。 「これから何をするべきか、自分で考えてください」
2023.04.17
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(マルクスレーニン主義を含む)全体主義の脅威は続いている。「いま、何をなすべきか」 ウクライナ危機を前にして、一刻の躊躇も許されない時代に、我々は生きている。我々は、後の世代に何を遺すのか? 2023-4-12 はんぺん ウラジーミル・レーニンと ウラジーミル・プーチン。一方は、社会主義者。もう一方は、ファッショ的独裁者・・・・で、共に全体主義政治を推進したところは、共通している。多くの民衆の不幸の原因を作り出したところも共通している。 プーチンは、旧ソ連の秘密警察の一員として、独裁政治の一翼を担った。民衆抑圧の手法を 現場から学んだのだろうと思う。反体制派の暗殺や言論圧殺は、彼にとっては、通常の出来事なのだ・・・・(由らしむべし知らしむべからず)というわけだ・・・・ レーニンは、強制収容所を作り上げた。後継のスターリンが、それを最大限活用した。全体主義による民衆の(口封じ)は、常套手段だ。 僕たちの学生運動の時代は、社会主義の実態、真実が隠蔽されていた・・・・多くの若者たちが(未来は社会主義のモノ)と期待と願望を抱いて、(革命)にあこがれた時代・・・・日本赤軍・連合赤軍は、その無残な結果だった。 充分な情報が、意図的に隠蔽された。その後のソ連崩壊で、多くの真実が、欧米など西側に伝えられたが、それでもウロたえるばかりで、きちんと(総括)出来ないリベラルたちが、(社会主義幻想)の洗脳の罠から逃れることは無かった。 彼らに対するマルクスレーニン主義(社会主義)の洗脳が、これほどまでに、骨の髄まで汚染されてしまったこと・・・・には、驚くばかりだが、それは、彼らの人生において、取り返しのつかない部分になってしまったのだ。 時代に寄り添い、その中に真実を求める努力が、今こそ求められていると思う。 皆さんは、どう思われるか? はんぺん―――――――――――――――――――――――――――絶対に知っておくべき、プーチン逮捕状の真の意味 2023-3-20 伊東 乾 JBpress オランダ・ハーグに所在する国際刑事裁判所がロシア連邦大統領のウラジーミル・プーチン容疑者に対して、占領地域からの子供の拉致監禁などの戦争犯罪で逮捕状を出しました。 このアクションに関して、日本の報道がスルーしているポイントを3つほど強調しておきます。 第1はこれがアメリカ合衆国からではなく、米国が参加していない国際刑事裁判所(ICC)からのものであることです。 つまり欧州・EU発の「ウクライナ終戦」に向けての強いリクエストであるという基本事実です。 プーチンの犯罪容疑について考えてみましょう。 いまもし、北海道にロシア軍が上陸し、市街を爆撃し無差別殺戮を行った後、生き残った日本人の大人と子供を区分けし、大人については「鑑別収容所」に送って人物チェックを実施したとしましょう。 そして、子供については「人道的な観点から」サハリンやカムチャツカ、ウラジオストクなどの沿海州に連れ去り、そこで「保護の観点から」ロシア人家庭との「養子縁組み」を強要したとしたら? プーチンが、執行官のマリア・リボア=ベロア・ロシア大統領全権代表と共にやっていることは、まさにこれに等しいのです。 「プーチン容疑者」第2のポイントは、いま日本で第1に指摘すべきとも思いますが、霊感商法の宗教カルト、統一教会による「集団結婚式」に類似した手口であるという事実です。 ■ 戦争犯罪はいかに構成されるか これまでにもロシアが、ドンバスやザポリージャ、あるいはキーウ近郊などウクライナの占領地域で働いてきた悪逆非道は、幅広く報道されています。 無差別砲撃、強制収容、拷問、虐殺、レイプ・・・。 こうした犯罪をどれだけ並べても、そうした「皆殺し」がピョートル大帝以来の歴史的伝統、下手をすれば英雄的美徳などとされかねないロシアでは、蛙のツラに小便ほどの効果もありません。 開き直って正当性を主張するパターンが延々と続いてきました。 これは何も珍しい特殊なことではなく、ほんの80年ほど前の日本でも、鬼畜米英に対抗し本土決戦を本気で考えていた人たちがあり、占領地域での「武勇伝」を誇らしげに地元で語る兵も少なからず存在していました。 戦後、BC級戦犯として多くが命を落とすことになりましたが、筆者にとっては両親ともこの出征世代で、父親は実際に学徒出陣してソ連軍と白兵戦を戦い、虜囚となってシベリアのラーゲリ、強制収容所で油田開発の強制労働に従事させられています。 ついこの間、我が家が遭遇した難儀という現実感をもって記しています。樺太にあった伊東家の家作も根こそぎ奪われました。 しかし、こういう局面でも、相手が大人であれば、何とでも言い逃れをして恥じないのが現地の文化で、むしろ見え見えのウソであってもそれを強弁することが「狡知の働く英雄的なキツネ」程度に評価されるのが、民衆感情の一端にあるようです。 日本でも「秀吉の一夜城」など、敵を欺いて大勝利の計略に拍手喝采を送るメンタリティがありますから、ロシアだけを特殊視はできないでしょう。 相手が「成人」であれば「テロリストであった」「武力で反撃してきた」「やむを得ず正当防衛で攻撃した」など、何とでも反論ができる。それで口を拭っていればよい。 しかし、そうした行動がとれない未成年者、子供の場合はどうか。 今回の国際刑事裁判所・検事の立件は、この点を突いたものであることに注意する必要があります。 子供はいまだ自己決定するだけの分別がありません。また武装などしておらず、幼児であればあらゆる抵抗が不可能な、無力な存在に過ぎません。 その保護はあらゆる国際法が認めるところで、ロシアですら建前上は「保護」を前面に打ち出さないわけにはいきません。 しかし、そうやって強制的に「ロシア人」と「縁組」させられる子供の心情を考えればどのようであるか? 「里親」にさせられるロシア人もまた、当局に強制されて里子を迎え入れる場合が大半であることに注意する必要があります。 要するに、養子縁組させられるロシア側も、ウクライナ側も、実は「被害者」なのです。 しかし無理やり縁組させられ、共に暮らして1年2年と時間が過ぎれば、そこは人間と人間です。情が湧くのが当然で、すげないことはできない、ずぶずぶの泥沼にはめられていく。 この手口、まさに「統一教会」が「集団結婚式」でむりやり「縁組」させ、永続的な搾取の構造を固定するのと、そっくり同じであることを指摘しないわけにはいきません。 人の心をもずたずたにする、こうしたロシアの戦争犯罪は、決して許されるものではありません。 ■ ついに始まったロシア包囲網 今回の戦争は、これが長引くことで経済的に利益を被るセクターがあるため、短期決戦での終戦が先延べされているのは間違いないでしょう。 しかし、実際に戦わされる前線の兵士たちにとっては「いい迷惑」だけで済む話にはなっていない。 欧州サイドから「もうやめてくれ」という強い意思表示が示されたのが、今回の「プーチン逮捕状」だと、正しく理解する必要があるでしょう。 ロシアは国際刑事裁判所の批准国ではないので、プーチンの身柄が直ちに拘束されることはありません。もっとも、署名国ではあるので、引き渡しの可能性は理屈の上ではあり得ますが・・・。 現実問題として、今の体制が続く限りはその可能性はないでしょう。 そこで改めて「国際刑事裁判所」の源流も探訪しておきます。 ICC(国際刑事裁判所)は2003年の国連会議で採択された「国際的に重大な関心が寄せられる刑事犯罪」に関して「個人」を裁くために設置された刑事司法機構です。 具体的には「大量殺戮」「人道に対する罪」「戦争犯罪」「侵略犯罪」などを対象とし、同様の犯罪を裁く国際司法裁判所が「国家」などの法人を対象とするのに対して、「個人」の犯罪を裁くことに焦点が当てられている。 だから今回の逮捕状は、あくまで「人道に対する罪」である「戦争犯罪」を犯した容疑で、ロシア連邦のウラジーミル・プーチンとマリア・リボア=ベロア個人を国際手配するものであることに注意しておきます。 国際刑事裁判所の加盟国は世界123か国にのぼります。 と同時に、現在の2大超大国である米国と中国が未加盟、さらにはかつて冷戦期のメガパワーであり、現在のウクライナ戦争当事者であるロシア連邦も未加盟であるため、「その有効性を疑問視」する声も上がっていました。 しかし、今回の「プーチン逮捕状」報道が、狙いすました形で、3月20日から予定されている中国の習近平国家主席のロシア訪問にぶつけられている点に注意するべきでしょう。 いずれもICC加盟国ではないロシアと中国ですが、ICCはEUの枠を超えた全欧州地域、つまり英国もスイスもノルウェーも締結国で、プーチンが外交上これら加盟123か国を訪問した場合、直ちに身柄を拘束される可能性があります。 プーチン容疑者にとってはありがたいことに、中国のほかにも「お仲間」のベラルーシ、あるいはトルコ、北朝鮮なども未加盟なので、そうした国々と仲良くやっていくことになるのでしょう。 しかし、はっきり言って世界の大半、もっと言えばOECD(経済協力開発機構)の主要国とまともな円卓につけない「身分」に落ちてしまったわけです。ここに「プーチン容疑者」第3のポイントがあります。 プーチン・ロシアはまともな先進国外交のテーブルにつけない、最後通牒を突き付けられてしまった。 超大国を除くほぼすべての先進国から「容疑者」扱いの人物を大統領に担いでいる間中、外交交渉上至る所でロシアが不利になるのは、あまりに明らかです。 つまりロシアの内側からも、もうこんなおみこしを担ぐのはたくさんという動きが加速する可能性が考えられるでしょう。 例えば、ロシアはG20の加盟国ですが、2021年にG20が開催されたイタリアはICC加盟国、2022年のインドネシアは未加盟国でした。 今年から向こう3年間にG20が開催される国を見てみると 2023年、インド:未加盟 2024年、ブラジル:加盟国 2025年、南アフリカ:加盟国 となっています。 もし来年までプーチンが政治的、生物学的に延命していたとしてもG20首脳会議に出席することは見合わせた方が安全、ということになっている。 まあ、そこまで持つか誰も分からないところではあります。 子供の拉致と強制収容という手口はまた、かつてナチス・ドイツが行ったホロコースト犯罪をも踏襲するものです。 よく知られた「アンネ・フランク」一家の場合、アムステルダムで隠れ家を急襲されたのち、両親はアウシュヴィッツに送られ、子供たち、つまりアンネとお姉さんのマルゴーの2人はベルゲンベルゼンの子供収容施設に移送されました。 衛生状態最悪の同地で、たぶんチフスのためと思われますが、終戦前月の1945年3月、命を落としています。 絶滅収容所の印象が強いアウシュヴィッツですが、実際にはドイツの化学企業IGファルベンの軍需生産工場でもありました。 そこでの強制労働をアンネの父親、オットー・フランクだけが生き伸びることができました。 お母さんのユーディット・フランクはアウシュヴィッツで労働に値せずと判断されたのち、1945年1月に餓死しています。 「ロシアによる子供の連れ去りと養子縁組」という文字列の後ろに、どれだけ多くの人外無法な犯罪がひしめいていることか。 昨今のネットユーザに十分伝わっているか大いに疑問であり、あえて生々しい例を引きつつ、実情と思しい容疑事実の非道さを強調しました。 本件に限らず、立件可能な戦争犯罪、侵略犯罪、人道に対する罪などの咎で、今回のウクライナ戦犯が一日も早く一掃されることを望まないわけにはいきません。 ――――――――――――――――――――――――――露は猛反発、「子ども連れ去り」でプーチンと「ブラッディ・マリー」に逮捕状。ロシアに強制移送・養子縁組させられたウクライナの子どもは1万6000人 2023-3-19 木村 正人(国際ジャーナリスト) ロイター[ロンドン]国際刑事裁判所(ICC、123カ国加盟)は17日、ウクライナの被占領地域からロシアへ子どもを強制移送し養子縁組をした戦争犯罪で、露大統領ウラジーミル・プーチンと露大統領府子どもの権利担当委員マリア・ルボヴァ=ベロヴァに逮捕状を出した。 ICCは「プーチンが個人の刑事責任を負うと信じるに足る十分な証拠が存在する」と強調した。 ポーランド出身のピョートル・ホフマンスキーICC所長は「被占領地の民間人を他国の領土に移すことは国際法違反。子どもたちはジュネーブ条約で特別な保護を受けている。将来の犯罪を防止するために逮捕状発行を明らかにした。裁判官は検察官が提出した証拠を検討した結果、信頼できる申し立てと判断した」と述べた。 戦争犯罪、人道に対する罪、ジェノサイドを訴追することを目的としたICCにロシアは米国、中国、ウクライナと同様、加盟していないので、プーチンとルボヴァ=ベロヴァがロシア国内で逮捕されることはない。それにICCの公判は被告本人の出席が必要(いわゆる「欠席裁判」は認められていない)なので、勝手に裁かれることもない。 ただ、プーチンとルボヴァ=ベロヴァはロシア国外のICC加盟国に渡航すれば逮捕される可能性が高い。プーチンはICC加盟国への外遊をためらわざるを得なくなるだろう。 “プーチンの忠実な犬”ドミトリー・メドベージェフ前露大統領は「ICCはプーチン大統領に逮捕状を発行した。この紙を使うべき場所を説明する必要はない」とツイートし、トイレットペーパーの絵文字を添えた。 メドベージェフは民間軍事会社ワグネルにグイド・クロゼット伊国防相殺害の懸賞金1500万ドルを提供したとイタリア紙に報じられた。クロゼット国防相は、ワグネルがウクライナを支援する西側諸国への反撃手段として、欧州への不法移民流入をあおっていると非難した人物だ。 金魚鉢のように小さくなった「プーチンの世界」 クレムリンのドミトリー・ペスコフ大統領報道官は「逮捕状は言語道断であり、容認できない。ロシアは多くの国と同じようにICCの管轄権を認めておらず、ロシアにとっては無効だ」とツイートした。 米国と激しく火花を散らす中国の習近平国家主席は3月20日からモスクワを訪れ、盟友プーチンと会談する。しかし「プーチンの世界」は金魚鉢のように小さくなった。 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は「歴史的な決定であり、歴史的な責任追及が始まる。テロ国家のトップとロシア高官が戦争犯罪の容疑者となった。何千人ものウクライナの子どもたちをテロ国家の領土に不法に移送した。占領軍による子どもたちの強制移送はすでに1万6000件以上、刑事手続きに記録されている」と憤りを隠さなかった。 ウクライナはロシアからそのうち300人余の子どもたちを取り返したという。 「テロ国家のトップの命令なしにこのような犯罪は行えない。子どもたちを家族から引き離し、ロシア領土内の遠隔地に強制移送する。これらはすべてロシアの明白な国策、国家の悪である。それは国家のトップから始まっている」とゼレンスキー氏は語気を強めた。 ジェームズ・クリバリー英外相は「ウクライナにおける恐ろしい戦争犯罪の責任者は裁かれなければならない。私たちは、プーチンを含むロシア政権トップの責任を問うためにICCが逮捕状を発行したことを歓迎する。残虐行為を調査するため作業を続けなければならない。モスクワが隣国の主権を脅かすのを英国が傍観することはない」とツイートした。 「ブラッディ・マリー」と呼ばれる女 ルボヴァ=ベロヴァはウクライナの子どもたちの強制移送と養子縁組に関わっていることから「ブラッディ・マリー」と呼ばれる。 アゾフ海に面したウクライナ東部ドネツク州の港湾都市マリウポリから強制移住させられた子どもたちの「再教育」を宣言したことで悪名を鳴り響かせた。 アゾフスタリ製鉄所にウクライナ軍の兵士たちとともに最後まで留まった子どもたちは、プーチンを罵倒してウクライナ国歌を口ずさみ、「ウクライナに栄光あれ!」と繰り返した。プーチンにとってウクライナの子どもたちは「ナチ化」の証拠で、浄化する必要がある存在である。逆にウクライナにとっては、それこそがロシア軍を祖国の領土から駆逐しなければならない最大の理由である。 ルボヴァ=ベロヴァは5人の実子と18人の養子合わせて23人の母親だ。今年2月、プーチンとの会談でマリウポリから15歳の子どもを最近、養子に迎えたことを伝えた。 「ウクライナ東部ドンバス出身の子どもの母親になることがどういうことなのか、私は知っています。大変なことですが、私たちはお互いに愛しています。どんなことにも対処できます」 ロシアによるウクライナ侵攻の数日後、メッセージアプリ、テレグラム・チャンネルを開設。昨年7月、ドンバス地方のロシア語で「今週中にロシア国籍を取得したドンバスの108人の孤児が両親に迎え入れられます。幸せな子どもの笑い声を耳にした時、私は涙をこらえられませんでした」と書き込んだ。 ウクライナの子どもたちを「ロシアの社会と文化に統合すること」をたくらむ 米イエール大学公衆衛生大学院人道研究所紛争監視団は「マリア・ルボヴァ=ベロヴァは大統領府子どもの権利担当委員として、ロシアによるウクライナの子どもたちの強制移住と養子縁組、ウクライナの子どもたちをロシアの社会と文化に『統合』する収容所の利用などに最も深く関わっている人物の一人だ」と断罪した。 15歳のときルボヴァ=ベロヴァは弟と一緒に入院した。捨てられた赤ん坊を見て「ロシアのすべての子どもたちが大人からのケア、サポート、関心を受けられるよう、将来、頑張ろう」と誓ったという。露ペンザ州で障害者を支援する非営利団体を創設し、プーチンの政権基盤である与党・統一ロシアに入り、2020年から上院議員を務めた。 21年10月、子どもの権利担当委員(任期は5年)に任命されたルボヴァ=ベロヴァはビデオ通話でプーチンから「あなたは仕事でも家庭でも子育てでも非常に優れた幅広い経験を持っている。この役職はあなたの知識、技術、専門性をすべて使って多くの家族と子どもにとって有意義な結果を出す機会を与えてくれる。引き受ける準備はできているか」と問われた。 ルボヴァ=ベロヴァは「家庭、教育、健康に対する子どもの権利保護に焦点を当て、社会的地位、居住地、健康状態にかかわらず、すべての子どもに平等な条件を整えることが極めて重要です。委員の使命はそれ以外の何物でもありません。私には実子5人、養子4人の計9人の子供がいます。13人の障害者も私の保護下にあります」と答えた。 これが強制移住、養子縁組、再教育の実態 ウクライナの子どもたちの強制移住、養子縁組、再教育の実態はどうなっているのか。 ニュースサイト「ウクライナの新しい声」によると、昨年8月末、当時ロシア軍の占領下にあったハルキウ州東端クピャンスク出身の15歳の少年はロシアにサマーキャンプに出掛けた。20日間滞在の予定だった。9月が過ぎ、クピャンスクはウクライナ軍に解放された。 しかし少年は戻らなかった。母親はウクライナの子どもたちの帰還に取り組む慈善団体「セーブ・ウクライナ」に訴え、12月に他の母親たちとともにサマーキャンプが行われたロシア・黒海北岸の都市アナパに行く計画を立てた。44人の子どもたちが両親のもとに戻ることができた。さらに16人の帰還が予定されているという。 イエール大学の監視団は昨年2月24日以降、拘束されている生後4カ月から17歳までのウクライナ出身の少なくとも6000人の子どもたちの情報を収集した。直近の移送は今年1月に行われていた。両親、明確な後見人がいる子ども、ロシアから孤児とみなされた子ども、重度の身体的・精神的障害がある子ども、戦争で親権が不明確になった子どもがいた。 監視団の報告書によると、43施設のうち41施設はロシア占領下のクリミアやロシア国内のサマーキャンプだった。12カ所は黒海周辺、7カ所はクリミア、10カ所はモスクワ、カザン、エカテリンブルクにあり、ウクライナとロシア国境から800キロメートル以上離れた場所にあったのはシベリア2カ所、極東1カ所を含む計11カ所だ。 収容所の主な目的は政治的再教育 収容所の主な目的は政治的再教育だ。イエール大学の監視団が特定したキャンプのうち少なくとも32カ所(78%)はウクライナ出身の子どもたちをロシア中心の文化、愛国心、軍事教育を施す組織的再教育に組み込まれているとみられている。ロシアが推薦する複数のキャンプは文化・歴史・社会の「統合プログラム」として宣伝されている。 昨年5月には、孤児とみなされたウクライナの子どもや、親の監護を受けずに残された子どもへのロシア国籍付与を迅速化するプーチンの大統領令が施行された。ロシアに連れ去られたウクライナの子どもたちを両親または法的保護者に返さないことは、子どもたちの人権を明らかに侵害している。 ロシアがウクライナ南部ヘルソンを8カ月間占領した際、少なくとも1000人の子どもが学校や孤児院から強制移送された。国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチのバルキーズ・ジャラー准国際司法ディレクターは「これでICCはプーチンを指名手配でき、長い間ウクライナ戦争における加害者を利してきた不処罰を終わらせる第一歩を踏み出した」と語る。 「ICCの逮捕状発行は民間人に対する重大な罪を犯すよう命令したり、容認したりすると、ハーグの牢獄に入れられる可能性があるという明確なメッセージを送っている。ICCの令状は虐待を行ったり、それを隠蔽したりしている人々に対して地位や階級に関係なく法廷に立たされる日が来るかもしれないという警鐘を鳴らすものだ」とジャラー氏は評価した。 世界40カ国以上の法相が3月20日、ロンドンに集まり、ICCの戦争犯罪に関する調査を支援する国際会議を開く。英国とオランダの共同開催だ。(1)子どもに対する犯罪や性的暴力の被害者や目撃者への心理的支援、(2)デジタル証拠を使用する捜査官の訓練、(3)ソーシャルメディアやスマートフォンの映像など一般に入手可能なソースから戦争犯罪の証拠の収集能力を強化するのが狙いだ。 英国は39万5000ポンドの追加資金を提供する。今年、英国の支援総額は100万ポンド(約1億6000万円)となる。国際社会はプーチンの戦争犯罪に目をつぶってはいけない。
