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45年前の朝日新聞の天声人語だ。個人の信念は、巨大な国家権力により、いとも簡単に、押しつぶされそうになる 2024-6-9 はんぺん 「ソ連の水爆の父」と言われたソ連の物理学者サハロフ氏だったが、(核兵器の実験に対する痛烈な自省の念)を表明し、また、(不自由)と(官僚主義)の体制批判を繰り返したために、その後、ソ連共産党による、弾圧を受ける事に・・・ アメリカで原爆の開発を指揮した理論物理学者、ロバート・オッペンハイマーと重なる部分がある。オッペンハイマーは、アメリカでは「原爆の父」として知られる。戦後はアメリカの水爆開発に反対したことなどから公職追放された。 人類は、何度も(同じ過ち)を繰り返す・・・それが、自分の首を締めあげる事が、わかっていながら・・・だ。 皆さんは、どう思われるか? はんぺん――――――――――――――――――――――天声人語(1978・5・20) 朝日新聞 ソ連の物理学者サハロフ氏は、青年時代、天才の中の天才といわれたそうだ。やせて、背の高い、内気な若者だった。 二十六歳で博士になり、三十二歳で、ソ連史上最年少の科学アカデミー会員に選ばれている。栄光の道を歩んだ博士は、のちに「ソ連の水爆の父」と呼ばれるようになる ▼水爆研究による貢献で、スターリン賞と三つの社会主義労働英雄勲章を授けられ、高給、快適な屋敷、運転手つきの自家用車などに恵まれた。若くして、名誉と富を得たのである。サハロフ氏自身の言葉を借りれば「超特権階級」の一員だった ▼しかしやがて、博士はそのすべてを捨ててしまう。きっかけは、核兵器の実験に対する痛烈な自省の念だった。 「わたしはしだいに、核実験ばかりでなく、事業全体の犯罪性を理解しはじめた」 「わたしは核実験のさいの放射能汚染に責任を感ずるようになった」と書いている。恐ろしい世界にふれてきた自分には、その恐ろしさがいっそうよくわかる、というのだ ▼ソ連の核実験に公然と反対するようになって地位を奪われたが、それでも良心の訴えを続けた。「大量殺りく兵器の開発で得た財産は血で汚れている」といって、蓄えた財産をすべてガン研究にささげたともいう ▼博士の批判の目は、同時に、体制そのものにも向けられた。「ソ連社会のいちばん大きな欠点は」と外人記者に問われて、「自由のないことです。確実に。それに政治の官僚主義化です」と答えている。 「反体制派の巨頭・サハロフ」に対する当局の非難、攻撃ははげしい。古びたアパートに住む博士やその家族にも脅迫状がまいこむそうだ ▼「しかし、この闘いは闘わねばならぬ闘いです。闘うためには人間には希望が必要だ」。博士は本紙特派員にそう語っている。たまたま本欄に国連軍縮特別総会のことを書いていたら、サハロフ夫妻が警察に連行された、というニュースが入った。 軍縮の集いの壇上に立つ資格があるのは、まさにサハロフ氏のような人物ではないか、と思った。
2024.06.09
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珠洲原発計画、潰せて良かった! 地震大国=日本での原発は、狂気の沙汰・・・利権に目がくらむ中で、日本沈没が始まるのだ! 2024-1-3 はんぺん 今回の北陸地震で、震源域に近い「珠洲市」の惨状が、テレビで何度も報道されているが・・・ 実は、以前、1975年ごろ、この珠洲市に原発の誘致が計画され、その後、多くの地元住民や全国の市民による珠洲原発計画の反対運動が展開された。 都会から、はるかに離れた遠方の町は、原発反対派と原発賛成派に分かれて、町を2分する騒ぎになっていく。親子同士、親戚同士が、口ぎたなく罵りあう、殺伐な街へと変貌していくという、多くの原発建設地での繰り返された悲劇(茶番劇)が、ここでも、また再現されたのだ。 