2023.04.12
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繰り返されるジェノサイド(民族抹殺)の脅威。それは、ウクライナの抹殺だけではない。ウイグル、チベットやモンゴルなどでも民族や文化が全否定され、地上から抹殺されつつあるのだ・・・・全体主義を抑え込めずに人類の未来は無い!! 2023-4-11 はんぺん人権を叫ぶ偽リベラルたちに、以下の記事を読ませて、感想を聞きたい・・・・無責任な平和幻想をまき散らしながら、無責任な(運動?)を繰り返す社会主義を目指す泡沫政党に、感想を聞きたい・・・・ 学生時代に、未来を良くさせるように思われた(社会主義)、50年以上あとの現在の(社会主義)の評価ついて、彼らの感想を聞きたい・・・・ どのような(総括)をしてきたのか? それを真剣に聞きたい・・・・・何時まで(社会主義のウソ)(地上の楽園のウソ)を煽り続けるのだろうか? 振り上げた拳(こぶし)を振り下せないのだろうか? (反省する勇気)を持てないで、この先も、居直り続けるのだろうか?? ロシア全体主義(プーチン独裁)による蛮行は、膨大な数の情報が提供されている。多くの民衆が、真実を知り始めている中・・・・・・真実に背を向けて、この独裁国家に寄り添う事で、ますますリベラルの権威は、地に堕ちていくことだろう。それは、断言できる・・・・ ――――――――――――――――「3月29日までに1万9514人ものウクライナの子供が連れ去られているとされ、大きな人道問題に。」(本文) 「休暇を過ごすとして、校長先生が僕たちをクリミアに送った。最初は2週間の滞在と言われたが、半年いた。・・・・ロシア政府と親ロシア派の校長が勝手に決めていた。」(本文) 「国際刑事裁判所 ローマ規程」の戦争犯罪について書かれた第8条、「占領国が占領地域の住民の全部・一部を占領地域の外に移送」の構成要件に当てはまる可能性が極めて高い。」(本文) 「表向きには、例えば戦地で両親と別れてしまった子供の保護。だが裏には、子供たちを再教育してロシア化を進める意図がある。」(本文) 「ヘルソンから集められた5~18歳の子供たちが600人ぐらいいた。ウクライナについて話すことは禁止され、ロシア語しか話せず、僕たちは囁くように話した。責任者は「お母さんやウクライナは僕たちを見放した」「あなたたちはロシアの子供だ」と言った。」(本文) 「ウクライナ語で話したらシャワーを浴びさせてもらえなかったり、部屋に閉じ込められた。部屋はロシアの国旗など、ロシアのものでいっぱい。「ウクライナに栄光あれ」と言った瞬間、地下室に閉じ込められ棒で背中を叩かれた少女もいた」 「責任者たちは僕たちに無関心。午後から算数、歴史、ロシア語、社会などの授業があった。夜は「ウクライナはテロリストの国」「ウクライナは国ではない」と教え込まれ、ロシア国歌を覚えさせられた。」(本文) 「ウクライナが支配された300年間で、ウクライナ語での教育も作品も禁止し、「ウクライナ人」を消そうという試みは10回以上あった。だが消えなかった。」(本文) (菅野志桜里 弁護士は)「日本はコアクライムといわれる虐殺や拷問などについて国内法を整備していない・・・・締約国の責任を果たすため、国内法を整備をすべきと話した。」(本文)――――――――――――――――――――――今、強力な軍隊を持ち、周辺各国に挑発と侵略を進めるロシアファシズムに対して、世界の民主派は、団結して、総力を挙げて、軍事支援、人道支援、経済制裁に注力するべき重要な時期だと思う。 今、そのことに成功せずに、地球の明日は無い・・・と思う。同時に、今回の全体主義によるウクライナ侵略という現実から、我々は、何を学ぶべきなのか・・・・・が、問われ続けなければならないだろう。 問題は、さほど難しくない・・・・というか、感嘆明瞭だ。それを理解できないリベラルの惨状には、胸が痛むばかりだ。 皆さんは、どう思われるか? はんぺん――――――――――――――――――――――――――――ロシアに連れ去られ、半年後に救出されたウクライナ人少年に聞く「ロシア化教育」の実態 2023-4-3 FNNプライムオンライン ロシア軍による侵攻開始以降、3月29日までに1万9514人ものウクライナの子供が連れ去られているとされ、大きな人道問題に。BSフジLIVE「プライムニュース」では3月に救出された16歳の少年にインタビューを行い、スタジオの識者とともにロシアが連れ去りを行う背景を徹底検証した。 ロシア政府と親ロシア派の校長が勝手に決めて連れ去られた新美有加キャスター: 連れ去られた子供の数が増え続け、ICC(国際刑事裁判所)がプーチン大統領らに逮捕状を出すなど大きな人道問題に発展。連れ去りの約半年後に救出された16歳の少年・ビタリー君と母親にインタビューを行った。 新美有加キャスター(VTR): 連れていかれた経緯は。 ビタリー君(VTR): 休暇を過ごすとして、校長先生が僕たちをクリミアに送った。最初は2週間の滞在と言われたが、半年いた。 ビタリー君の母親(VTR): ロシア政府と親ロシア派の校長が勝手に決めていた。校長はロシア軍がヘルソンに入ってから地位を築いた女性で、元はパソコンの教師。高い給料でロシア側についた。息子を取り戻すため校長に会いに行き、用意すべき書類について尋ねた。だが、親ロシア派の人たちは「国境が閉鎖され移動が不可能になった」と言い始めた。 岡部芳彦 神戸学院大学教授: 旧ソ連の国々では、夏休みに子供が1カ月キャンプに行くのは当たり前。今回の土地はヘルソンで、身の危険がある戦地。保護のためと言われると、親も疑問を感じない。 菅野志桜里 弁護士 「国際人道プラットフォーム」代表理事: 親の同意の点が疑問で、理由の説明もなく2週間が半年に変わり、奪還によって終了。「国際刑事裁判所 ローマ規程」の戦争犯罪について書かれた第8条、「占領国が占領地域の住民の全部・一部を占領地域の外に移送」の構成要件に当てはまる可能性が極めて高い。 反町理キャスター: プーチン大統領とともに逮捕状が出ている、子供の権利担当のリボワベロワ大統領全権代表は「ウクライナの占領地からの子供の連れ去りは保護であり、逮捕状が執行されようと仕事を続ける」。 畔蒜泰助 笹川平和財団主任研究員: 表向きには、例えば戦地で両親と別れてしまった子供の保護。だが裏には、子供たちを再教育してロシア化を進める意図がある。 施設ではウクライナ語は禁じられ、話せば罰を与えられた新美有加キャスター(VTR): 連れ去られた後、クリミアではどのような場所にいたか。 ビタリー君(VTR): 最初の施設はまだ良かったが、移された場所はひどかった。塩も入らないおかゆが1日3回。ヘルソンから集められた5~18歳の子供たちが600人ぐらいいた。ウクライナについて話すことは禁止され、ロシア語しか話せず、僕たちは囁くように話した。責任者は「お母さんやウクライナは僕たちを見放した」「あなたたちはロシアの子供だ」と言った。大半が嘘だと思った。 反町理キャスター(VTR): 施設ではどう過ごしていたか。 ビタリー君(VTR): ほとんど部屋にいた。ウクライナ語で話したらシャワーを浴びさせてもらえなかったり、部屋に閉じ込められた。部屋はロシアの国旗など、ロシアのものでいっぱい。「ウクライナに栄光あれ」と言った瞬間、地下室に閉じ込められ棒で背中を叩かれた少女もいた。「お父さん早く迎えに来て」と泣いていた。 責任者たちは僕たちに無関心。午後から算数、歴史、ロシア語、社会などの授業があった。夜は「ウクライナはテロリストの国」「ウクライナは国ではない」と教え込まれ、ロシア国歌を覚えさせられた。 新美有加キャスター: 人権侵害だと思うが、どの点が問題か。 菅野志桜里 弁護士: 親元にいた子供を連れて行き、取り戻すための高いハードルを設定し、子供には嘘までついて引き離している。強制移送にあたる可能性がますます高い。またジェノサイドにもあたり得る。ジェノサイドとは、属性に焦点を当て特定の集団を消去すること。命を奪わなくとも、子供を強制収容することも含む。世界からウクライナというアイデンティティを消そうとしていると言って過言ではない。 畔蒜泰助 笹川平和財団主任研究員: 今回の戦争は単なる利害関係のやりとりではなく、ウクライナをめぐる歴史観、双方のアイデンティティを賭けた戦い。ロシアと共にあるのが本来のウクライナのあり方だという考え方が反映している。 反町理キャスター: プーチン大統領の論文にあった話。ロシア人の何割かはこれを心の底から信じているか。 岡部芳彦 神戸学院大学教授: ロシア人全体の根底にもちろんあると思う。ウクライナが支配された300年間で、ウクライナ語での教育も作品も禁止し、「ウクライナ人」を消そうという試みは10回以上あった。だが消えなかった。 反町理キャスター: 今起きていることが戦争犯罪だと断罪するべきか、歴史的な経緯も踏まえ考える余地があるべきなのか。 菅野志桜里 弁護士: ICC設立以来議論になってきたのが、紛争・戦争の継続中に加害国の指導者に対して逮捕状を出していくことが、終結のハードルをむしろ高くするのではということ。今回のプーチン大統領への逮捕状は恐らく、子供への現在進行形の犯罪である点が大きかった。 町が攻撃され戦争を実感した。プーチンは罰を受けてほしい 反町理キャスター(VTR): まだ残っている子供たちもいると思うが、親と会えた子供と残った子供の違いは。 ビタリー君の母親(VTR): 残った子供は、まだ母親が見つけられていないだけ。書類がなかったり、母親がいなければ子供は引き渡してもらえない。 反町理キャスター: 救出のための手続き、救出までの経緯は。 ビタリー君の母親(VTR): ボランティア団体がキーウへ行くことを勧め、委任状作成の費用を負担してくれた。同じ境遇の母親がクリミアから連れ戻してくれた。私はまだ1歳の下の子が病気で入院し、動けなかった。 新美有加キャスター: ビタリー君と再会した時のことを。 ビタリー君の母親(VTR): バスから子供たちが笑顔で降りてきたが、私のビタリーは出てこなかった。でもその時、息子はバスの中から私の深刻な表情をスマホで撮影していた。そして息子がやっと出てきた。笑いながら、母さんの顔を撮ったぞって。 反町理キャスター(VTR): ロシアやプーチン大統領に対して思うことは。 ビタリー君の母親(VTR): ウクライナは永遠に存在し続ける。プーチンにはできるだけ早くいなくなってほしい。 ビタリー君(VTR): プーチンはしたことすべてに責任をとり、罰を受けてほしい。昔の僕は何も知らなかったけど、戦争とはどんなものか、町が攻撃を受けた時に実感した。ロシアの人がなぜ彼に投票するのかわからない。プーチンに反対です。 もしプーチンが日本に来れば、きちんと逮捕し引き渡せるのか 反町理キャスター: ICCがプーチン大統領らに対して逮捕状を出したが、誰がどのように逮捕するのか。 菅野志桜里 弁護士: 基本的に、ローマ規程締約国の123カ国は、逮捕状を出された人物が自国に来れば逮捕し、ICCに引き渡す法的な義務を負う。だが過去にも、逮捕状の出たある国家元首が締約国で逮捕されなかった例も。明確なペナルティもなく、限界はある。ただ、プーチン大統領の外交力を低下させる効果は確実にある。 反町理キャスター: 議員時代、菅野さんがこの問題について国会で質問した時のポイントは。 菅野志桜里 弁護士: 日本はコアクライムといわれる虐殺や拷問などについて国内法を整備していない。今回の子供の連れ去りなども、日本でいえば「誘拐罪の悪いやつ」で済まそうとしている。締約国の責任を果たすため、国内法を整備をすべきと話した。政権は、ICCに引き渡せば足りると及び腰だった。今も閣僚は明確な答弁をしていないと思うが、今回の件で日本の役割がクローズアップされ、従来の対応では済まなくなってくる。 主権平等を信じないプーチンの国際法意識は危険 新美有加キャスター: プーチン大統領は中露首脳会談の記者会見でも「国連安全保障理事会、国際法、国連憲章の目的と原則に基づく、より公平で民主的な多極世界の秩序形成に向け取り組む」と表明。 国連憲章では「加盟国の主権平等の原則」「国際紛争の平和的手段による解決」「武力による威嚇または武力行使を否定」がうたわれており、ロシアの行為と相反するように見えるが。 畔蒜泰助 笹川平和財団主任研究員: ポイントは習近平との会談で言ったことと、「多極世界」への言及。アメリカが安保理の採決もとらずイラクを攻撃したケースがあった。「国連を重視」はアメリカへのあてつけ。国連に基づいて、多極化の世界を中国と一緒につくるのがプーチンの言う国連重視。だが実際、ロシアは国連憲章を多く破っており、自らは顧みず他人のことだけ言っている。 菅野志桜里 弁護士: 北方領土問題で、プーチンが日本に「主権がどの水準にあるかわからない」と発言したと知って衝撃を受けた。彼の頭の中では、完全な主権を持つ国と他国に依存する国に主権の上下関係があり、主権平等を信じていない。 欧米も自国の論理で国際法違反を繰り返しているという思いはあると思うが、どちらも悪いと相殺することをOKすればこの世は地獄。今起きているプーチンの戦争犯罪を断罪することが、今後欧米も含む指導者に対する規範、抑止となる。 岡部芳彦 神戸学院大学教授: ロシアから、日本がどれだけ主権国家と思われているかわからないとなるとすごく怖い。また一番怖いのは、プーチン大統領が、今やっていることは正しく、自分が一番国連憲章や国際法の感覚に則っていると考えている場合。その場合、なかなかこの戦争の終わりは見えにくい。 (BSフジLIVE「プライムニュース」3月29日放送)
2023.04.11
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時代に真摯に寄り添う勉強を! 真実から目をそらさない勇気を! 沈黙は(金)では無い・・・・今は、民主派の総力で、全体主義を封じ込めるとき!! 2023-4-10 はんぺん統一地方選挙の前半戦が終わった。4/9(日)の即日開票の結果、維新の会の躍進が報じられている。リベラルは・・・・・惨敗の様子だ。共産党、立憲は、いずれも府県議選挙レベルで、大きく議席を減らしているようだ。 結果は、選挙の前から、想像がついていたと思う。(常識)から大きくかけ離れた認識では、現在の情勢に対応できるハズがない・・・と思っていた。 誤れる政策を「がんこに!」(福島瑞穂)主張し続けるリベラルたちの必然の流れ・・・・だった。(反省する勇気)の欠けた彼らの(居直り)は、無残な敗北しかもたらさなかった。 今回の選挙で、維新の会の候補者の(若さ)に注目したい。大阪府知事候補(吉村) 47歳大阪市長候補(横山) 41才奈良県知事候補(山下) 54才僕は、「維新の会」には、いろいろと問題はあると思うが、若者世代に対応する(新鮮さ)は、否定しようがない・・・・(何かやってくれる!)という期待(幻想?)を醸し出した。 前に、世代交代できないリベラル批判を書いたが、その日本共産党は、今回の前半戦は、(惨敗)と言ってよいだろう。 前に、こう書いた・・・・宮本顕治は、書記長→幹部会委員長→議長(1958年8月1日 ~ 1997年9月26日)と、トップに、なんと40年間も、居座った。不破哲三は、やはり、書記長→幹部会委員長→議長(1970年7月7日~2006年1月14日)と、やはりトップに、37年間も、居座っている。志位和夫は、書記局長→委員長(現職)と、就任からもう20年近くも現職で、長期政権を、継続中だ・・・・・・ 日本共産党に限らない・・・・旧ソ連、中国、旧東欧の社会主義・共産主義政党の長期政権は、示唆的だ。新しい意見を拒否し、利権を独占する構造の全体主義が、発展することなど、あり得ないと思う。 今回の共産党などの(惨敗)は、必然性があった。(先の見えないリベラル)は、日本の今後について、不幸な結果を招くように思われる。健全な民主主義が阻害され、自民党一強政治は、決して好ましくないからだ。 自民党の補完勢力と言われる(維新の会)に、さほど期待できないと僕は思うが、最近、驚いたことが一つある。それは、僕が、毎日通うトレーニングジムの何人かの仲間との雑談の中で、(維新の会)の評価が、驚くほど高いこと・・・・ 僕の雑談仲間と言えば、ほとんどが(戦後民主主義教育を受けた世代が多い)70歳~80歳だが、なぜ維新の会なのか、なぜリベラルは、期待されていないのか? そういう現実に、今のリベラルたちは、気づいていない・・・・・ 僕の友人(新社会党員)は、僕の質問には答えることなく、自分たちの小さな輪の中で(つるんでいる!) 自分たちのグループの中は、さぞ居心地が良いだろうが・・・・本当の庶民の関心事からは、距離を置くことになる・・・・・ (自分たちは、先進的で、有権者を指導してやる・・・)といった傲慢さが、潜んでいるように思えるが・・・・どうなんだろうか。 僕が、学生時代に関わったDSLという組織・・・・その時のトップS氏が、その後。DSL(今は、もう無い)の親組織(MDS)のトップに君臨していることを知って、驚いた。(MDSとは、民主主義的社会主義運動という、泡沫的社会主義政党のこと) 宮本顕治は、40年間、不破哲三は、37年間、現在の志位和夫は、就任からもう20年以上の長期政権を、継続中・・・・・・と書いたが、このS氏は、なんと54年間も、トップに君臨していることになる・・・・ 新陳代謝の無い組織は、堕落する・・・・ほかに新しいリーダーは、いないのか? と、僕は吠える!!!期待されないリベラルに集まる人材は、多くは無いという事だろう・・・共産党や立憲の選挙運動員は、高齢者ばかり・・・・誰が見ても、衰退は明らかだ。 皆さんは、どう思われるか? はんぺん――――――――――――――――――――――――――――「将来は来ないかも」とリビウの学生。心構え変化、「幸せな瞬間」は キーウ=杉山正 2023-2-13 朝日新聞 ロシアによるウクライナ侵攻は、将来に向けて学び、次の社会を担う若い世代にも多くの負担や犠牲を強いた。ウクライナ西部に住む大学院生に、この1年の歩みについて聞いた。 リビウ、大学院生アナスタシア・ソロカさん(25) 大学院でジャーナリズムを研究しています。ロシアは偽の情報で恐怖や絶望を広げようとしています。メディアリテラシー(情報を読み解く能力)がいまとても大事です。市民のメディアリテラシーも上がってきていると感じています。 昨年2月、ロシアの侵攻が始まってから初めの1週間ほどは、(ウクライナ西部の)リビウの駅に行って、各地から避難してくる人の滞在先を案内するなどの支援活動をしました。 その後、リビウにもロシア軍が侵攻してくる懸念から、火炎瓶を作る手伝いもしました。いまは写真展の開催や、前線に送る車と物資を買う資金集めの活動をしています。ウクライナ市民は誰もが、何かしらの活動をしていると思います。 この1年間で、心のもち方に変化がありました。今やりたいことを将来に先送りしない、と心がけるようになりました。「将来」は来ないかもしれないからです。 そして、両親ら愛する人たちに日々、感謝するようになりました。ロシアのミサイルが飛んできて、いつ命が奪われるかも分かりません。幾人もの私の友人たちが、すでに戦争で亡くなっています。 困難な時代ですが、幸せに思う瞬間もあります。軍に物資を送るための資金集めで人々が目的に賛同してくれた時、前線での良いニュースを聞いた時、外国から武器支援が来る時などです。しかし、それは「比較的」幸せというものです。 本当に幸せを感じるのは、全ての人が家に帰れるようになることです。 このようなひどい経験が、次の世代に繰り返されることがないようにしてほしい。戦争に勝利することだけが願いです。(キーウ=杉山正) ―――――――――――――――――――――――――――――――「ウクライナの国が背負う悲劇、勝利で」 空襲下で教える歴史の教師 キーウ=喜田尚 2023-1-31 朝日新聞 ロシアはウクライナ侵攻後、ミサイルやドローン(無人航空機)を使った空からの攻撃で、民間人の殺傷を続けてきた。爆撃の危険にさらされる学校で、子どもたちや教師はどんな1年を過ごしてきたのか。ウクライナでは、日本の小学生から高校生にあたる生徒たちが一つの学校で学ぶ。ミサイル攻撃の被害が続くキーウで、ベテラン教員の1人に聞いた。 「戦場に行かないで」と何度も言ったのに 拷問受けた遺体の前で妻は キーウ、歴史教師ビクトリア・ザバブリナさん(54) キーウ市内の私立と公立の二つの学校で、歴史を教えています。両方の学校ともクラスは15人。空襲警報が鳴ると生徒たちと荷物をまとめ、地下のシェルターに下ります。シェルターといっても、専用のものではありません。年少組、中等組といった学年グループごとに仕切った地下室です。 シェルターでも授業を続けますが、近くにミサイル攻撃があったときは不可能です。生徒たちが怖がり、精神的にも不安定になっているから。そんなときはゲームをしたり、ただ話をしたりして過ごしています。 学校は侵攻が始まった昨年2月24日から20日ほどたってから再開したのですが、最初は生徒たちに戦争の話をするのが怖かった。生徒も3分の1に減り、親が戦場で死んだ子もいる。戦争の話は、とても慎重に扱わなければならない問題です。 でも、生徒たちはだんだん、みなが同じ体験をしているんだと理解して一体感を持つようになりました。最初取り乱していた教師も、5月ごろになると「私たちは侵攻に抵抗している、うまくいっているんだ」と考えるようになり、希望がみえてきました。 ウクライナでは同時に二つの学校に通えないので、地方に避難した生徒は対象外ですが、外国に避難した子はオンラインで授業に参加しています。そのうちの1人があす帰ってくるんです。うれしいです。 今も戦争の話は難しいですが、私は歴史を教えながら、私たちがロシアとどれほど違うかについて話します。ロシアの人々は自分たちの歴史を偉大な、勝利の歴史と考えていますが、ウクライナの歴史は、生き残るために常に戦わなければならなかった歴史です。 長くクリミアで教師をし、(ロシアがクリミア半島を併合した)2014年にキーウに逃れました。あの時は「なぜ自分の身にこんなことが起きるのか」と考えました。しかし(ロシアによる全面侵攻が始まった)22年、これはウクライナという国全体の悲劇なのだと理解しました。私たちにもう逃れる場所はない。 夫は冷静な軍人で「戦争は長引く」と言いますが、私は耳をふさいでいます。戦争はもうすぐ、私たちの勝利で終わるんです。(キーウ=喜田尚) ―――――――――――――――――――――――――――――――ウクライナ、電力輸出再開へ 収入は「インフラ修復の資金に」 2023-4-9 毎日新聞 ウクライナ政府は7日、冬場の電力不足の危機が解消されたとして、電力の輸出を再開する方針を明らかにした。主に原発による電力の輸出による収入を、ロシア軍の攻撃で破壊されたエネルギーインフラの修復に充てたい考えだ。 ハルシチェンコ・エネルギー相が通信アプリ「テレグラム」への投稿で、電力の輸出を許可する文書に署名したことを明かした。ハルシチェンコ氏は「ウクライナのエネルギーシステムは、ほぼ2カ月間、供給制限することなく稼働している。最も厳しい冬は過ぎた」と述べた。 ウクライナは欧州有数の原発大国で、2022年10月まで余剰電力の一部を欧州連合(EU)加盟国などに輸出していた。 だが同年2月にウクライナに侵攻したロシア軍は、国内最大の南部ザポロジエ原発を占拠して送電停止に追い込んだほか、22年10月以降は送電網や変電所、火力発電所などのインフラを狙った攻撃を強め、一時はウクライナの電力網の約4割が損傷した。首都キーウ(キエフ)など各地では停電が頻発した。 ウクライナの国営電力会社ウクルエネルゴは今月8日、ロシアがこれまでウクライナの主要なエネルギー施設を狙い、1200発以上のミサイルなどを発射し、250発以上が命中したと発表した。 電力関連企業は破壊された施設を素早く復旧させるためのチームを編成するなど応急体制を整え、電力供給を維持している。 暖房によるエネルギー需要が高まる冬季が過ぎたことで、ハルシチェンコ氏は「次のステップは電力の輸出だ」と述べ、電力輸出による収入を「破壊されたエネルギーインフラを修復するための追加資金とする」考えを示した。 ウクライナでは現在も、ザポロジエ原発を除く3カ所の原発が稼働しており、電力供給を支えている。ウクライナ国営原子力企業エネルゴアトムは1月末、国内3原発の計8基が最大出力で稼働し、電力消費量の55%をまかなっていると発表した。 戦争で経済活動が縮小し、電力需要が大幅に減少していることも需給のバランスに貢献している。 ただ、ロシアによるインフラ攻撃は今後も続くとみられ、現在は大規模な攻撃を免れている3原発が順調に運転を継続できる保証はない。 一方、ウクライナ政府は今後も、原発の拡大でエネルギーの自立性を高める戦略だ。今年1月には新たに米ウェスチングハウス社の大型原子炉2基を導入することを決定。エネルゴアトムは3月、英ロールスロイス社と、同社製の小型モジュール炉の導入に向けた覚書を交わしている。【ブリュッセル宮川裕章】
2023.04.10
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卑劣な全体主義による暴虐に寄り添い、非難・抗議しないリベラルとは、いったい何だろう? 何が(反戦?)、何が(平和?)、何が(人権?)・・・・?? 湧き上がる憤怒が止まらない・・・・彼らに政治を任せることは絶対にできない!! 2023-4-10 はんぺん学生時代から、ベトナム反戦運動に、自分なりに関わってきたが、今から振り返ってみれば、多くの間違いを知ることができる。ヒューマニズム的な正義感から、(戦争反対)を叫んできたが、真実は、そう単純なものでは無かった。 ベトナム解放(?)後に、ベトナム全土に、社会主義政権の蛮行が、繰り返され、多くの民衆が、命を懸けて、ボートピープル難民になって、国外に逃げ出した事実には、正直驚いた・・・・ 抑圧体制の(非情・惨状)は、社会主義社会のそれが、植民地体制のそれと同等どころか、上回った・・・・という真実には、愕然とするしかなかった。 (社会主義・共産主義)(マルクスレーニン主義)などの思想洗脳で、それだけ多くの人民が、殺戮されたり、殺しあってきたのか・・・・ (全人類の幸福)の名のもとに行われた(惨状)に、1億人以上の犠牲があったことを知ると、自身の人生が、空しくなってしまう。 何という事だろう・・・・僕は、何のために、貴重な人生の多くの時間を、この種の運動のために捧げてきたのだろうか?? 進歩の無い人類は、またぞろ、同じ過ちを繰り返そうとし続けている。行き詰ったソ連社会主義の崩壊後に、ロシア全体主義が登場し、対外軍事行動を繰り返し続けている。中国は、一党独裁で(中国式社会主義)を標榜し、急速な軍拡と南シナ海への海洋進出を企み、宇宙も含めた世界制覇の野望を隠さない・・・・ 北朝鮮は、主体思想(北朝鮮社会主義)=一党独裁で、民衆を抑圧しながら、核ミサイル連射で、威嚇と挑発を繰り返し続けている・・・・ あろうことか、日本のリベラルたちは、本来の立場を投げ捨てて、独裁者に寄り添い、抗議非難をスルー。アメリカバイデンや岸田政権が、主敵であるかのように誤認し、(人権)を叫びながら、主敵のロシア=プーチン、中国習近平、北朝鮮=金正恩を、ホームページで声高に非難することもなく、見て見ぬ振りで、やり過ごしてきた。 彼らの2枚舌は、日本のリベラルたちの(凋落)と軌を一にしていることに、注目したい。多くの国民が、2枚舌でのごまかしを 見破りつつあるのだ・・・・ 皆さんは、どう思われるか? 沈黙は(金)ではない・・・・・間違っていても恥ではない・・・(人生一生勉強)だ。 真摯な主張を交わしながら、最後の最後まで、精進を続けよう・・・・・ 皆さんは、どう思われるか? はんぺん――――――――――――――――――――――――――――――「まるで“子どもの刑務所”」ロシアに連れ去られたウクライナの子どもたち・・・“謎の施設”で養子縁組を迫られ 2023-4-9 TBS NEWS DIG Powered by JNN今年2月、7歳の女の子はお気に入りのぬいぐるみを私たちに見せてくれた。「シンバとプンバだよ」そして、こう続けた。「私のようにここまで来るにはいろいろあったんだ」 子どもたちが語ったのは、親と離れ離れになった子どもを取りこみ、養子縁組を迫るロシア政府の姿だった。 長男・マトベイ君 「普通の生活が出来なくなって、とても怖かった」 取材を受けてくれたのは3兄妹。長男のマトベイ君(13)、長女のスヴャトスラバちゃん(9)、次女のアレクサンドラちゃん(7)(年齢は取材時)。3人はバルト3国の一つラトビアで避難生活を送っている。 3人はウクライナ南東部マリウポリで父親と暮らしていた。去年、家はロシア軍にめちゃめちゃに壊され、避難先に向かう最中の検問所で父親が親ロシア派勢力に拘束された。かつてウクライナ軍に関連する仕事をしていたのが理由だった。 親と引き離された兄妹はその場でバスに乗せられた。1か月半の間、2つの施設(ベジメンネ、ノボアゾウシク)で過ごし、3人の健康診断も行われた。 そして東部ドネツクの施設に移動する。 マトベイ君 「最初のころは3人だけでしたが、ドネツクでは子どもが集まりました。(自分たち含め)31人の子どもがいました。他の子たちがどこから来たのかは知りません」 集められた31人の子どもについての資料が残されている。当時、ロシアが一方的に独立を承認した“ドネツク人民共和国”の“公式文書”だ。 文書には、▽31人の名前▽全員がマリウポリ出身であること▽子どもたちをリハビリ名目でロシアに送り、1か月以内にドネツクに戻すことなどが記されていた。 3兄妹は、文書の内容どおり翌日にロシアに移動することが告げられた。マトベイ君 「いろんなことを経験したので、療養所で休む必要があると言われました。療養所での滞在期間は2週間だと言われました」 子どもたちは飛行機でロシア・モスクワ州に移動し、ある施設に到着する。後にJNNが確認したところ、入り口は厳重な警備が施され、「ロシア大統領府総務局子どもの医療センター」という看板が掲げられていた。 HPによると、最新の設備を取り入れた子どものリハビリ施設だという。 マトベイ君 「男の子は1階、女の子は2階に泊っていました。スケジュールはとても忙しかったです。断ることは出来ませんでした」 朝6時に起床し、体操のあと朝食。その後は勉強をしたり、ゲームをしたりする時間もあった。時にはダンスパーティーやモスクワ市内の見学もあったという。そして、こんなことも…。 スビャトスラバちゃん 「ある日、講堂に全員集められプレゼントが配られたよ。私たちはゲームをもらった。Nintendoです」 実はマリウポリの31人の子どもがモスクワ州の施設で過ごした事実は、ロシア政府が堂々と公表している。その中心にいるのが、子どもの権利を担当するマリヤ・リボワベロワ大統領全権代表だ。 自身のSNSで、子どもたちと一緒に歩いたり、3兄妹の長女・スビャトスラバちゃんを抱きしめたりする映像も公開している。リボワベロワ氏は動画の中で活動の意義を強調していた。 マリヤ・リボワベロワ氏 「31人は非常に厳しい運命にある子どもたちです。医療支援や心理的なサポートを受けられるようモスクワ州に来るよう提案しました。最も重要なのは、子どもたちの未来の根幹を作ってあげることです」 そして、施設で過ごす予定の2週間が過ぎた。すると2人の職員がマトベイ君のもとにやってきて、こう告げたという。 マトベイ君 「『砲撃が行われているのでドネツクに連れ戻せない』と」「『養子になるか孤児院に行くかを決めなければならない』と言われました」 職員は、特にロシアで養子になることを強く勧めたという。 一方、親ロシア派に拘束された3兄妹の父・イェフフェンさん。ウクライナ軍との関係について繰り返し尋問を受け、ときには拷問を受けた。50日後に突然釈放され、その日の朝に3兄妹がロシアに連れて行かれたことを聞かされたという。 父親・イェフフェンさん 「私はヒステリックになり、大声を上げました。私はどうやったら子どもたちに会えるのかを考え、いろんな人に子どもたちの情報はないかと尋ねました。子どもたちは私が生きていることを知れば、最後の最後まで私を待っていることを知っていましたから」 すると、奇跡的ともいえる事実を知る。マトベイ君が偶然にもイェフフェンさんの携帯電話を持っていて、知人と連絡を取っていたのだ。再びつながった親子。 マトベイ君はロシアの職員から養子を勧められた際も父親に連絡することを職員に告げた。 マトベイ君 「お父さんのアドバイスなしでは決められない、と職員に話しました。職員は僕に養子になることを求めましたが、自分の意志を強く持ち続けました。職員らは、お父さんと電話をすることを許してくれたけど、『どれくらいかかるの?』、『早く電話を切るように』と言ってきました」 電話を受けた父親のイェフヘンさんは、「すぐに迎えにいく」と伝え、養子を断るよう言い聞かせた。そして3日後、NGOの協力を得て施設にたどり着いた。親子は実に74日ぶりに再会した。 イェフヘンさん 「(施設には)一緒に来ていたボランティアも入ることは許されませんでした。敷地内のそこかしこに監視カメラがあり、まるで“子どもの刑務所”でした」「子どもに会えたときは、笑いながら泣きました」 マトベイ君 「階段でお父さんの声を聞いて走っていったんだ。幸せで涙が出ました」 ウクライナ政府によると、侵攻後ロシアに移された子どもは2万人近く(4月6日時点)にのぼり、3兄妹のように親元に戻れたのは300人あまりに留まっている。マトベイ君は、一緒にいたほとんどの子どもたちが「ロシアで養子になった」と話す。 “保護”を理由に子どもをロシアに連れて行く行為は、子どもたちから祖国や家族、アイデンティティーを奪うものだと国際社会から非難の声が高まっている。 ICC=国際刑事裁判所は3月、プーチン大統領とリボワベロワ氏の逮捕状を発行した。占領したウクライナの地域から子どもをロシアに不法に移送した戦争犯罪の疑いだ。 一方のロシア側は逮捕状の発行に強く反発し、リボワベロワ氏は容疑を否定。「子どもの最大の利益のために、家族の同意を得て行動してきた。要請があれば引き渡す用意がある」と強調し、活動継続の意思を明らかにしている。 TBS NEWS DIG Powered by JNN
2023.04.10
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忍び寄る全体主義の脅威が、日本のすぐそばで蠢(うごめ)いている現実から目をそらすな! 手遅れかもしれないが、今からでも防衛力の増強を強力に進めるべきだ! リベラルたちは、妨害するな!!! 2023-4-9 はんぺん 全体主義国家、挑発主義国家、中国による威嚇と挑発は、地球破滅の前触れだと思う。これに気づけないリベラルには、未来を語る資格は無い! と断言できる。新社会党、社民党、MDS、アサートのホームページの惨状は、それを示している。(MDSとは、民主主義的社会主義運動という、泡沫的社会主義政党のことだ) 偏った世界観のため、人類の主敵を見誤り、日本の抑止力の強化に水を差してきた・・・・・これは、(犯罪だ!)と言ってきた。アメリカ:バイデンや岸田政権を非難することがあっても、中国・北朝鮮・ロシアなどの威嚇と挑発には、見て見ぬ振りで、非難することが無い・・・・こんな偏向した運動が、あって良いものだろうか? と僕は、憤慨している。 国民の認識を誤らせ、ウクライナ国民が保持してきた自衛意識、防衛意識を否定する(犯罪性)は、日本の平和、東アジアの平和にとって、大いなる脅威だ。 (戦後、日本が戦争しないで来れたのは、平和憲法のおかげだ・・・)といった馬鹿げた(ウソ)を未だに平気で垂れ流しているリベラルたちには、日本の未来を託すわけにはいかないのだ・・・・ 歴史を誠実に勉強するなら、戦後日本の平和は、(好むと好まざるに拘わらず)極東米軍、その軍事基地と自衛隊、日米安保条約のおかげだった・・・・これが真実ではないか? いい加減、リベラルは、(ウソ)を言うのはやめてほしい・・・・ 予断と偏見、思い込みで(運動)されては、日本国民のためにはならないことを、思い知ってほしい。 皆さんは、どう思われるか? はんぺん――――――――――――――――――――――――――軍事演習は台湾「包囲」のリハーサル 中国国営テレビ 2023-4-8 AFP=時事【AFP=時事】中国の国営中国中央テレビ(CCTV)は、同国が8日に行った軍事演習について、台湾「包囲」のリハーサルだと報じた。 CCTVはウェブサイトで、「特殊部隊が台湾島周辺で哨戒と進軍を同時並行で行い、完全包囲して抑止態勢を取る」としている。 さらに、中国軍が演習に投入している兵器について、「(陸軍の)長射程ロケット砲、海軍の駆逐艦、ミサイル艇、空軍の戦闘機、爆撃機、 電子戦機、空中給油機」だと詳細に報じている。【翻訳編集】 AFPBB News―――――――――――――――――――――――――――台湾周辺に中国の軍艦8隻、軍用機42機 台湾国防部 2023年4月8日 AFP 発信地:台北/台湾 【4月8日 AFP】(更新)台湾国防部(国防省)は8日、台湾周辺で中国の軍艦8隻、軍用機42機を確認したと発表した。 同省は「このような無分別な行動を厳しく非難する」と述べた。午前6~11時に、軍用機29機が台湾南西部の防空識別圏(ADIZ)に進入したという。 ――――――――――――――――――――――――――――――北朝鮮の核攻撃艇、千キロ潜航 「信頼性と致命的攻撃力を検証」 2023-4-8 共同通信 【北京共同】北朝鮮国営の朝鮮中央通信は8日、同国の国防研究機関が核無人水中攻撃艇「津波2」の訓練を4~7日、東部咸鏡南道の沖合で実施したと伝えた。シミュレーションした約千キロの距離を71時間6分にわたり潜航、日本海の北朝鮮沿岸に設定した水中の目標地点で起爆し「兵器の信頼性と致命的な攻撃能力が完璧に検証された」と強調した。3月下旬にも同様の名称の兵器訓練を実施していた。 「津波2」は4月4日に投入され、楕円や8の字の軌道で進んだ後、7日午後、咸鏡南道端川市の沖合で実験用の弾頭部が正確に起爆したとしている。同通信は「進化する敵の軍事行動を抑止し脅威を除去する」兵器で、国防に不可欠とした。 北朝鮮メディアによると北朝鮮は3月21~23日、海中で核弾頭を爆発させ津波を起こし敵の艦艇や港を破壊する核無人水中攻撃艇「津波」の訓練を実施。同25~27日にも「津波1」の実験を行い、600キロの航行と起爆能力を確認したとしていた。 台湾の蔡英文総統は同日、「(台湾は近年)権威主義的な拡張主義に直面し続けている」として、民主主義国同士の協力がいっそう重要だと強調。 「引き続き米国をはじめ、志を同じくする国々と協力し、自由と民主主義の価値観を共に守っていく」と述べた。 中国軍東部戦区の報道官は8日、台湾周辺で8~10日の3日間、軍事演習を行うと発表。蔡氏が米カリフォルニア州でケビン・マッカーシー下院議長と会談したことへの対抗措置とみられる。