原発利権が持ち込まれ、多額の金銭が、反対派を買収するために使われた。当初の計画は、珠洲市の高屋町、三崎町寺家の2か所に、135万kW級を2基設置する予定だった。だが、住民の反対運動などもあり、計画は2003年12月に凍結となった。 以前、大阪・堺市を中心にして(ノーモアチェルノブイリ堺)という市民グループが活動していて、そのメンバーの一人として、学習会や写真展などに、関わっていた僕は、当時、日本全国で、計画されていた、多くの原発計画の反対運動を注視していたが、志賀原発を許した能登半島の行方には、ことのほか、危機感を抱いていたのを覚えている。 (その点、和歌山南岸の原発計画は、日置川・日高・古座・那智勝浦・芦浜・城ノ浜、大白浜、井内浦(熊野)など、次から次へと計画されていたが、現地住民による反対運動と支援する県内外の市民グループとの連携協力の下、ことごとく潰していくことができた・・・現在、和歌山県内には原発は一基もない。三重県を含めて紀伊半島に原発は全くない。原発ゼロは、輝かしい運動の成果である。一度、1か所でも建設を許せば、あとは(なしくずし)で、やられてきた先例があったからだ) 珠洲原発計画地のボーリング調査している原発建設予定地の地下には複数の活断層があり、極めて危険性の高い地区であることが、わかっていたが、電力会社側は、湯水のように、お金を注ぎ込んで、反対派を買収しようとした。その結果・・・町は、真っ二つに(割れた)のだ。 和歌山県・三重県でも、関西電力や中部電力による工作もあって、計画を次々に発表して、住民が分断されていったが、そもそも、過去の東南海地震や 遠くない時期に予想される南海トラフ巨大地震を考えれば、和歌山・三重県南岸に原発を造ろうとした考え自体が、僕には狂気としか思えない・・・・ 珠洲原発が計画されていた、今回の珠洲市の惨状は、目を覆うようなものだ。すでに多くの死者が出ているという、多くの建物が倒壊しているという、多くの住民が避難を余儀なくされているという。 それにつけても、能登半島西岸の志賀原発のある、志賀町でも、震度5強レベルであった事を考えると、志賀原発は、2011年度以降、1号機、2号機とも発電停止中(定期検査中)であった事は、不幸中の幸いであったと思われる。 人間は、危機を経験して、初めて危機意識を持つモノだ・・・とつくづく思う。(戦争の惨禍)を経験して、(戦争はイヤだ!)と叫ぶだけで、(戦争)に真正面から向き合ってこなかったのが(人間)なのだ・・・今、それを(絶望的に)強く思うが・・・・ 皆さんは、どう思われるか? はんぺん―――――――――――――――――――――――珠洲原発反対運動の歴史(簡略版)https://suzutano.com/suzugenpatu_histry01/ 珠洲原発計画の浮上 珠洲市の原発誘致問題が具体化したのは,1975年10月30日の市議会全員協議会で『原子力発電所,原子力船基地等の調査に関する要望書』を国に提出することを決め,黒瀬市長と田畑議長らが,中西知事にこの要望書を渡し,珠洲市に適地調査を行うよう政府に取り次ぎ依頼をした時から始まる。 この動きを見てとった中部・関西・北陸の各電力会社は,1976年1月に相次いで原発開発構想を発表した。なかでも関西電力の芦原会長は「珠洲市に1000万キロワットの一大原発基地をつくりたい」と述べている。 一方,黒瀬市長の要望を受けた国は,地元住民の承諾も不十分なままに,76年3月から12月までの間,高屋町小浦出,三崎町寺家地内において原発立地予備調査を実施した。その結果は,1977年3月に通産省エネルギー庁から報告された。それによると「原発立地に支障はない」としながら〈さらに精密な調査をすること〉が条件となっていた。 