2023.04.09
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プーチンロシアの全体主義を 世界の民主派は総力で封じ込め、中国全体主義の世界制覇の野望に備えよう!!! 2023-4-8 はんぺん 僕は、この記事についてのリベラルの皆さんの意見を聞きたいと切に思った。常識が通用しない全体主義に、寄り添ってきた彼らの(犯罪)について・・・だ。 ロシアの侵略に見て見ぬ振りを続け、非難する(勇気)に欠けた彼らのことだ。そしてロシアを非難する場合には、必ず持ち出されるのが・・・・(ロシアも悪いが、ウクライナも悪い)という、事象の相対化だ。 ロシアによる侵略が、発端であるにもかかわらず、それには言及せず(ロシアによる戦争犯罪も、ウクライナによる戦争犯罪も、両方とも非難されるべきだ)と(ウソぶいた)MDSという(社会主義政党)の藤田OO氏のことは、以前、紹介したが、新社会党や社民党、アサートの論客氏なども、基本は同じだと断言できる。 「新しい社会主義」(綱領)を目指す新社会党の友人にも問いかけてみたいのだが・・・彼は、ここ数年来、僕との対話を避け続けているのは、悲しいことだ。真面目な人柄が、変貌するのを知るのは、とてもつらいことだ・・・・・ 本当に、こんな偏った世界観で、「革命」を呼号されては、たまらない・・・・またぞろ、あの連合赤軍のような犠牲者が、生み出されることになるのではないか? (反省する勇気)に欠けた(居直り)社会主義者が、まだまだ一部では、健在だ。しかし、高齢化の様相は、目を覆うばかりだ。彼らのHPを見れば、一目瞭然だ。 なぜ、一般世界の認識とは大きな隔たりがあるのだろうか❔とよく考える。なぜ、あの日本赤軍、連合赤軍の悲劇が、再生産されるのだろうか? (人権)を叫びながら、巨大な人権事犯に、見て見ぬ振りをする、言行不一致が出現するのか? 人間の(業)なのか??? 学生運動時代に、僕をオルグして、僕に影響を与えた先輩に、聞きたいのだが・・・・彼らが、僕と向き合って話をする事はないようだ・・・・・なんと情けない事だろう!! 「ウクライナのロシアに対する憎しみは、50年、100年と残り続けるだろう。実際、ウクライナ国民の9割近くが、「2014年以前までの領土をすべて奪還する」というゼレンスキー大統領を支持している。現状維持でとどまる気は、ウクライナ側には毛頭ない。とくに「停戦」などは言語道断だ。(本文) 停戦はしょせん戦争の小休止にしかならない 中東戦争でもチェチェン紛争でも、停戦しては繰り返し戦争が起こったように、停戦はしょせん戦争継続上の小休止にしかならないのである。西側諸国の経済制裁や軍の消耗で苦しんでいるロシアが、再び準備万端で攻めてくる時間を与えてしまうだけだ。(本文) 皆さんは、どう思われるか? はんぺん――――――――――――――――――――――――――――ICCから逮捕状の露代表が会見 子供連れ去りを正当化 2023-4-5 産経新聞 ロシアが侵略を続けるウクライナの子供の連れ去りに関与したとして、国際刑事裁判所(ICC)から逮捕状を出された露大統領全権代表(子供の権利問題担当)、マリヤ・リボワベロワ氏が4日、モスクワで記者会見した。同氏は「ウクライナは戦闘地域から子供を避難させていない」と連れ去りを正当化し、ロシアは子供を「救済」しているとの立場を改めて示した。 リボワベロワ氏は、ウクライナ人の両親が子供の返還を求めた場合、返還していると主張。両親を失った子供に里親捜しをしたり、福祉施設で教育を施したりしているとも述べた。プーチン露大統領とともに自身に逮捕状が出されたことについては「ロシアはICCの管轄権を認めておらず、影響はない」とした。 ウクライナは3月末時点で、少なくとも1万9千人の子供がロシアに違法に連れ去られたとしている。 ―――――――――――――――――――――――――――プーチンは街を丸ごとロシア化するつもりか…40年戦場を取材する記者が「見たことがない」ほど破滅的な攻撃 2023-4-5 プレジデントオンライン ロシアによるウクライナ侵攻が始まってから1年が経過。2023年2月、激しい戦闘が続くウクライナ東部に入った戦場ジャーナリストの佐藤和孝さんは「これまで40年以上にわたってさまざまな戦場を見てきたが、今回ほど激しく、広範囲におよぶ破壊は見たことがない。これはウクライナのすべてを破壊し尽くし、文化を根絶やしにしようとする侵略者プーチンの暴虐だ」という――。 ■侵攻1年の節目は戦争犯罪の行われた街にいた 2023年2月11日、ロシアの軍事侵攻から1年、ウクライナの何がどう変わったのかを取材すべく、戦線が膠着(こうちゃく)している東部ドンバス地方に入った。侵攻直後の3月上旬のキーウ・イルピン・ブチャ、昨年11月下旬の南部ヘルソンに続き、3度目の取材である。 今回は18日間の日程で、ポーランドのクラクフからバスで19時間ほどかけて首都キーウに入り、ハルキウ州の州都ハルキウまで6~7時間かけて移動し、そこで3泊した。その後、バスで2時間ほどかかる南東部の要衝イジュームで3泊。そこからドネツク州の中規模都市クラマトルスクに移動して5泊した。これまでのウクライナ取材のなかでも、とりわけ移動が多かった。 現在も戦闘が続く東部の“今”を、日程の許す限り報道すべく厳しいスケジュールを組んだのだが、陸路の移動は本当にきつい。帰りなどはクラマトルシクからキーウまで、800キロを一気に走破する強行軍だった。東京から青森よりも遠い距離で、しかも雪や泥でぬかるんでいる未舗装の道が多い。 侵攻から丸1年にあたる2月24日は、クラマトルスクにいた。クラマトルスクは昨年4月、混雑するクラマトルスク駅にロシア軍のクラスター弾による爆撃があり、数十人の民間人が死亡した。クラスター弾の使用はオスロ条約で禁止されており、ロシアが条約違反の殺傷力の高い兵器を使用し、「戦争犯罪」を積み重ねた“証拠”の一つが刻まれた地だ。 ■東部ドンパスでは村が丸ごと焦土と化していた 今回、私が訪れた東部ドンバス地方のロシア軍に支配された街や村は、どこもそれはひどいものだった。そう、本当に「ひどいもの」としか表現しようがない。何しろ1つの村が文字通り「全滅」しているのだ。村には高いビルが少なく戸建てが多いのだが、人が住めるような家が見渡す限り1軒もない。 それは、東京大空襲や原爆投下後の広島のモノクロ写真を想起させた。これまで40年以上にわたってさまざまな戦場を見てきたが、今回ほど激しく、広範囲におよぶ破壊は見たことがない。これらの地域が整備されて人が戻り、復興するまでにどのくらいの時間がかかるのか。 またロシア兵は軍紀を守らないし、破壊した住宅からは金目のものはすべて持ち去っていく。もっともこれは旧ソ連軍時代からの伝統であり、動員された兵士の多くは辺境の貧しい地域から徴用され、略奪は大目に見られる傾向がある。「衛星放送の受信アンテナを持っていかれたが、チューナーは置いてあった」という冗談のような話も聞いた。そういう機器を見たことがないのだろう。 破壊と略奪の限りを尽くすロシアだが、冷蔵庫やテレビなどの家電を大量に持ち去るのは、製品が目的ではなく、なかの電子部品を武器の修理に使うためだと聞いた。奪った家電を集積所に持っていくと、専門家が武器に転用できる部品を集めているらしい。侵攻当初には聞かなかった話であり、よほどロシア国内の軍需産業が逼迫(ひっぱく)しているのだろう。 ■ロシア軍は民間人の住居や学校をわざと破壊している 東部ハルキウ州の要衝イジュームは、昨年9月11日にロシア軍が“事実上撤退”を表明した激戦地である。人口5万ほどのこの小都市で、横に長い大きな集合住宅の真ん中が吹き飛ばされ、2棟になっているのを見た。ミサイル攻撃を受けたのだろう、まるでケーキを切ったように、きれいに2つに分かれている。 ど真ん中ということは、明らかにロシア軍は誘導弾の照準を合わせ、狙って民間人の住居を攻撃しているのである。その他、100年以上歴史のある小学校が、めちゃくちゃに破壊されている現場も見た。病院なども4分の1ほどが吹き飛び、使い物にならない。 まさに「焦土と化す」という言葉が当てはまる、その地域のすべてを根絶やしにし、二度と住めなくしようとしているとしか思えない。 イジュームはロシア軍の侵攻以降しばらく、ウクライナ軍がとどまって抵抗を続けた激戦地だったが、それにしても破壊のされ方がひどすぎる。チェチェン紛争でも都市で激しい市街戦が展開されたものの、ここまでの惨状ではなかった。 ■雪の下にはロシア軍がばらまいたバタフライ地雷が ルハンシク州の西隣にあるハルキウ州のカミヤンカ村は、高い丘の上に位置するため、ロシア軍に占拠されて砲兵陣地にされていた。ロシア軍の撤退後、私が訪ねたときは、弾薬箱が周辺に多数置き去りにされていた。 カミヤンカ村の一帯は雪に覆われており、やたらに歩き回るのは危険だ。アフガニスタン侵攻で旧ソ連軍が使用した「バタフライ地雷(PFM-1)」を、ロシア軍が空中からばらまいていったのだ。羽がついたような形状から、そう呼ばれるらしい。 小型だが、踏むと膝から下くらいは吹き飛ばされる。その上に雪が降り積もっているからやっかいなのだ。実際にそれを踏んで、脚を失った住民も出ている。クルマで移動するときも道の真ん中を走らないと危ないから、なるべく前のクルマが走った轍(わだち)をたどって移動していた。 ■ロシアはドネツク州全体を支配しているわけではない ロシア軍とウクライナ軍の戦闘がいまだ継続中の、ドネツク州バフムートにも行った。小さな市で、戦略的にさほど重要だとは思えない位置にあるが、半年にわたって戦いが続いている。なぜロシア軍もウクライナ軍もバフムートにこだわるのかわからないのだが、われわれにはわからないよほどな政治的意味合いがあるのだろう。 しかしロシア側からみれば、ここを取ってもドネツク州全体を支配できるわけではない。2014年に一方的に実効支配して建国した「ドネツク人民共和国」は、あくまでドネツク州の4割ほどを押さえているに過ぎない。 バフムートを守っていたウクライナのある兵士が言っていた。 「ロシアは戦力も人的資源も投入し、6カ月も戦ってバフムートすら取れていない。どうやってドネツク全部を奪うつもりなのか」 彼はベラルーシからの義勇兵である。 ベラルーシはロシア寄りの国家だが、独裁者ルカシェンコ大統領に対し、民主化を求めて敵対する勢力も多い。義勇兵とはいっても傭兵的な扱いではなく、ウクライナ正規軍に組み込まれ、給料も出ているという。ベラルーシ人でも、大義がどちらにあるかをわかっている人はウクライナ軍に身を投じている。 ■井戸に弾薬を投げ入れ生活できなくするやり口 バフムート近隣のチャシブヤール村は、人口1500人ほどの小さな村だったが、徹底的に破壊された。ロシア軍撤退から5カ月になろうという現在も、住民はまだ40人ほどしか戻っていない。水道設備のインフラがやられても、村には井戸水があるから生活は可能なはずだ。しかしロシア軍は、ほとんどの井戸に弾薬などを投げ入れ、使えなくしていった。ここまでのひどい状況を目の当たりにしてしまうと、とても早期の終戦は望めないと断言できる。 ウクライナのロシアに対する憎しみは、50年、100年と残り続けるだろう。実際、ウクライナ国民の9割近くが、「2014年以前までの領土をすべて奪還する」というゼレンスキー大統領を支持している。現状維持でとどまる気は、ウクライナ側には毛頭ない。とくに「停戦」などは言語道断だ。 ■停戦はしょせん戦争の小休止にしかならない 中東戦争でもチェチェン紛争でも、停戦しては繰り返し戦争が起こったように、停戦はしょせん戦争継続上の小休止にしかならないのである。西側諸国の経済制裁や軍の消耗で苦しんでいるロシアが、再び準備万端で攻めてくる時間を与えてしまうだけだ。停戦を挟めば、それこそ第3次世界大戦へと事態はエスカレーションするだろう。 首都キーウに夜、クルマで戻ったとき、運転してくれている現地のフィクサーが、街灯やビルの灯りを見ながらこんなことを言った。 「この灯りを見てくれ。あいつら(ロシア軍)は、何百回キーウのインフラを攻撃したんだ。でも俺たちは素早く直している。何度でも、すぐ直す」 こういうところにも、ウクライナ人たちの不屈の闘志が垣間見えている。 ■ウクライナ人の士気は高く春には反転攻勢に 侵攻から1年が経って、ウクライナの何が変わったかという最初の問題意識にもどれば、一言でいうなら「彼らの士気はますます高まっている」ということ。ゆえに、この戦争の終わりはまったく見えないということだ。これからNATOの戦車が実戦投入されれば、ウクライナは反転攻勢に出られる。局面が動くとすれば、5、6月から夏ごろになる。 40年以上、戦場を取材してきたが、この戦争はアフガニスタンやチェチェンのような局地戦ではない。使っている武器も投入される軍隊の数も違う。10年間続いたアフガニスタン戦争で、ソ連兵の死者は約1万5000人といわれる。 今回は正確な数字は把握されていないが、ロシア軍の死者は1年でその約5倍にのぼっている。負傷者を入れれば、その数倍の兵士が使い物にならなくなっていると推定できる。 ■7万人以上の兵を失っても数で押しきろうとするプーチン つまり単純計算すれば、1年前の軍事侵攻時に20万人ともいわれたロシア軍と同数の兵力が、ほぼ壊滅しているのである。それでもロシアの民間軍事会社「ワグネル」が刑務所などからリクルートした傭兵や、急な動員令で訓練が十分でない兵士で穴埋めし、ロシア軍は「数」で押そうとする。 「ネオナチの迫害からロシア系住民を守る」として、プーチン大統領は侵攻を開始した。しかし、今回の取材で改めて目の当たりにしたのは、ウクライナのすべてを破壊し尽くし、文化を根絶やしにしようとする侵略者の暴虐だ。 全滅させた地域を再び占領すれば、一から都市計画してロシア化した街に作り替え、そこがウクライナだった痕跡を地上から消し去ろうとするに違いない。 ―――――――――――――――――――――――――――佐藤 和孝(さとう・かずたか) ジャーナリスト 1956年北海道帯広市生まれ。横浜育ち。ジャパンプレス主宰。山本美香記念財団代表理事。24歳よりアフガニスタン紛争の取材を開始。その後、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争、アメリカ同時多発テロ、イラク戦争などの取材を続け、2003年にはボーン・上田記念国際記者特別賞を受賞。著書に『アフガニスタンの悲劇』(角川書店)、『戦場でメシを食う』(新潮新書)、『戦場を歩いてきた』(ポプラ新書)、『タリバンの眼』(PHP新書)など。
2023.04.08
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全体主義の脅威を認めないリベラルの犯罪性を糾弾する!! 繰り返される(過ち)は、人間の(業)か? 2023-4-7 はんぺん おぞましい戦争犯罪が繰り返される世界・・・・・とても人類が生き残れる、生きながらえるとは思えない・・・・ (本能に対する理性の勝利)など、あり得ないと思うのだ・・・・ (反省のできない)人間は、過ちを繰り返すばかりだ・・・・それを、僕は何度も、周りの友人たちの間に見ることができた。僕自身、70余年の人生の中で、その大半を、(社会主義幻想)(平和憲法幻想)の洗脳の中で、過ごしてきたのだから・・・・身をもって真実を知ったことになるわけだ・・・・ 本当に(後悔、先に立たず)だ。 残り少ない人生を どう過ごすのか? つき付けられた課題だ。(人生一生勉強)をベースに、少しでも、自身の洗脳生活を清算し、社会主義を含む全体主義の脅威に、多くの人々を気づかせる(働きかけ)を行うことが、当面の課題だと思っている。 スポーツや音楽や旅行などの(趣味)は、人生に置いては(つけたし)だと思うし、それに溺れることなど、あってはならない・・・・と、肝に命じている。そして、好きな音楽、例えば、疲れた時に(カヴァレリアルスティカーナのアヴェマリア)を聞くときには、心が癒される・・・・そいう趣味は、大事にしたいものだ。 ――――――――――――ロシアのプーチンによる軍事侵略が、ウクライナの主権と領土を汚し始めてから、400日を過ぎた今、ロシアによる戦争犯罪の全容が、クローズアップされ続けている。当初のキエフ近郊のブチャ等での事例は、その規模を拡大して、ハルキウでも、ヘルソンでも、数多くの犯罪事例が見つかっている。 日本のリベラルたちは、この(不都合な真実)に対して、口を閉ざして語らない・・・・・見て見ぬ振りを続けている。この卑劣さに、僕は、身震いしている!!! 「ロシア軍がこの街を占拠していた間、何度も拘束され、拷問を受けたと語る。」(本文) 「ロシア軍はミネンコさんの手を熱湯に浸し、爪を剥がした。銃床で顔を激しく殴られたため、形成外科手術を受けなければならなくなった」(本文) 「占領中のロシア軍が行ったとされる身体的な拷問の方法には、性器などへの電気ショックや殴打、さまざまな形で窒息させる行為などがあった。」(本文) 「拘束された人々は、最長2カ月にわたってトイレもない過密状態の監房に収容され、食料や水も満足に与えられなかった、」(本文) 「拘束された人々が目隠しをされて縛られ、殴打や電気ショックを受け、ひどい打撲や骨折などの傷を負い、裸になることを強要されるなど性的な暴行を受けた」(本文) 「拷問が組織的かつ徹底的に行われた」(本文) 「恐怖と苦痛を与える手法として共通のパターンがあったと見られ、そのことが、ウクライナの一般市民を標的とする「広範な犯罪的方針が(ロシア軍)上層部に由来しているという印象」を強めている」(本文) ――――――――――――――――世界に救いはあるのだろうか? 僕たちの世界は、僕たちが消え去った後、いったい、どうなるのだろうか?いつも、そのことばかりを、よく考える・・・・・ 皆さんは、どう思われるか? はんぺん――――――――――――――――――――――――市民への拷問は大規模組織的か、ロシア軍占拠下のヘルソン 2023-1-17 ロイター[ヘルソン(ウクライナ) 12日 ロイター] 1月12日、オクサナ・ミネンコさんは、ウクライナ南部の都市ヘルソンで暮らす44歳の会計士だ。ロシア軍がこの街を占拠していた間、何度も拘束され、拷問を受けたと語る。 夫はウクライナ軍の兵士で、ロシアとの全面戦争が始まった初日に、ヘルソンのアントニフスキー橋の攻防戦で死亡した。ミネンコさんは昨年春にロシア軍から複数回尋問を受けたという。その際、ロシア軍はミネンコさんの手を熱湯に浸し、爪を剥がした。銃床で顔を激しく殴られたため、形成外科手術を受けなければならなくなったという。 「次から次へと痛みが襲ってきた。私は生ける屍だった」 12月初め、臨時の人道支援センターで取材に応じたミネンコさんの目の周囲には傷跡があった。拷問による傷を修復するための手術痕だという。 ロイターは、拷問を受けたという十数人の被害者のほか、ウクライナ警察の関係者とウクライナ支援に携わる国際検察官から話を聞いた。それによると、占領中のロシア軍が行ったとされる身体的な拷問の方法には、性器などへの電気ショックや殴打、さまざまな形で窒息させる行為などがあった。 拘束された人々は、最長2カ月にわたってトイレもない過密状態の監房に収容され、食料や水も満足に与えられなかった、という証言もある。 ロイターは、ミネンコさんをはじめとするヘルソン住民が提供した個別の証言について独自の裏付けを得ることはできなかった。だがその内容は、ウクライナ当局や国際人権専門家が拘束時の条件や扱いについて明らかにしているものと整合している。 拘束された人々が目隠しをされて縛られ、殴打や電気ショックを受け、ひどい打撲や骨折などの傷を負い、裸になることを強要されるなど性的な暴行を受けた、というものだ。 ヘルソン州の主任戦争犯罪検察官を務めるアンドリー・コバレンコ氏は、ウクライナ軍やその協力者について情報収集をしたり、ロシア軍による占領に批判的な者への懲罰として、「拷問が組織的かつ徹底的に行われた」と指摘する。 ロイターではロシア政府と国防省に対し、拷問や違法な拘束の疑惑などについて問い合わせを行ったが、回答は得られなかった。ロシア政府はウクライナにおける「特別軍事作戦」を遂行しているとしており、民間人を標的にしておらず、戦争犯罪も犯していないとしている。 ロイターでは、ロシア軍が行ったとされる拷問と拘束について現時点で最も網羅的なデータを、ウクライナ戦争犯罪検察のトップから独占的に入手した。それによれば、ウクライナ当局は、数カ月にわたる占領の間にロシア軍による拉致や違法な拘束を受けたとされるヘルソン州の住民数千人以上を対象として公判前捜査を開始している。 ウクライナ警察の関係者は、ヘルソン州での戦争犯罪疑惑の規模は、首都キーウ周辺の状況よりもはるかに大きかったことが明らかになりつつあるとしている。ヘルソン州の占領がキーウ周辺に比べてずっと長期間だったためだ。 ウクライナ検察で戦争犯罪訴追の指揮を執るユーリ・ベロウソフ氏によれば、当局は、ロシア軍がヘルソン州で違法な拘束の拠点として使用していた場所10カ所を確認した。 これらの拠点に拘束されている間に拷問や身体的な暴行を受けたとされる人は約200人で、この他に約400人が違法に拘束されていたとベロウソフ氏は言う。捜査は11月中旬のロシア軍のヘルソン撤退以来続けられており、ウクライナ当局は、こうした数字が今後さらに膨らんでいくと予想している。 ロシアが隣国ウクライナに侵攻して1年近くが経つが、占領に成功した州都はヘルソンだけだ。 ベロウソフ氏は、ウクライナ全土で1万3200人を超える人々に対する違法拘束の疑惑について、当局が公判前捜査を開始していると明かした。違法な扱いや違法な拘束に関する訴えについて、1900件の聴取を開始したという。 ロシアは、ウクライナ軍兵士によるロシア軍捕虜の処刑など、ウクライナ側が働いた戦争犯罪を西側諸国が無視していると批判している。国連(UN)は11月、双方が捕虜に対する拷問を行っている証拠があると発表したが、国連当局者の1人は、ロシア側の行為は「かなり組織的」であると述べている。ウクライナ政府は以前、同国軍による虐待疑惑があれば調査を行うと表明していた。 ミネンコさんは、自分が拷問されたのは夫が兵士だったからだと考えている。戦死から1週間後に夫を埋葬したとき、ロシア兵が墓地に現れ、ミネンコさんを夫の墓の脇にひざまずかせ、自動小銃を撃って処刑の真似事をした、と彼女は訴える。 ミネンコさんによれば、3月と4月には、ロシア軍の制服を着て顔を目出し帽で隠した男たちが3度にわたって夜間に自宅を訪れ、尋問を行い、拘束施設に連行したという。ある時は、彼女の服を脱がせ、椅子に両手を縛り付け、頭部を覆ったうえで殴打した。 「頭に袋をかぶせられて殴られると、息が詰まって呼吸ができなくなる。何もできず、身を守ることができない」と、ミネンコさんは言う。 <「広範囲の」戦争犯罪> ロシアが昨年2月にウクライナに侵攻したことで、欧州では第二次世界大戦後で最大規模となる地上戦が勃発した。ロシアは3月にヘルソン市の占領を始めたが、この地でロシア人がさらに血を流すのは無益であるとして11月に部隊を撤退させた。 ウクライナ当局に登録された戦争犯罪に関する報告は5万件以上に上る。ベロウソフ氏によれば、そのうち7700件以上がヘルソン州からの報告だという。また、ヘルソン州では一般市民540人が依然として行方不明になっているという。 ヘルソン州で戦争犯罪検察官を務める前出のコバレンコ氏は、子どもを含む一部の行方不明者が、強制移送と思われる措置によりロシア側が支配する地域に連れ去られたと話している。 ベロウソフ氏の話では、当局は80体以上の遺体を発見しており、その半数以上が一般市民だという。このうち50人以上が銃撃または砲撃による負傷が原因で死亡している。同氏はまた、ロシア軍が撤退した別の地域でも、多くの市民の遺体が発見されていると付け加えた。その中には、ハリコフ州で見つかった800人以上の市民の遺体も含まれている。ウクライナは9月にハリコフ州内の広大な地域を奪還しており、捜査はヘルソンより長期にわたって続いている。 ハリコフ州警察のボロディミル・ティモシコ署長による1月2日付けのフェイスブック投稿は、ウクライナ当局はハリコフ州でロシア軍が使った拠点25カ所を確認したとし、これらを「拷問キャンプ」と表現した。 ロシア軍によるものとされる数千件の戦争犯罪の中には、十分に深刻であると見なされれば、国外での裁判へと発展する可能性があるものもある。ハーグに本部を置く国際刑事裁判所(ICC)は、すでにウクライナにおける戦争犯罪容疑についての捜査を開始している。 拘束や拷問疑惑の規模をめぐって取り沙汰されている数字は、「ロシア占領地域における犯罪行為が広範かつ深刻であったことを物語っている」と指摘するのは、戦争犯罪訴追に向けたウクライナ政府の取組を支援する西側諸国の法律専門家チームで、主任訴追担当者を務める英国の弁護士ナイジェル・プロボース氏だ。 プロボース氏は、恐怖と苦痛を与える手法として共通のパターンがあったと見られ、そのことが、ウクライナの一般市民を標的とする「広範な犯罪的方針が(ロシア軍)上層部に由来しているという印象」を強めていると説明している。 <殴打と電気ショック> ヘルソン市の35歳の男性は、8月に5日間拘束された際、ロシア軍に殴打され、服を脱がされ、性器や耳に電気ショックを加えられたと話している。電流を流されると「頭の中をボールが直撃したようで気を失ってしまう」とこの男性は振り返った。報復への懸念から、アンドリーという名のみを公開する条件で取材に応じた。 拘束者たちはアンドリーさんがレジスタンス運動とつながっていると疑い、兵器や爆発物の貯蔵場所などウクライナ軍の動向について尋問したという。アンドリーさんはロイターに対し、ウクライナ軍や地域防衛部隊に所属していた知人はいるが、自分は参加していなかったと語った。 ウクライナ当局によれば、ヘルソン州における最大の拘束施設の1つは、ヘルソン市内のオフィスビルだった。ロシアによる占領期間中、拘束や拷問の拠点として使われていた巣穴のような地下室の1つに、30人以上が押し込められていたという。拘束されていた人々の総数を確認するための捜査が継続中だと当局はしている。 12月にこのビルの地下を訪れたところ、人間の排泄物の臭いが充満し、窓からの光は積まれたレンガで遮られていた。鉄パイプや拘束用の結束バンドが散らばり、電気ショックを与えるために用いられたとみられる電線が天井からぶら下がるなど、ウクライナ当局がロシア側が拷問に用いたと指摘する道具の痕跡がありありと残っていた。 壁には目盛りのような傷が刻まれていた。人々が拘束された日数をカウントするために残したのではないかと当局は言う。メッセージも書き残されている。1つは「彼女のために私は生きる」と読めた。 もう1つ、ヘルソン市内で人々が尋問や拷問を受けたとされる場所が、警察施設のビルだ。ウクライナ当局やロイターが取材した10人近いヘルソン住民によれば、そこは地元の人間から「穴」と呼ばれていたという。 リュドミラ・シュムコワさん(47)は昨年夏、50日以上にわたって拘束された。その期間のほとんどは、53歳の姉とともにエネルヘトキブ(「エネルギー労働者」の意)通り3号にある同ビルで過ごしたという。ロシア側はこの姉の息子がレジスタンス活動に参加していると考えており、それについて質問してきたという。 医療関係の弁護士として働いているシュムコワさんによれば、採光のための小さな窓しかない監房に半ダースほどの人が押し込められ、食事も1日1回しか与えられなかった。シュムコワさん自身は身体的な拷問を免れたが、同じ監房に入れられた女性警察官などは拷問を受けていた。特に厳しい拷問を受けたのは男性だ、とシュムコワさんは言う。「悲鳴を上げていた。絶えることなく、毎日だ。2時間、3時間と続く場合もあった」 <続く捜査> 捜査官たちは、軍上層部が関与した可能性を含め、戦争犯罪とされる行為の責任者を特定しようと捜査を続けている。戦争犯罪検察のトップであるベロウソフ氏に、拷問の実行者に対する刑事手続きを開始したのか尋ねたところ、70人以上を容疑者として特定し、これまでに30人を起訴したと答えた。 ベロウソフ氏は個々の名前は特定しなかったものの、容疑者の大半は軍の下士官クラスだと述べた。また一部には「特に大佐や中佐といった上級将校」や、ルガンスクやドネツクなど親ロシア派の武装勢力幹部も含まれているという。ルガンスク、ドネツクの双方の武装勢力代表に、違法な拘束や拷問への関与があったかどうか問い合わせたが、回答は得られなかった。 ロシア政府とロシア国防省は、戦争犯罪容疑者に関する質問に回答しなかった。 12月の寒い1日、戦争犯罪捜査官らはヘルソン州ビロゼルカ村で、ロシア軍が拘束と拷問の拠点として使っていたという郡庁舎と、約300人のロシア軍兵士の宿舎として転用されていた近隣の学校を捜索した。現在では放棄されている校舎の壁には、今回の戦争でロシア支持の象徴となった「Z」の文字がペイントされ、ガスマスクや医療キット、ロシア語の書籍など雑多なものが散乱し、レンガ塀には銃弾がめり込んでいた。 郡庁舎では、小人数の捜査チームが指紋を採取し、DNAサンプルを集めた。隣接するガレージでは、証拠を特定するために数字を記した黄色のプレートを置いていく。事務用の椅子がひっくり返され、近くには結束バンドが散らばり、給水用のチューブと飲料用パウチを付けたガスマスクもあった。2人の捜査官によれば、占領中のロシア軍が、溺死の感覚を味わわせるために使ったとされる即席の拷問用具に似ているという。 用いられたとされる拷問手段について、ロシア政府とロシア国防省に問い合わせたが、回答は得られなかった。 (Anthony Deutsch記者、 Anna Voitenko記
2023.04.07
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気づけ、全体主義の恐ろしさを!! 目を覚ませ! (社会主義幻想)のくびきから逃れる勇気を!! 2023-3-8 はんぺん プーチンは、10代半ばからKGB(ソ連国家保安委員会)に入ることを熱望していたという。そして、30年以上前、プーチンは実際に、旧東ドイツでKGBの工作員として活動していた。 ソ連の秘密警察(KGB)の仕事は・・・・・(ウイキペディア)1958年12月23日付ソ連共産党中央委員会幹部会により承認されたソ連閣僚会議附属国家保安委員会規程によれば、その任務は以下の通りであった。資本主義諸国における諜報業務スパイ、破壊工作、テロその他の破壊活動対策反ソ及び民族分子の敵対活動対策ソ連軍各組織における防諜業務特殊施設、特別重要産業施設及び輸送機関における防諜業務国境警備党及び政府の指導者の警護政府通信の組織及び保障無線防諜業務の組織 以上のウイキペディア記事から、秘密警察の任務には、驚くべき広範囲な分野での活動があることがわかる。海外でのKGBの任務、国内でのKGBの任務・・・・市民監視活動、スパイや密告奨励などの他に、下記の情報からも明らかなように、反政府活動に対する弾圧や、指導者の暗殺・・・・が、繰り返し実行されてきた・・・・ 「ロシアのウラジーミル・プーチン大統領(66)が、旧ソ連のスパイ時代に旧東ドイツ(ドイツ民主共和国)で使っていた身分証が発見された。身分証は旧東ドイツの秘密警察シュタージが発行したものとされ、ドイツ東部ドレスデンのシュタージ記録保管所で発見された。ドイツ政府のシュタージ記録庁(BStU)が11日に発表した。(中略) シュタージは、東ドイツ国家保安省(MfS)工作員の通称。一般市民に対する徹底した監視活動を行い、恐れられた。市民の多くは、相互監視や密告を強制されていた。プーチン氏はこれまで、1980年代にドレスデンでソ連国家保安委員会(KGB)職員として働いていた経歴について、誇りに思うと発言している。」(本文) 以前から、ロシアの秘密警察による 反体制運動指導者、批判的ジャーナリストたちの暗殺事件は、旧ソ連~ロシアでは、山ほど起きている・・・・ということについて、このブログで、紹介してきた。 しかし、日本の(社会主義幻想)に洗脳されたリベラルたち・・・・新社会党・MDS・アサートのホームページでは、これらの(不都合な真実)は、決して報道されることは無かったのだ・・・・ しかし・・・・・真実は隠し通せるものではない・・・・ニセリベラルたちが、いかに隠し通そうとしても、いつかは、二枚舌は、見抜かれてしまうのだ・・・・・ そのことで、リベラルは、ますます国民の支持を失っていく・・・・いい加減、気づいてほしい・・・・真実から目を背けない勇気の大切さを・・・ 皆さんは、どう思われるか? はんぺん――――――――――――――――――――――――――――プーチン氏の秘密警察身分証、ドイツで発見 旧東独シュタージ用 2018年12月12日ロシアのウラジーミル・プーチン大統領(66)が、旧ソ連のスパイ時代に旧東ドイツ(ドイツ民主共和国)で使っていた身分証が発見された。身分証は旧東ドイツの秘密警察シュタージが発行したものとされ、ドイツ東部ドレスデンのシュタージ記録保管所で発見された。ドイツ政府のシュタージ記録庁(BStU)が11日に発表した。 シュタージは、東ドイツ国家保安省(MfS)工作員の通称。一般市民に対する徹底した監視活動を行い、恐れられた。市民の多くは、相互監視や密告を強制されていた。 プーチン氏はこれまで、1980年代にドレスデンでソ連国家保安委員会(KGB)職員として働いていた経歴について、誇りに思うと発言している。 プーチン氏のシュタージ用身分証は、KGBとシュタージの緊密な協働関係に関する研究の中で発見された。 プーチン氏はKGBの少佐だった1985年に身分証を手に入れた。プーチン氏はこの身分証でシュタージの施設内に入れるようになったが、シュタージのためにスパイ活動をしていたわけではない可能性がある。 BStUは11日の声明で、プーチン氏が「自分のKGBの任務をシュタージと協働で行えるように、身分証を手に入れた」とした。 BStUの報道官は、「これまでの調査では、ウラジーミル・プーチンがMfSのために働いていた様子はない」と述べた。 ロシア西部レニングラード(現在のサンクトペテルブルク)出身のプーチン氏は、33歳だった1985年、東ドイツに派遣された。東ドイツで勤務中、娘2人が生まれている。 プーチン氏はKGB将校として1989年12月までドレスデンで勤務した。1989年12月には大規模な民主化要求デモの結果、東ドイツの共産主義政権が崩壊した。 プーチン氏のシュタージ用身分証は、3カ月ごとに更新されていた様子が、身分証に押された証印から分かる。なぜドレスデンのシュタージ資料内にプーチン氏が身分証を残したのかは、明らかになっていない。 ドレスデンにあったシュタージの県本部が抗議者に占拠されるのを、プーチン氏は目撃した。一方、共産主義政権の治安部隊は1989年12月5日、占拠者に発砲する寸前まで至っている。 これに先立ち、東西ドイツを分断していたベルリンの壁は11月、熱狂する東ベルリン市民によって既に崩壊している。 ドイツ語が流暢(りゅうちょう)に話せたプーチン氏は当時、ドレスデンでKGBの建物が取り囲まれた際には、自分が自ら集団をなだめ落ち着かせ、この建物はソヴィエト領だと警告したと話している。 プーチン氏はドレスデンでの任務中に、中佐に昇進した。 ロシア政府のウェブサイトによると、プーチン氏は1989年、東ドイツ共産主義政権から銅メダルを授与されている。「人民への忠実な奉仕」が理由という。 プーチン氏は帰国後、KGBの主な後継組織となったロシア連邦保安庁(FSB)の長官まで上り詰め、2000年にロシア大統領となった。 2017年6月、プーチン氏はKGB時代の任務が「違法な情報収集」に関係していたと明らかにした。プーチン氏はロシア国営テレビに対し、KGBのスパイは「特別な資質、特別な信念、そして特別な人格」を持った人々だったと語った。 BBCは、一時は極秘扱いになっていたKGBとシュタージによる合意内容を確認した。この合意によると、KGBは連絡役の職員30人を東ドイツにおいていた。この連絡役は、シュタージと直接協力して任務を進めていたという。 ロシア政府のドミトリー・ペスコフ報道官は、プーチン氏の過去のシュタージ用身分証が見つかったことについて、「KGBとシュタージは協力関係にある情報機関だった。なので、このような身分証を交換していた可能性はおそらく排除できない」と述べて受け流した。 ―――――――――――――――――――――――――ロシア石油大手会長が転落死 不審死相次ぎ7人目2022年09月02日 時事ドットコム ロシア第2の石油大手ルクオイルのラビリ・マガノフ会長(67)が1日、モスクワの病院に入院中、窓から転落して死亡した。インタファクス通信などが関係筋の話として報じた。タス通信が「自殺」という見方を伝える一方、ルクオイルは「闘病の末」に亡くなったと発表した。 ウクライナ侵攻を続けるロシアでは今年、エネルギー関連企業の幹部経験者の不審死が相次いでいる。現地メディアのまとめでは、マガノフ氏で7人目という。――――――――――――――――――――――――――ロシア公社幹部、遺体で発見 社長も、不審死相次ぐ 2022-9-14 時事ドットコム ロシアの極東・北極圏開発公社は12日、航空部門の幹部イワン・ペチョリン氏が「悲劇的な死」を遂げたと発表した。 極東のメディアによると、ウラジオストクのルースキー島沖で10日夜に高速のボートから転落し、捜索により遺体で発見されたという。ロシア石油大手会長が転落死 不審死相次ぎ7人目 ウクライナ侵攻を続けるロシアでは今年に入り、エネルギー企業などの関係者の不審死が相次いでいる。 米政府系放送局によれば、2月には極東・北極圏開発公社のイーゴリ・ノソフ社長(当時)も急死している。――――――――――――――――――――――――――――インドでウクライナ侵攻批判のロシア議員が転落死。同行者死亡の直後 2022-12-28 時事ドットコム 【ニューデリー時事】インドを訪れていたロシア地方議員の男性が、滞在先のホテルから転落し死亡した。議員はウクライナ侵攻に批判的な発言が報じられていた。 同行していた友人も直前に同じホテルで亡くなっており、警察が詳しい状況を調べている。インドメディアが27日伝えた。 ウクライナ大統領、3回暗殺回避 ロ情報機関に内通者か―英紙 タイムズ・オブ・インディア紙などによると、亡くなったのはモスクワ東方にあるウラジーミル州の議員パベル・アントフ氏(65)。食品加工業で財を成した富豪としても知られる。休暇で他のロシア国籍者3人とインド東部オディシャ州のホテルに滞在していた24日、3階から転落し死亡したという。
2023.03.08