推進・反対の動き こうした状況の中,黒瀬珠洲市長は,日本原子力文化財団から2000万円の寄付金を要請し,さらに一般財源からも2000万円を予算化して,地域住民の原発視察などの補助金として使うなど,市の行財政は原発先行型の姿勢となった。 また市議会も,「珠洲市地域振興開発特別委員会」を「珠洲市エネルギー特別委員会」に切り替え,原発積極論を支持する動きとなり,住民のコンセンサスづくりのために立地地区住民や漁民との対話集会を開くなど,工作を続けた。 市が進める原発誘致の動きに対し,市内では,珠洲地区労働組合協議会(通称,地区労)など革新団体が「新しい珠洲を考える会」を結成したのをはじめ,漁民・地元民などによる反対住民組織が結成されるなど,原発の危険性,環境に及ぼす影響についての抗議や,反対申し入れ運動が強まってきた。 珠洲原発反対連絡協議会の発足 1978年3月25日,珠洲原発に反対する3者(地区労,日本社会党珠洲総支部,新しい珠洲を考える会)が連携して原発反対運動を強力に推進するために,「珠洲原発反対連絡協議会(通称:反連協)」を発足する設立総会を開催した。 そして,講演会のチラシ配布や,立て看板の設置,立地地区住民や漁民との対話,関係機関に対する要望・申し入れなどの事業方針を決定した。 反連協の役員は,発足当初は11名であり,珠洲支部からも1名加わっている。役員は徐々にふえていき,1997年度は27名で,そのうち珠洲支部の組合員が7人,教組OBが2人入り,反連協の運動を担っている。 原発静観・石炭火力推進 1979年3月28日,アメリカのスリーマイル島原発の大事故が発生。原発が思うように進まないと見た黒瀬市長は,1979年12月,突如,火力発電所の誘致を提起した。原発推進の“つなぎ”に打ち出したものだが,黒瀬市長は,個人的負債が政治問題化して辞職し,市長選挙となった。 1981年4月,敦賀原発の放射能漏れ事故による反原発意識の高まる中で,市長選挙が行われた。反連協は,珠洲原発・石炭火電による珠洲エネルギー基地化に反対し,会長の河岸二三氏を珠洲地区労・社会党の推薦で擁立してたたかい,5246票を得る善戦をした。当選した谷又三郎氏は,原発反対票が多いことから,就任後「原発静観,石炭火電推進」を表明した。 1982年6月から1年間,北電と電源開発公社の共同で,石炭火電の立地可能性調査が行われた。しかし,1983年6月9日,建設コストが高くつき,困難だとする調査報告書が出され,珠洲市は石炭火電を断念せざるを得なくなった。 再び原発推進 1983年12月16日,市議会で,谷市長は「市民の理解と認識が深まった。原発を積極的に推進する」と表明した。その結果,1984年3月5日,電力3社は,珠洲原発の立地調査の現地入りを申し入れ,4月1日,北陸電力珠洲営業所内に「珠洲電源開発協議会」の事務所を開設した。 反連協は,珠洲原発が再び動き出したことに対し,市長や珠洲電源開発協議会に抗議の申し入れをし,街頭ビラを配り,愚安亭遊佐ひとり芝居,映画『海盗り』上映,議会傍聴などを行った。 この間,珠洲支部は,青年部を中心に原発の学習会やビラ配りなどをしながら,反原発の意志固めをしていった。1984年度の青年部定期大会議案書には,そのときの模様が次のように書かれている。 11月24日(土),肌寒い中,常任委員が寺家方面と高屋方面の二手に分かれて,反原発のビラを一戸一戸配って歩いた。原発建設候補地であり,賛成派が多いという情勢の中で,全員緊張した表情で配って回った。 林市長の登場とチェルノブイリ原発事故 1986年4月の市長選挙に向け,候補者擁立を模索していた社会党・地区労は,残念ながら擁立を見送った。 4月14日の市長選挙で無投票当選した林幹人氏は,「過疎脱却を目指して電源立地を真剣にとりくむ」と明言し,就任早々,高屋・寺家へ話し合いに入った。 