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我々日本人が見習うこと・・・プーチンの侵略に、持ちこたえ耐え忍ぶウクライナ国民の気概、これに尽きる。 自国の安全と平和を、我々は自身の手で守り切れるだろうか? リベラルは足を引っ張ってどうする!! 2023-3-7 はんぺんロシアではメデイアが国家に取り込まれて、国営放送しか許されていない。国家的洗脳体制が出来上がり、 耳を塞がれた多くの国民は(プーチン賛美)(ロシア軍隊の称賛)の(大本営発表)ばかりを聞かされている・・・・・かっての(スターリン賛美)の再現だ・・・・ 全体主義のプロパガンダは、(中国でもそうだが)民衆に対する徹底した洗脳が、最重視されているようだ・・・・結果として、プーチンの支持率は、好調だ・・・・ スターリン時代は秘密警察が暗躍し、身内や隣人による(密告)が奨励されて、市民監視社会が暗い影を落としていた。民衆同士が監視しあう社会、不信感が拡がって幸福な社会とは、ほど遠い社会・・・・まさにディストピア小説「1984年」の現実化だ・・・・ 「ロシアの6年生の少女が、学校の美術の授業で「反戦」的な絵を描いたことにより、シングルファーザーである彼女の父親が当局に逮捕された。娘本人は孤児院に送られた」(本文) 抑圧体制の強化が、加速されている・・・・「ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は2022年3月に刑法を改正し、これによりロシア軍の‘信用を失墜させた‘者には、最大5年の禁錮刑を科すことが可能になっている。」(本文) ロシアの侵攻によって2月初旬時点で約14万9千棟の集合住宅や個人宅が全半壊したと明らかにした。・・・・・約40万棟の住宅が全半壊した東日本大震災に匹敵する規模に膨らむ可能性がある。・・・・・・ ウクライナ当局は、東部や南部のロシア占領地や、攻撃が続く地域、地雷の埋設地帯では調査が困難なため、実際の被害数はさらに多いとみている。(本文) 「解放されたイジューム郊外の森林地帯で、約450基に上る集団墓地が発見された。」(本文) ロシア全体主義が、昨年2/24に、突然、国連憲章など国際法を踏みにじり、ウクライナに軍事侵攻を始めてから1年になる。小国ウクライナの善戦に我々は敬意を払うと同時に、この侵略を座視するわけにはいかないだろう・・・・ 厳しい冬の期間、インフラを攻撃されて寒さに耐えているウクライナ国民を、世界は支援強化を続けなければならないと思う。それが、自由、民主主義、人権、法の支配を共有する我々の責務だと思う。 何ができるのか? 真剣に考えること、出来ることから手を付けていくことが大切だと思う次第だ。 皆さんは、どう思われるか? はんぺん―――――――――――――――――――――――――――――授業で「反戦」の絵を描いたロシアの6年生を教師が通報...父親は逮捕、本人は孤児院へ 2023-3-3 ニューズウィーク日本版<美術の授業で少女が描いた絵をめぐり、教師が警察に通報。鳥の飼育業を営む父親が逮捕されて独房に留置されている> ロシアの6年生の少女が、学校の美術の授業で「反戦」的な絵を描いたことにより、シングルファーザーである彼女の父親が当局に逮捕された。娘本人は孤児院に送られたという。家族に近い筋が明かした。 奉仕活動家のエレーナ・アガフォーノワという人物が独立系メディアの「Spektr」に語ったところによれば、警察に身柄を拘束されたのは、ロシア西部トゥーラ州で鳥の飼育業を営むアレクセイ・モスカレフだ。 モスカレフの娘マーシャは小学6年生だった昨年4月、美術の授業中に反戦をテーマにした絵を描き、これを見た教師が警察に通報した。ロシアの独立系ニュースサイト「メドゥーサ」によれば、教師が生徒たちに指示していたのは、ウクライナに軍事侵攻を行っているロシア軍を「支持する」絵を描くことだったという。 この問題について、ロシア連邦保安局(FSB)と児童保護局が調査を行い、モスカレフはソーシャルメディアへの投稿でロシア軍の「信用を失墜させた」罪で起訴された。ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は2022年3月に刑法を改正し、これによりロシア軍の「信用を失墜させた」者には、最大5年の禁錮刑を科すことが可能になっている。 モスカレフは1月9日に警察に出頭するよう命じられていたが応じず、娘を(それまで暮らしていた)エフレーモフ市から隣接するウズロバヤ市に移したが、その後、当局に逮捕された。 ■反戦の絵を描いた娘は孤児院に送られた 過去にシングルファーザーのモスカレフとその家族を支援していたというアガフォーノワによれば、当局はモスカレフの家の家宅捜索を行い、彼の所持金を全て押収したという。ロシアの人権活動家で反体制派のマリーナ・リトビノビッチも、メッセージアプリ「テレグラム」への投稿で、アガフォーノワの主張を裏付けた。 アガフォーノワは、彼女がモスカレフを自宅にかくまっていると信じる人々が、身元を明かさずに近づいてくると語った。彼らはアガフォーノワに自宅の中を見せろと迫り、彼女がそれを断ると、彼女の自宅のドアを破ると脅したが、警察に通報すると言うと去っていったという。 モスカレフは逮捕された後、ロシア連邦捜査委員会に移送され、以降は独房に留置されている。アガフォーノワによれば、モスカレフの弁護士は、3月2日に捜査活動が行われる見通しだと説明したという。 娘のマーシャは、青少年委員会が保護し、エフレーモフの孤児院に送られた。父親の処遇が決まるまで、あるいは疎遠になっている母親が見つかるまでは、孤児院で暮らすことになると報じられている。アガフォーノワは、マーシャを預かる用意があると言っている。 トゥーラ州ではほかにも同じような事例があり、プーチンが新年を迎えるにあたって行った演説の最中に、クラブでウクライナ人が作曲した曲を流した地元在住のDJは、同州の裁判所によって罰金刑を下された。 デーン・エネリオ―――――――――――――――――――――――――――ウクライナ、住宅15万棟全半壊 東日本大震災規模に拡大も 2023-3-3 共同通信 ウクライナ環境保護・天然資源省は3日までに、ロシアの侵攻によって2月初旬時点で約14万9千棟の集合住宅や個人宅が全半壊したと明らかにした。ロシア軍は1日数万発の砲弾を放ち、ウクライナ軍も反撃する中、今後も増加は確実。コンクリートやれんが造りの建造物が多く、危険物や有毒物質が混入している可能性が高いことなど日本の震災がれきとの違いはあるが、約40万棟の住宅が全半壊した東日本大震災に匹敵する規模に膨らむ可能性がある。 このためウクライナ政府は震災がれきを効率的に処理し、リサイクルしてきた日本の事例に関心を示している。日本政府に一段の協力を要請する考えだ。 ウクライナ当局は、東部や南部のロシア占領地や、攻撃が続く地域、地雷の埋設地帯では調査が困難なため、実際の被害数はさらに多いとみている。 戦費がかさむウクライナの国家財政は逼迫し、外国の支援なしに立ちゆかない状況だ。政府は両軍の破壊された戦闘車両、砲弾やミサイルの残骸を含めた廃棄物の処理費用を節約する必要もある。―――――――――――――――――――――――――――遺体の埋め戻し作業が始まる ウクライナ東部イジュームで 2023-2-2 AP通信 イジューム、ウクライナ、2月2日 (AP) ― ロシア軍に占領されていたウクライナ東部ハルキウ州イジュームの集団墓地で2月1日、身元確認のため掘り起こされた遺体を埋め戻す作業が始まった。 昨年9月、ウクライナ軍の反転攻勢で解放されたイジューム郊外の森林地帯で、約450基に上る集団墓地が発見された。 うち17体がウクライナ軍兵士で、残りは占領中に死亡した住民の遺体だった。イジュームの薬局が破壊されたため、医療支援を受けられず、薬を手に入れることもできずに病気で亡くなった人もいた。 発掘後、遺体は身元確認のためハルキウに送られた。 遺族は身元確認のためにDNAを当局に提出し、鑑定の結果身元が確認されて初めて遺体の引き取りが認められ、遺体はこの地方の伝統に則って墓に埋葬することが可能になった。 この日はイジュームにある3カ所の墓地で、最初の8体が遺族の手で埋葬された。 遺族がロシアに移住するなどの事情で身元確認不能の遺体もあり、埋葬には数カ月かかると市当局はみているようだ。 2日には次の遺体が埋め戻される予定だという。 (日本語翻訳・編集 アフロ)―――――――――――――――――――――――――――ロシアから解放はされたが 戦争が続く限り苦難は続く 2023-1-30 AP通信ヘルソン、ウクライナ、1月30日 (AP) ― ウクライナ南部へルソン州の村に住むタチアナ・トロフィメンコさん。支援団体からもらったひまわり油を瓶に注ぎ、芯の入った蓋をして密閉、マッチで火をつければ、ろうそくの出来上がりだ。 「これが私の電気です」というトロフィメンコさんが住むカリニウカ村が、ロシア軍から解放されて11週間がたった。今も、村の入り口には軍用トラックが乗り捨てられたままだ。 暗い部屋のソファに横たわるゲンナジー・シャポシニコフさんの傍らには、皿が山積みになっている。83歳の彼は、ガンが進行中で、話すこともままならない。 ロシア軍の迫撃砲で家の裏が破壊されたときも、近所の人たちが駆けつけて防水シートで応急処置をしてくれた。今でも毎日、食事の世話をしに来てくれる。電気や水道といった基本的なサービスもなく、人道支援に依存せざるを得ない状況下でも、国内の他の土地に避難していた人々が、徐々にカリニウカ村に戻ってきている。 しかし、ヘルソンに戻ってきた住民にしても、はじめから州外に避難しなかった住民にしても、解放が苦難を減らしてくれたということはない。 真冬の今、前線からさほど離れていないこの地域には電気も水道もない。あるのは、砲撃の音だけだ。 ロシア軍は、同州を東西に二分するドニプロ川西岸地区から撤退したが、東岸は依然としてロシア軍の支配下にある。わずか数キロ先で絶え間なく続く砲撃と、残置地雷の危険性から、住民は外出を怖がり、平穏な生活は夢となり、ウクライナ軍の戦略的勝利にも暗い影を落としている。 (日本語翻訳・編集 アフロ)
2023.03.07
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「中小諸国が大国の横暴に従属せざるを得ないような国際秩序を黙認してはならない」(東野篤子氏) 中国や北朝鮮は見ているぞ!!! 2023-3-6 はんぺん プーチンの軍事力による現状変更(戦争)の試みを、中国や北朝鮮の独裁者たちは、じっと、かたずを飲んで見ているに違いない。 プーチンの全体主義が仮に勝利するようなことがあれば、これらの全体主義国家は、今後、国際ルール(国連憲章やジュネーブ協定など)を無視して、力による現状変更を強行することになるだろう・・・・ 特に、中国:習近平は、ベトナム、フィリピン、インドネシアなどの主権と領土の一体性などを考慮することなく、露骨な覇権主義の下、南シナ海の海洋進出(軍事基地化)を進めてきた。 そして、その延長上で、台湾進攻、尖閣侵攻、沖縄や日本奪取の策動を加速させるに違いない・・・・能天気な護憲派は、いつまでも事態の本質をつかめないでいる・・・・ 「だがそれが、21世紀に起きた軍事侵攻の帰結であってはならない。軍事侵攻で得をする国があれば、武力による現状変更のハードルは世界中で下がる。中小諸国が大国の横暴に従属せざるを得ないような国際秩序を黙認してはならない。」(本文:・東野篤子氏) ロシア軍による蛮行を見て、「『ロシア支配下の平和はありえない』と骨身に染み、徹底抗戦の姿勢が固まったのだろう。」(同) ・・・というのは、十分に納得できる・・・ ただ、「中国はロシアの構図と相似形だ。・・・・・力以外の対処方法と同時に、力を含めた選択肢を用意しながら前に進まないと危ない。」(本文:遠藤乾氏)には、激しく同意するが・・・・「出口はなければ困る。簡単ではないが、一つは2022年2月24日の前の状態に戻して停戦すること。」 「ひとまず『休戦』にいきつくためだ。その先は、徹底した国際的な監視のもとで住民投票を行う。」(本文:遠藤乾氏) ・・・・には、呆れてしまった!!! まさに想像力の欠いた評論家の戯言(たわ言)に思えるからだ。昨年の2/24以前の状態とは、どういう事だろうか? プーチンのクリミア侵略(占領)を認めることになり、ウクライナ国民にとっては(停戦)ではなく(敗戦)そのものになることが、この能天気な評論家には理解できないらしい・・・・ これって、プーチンに寄り添うリベラルたちの主張そのものではないか??? まして「徹底した国際的な監視のもとで住民投票」ってなんだよう・・・・いくら、オメデタイ人間でも、ロシアが、受け入れることができるとは思えない・・・・・ ロシアが実行してきた住民投票は、銃で武装したロシア兵付きの住民投票だったのを、忘れたのか? 初めに結論ありきの形式的住民投票で、住民の意思が反映されると思うのは、オメデタイ人間の証明になる・・・・ そもそも国連に、そんな実力が無いことが、今回の侵略戦争で証明されてしまったのではないか?? 何を国連に期待して「徹底した国際的な監視のもとで住民投票」などを持ち出したのだろう?? 評論家は、これだから、困る!!!! 皆さんは、どう思われるか? はんぺん――――――――――――――――――――――――侵攻の行方、専門家はどう見るウクライナ危機、 東野篤子氏 2023年2月25日 朝日新聞 ロシアがウクライナに侵攻してから24日で1年になった。ロシアが攻撃をやめる気配はなく、ウクライナも徹底抗戦の構えを崩していない。いまの状況をどう分析し、今後の行方をどう見るのか。専門家の見方を「ウクライナ危機の深層」シリーズで紹介する。 ウクライナ、徹底抗戦は必至 筑波大・東野篤子教授(国際関係論) 今回の戦争で、ウクライナとロシアにとっての出口はまったく異なる。ウクライナも戦闘を続けたいわけではないが、ロシア軍を領土から完全に追い出さない限り、いつかまた領土を奪われる恐れがあるから戦い続けている。 一方のロシアは、ウクライナ全土を支配する野望も捨てていないだろう。「併合」を宣言したウクライナ南部・東部の4州は、実際の支配下にない地域も含めて「法的にロシア領」との主張を覆さないだろう。 この二つの立場の間に折り合う点はない。ウクライナが力尽き、欧米諸国の支援が途絶えれば、自分たちの意思と関係なく外から出口を提示されるかもしれない。また、「降伏」という形で一部の占領を受け入れて終わるかもしれない。 だがそれが、21世紀に起きた軍事侵攻の帰結であってはならない。軍事侵攻で得をする国があれば、武力による現状変更のハードルは世界中で下がる。中小諸国が大国の横暴に従属せざるを得ないような国際秩序を黙認してはならない。 ウクライナも、昨年3月には停戦協議に臨んだ。だがその後、首都キーウ近郊ブチャなどでロシア軍の残虐な犯罪行為が明らかになったり、南東部マリウポリの人道回廊がなかなか機能せず多くの民間人が亡くなったりした。「ロシア支配下の平和はありえない」と骨身に染み、徹底抗戦の姿勢が固まったのだろう。 ウクライナに知人も多いが、みないつ死ぬか分からない恐怖を抱え、どこかで無理をしている。だが、ロシアに対する怒りが厭戦(えんせん)感情を上回り、「領土を譲って終わろう」と言う人はいない。世論調査でも徹底抗戦の支持率がとても高い。 同時に、こんなに強い人たちでもどこかで折れてしまわないかと心配する。ウクライナに有利な状況で終わる保証はない一方、これだけ犠牲を払わされたうえで不本意な終わり方をすれば、今の比ではない復讐(ふくしゅう)心が生まれてしまうだろう。 それが避けられないからこそ、ウクライナが完全に納得するまで戦う以外の道はないということを、改めて感じている。(聞き手・多鹿ちなみ) 「止血」への道、なんとしても 東大大学院・遠藤乾教授(国際政治) この1世紀、戦争違法化や戦争犯罪の抑制など、様々な規範や制度が蓄積された中で、ロシアのプーチン大統領は力しか信じないシニシズム(冷笑主義)の世界にいる。 相手が力しか信じていないと、対処するにも力でやるしかないということになりがちで、こうした「力の信仰」は伝染する。ウクライナ侵攻後、多くの国で軍拡基調となった。フィンランドやスウェーデンが北大西洋条約機構(NATO)加盟に動いたのも同じ作用によるものだ。 日本でも露骨な力の行使を目の当たりにし、世論が変わった。隣国が現状変更への意思を持っており、その力を持ち、独裁が強まっている。この三つが重なると武力の行使はありうるという意味で、中国はロシアの構図と相似形だ。当面台湾侵攻ができるとは到底思えないが、力以外の対処方法と同時に、力を含めた選択肢を用意しながら前に進まないと危ない。そういう感覚が、日本でも広がっているのだろう。 この戦争の終結は、当面は難しい。ウクライナの失地回復への決意は固い。ロシアは併合した4州を憲法上割譲しえず、プーチン氏は敗北を受けいれない。妥協は至難だ。 ただ、出口はなければ困る。簡単ではないが、一つは2022年2月24日の前の状態に戻して停戦すること。(14年に一方的に併合された)クリミア半島や、ドンバスの一部には時間をかける。 決して14年以降の侵略を許すわけでもないし、諦めるわけでもない。ひとまず「休戦」にいきつくためだ。その先は、徹底した国際的な監視のもとで住民投票を行う。そういう出口も軽んじられるべき提案ではない。毎日数百人単位で互いの犠牲が積み上がっていることを考えると、どこかの段階で止血が必要だ。 政治は共存を探る「可能性のアート」。出口はないと言い切るのは政治的な営為の放棄で、愚かだ。困難でも想像力を働かせ、時間を味方につけたり、仲介を考えたりと、色んな手を模索するべきだ。(聞き手・真田嶺)――――――――――――――――――――――――「ぶっ壊しに行くぞ」 突然始まった“戦争” アルコール依存、いじめも…離脱希望者は丸腰で「最前線」へ【元ロシア兵証言】 2023-3-4 (FNNパリ支局 森元愛) FNNプライムオンライン 彼は、ウクライナの首都・キーウ近郊の街などに侵攻していたロシア軍の元兵士。プーチン大統領が「英雄」と称え、名誉称号を贈った部隊に所属していた。 どんな殺気だった男が来るのだろうかと緊張していたが、声を掛けてきたのはごく普通の青年だった。笑顔が印象的なニキータさんだったが、いざインタビューを始めると、彼の口から発せられる言葉は、彼自身が経験してきた過酷な日々だった。 徴兵逃れられず侵攻8カ月前に入隊 ニキータさんは、2021年6月10日に契約軍人として入隊した。ロシアとウクライナの軍事的緊張が強まる、約半年前のことだった。 元ロシア兵・ニキータさん(27):契約兵士だと、勉強も出来るし、兼業してアパートを借りることもできました。戦争が始まる前は、入隊は(貧困から脱出できる)社会階層のエレベーターだったんです。 ――入隊した時には、ウクライナ侵攻のことは予想していましたか? ニキータさん: 当時は戦争についての噂もヒントもありませんでした。 ロシアでは、徴兵制度がとられていて、18歳から27歳までの男性は1年間の兵役義務が課せられている。実際は学業などを理由に免れる人が多いそうだが、ニキータさんはそれが出来なかった。結局、26歳になり、徴兵よりも待遇のいい契約軍人を選んだという。 「ぶっ壊しに行くぞ」 突然始まった“本当の戦争” 当初は書類作成といった事務仕事や通信の任務についていたが、2022年2月24日、事態は一変した。 ニキータさん: 24日の朝5時に起こされて「さあ、ぶっ壊しに行くぞ、準備しろ」と言われました。僕は拒否したのですが、「殺す」と脅されたんです。襟をつかまれて、戦闘車に入れられました。 ベラルーシで訓練をしていたはずのニキータさんは、まさか「特別軍事作戦」が本当の戦争になるとは思ってもおらず、当初は命令に背こうとした。 報酬はロシアの平均月収の約7倍が約束されていたが、そんなことはどうでもよかったという。 ――他の兵士で、ニキータさんのように拒否した人はいましたか? ニキータさん: いいえ、いませんでした。僕は泣いていました。戦闘に参加したくないし、プーチン宮殿のために死にたくありませんでした。 ベラルーシとウクライナの国境を越える車中は、とにかく静かだったそうだ。 ニキータさん:車は全て荷物で埋まっていて、僕はその隙間にいました。車の中で唯一聞こえていたのは、車が動いている音だけでした。緊張していました。ウクライナ兵士は自分の国を守るからヒーローだけど、ロシア軍はジェノサイド(集団虐殺)を犯す側でした。唯一自分を救ったのは、「生き残りたい」という気持ちでした。 ニキータさんが所属していたのは歩兵部隊で、見た限りでは100~200人の兵士がいたという。 ――部隊に与えられた任務は何ですか?キーウを攻め込むことですか? ニキータさん: 銃を持って攻撃する、一番近くまで行く部隊です。でも、部隊の役割は、正直知りません。それに興味もありませんでした。「早く逃げたい、その場に残りたくない」としか思っていませんでした。 僕自身は、最初に(侵攻を)拒否したことで裏切り者として扱われていました。罰として後方支援の(料理などの)仕事に回され、重要な会話の時には、みんな僕から遠ざかっていました。情報を漏らすことを恐れていたのでしょう。 上層部の作戦のままに前線へ 部隊は、ベラルーシからウクライナへと国境を越え、南へと侵攻した。ニキータさんはキーウから約50キロ西に離れたマカリウ周辺の村で、1カ月ほど警戒にあたっていた。 ニキータさん: 人が住んでいない家で寝泊まりしていました。この村では、塹壕(ざんごう)にいたのですが、近くに砲撃がありました。体が震えるほど衝撃が強かったです。砲撃は横に外れましたが、とても怖かったです。 結局ロシア軍は、ウクライナ軍や市民の激しい抵抗に遭い、首都攻略を目指した作戦は軌道修正を迫られた。3月末、ニキータさんの部隊はベラルーシに一時撤退した。 ニキータさん: この時はすでに、戦争から逃げる方法を探していました。いったんネットに接続できたので、携帯でロシアの知人に「絶対こっちに来ないで」と送りました。 ニキータさんは、ケガを理由に離脱を願ったが、それは許されなかった。4月に入り、ロシア軍は主戦場をウクライナ東部と南部に移し、占領地域を広げていく作戦に切り替えた。ニキータさんの部隊も、東部ハルキウ州の都市イジューム近辺に再配置された。 ニキータさんは、ウクライナで撮影した動画を見せてくれた。そこには、軍用車両でイジューム周辺を走っている様子が残されていた。 後ろには、ロシア軍のマーク「V」と書かれた軍用車両が続く。車両の荷台には、銃を持った兵士や、同じくスマートフォンで撮影している兵士も映っていた。道路脇には、市民とみられる人たちが歩いている様子がみてとれる。 他国の領土を、ただトラックに乗せられ、目的地へと運ばれている兵士たちは、一体何を考えていたのだろうか。 兵士の多くがアルコール依存症…士気が高い兵士は「黒い袋」で帰国 侵攻当初から士気が低かったニキータさんは、部隊では“ストレスのはけ口”として扱われていたそうだ。同僚兵士のいじめの対象となり、銃を片手に「撃つぞ」と言われることが日常だったという。 ニキータさん:落ち込んで、精神的に壊れていました。ストレスで過食になってしまうと、僕のせいで食糧が減っていると指摘され、「歯を抜いてやる」とも言われました。手榴弾を投げてやりたかったですが、僕にその勇気はありませんでした。降伏しようと考えましたが、どうすればいいのか分かりませんでした。(最近は)ウクライナの一般住宅に入って「私をかくまって下さい」と言って(降伏する)兵士がいるようです。でも、その当時、僕はそういう方法を知らなかったのです。 ――過酷な状況でしたが、何を支えに過ごしていましたか? ニキータさん: 唯一の支えは4歳の娘でした。もう一度、彼女に会いたかったです。 ――他の兵士はどのような精神状態だったのでしょうか? ニキータさん: 全体的には、アルコール依存症状態の兵士が多かったです。頭が狂って、酒ばかりを飲んでいました。(ある時)精神的な理由で、戦うことが出来ないという兵士がいました。すると、司令官が「家に帰らせてやれ」と言って車に乗せたのです。でも、それは嘘で、本当は最前線に送られていました。銃も弾薬もなしで。司令官は、自国民(ロシア兵)を死なせていました。 部隊では、2~3人に1人は常に泥酔状態だったという。“軍の駒”になるしかないという状況で、兵士は酒に逃げるしかなかったのだろうか。いずれにせよ、泥酔状態で銃を構えることなど決して許されてはならない。 一方で、士気の高い兵士は「戦死」していた。 ニキータさん: 最初から戦闘したいという兵士は、ロシアに黒い袋で(遺体として)戻って行きました。―――――――――――――――――――――――――――“ブチャの虐殺者”民間人殺害の裏側は…パスポート燃やし亡命「この恥は何世紀も続く」【元ロシア兵証言】2023年3月4日 ロシア軍の元兵士、ニキータ・チブリンさん(27)は、プーチン大統領が「英雄」と称え、名誉称号を贈った部隊に所属していた。ニキータさんによると、部隊を率いていた司令官は、離脱を望む兵士を丸腰で最前線に送り出していた。 「ブチャの虐殺者」オムルベコフ大佐 軍の関与は… ニキータさんの話に出てきた司令官は、オムルベコフ大佐、別名「ブチャの虐殺者」だ。彼が率いる部隊の行く先々では、撤退後に多くの民間人の遺体が見つかっている。「ブチャの虐殺者」オムルベコフ大佐 離脱兵士を丸腰で前線に送り出していたという ウクライナ国家警察などによると、ブチャをはじめ、キーウ地域でロシア軍に殺害された民間人は1369人にものぼる。 EU(ヨーロッパ連合)はオムルベコフ大佐に制裁を科しているが、ロシア国内では全く逆の扱いだ。プーチン大統領はオムルベコフ大佐の部隊を「英雄」と称え、2022年4月に名誉称号を贈っている。 ブチャでは多くの民間人の遺体が見つかったにも関わらず、ロシアは軍の関与を否定している。現場では何が起きていたのか、ニキータさんに聞いた。 ――民間人殺害は、ロシア軍が行ったことでしょうか? 元ロシア兵・ニキータさん(27):僕は後方にいたので、自分の目では見ていません。ただ、殴る行為は一度見たことがあります。イジュームの森で、ウクライナ兵2人が捕まえられました。1人はすぐに降伏したのですが、もう1人は「ウクライナに栄光あれ」と叫んだので、木に縛られて殴られていました。僕はその場から離されたのですが、殴られる音は聞こえていました。後でその場所に戻った時には、もう誰もいませんでした。 このウクライナ兵が殺害されたのかどうかは、分からない。ただ、イジュームでは、ロシア軍の撤退後、集団墓地から436人の遺体(うち軍人は21人)が見つかっている。首にロープをかけられ、手足が折れるなど、遺体には拷問を受けたとみられる跡も確認されている。 イジュームの集団墓地の遺体には拷問とみられる跡 ――この“戦争”の特徴は、一般市民がスマホひとつで情報を拡散できることです。スマホを持った市民と遭遇した場合の行動について、どのような命令がありましたか? ニキータさん: 聞いた情報ですが、スマホを持った人たちがいた場合、まずそれを取り上げて、上官のもとに連れて行くという命令がありました。彼らは、テロリストとして捕虜になっていました。 ――銃で撃たれ殺害された市民もいますが、連行の命令に背いて殺害した兵士がいるかもしれないということでしょうか? ニキータさん:僕は知りませんが、撃っていた人もいたんじゃないかな。軍人には教育を受けていないワイルドな人たちがたくさんいるので。僕が思うには、スパイであることを疑って殺していたのか、アルコール依存症の状態で殺していたのかもしれません。 ニキータさん「スパイを疑って殺したのかも」 ニキータさんの証言からは、民間人殺害に軍の関与がどこまであったのかは分からなかった。ただ、部隊の位置情報を拡散されることを恐れて殺害に走った兵士はいるかもしれないとのことだった。 レイプ、略奪に手を染める兵士も オムルベコフ大佐が率いる部隊で指摘されているのは、民間人殺害だけではない。ニキータさんは、同僚兵士が貴金属などの略奪やレイプに手を染めていたと明かす。 ニキータさん:ロシアのメディアは「ロシア兵はそういうことは絶対しません」と言っていますが、僕はその場にいてこの目で見ました。フェンスを乗り越えて、ウクライナ人男性の家に入る2人の兵士がいました。彼らは酔っ払っている状態で、男性に「タバコをくれ、ウォッカをくれ」と頼み始めました。男性の履いている靴を見て「これをくれ」とまで言っていました。外国の領土でこんな行動をしているとは、僕にとっては衝撃的でした。 「自分の正義とは反する」と感じたニキータさんは、銃を手に2人をその場から追い払ったという。ただ、全てを止められるわけではない。 ニキータさん:ロシア兵士の多くが略奪していました。宝石や車を奪って、ベラルーシで売っている兵士もいました。キーウ近郊から撤退する時に、盗んだ車で出発していたのです。 ニキータさん「戦争犯罪はこの目で見た」 ――他に、ロシア兵が犯した戦争犯罪はありますか? ニキータさん: あるとき、4人の兵士が走って逃げているところを見ました。その次の日、彼らが母親と娘をレイプしたと知りました。娘は18歳だったそうです。上官は彼らを罰さず、殴って解雇しただけだったのです。(略奪やレイプをした兵士は)自分が権力を持っていると感じていたのではないでしょうか。兵器を持っているから、何でも出来ると思ったのでしょう。 スペインに亡命…家族は「裏切り者、ファシスト」と非難 ニキータさんは、自分が侵略する立場であることに耐えられず、2022年6月16日、戦線を離れるトラックに飛び乗り、逃走した。 4歳の娘との再会を望んだが、それは叶わなかったという。“戦争”を批判する立場にあったためだ。 ニキータさん: 今のロシアでは、スターリン時代のように密告が相次いでいて、戦争を批判したり、「特別軍事作戦」を“戦争”と呼んだりすると投獄されることもあります。投獄されたら刑務所から戦争に送られるかもしれない。悪循環です。 戦地にまた投入されるかもしれないという恐怖感が常につきまとっていたニキータさん。生きるために残された選択肢はただひとつ、「亡命」だった。 ロシアのパスポートを燃やし祖国を捨てた(ニキータさん撮影) 2022年11月、6カ国を経由してスペインにたどり着き、ロシアのパスポートに自ら火をつけた。家族には「裏切り者、ファシスト」と非難されたという。 軍隊手帳には手書きで「ウクライナに栄光あれ」亡命から3カ月が経ち、ニキータさんはようやく緊張がほぐれてきた。笑顔で見せてくれた軍隊手帳には、「ウクライナに栄光あれ、プーチンの馬鹿野郎」と手書きの文字で書かれていた。 ニキータさん: 僕は戦争に参加したとは思っていません。ある意味、ロシア軍の人質になっていたのです。罪を償うには、いくら時間があっても足りません。この恥は何世紀も続きます。ほとんどのロシア人は黙り続けていますが、それこそが今起きているテロを支援することだと思います。 今後は、戦地で見聞きしたことを積極的に発信し、国際刑事裁判所で証言することも考えているそうだ。 「ロシアはファシスト!テロ国家!」とシュプレヒコール (ニキータさん撮影)2023年2月24日、ニキータさんは、ウクライナ支援を訴えるデモに参加した。彼は、この“戦争”が終わるのは、ウクライナ軍が勝つ時だと信じている。(FNNパリ支局 森元愛)
2023.03.06
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ウクライナ侵略から学べない新社会党。「軍事国家にするな」と、中国・北朝鮮・ロシアなどの軍事国家を狂喜させ続ける愚劣さ!!!! 2023-3-2 はんぺん 「ロシアが大きな北朝鮮になりつつある」(本文) これを読んで、日本のリベラルたちは、どう思うのだろうか? 聞いてみたいのだ・・・・ あなたたちの言う(人権)(民主主義)と、どう絡み合うのか?と。 もっとも、北朝鮮にも寄り添ってきた新社会党などは、平気で居直り続けるのだろうか?・・・彼らは、ロシアもウクライナも、(どっちもどっち)で、「現状のままの停戦」(=ウクライナの敗北=民主主義体制の敗北)を主張するのだろう・・・・・ 民主主義に対する(卑劣な裏切り)を恥じない新社会党の真の姿を、これまで何度も指摘してきたが、それができたのは、身近に新社会党の知人がいたからだ・・・・彼を通して、新社会党の実態を知ることになった・・・ 僕の素朴な疑問や質問に、彼は真剣に答えてくれることは、ついぞ無かったのだ・・・・ この新社会党内に(党内民主主義)は、あるのか? とつくづく思う。これだけ孤立を深めて、凋落を続けながら、どんな(総括討論)が党内でできているのか? できていないのか? ということだが・・・・・ 孤立を恐れず、気の合う仲間同士で和気あいあいと集いあっている限り、外部の意見などは無視しても(仲良しクラブ)でやっていけるモノだが・・・・政党としては、それで良いのか?? という疑問が出ないのだろうか??? 1年前の2/24にプーチンが始めた特別軍事作戦・・・・それは「二つの“特別軍事作戦” ひとつはウクライナで…もうひとつはロシア国内で…」(本文)という。ロシア国内では、ファッショ的な言論弾圧が、強化されている。多くの民主派の人々が逮捕・拘留されてきたし、(モノ言えぬ)状況下に追いやられているという。 これこそが、全体主義体制そのものではないか? 北朝鮮で、中国で、ベラルーシで、イランで、ミャンマーで・・・・実際に行われてきた弾圧政治そのものではないか?? リベラルたちは、(毒を食らわば皿まで)とばかりに、全体主義国家に寄り添い、、何の反省もなく、独裁者の蛮行に加担し続けるのだろうか・・・・・そんなリベラルの惨状を、僕は、見たくはなかった・・・・・ 皆さんは、どう思われるか? はんぺん―――――――――――――――――――――――――――“人が殺されるのはイヤ”と発信しただけ…ロシアの20歳女子学生GPS付けられ自宅軟禁 2023年2月24日 TBSテレビ 報道19302月21日行われた年次教書演説で改めてロシアの正当性を述べたプーチン大統領。1時間45分の演説は一方的な主張だった。ネオナチからウクライナを守るために軍事作戦を断行したと述べたのは冒頭だけ。 その後は、戦争を始めたのは西側で、ロシアはロシア人の命を守るために防衛のための戦いをしていると繰り返した。また、経済制裁の影響は全くない。ロシアを戦争で負かすことはできない、など国内向けのアピールに終始したものだった。 会場に集まった“プーチン側”の人間たちは一様に頷いていたが、侵攻以来ロシア兵の死者は30万人とも言われる中、ロシア国内で批判が表立ってはいない。 プーチンはロシア内部の不満から揺らぐことはないのか…番組ではロシアの一般市民の実情に目を向けた。すると1年前の軍事侵攻以降取り立てて厳しくなったものがある。情報と言論の統制だ。 二つの“特別軍事作戦” ひとつはウクライナで…もうひとつはロシア国内で… モスクワ市内でウクライナ戦争に対する賛否を聞くと、賛成半分、“答えられない”半分。批判的な意見は拾えなかった。これが現在のロシアの“雰囲気”だ。心の中では様々な意見が有るに違いない。番組では一人のロシア人弁護士から話を聞くことができた。 SNSに反戦の投稿をした友人が刑務所に入れられたと話す彼自身、特別軍事作戦を非難したことで、去年スパイを意味する『外国代理人』に指定された。2月には弁護士資格を3年間停止されている。 弁護士 ミハイル・ベニヤシュ氏 「ロシアは以前とは別の国になった。もっと言うと二つの特別軍事作戦が行われている。ひとつはウクライナで…。もうひとつは言論統制という形でロシア国内で…。ウクライナで起きていることに反対しているすべての人には長い懲役という判決が下される」 「反戦活動で7年半から8年の懲役。政権は異常なくらい攻撃的になった。私たちは内戦間際だと思う。大きな悲劇だ。ウクライナ国民はウクライナ軍に守られているが、ロシア国民を守ってくれる人はいない」 言論統制を歓迎する人はいない。かつて「プーチン偉いぞ」と言っていたタクシードライバーが今は悪口しか言わなくなったとベニヤシュ氏は言う。 弁護士 ミハイル・ベニヤシュ氏 「1対1だと『プーチンは酷いね』という人もオープンには言わない。政府は1年かけて国民をシステマティックに脅迫した。恐れる人の中には出国した人もいる。残った人は自分の家で震えている。ロシア社会はバラバラになり、国民としての意思がとても低い」 防衛研究所 兵頭慎治 政策研究部長 「しばらくロシアに行ってないので空気感が分からない部分もありますが…。開戦前にロシアもそこそこ言論統制はありました。が、この1年で桁違いに強まって、閉塞感が漂っているんです」 「若い人ほどSNSを使うとか、外国に行き来をするとか外の情報、空気に接している。そういう人たちからするとどんどん高まってくる情報(言論)統制っていうのは居心地が悪い…」 「密告は愛国主義者の義務」 1枚の画像がある。自室の椅子の座る若い女性。素足の足首に黒い輪っか状の装置が付けられている。居場所を特定するためのものだった。彼女はロシア北西部に住む20歳の大学生、オレシャさん。SNSに反戦の投稿をして去年末から自宅で軟禁状態になっている。いまはインターネットもモバイル通信も禁じられているためインタビューもできない。母親が取材に応じてくれた。 軟禁中のオレシャさんの母 ナタリヤ・クリブツォワさん「オレシャは“人が殺されるのは嫌だ”と言う意見を表明しただけです。軟禁されることを受け入れたかもしれませんが、納得しているわけではありません」 オレシャさんは去年、「ウクライナ人は喜んでいるか」というコメントを添えてクリミア橋の爆破映像をSNSにアップしたことで、“テロを正当化した”として最大7年の懲役刑とされた。さらにドンバス地方の併合を祝うイベントに強制的に参加させられた学生の写真をアップし、「最低」と書き込んだ。この一言がロシア軍への侮辱とされ、最大3年の刑を言い渡された。 軟禁中のオレシャさんの母 ナタリヤ・クリブツォワさん「不条理ででっち上げです。画像と数文字程度の投稿をした女の子を裁くなんて…。(中略)ロシアでは言論の自由が法律で定められていますが、毎日のように新たな法律が出てきて、それに適応する時間がないのです。昨日までやってよかったことが、今日からは禁止され…。明後日はどうなるかわからない。大変です」 当局が目を光らせているだけではない。オレシャさんのSNSを見た同級生が密告したのが事の始まりだったともいわれている。彼女と同じ大学に通っていた20歳の学生は、“大学が変わってしまった”と話す。 オレシャさんの支援者 イリヤ・レシュコフさん「オレシャさんの取調べ資料の中に“同級生の密告”が挙げられています。彼らが非常に過激な考え方の人たち。ウクライナの戦争を支持している人たちにとって密告は愛国主義者の義務なんです。密告グループがあります。おそらく小規模のローカルなもので10~15人がいるでしょう。 SNSやネットで見た情報を集めて密告するのです。(中略)私がいた頃の大学には自由がありました。在学中に色々な人と話しましたが中立的な立場を取る人がほとんどでした。心の中では反対、または賛成なのかもしれませんが、なるべくそういう議論をしないようにしていました。しかし、今は雰囲気がかなり緊迫しています。密告する学生がいれば、密告する教師もいるのです」 ウクライナ侵攻後、反戦運動を行っていたイリヤさんは、去年6月大学を除籍になった。現在はジョージアに住み、オレシャさんの支援活動をしているという。 「ロシアが大きな北朝鮮になりつつある」 プーチン氏は戦争を長期化することで西側が支援疲れや経済的に疲弊することを待っているという見方もあるが、言論統制・情報統制を厳しくすることで自国民、特に若者の心が離れていくのではないだろうか。 元陸上自衛隊東部方面総監 渡部悦和氏「プーチン氏のロシアは旧ソビエト連邦のようなもの。表現の自由はないし、様々な基本的人権が抑圧される国家になっている。バイデン大統領は、この戦争というのは民主主義国家と権威主義国家の戦いだと言っています。ロシアとか中国とか北朝鮮とかイラン…。まさに、ロシアが大きな北朝鮮になりつつある感じがするんですよ。そして、もう一つの言葉は、権威は腐敗する。絶対的権力は絶対に腐敗するんです。これがプーチン大統領にも言える。20年前、プーチン大統領が出てきた時はまだマシだった。でも20年たった今、やっぱり腐敗してる。旧ソ連に戻るような社会を作っているような気がするんです」 2022年の9月、動員令が出された直後にロシアの人材企業が行った調査ではIT系で働く人の25%が出国を考えていると答え、実際そのうちの6%がその時点で国外に出てしまっていた。その時から戦況は悪くなっていて、ロシアからの“人材”流出は深刻になっているという。言論統制がより強くなり、ロシア国内に不満分子がいなくなったように見えるようになった社会で、プーチン体制はもっと強固になっていくということなのだろうか。 (BS-TBS 『報道1930』 2月21日放送より)――――――――――――――――――――――――――平和賞の活動家に懲役10年 ベラルーシ、政権批判で 2023-3-3 共同通信 ベラルーシの首都ミンスクの裁判所は3日、昨年のノーベル平和賞受賞者アレシ・ビャリャツキ氏に社会秩序の混乱を図った罪などで懲役10年の判決を言い渡した。国営ベルタ通信が伝えた。同氏は自身が創設した人権団体「ビャスナ(春)」の代表で強権支配を続けるルカシェンコ政権を批判してきた。 ビャリャツキ氏は2021年7月に拘束され、ノーベル平和賞は獄中での受賞となった。今年1月に始まった公判で無罪を主張していた。 ノルウェーのノーベル賞委員会は昨年12月、ビャリャツキ氏のほか、人権擁護に取り組んできたウクライナの「市民自由センター」(CCL)とロシアの「メモリアル」に平和賞を授与した。