また,1986年3月議会 では,1986年度の電源立地推進予算として,3841万1000円という,前年度よりも大幅増の予算を計上した。 1986年4月26日,ソ連のチェルノブイリ原発で,史上最悪の大事故が起こった。反連協は,6月10日,市長・電源開発協議会に,「原発の安全神話は崩れた。原発は即時中止せよ」と申し入れた。 しかし,市当局は,チェルノブイリ原発事故の被害の甚大さを掌握しようともせず,申し入れの4日後の6月14日,市議会で原発誘致決議をするという暴挙に出た。チェルノブイリ原発事故のあと,世界中が脱原発・反原発に向かって動き出したのに,珠洲市は原発推進を止めず,世界の潮流に反する決議を行ったのである。 こうした推進の動きに対して,反連協は,毎月欠かさず現地の高屋・寺家にビラ入れをしたり,8月や3・28スリーマイル島原発事故記念日には街宣車をくり出し,反原発のアピールを行った。 「珠洲文化会議」結成と国定正重市議の誕生 1986年10月7日の劇団「はぐるま座」『夏の約束』公演が,市内の宗教者・教員などを含む一般市民によってとりくまれた。<市民の主体的なとりくみを地区労・教組が応援する>という初めての形であった。 この公演をきっかけとして,市民団体「珠洲文化会議」が結成された。この会へは,珠洲支部の組合員も数名参加し,市民の一員として,珠洲市の抱える問題を考え,文化活動を進めていった。そして,この反戦・平和を目指す文化活動が,当然のこととして,珠洲原発に反対する運動へと発展していくことになるのである。 市議選を控えた,1987年4月4日,珠洲文化会議主催の文化講演会『原子力の未来』(講師:高木仁三郎氏)が開催された。珠洲支部青年部は事前のチケット販売や会場準備など,協力を惜しまなかった。 4年前の市議選に地区労が推薦した反原発候補がわずか4票の差で落選して以来4年間,すべて自民党市議だったが,1987年4月26日の市議選に,地区労推薦で,元珠洲支部委員長の国定正重氏が立候補し,上位当選を果たした。 県教組も国定氏を推薦し,珠洲支部とともに,この市議選に全力でとりくんだ。当選後,県教組と珠洲支部は,国定市議と連携し,反原発運動に,より積極的に関わるようになっていった。定期大会の議案書に章を設けて「珠洲原発反対運動」のことに触れるようになったのも,このころからである。 珠洲市長選と事前調査阻止 1988年12月14日,関西電力は,石川県知事と珠洲市長に,高屋町の原発立地について「まちづくり構想と共存共栄できる発電所構想の可能性を調査するため」の事前調査を申し入れた。 この電力の動きに危機感を抱いた市民たちは,3月,「珠洲文化会議」を主体として反原発団体「止めよう原発!珠洲市民の会」を結成。1989年4月の珠洲市長選で,同会メンバーの北野進氏を市長候補として擁立し,現職の林氏に挑んだ。 結果は,北野・米村候補の反原発票8461票が,当選した林候補の8021票を上回る過半数(有効投票の51.3%)を占めた。推進派が,とても勝ったとは言えない状況だったにもかかわらず,市・電力は,5月12日,高屋で事前調査を強行した。 これに対し,珠洲支部は,6月10日の支部定期大会で「珠洲原発に反対する珠洲支部特別決議」を採択し,市と電力に「事前調査の即時中止」などを申し入れた。それを受け,県教組も,定期大会で「特別決議」を採択した。 5月12日から,関西電力が高屋で事前調査を強行するや,反原発市民が連日阻止行動を開始した。珠洲支部は,関西電力が6月16日に調査の一時見合わせを発表するまでの35日間,組合員に動員をかけ,市民とともに事前調査を阻止した。 また,5月22日,反原発市民が市長との対話を求めて市役所に行き,途中で退場した市長の帰りを待って,40日間も市役所会議室で座り込みを続けた。珠洲支部は,市役所会議室へも連帯を求めて顔を出すよう,組合員に要請した。 