2023.03.02
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ウクライナ侵略戦争の教訓から学べないリベラルたち・・・・(今日のウクライナ)は、(明日の日本)なのだ・・・・リベラルたちに、日本の未来は、任せられない!!! 2023-3-1 はんぺん 全体主義の北朝鮮や中国、イランなどから、武器を購入するロシア軍。全体主義は、助け合っている・・・・が、民主派は、結束できるのか? 団結して侵略に対応できるのか? 肝に銘じたい・・・・・物量のロシアに、必死に抵抗するウクライナ軍を、今支えずして、いつ支えるのか?? リベラルの(裏切り)は、許されない・・・・と。 「東部戦線に沿って展開するロシア軍が攻勢を続ける一方で、ウクライナ軍は持てる武器で何とか前線を維持して、西側からの兵器の到着を首を長くして待ち望んでいる。 ウクライナ陸軍第68独立猟兵旅団の兵士は、『戦車の供与が約束されたが、いつ来るのかわからない。だから、われわれは今ある武器で踏ん張るしかない』という。』(AP通信) (停戦)や(降伏)を勧める?リベラルたちの無知について、書いてきたが、その背景には、能天気な(平和主義)や(社会主義幻想)がある。彼らには(奴隷の平和)の実相が、まったく理解されていない。 (停戦)から、真の地獄が始まることに、日本のリベラルたちは、全く無理解だ。(停戦)で、一時的に(死者)は、減るかもしれない。しかし、ロシアの占領地域は、ロシアに併合されてロシア領となり、ウクライナの言語・文化が抹殺されて、ロシア式の教育、宣伝が、ウクライナ住民を洗脳することになる・・・・・ 占領地域では、ウクライナ側の人間が追求されて、戦争中と同様の逮捕・拷問の嵐が吹き荒れる・・・・(停戦)で一時的に(死者)は減るというが、無くなることは無い・・・・とは、そういう意味だ。 リベラルの言う(停戦)も(降伏)も、ウクライナ国民にとっては、(敗北そのもの)なのだから、受け入れられるハズは決して無いのだ・・・・ リベラルたちに、ぜひ聞いてみたいこと・・・・・戦っているウクライナ国民に、あなたたちは(平和憲法)を勧められるだろうか? 「非戦」や「戦争放棄」を (至上の宝)と持ち上げてきた、あなたたちが、ウクライナ国民から見れば、どう映るのだろうか? と。 きっと(アホか? バカか?)と軽蔑されるに違いない。「第9条を世界に・・・」というとんでもないスローガンが、一時、流行ったことがあったが、何と言うトンチンカンなことだったのか! 妄想で世界を仕切ることができれば、こんな素晴らしいことは無いのだが・・・・ 「平和を愛する諸国民の公正と信義を信頼」(憲法前文)が、いかに現実離れしているか・・・・それにも気づけない能天気さには、かける言葉が見当たらない・・・・ 皆さんは、どう思われるか? はんぺん――――――――――――――――――――――――――――「今ある武器で踏ん張るんだ」 戦車の到着待つウクライナ軍 2023-2-24 AP通信 ブフレダール、ウクライナ、2月24日 (AP) ― ウクライナ東部ドネツク州のブフレダールの町は、ロシア軍の絶え間ない砲爆撃でアパート群が被弾炎上し、殆どの住民は町から避難している。 東部戦線に沿って展開するロシア軍が攻勢を続ける一方で、ウクライナ軍は持てる武器で何とか前線を維持して、西側からの兵器の到着を首を長くして待ち望んでいる。 ウクライナ陸軍第68独立猟兵旅団の兵士は、「戦車の供与が約束されたが、いつ来るのかわからない。だから、われわれは今ある武器で踏ん張るしかない」という。 ウクライナ東部の工業地帯を完全制圧したいロシア軍は、ブフレダールに対する攻勢を強めているが、ウクライナや西側は、ロシア軍が1000キロを超える戦線の他の地区で、より広範で大掛かりな攻撃に出る可能性があると見ている。 プーチン大統領がウクライナでの「特別軍事作戦」を開始してから1年が経過した。 ロシアとウクライナは新たな、さらに悲惨な局面の舞台となるかもしれない攻勢に備えつつある。 (日本語翻訳・編集 アフロ) ―――――――――――――――――――――――――― ロシアに「武器供与」発覚!「ウソつき習近平」が戦争犯罪人として国際法廷で「死刑」になる 2023-2-28 アサ芸プラス ロシアによるウクライナ侵攻から丸1年が経過する中、ドイツのニュース雑誌として名高い「シュピーゲル(電子版)」は、習近平国家主席率いる中国の無人機メーカーが、ウクライナを攻撃するためのドローンをロシア軍に売却することを決定した、と報じた。 報道によれば、中国の無人機メーカーは今年4月までに100機のドローンを製造、売却することを、ロシア国防省と秘かに合意。当該ドローンには35~50キロの弾頭を搭載できるほか、ロシア国内で同様の性能を持つドローンを月に100機製造できるよう、中国の無人機メーカーが部品と技術を提供する極秘計画も進められているという。 この報道を受け、中国外務省の汪文斌副報道局長は2月24日、「ドローンの売却計画は聞いたことがない。中国が紛争地域や交戦国に武器を売却することはない」と反論。その2日後、米ホワイトハウスのサリバン大統領補佐官は「ロシアへの軍事支援を行えば、中国は犠牲を払うことになる。習近平指導部もその点は考慮、検討しているだろう」と強く牽制したが、事態はのっぴきならない局面を迎えているようだ。 欧米の諜報機関に太いパイプを持つ国際政治アナリストが明かす。 「実はロシアの戦闘機などの整備に必要な部品の納入をはじめとして、人民解放軍傘下の別の企業がロシアへの軍事支援を進めていることも、欧米の情報機関はすでに把握しています。 また、軍事転用が可能な民生用の部品や技術をロシアに輸出していたとして、米商務省は北京南江航空宇宙技術有限公司など中国企業6社に対し、すでに米製品や米技術の事実上の輸出禁止措置も発動している。このような不穏な情勢を分析した結果、ホワイトハウスは中国がロシアへの武器供与を開始すると確信するに至りました」 ならばその時、習近平はどのような運命を辿ることになるのか。戦争犯罪の歴史に詳しい国際法廷の専門家は、21世紀の独裁者の末路を次のように断じている。 「習近平はウクライナへの戦争を仕掛けたプーチン大統領の『共犯者』として、国際司法裁判所をはじめとする国際法廷の場で、『戦争犯罪人』として裁かれることになります。ジェノサイド(大量虐殺)に対する罪、人道に対する罪、戦争の実行者や共犯者に対する国際社会の目は厳しい。プーチンはむろんのこと、ロシアに武器を供与した習近平も、死刑か死刑相当の厳罰に処されることは確実です。そのXデーは、今回の戦争が一定の終結状態に至る、そう遠くない将来に必ずやって来ます」 臆面もなくウソを垂れ流し続けてきた習近平の罪は、万死に値するということだ。 ――――――――――――――――――――――――猛訓練に励むウクライナ兵 ポーランドで1日10時間特訓 2023-2-15 AP通信 シフィエントシュフ、ポーランド、2月15日 (AP) ― ポーランドのアンジェイ・ドゥダ大統領は2月13日、同国南西部ドルヌィ・シロンスク県のシフィエントシュフにある基地を訪問し、ウクライナ軍兵士が受けているドイツ製主力戦車「レオパルト2」の訓練を視察した。 ウクライナ東部で戦う部隊の将兵が参加するこの集中訓練は、欧州連合のウクライナに対する軍事支援の一環で、ポーランド軍によると、特訓は週末を含めて1日10時間にも及ぶという。 シフィエントシュフには、ポーランドの第10装甲騎兵旅団と米国の装甲騎兵戦闘団が駐屯している。 ポーランドは隣国ウクライナを最も積極的に支援、欧州各国が所有するレオパルト1とレオパルト2を供与するよう働きかけていた。 その結果、ドイツは178両のレオパルト1と、14両のレオパルト2をウクライナに送ることを決定。ポーランドも14両のレオパルト2を供与することになった。 ポーランドはさらに、ソ連時代のT-72戦車や、近代化したPT戦車など300台以上を提供するか、提供を約束した。 ロシアは、昨年一方的に併合したウクライナ南部と東部の4州を確保すべく、東から南に長く延びた戦線で攻勢に転じる気配をみせている。 (日本語翻訳・編集 アフロ)―――――――――――――――――――――――――――NATO軍ルーマニアで即応訓練。 仏は戦車を含む600人を派遣 2023-1-26 AP通信スムルダン、ルーマニア、1月26日 (AP) ― ロシアとウクライナの攻防戦が続く中、フランス陸軍は1月25日、ルーマニアで実施されたNATO(北大西洋条約機構)戦闘群による即応性の向上を目指す演習に、約600人の戦闘部隊を派遣した。 同国南東部スムルダンの演習場で実施された実弾射撃演習には、フランスの主力戦車「ルクレール」4両を含む約200両の軍用車両が参加した。 この演習の主な目的は、NATOの集団防衛作戦の中で、戦闘部隊の「迅速な展開能力と戦闘任務の遂行」を訓練することだという。 ウクライナは西側諸国に戦車の供与を重ねて要請しており、これに応えるため、フランスのマクロン大統領は22日、ルクレールをウクライナに供与する可能性について、軍事大臣に検討を指示したと報じられている。 昨年2月のロシアによるウクライナ侵攻を受け、NATOは加盟国のルーマニア、ハンガリー、ブルガリア、スロバキアに多国籍戦闘団を追加派遣するなど、NATOの東側面でプレゼンス強化を図っている。 その一環として、ロシアの軍事活動を監視する目的で、3機の早期警戒管制機をルーマニアに配備した。 (日本語翻訳・編集 アフロ)
2023.03.01
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恥ずかしくないのか、矛盾だらけのリベラル、言動が一致せず! 今、ウクライナ支援をしないで、いつするのか? リベラル派の(裏切り)は、歴史に刻まれる事に・・・・ 2023-2-28 はんぺん ウクライナ侵略戦争は、ロシアという軍事大国が、軍事力も含めた(国力)にモノを言わせて引き起こしたものだ。 国力差は、月とすっぽんだ。 キーウ(キエフ)は、3日間で陥落できると、プーチンは考えていたという。ウクライナは、抵抗する間もなく(降伏)するだろう・・・・と。 欧米各国も、国力差から見て、(ウクライナの降伏は必死だ)と考えていたという。ゼレンスキー大統領に亡命を勧め、亡命政権を作っての抵抗がベターだと働きかけたという。 それが昨年、ロシア侵略当初の、ウクライナを取り巻く諸外国の一般的雰囲気だった。なぜ? ウクライナが、ここまで善戦できているのか・・・・ウクライナ危機から、我々は、どんな教訓を得ることができるのだろうか? 新社会党、社民党、MDS、アサートなどのホームページには、そのような視点がまったく見つけられない・・・・・彼らが叫ぶのは、(早期停戦)や(早期降伏)であり、それはロシアの占領地の現状維持(=ウクライナの敗北)を意味する。 ウクライナが、これまで経験してきた(奴隷の平和の実相)を、日本のリベラルたちには、まったくわからない・・・・というか、わかろうとはしないのだ!!!! この屈辱の長い歴史があるからこそ、官民挙げての、総抵抗路線を支持するウクライナ国民が、圧倒的に多いのだ・・・ しかし、闘いの帰趨は、唯物論的に見れば、圧倒的国力のロシアに、圧倒的に分があるのは、常識だろう。精神主義では、戦争に勝てないことは、大日本帝国が始めたアジア太平洋戦争をみても明らかだ。 今回の侵略戦争の帰趨は、欧米諸国や日本などが、どれだけウクライナを支援できるか・・・・にかかっているのだ。したがってウクライナが、戦いに敗れる可能性も、充分にあるだろうし、その暁には、全体主義のロシアや中国などの(やりたい放題)の世界になることだろう・・・・ 力による一方的な現状変更の試みは、東欧では、ロシアがこれまでモルドバやジョージアで実行してきたし、中国は南シナ海や東シナ海での海洋進出を企図した異常な軍拡を進めている・・・・国際法(国連憲章やジュネーブ条約など)は、いとも簡単に踏みにじられてきたのだ・・・・ MDSや、アサートのHPには、一切無視されてきたことだが、(ウクライナの明日)は、(東アジアの明日)だと断言できるのだ!!! (MDSとは、民主主義的社会主義運動という泡沫的社会主義政党のこと) 皆さんは、どう思われるか? はんぺん―――――――――――――――――――――ロシアの戦死者は最大7万人、第2次大戦後のロシア・ソ連の全作戦の死者数超える 2023-3-2 読売新聞オンライン 米政策研究機関「戦略国際問題研究所」(CSIS)はウクライナに侵略しているロシアの正規軍兵士や戦闘員らの死者数が最大約7万人で、ロシアと前身のソ連が第2次世界大戦後に関わった全ての軍事作戦の合計戦死者数を超えたとする推計を明らかにした。 ロシアのウクライナ侵略1年に合わせ2月27日に発表した分析だ。CSISが1950年に勃発した朝鮮戦争からウクライナ侵略まで、ソ連とロシアによる17の軍事行動での露側の戦死者数を比較したところ、ウクライナ侵略開始までの戦死者数は約4万9300人だった。 ウクライナ侵略での戦死者数は、民間軍事会社「ワグネル」の戦闘員や露軍側で戦っているウクライナの兵士も含め6万~7万人と見積もった。露側の1か月あたりの平均戦死者数は5000~5800人で、約1万6000人が戦死したソ連のアフガニスタン侵攻(1979~89年)の約35倍のペースで推移しているという。 CSISは、露軍側が掌握に向け攻撃を激化させている東部ドネツク州の要衝バフムトの攻防が人的犠牲をいとわない露軍の戦い方を象徴していると指摘した。 米紙ニューヨーク・タイムズは1日、ウクライナ軍が守っているドネツク州ウフレダルを巡る過去3週間の戦闘で、露軍が戦車や歩兵戦闘車など130両を失ったとみられると報じた。―――――――――――――――――――――産経抄 2023-2-25 産経新聞映画好きだった安倍晋三元首相に薦められ、『赤い闇 スターリンの冷たい大地で』を見たのは2年前の今頃だった。ソ連(現ロシア)に赴き、肥沃(ひよく)な大地であるはずのウクライナに潜入した英国人記者が目撃したものは誰もが飢え、家族の遺体まで食べる衝撃的な光景だった。 ▼スターリンによる圧政下、ウクライナで収穫された穀物はほとんどがモスクワへ送られた。1932年から33年にかけては、人災的な飢饉(ききん)(ホロドモール)で300万人以上が餓死したという。現在のロシアによる侵略に対し、ウクライナ軍の士気が高い一因はこの記憶ではないか。 ▼「(戦争を終結させるには)ウクライナがギブアップすればいいという話には賛成できない」。24日の小紙千葉県版で、ウクライナから日本に避難中のナセドキナ・オルガさんが強調していた。降伏すれば平和と安全が訪れる保証は、ありはしないのである。 ▼「1年前、世界は(ウクライナの首都)キーウの陥落を覚悟していた」。米国のバイデン大統領は21日の演説で振り返った。当時は日本政府内でも「いずれウクライナは負ける」(高官)との見方が支配的だった。二度とロシアの支配は受けないというウクライナの決意を見誤っていたのである。 ▼その点は大ロシア主義に酔い、兵を進めたロシアのプーチン大統領も同じだろう。早々に片を付けるつもりが、1年たってむしろ押し返されている。安倍氏は昨年4月、「プーチンは、ウクライナのゼレンスキー大統領は逃げ出すと思っていたのではないか」と語っていた。 ▼惜しまれるのは、断固として屈服しないという固い意志を、ウクライナが事前に十分発信できていなかったことである。わが国もこの教訓に学ぶべきだろう。―――――――――――――――――――――軋轢(あつれき)恐れ、沈黙する露国民 2023-3-2 産経新聞 ウクライナでロシア軍が苦戦していた昨年9月21日、露大統領のプーチンは約30万人の予備役を招集する部分的動員令を発した。戦争の規模は拡大し、プーチンがいう「特別軍事作戦」は名ばかりとなった。 「露に居場所ない」 動員令の翌日、20代のロシア人女性は民間機の操縦資格を持つ夫とともにロシアを脱出した。「軍用機パイロットとして徴兵される可能性が高いと判断した。保守的な夫の両親は私たちが国民の義務から逃げたというが、恨みもないウクライナ人を殺す義務など果たしたくない」 女性は現在、東南アジアの一国で暮らす。安全のため滞在国も名前も明かせない。夫の両親はロシアから逃れたことをとがめ、帰国を求める。会話が成立しないことに疲れ、最近はほとんど連絡を取っていない。 「プーチン政権は支持しないが、今のロシアでそれを言うと政権批判だとして逮捕されかねない。もうロシアに居場所はない」。女性は、侵略が続く限りロシアには帰らないという。 露政権に不都合な組織を意味する「外国の代理人」に指定された露独立系調査機関「レバダ・センター」所長で社会学者のデニス・ボルコフは、女性のような事例は露社会では氷山の一角だと考えている。 「露国民の間には、身内とでさえ特別軍事作戦の話題を避ける風潮が強まっている。みな、他者と対立する事態を恐れている」とボルコフ。政権や身内との対立を避けるための「沈黙」がロシアを覆っている。 国に生活を依存 プーチンは今年2月21日の年次教書演説で「露国民は一つに団結している」と主張し、特別軍事作戦を「圧倒的多数の国民が支持している」と強調した。 事実、レバダ・センターの世論調査では、軍事作戦の支持率は常に70%を超えてきた。プーチンの支持率も80%前後の高水準で推移している。 首都モスクワの街中には、ウクライナで従軍する兵士らをたたえる看板が並び、特別軍事作戦への支持を象徴する「Z」の文字が至る所にある。 ただ、高支持率の背景には、ロシア特有の事情がある。公務員や国営企業従業員とその家族、年金生活者など国に生活を依存する国民が50%以上いるとされ、こうした層は国の決定に無批判となる傾向が強い。 旧ソ連が米国と並ぶ「超大国」だったという国民の自負も、「米欧側がウクライナを奴隷化し、ロシアを破壊しようとしている」とのプーチンの言辞が浸透する素地となっている。 ◇ 露国民 作戦の終焉待つのみ あるロシアの歴史学者は、露国民が持つ「ロシア帝国、ソ連共産党という『絶対王政』下で生きてきた数百年間の記憶」が体制に従順な国民性を生み、プーチンという「強い君主」への支持につながっているとみる。 ウクライナ侵略は、国家との関わり方を露国民に改めて考えさせる契機となった。侵攻開始当初、拘束されるリスクが極めて高い反戦デモに多数の国民が繰り出したことや、動員を逃れるために多数の国民が出国し、現在も50万~70万人が戻っていないとされることが一つの表れだ。 消極的考えで支持 モスクワで話を聞くと、若者層を中心に「早く戦争が終わってほしい」「何のための戦争か分からない」といった声が上がる。政権を支持する傾向が強い高齢層にも「支持していないが、表立って不支持は言いづらい」という人もいた。 レバダ・センターのボルコフが世論調査を分析した結果、無条件の支持は45%前後で、30%は「自分や家族には被害が及ばない」「支持しなければ愛国的ではない」「国は間違ったことをしないはずだ」といった消極的な考えで支持していることが分かった。 プーチン政権も国民が一枚岩でないことは自覚しているとみられる。政権側が昨年秋に実施した非公開の世論調査では、ウクライナとの和平を望むとの回答が55%に達した一方、戦闘継続を望む回答は25%にとどまったと伝えられている。 露政権は侵略開始後、最低賃金の引き上げや給付金の支給を次々と実施。義務教育で作戦に関する「正しい知識」を教える授業も新設した。侵略への不満や疑問が国民内に強まる事態を恐れていることは明白だ。 侵略を支持しない露国民が沈黙を破り、声を上げる日は来るのだろうか? ボルコフは、欧米の制裁下でも国民生活が大きく悪化していないことなどから、当面は「反プーチン」の機運は吹き出さないと予測し、こう結論付けた。 「ロシア国民の間では、今はただ作戦が終わるのを待とうという態度が支配的だ。声を上げても変わらないという無力感も強く、沈黙は今後も続く」
2023.02.28
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