さらに,珠洲支部は,6月市議会に「珠洲原発計画の白紙撤回」の請願書を出した。また,反原発の署名やカンパなど,市民グループと連帯してとりくんだ。 この署名活動を通して,各地に原発反対の住民組織が次々に誕生したのは,画期的な出来事だった。これらの組織が大同団結し,6月17日「珠洲原発反対ネットワーク」が誕生したのである。 6月30日の座り込み解除後も,市民団体(ネットワーク)や地区労・県評などが,次々と集会や映画会,講演会などを開催し,反原発を市民にアピールした。珠洲支部は,独自の運動とともに,このような各種の集会には積極的に参加し,市民とともに運動をしているという実感を得ていった。 県教組珠洲支部の積極的な運動 1989年~1990年の珠洲支部の「珠洲原発反対闘争」は,市民団体の動きに刺激される形で,どんどん盛り上がっていった。それまでも「原発反対運動」が珠洲支部の運動方針に掲げられてはいた。とは言え,それまでの運動は,どちらかというと,能登(志賀)原発の動員をこなしたり,地区労・反連協の一員としての動きの方が主であった。 しかし,1990年ごろの珠洲支部のたたかいは,組織的・能動的・積極的であったという意味で,珠洲支部にとって,歴史的な時期であったと言えよう。この1年間で,珠洲市長選,参議院選,衆議院選と,3回もの選挙が行われたが,いずれも反原発を鮮明にした候補が善戦し(うち参議院選の粟森喬氏は当選),珠洲では画期的なたたかいとなった。 一歩一歩前進…土地共有化基金 高屋における関西電力による土地賃貸 契約締結の策動は,1989年6月の可能性調査中断以降,特に執拗に継続されていた。こうした実態については,NHKドキュメンタリー’90『原発立地はこうして進む』で全国に放映された。 このような関西電力の動きに対し,高屋では,昼夜を問わず監視行動が続けられた。珠洲支部組合員も地区労の動員要請を受け,監視行動に参加した。しかし,関西電力による工作は,まさに「黒子」を地でいくようなもので,夜間に及ぶことが多く,残念ながら,地元任せの監視行動にしかならなかった。 そんな中,1990年5月から「高屋町郷土を愛する会」によって「高屋土地共有化基金」のカンパが始められた。これは,関西電力による土地確保の策動に対抗して,<原発に土地を渡さないために共有化を進めよう>という趣旨によるもので,珠洲市外の全国に向けたカンパ要請活動だった。 珠洲支部は,このカンパに協力することを第3回支部委員会で決定しとりくんだ。さらに,県青年部・支部青年部もそれぞれ機関会議で決定し,カンパ運動に積極的にとりくんだ。 一歩一歩前進…選挙へのとりくみ 1990年度,第7回支部委員会(12/14)において,国定正重氏(現職)を珠洲市議会議員候補に,内浦町議会議員候補に小路礼一郎氏を推薦し,以来,教組OB,退職者,市民グループ等の支援を得ながら,地区労と共に組織の総力をあげて選挙戦をたたかった。 前哨戦と言われた先の知事選(2/3)や県議選(4/7)では,全国的には自民党保守勢力の反動的巻き返しに会い,社会党を中心に革新系の後退という厳しい状況にありながら,石川県下では,革新系の飛躍が見られ注目された。とりわけ,県議選での北野進氏の当選は,国定候補をはじめとする反原発陣営には,勇気を与えた。しかし,国定候補を含めて反原発候補が6人もひしめき合う珠洲市では,選挙戦史上かつてない激戦となった。 結果は,国定正重氏をはじめ計4名の反原発議員が誕生。原発反対の市民たちは,議会へもその力を及ぼし始めたのである。 このように,珠洲市民の原発反対の意志が一歩一歩確実に示されてきているにもかかわらず,市当局は従来の「地域振興課」の性格をより鮮明に打ち出し,「電源立地振興課」と改名してまでも原発推進に執着するという有様であった。 このような,市民の声を無視した市行政の姿勢が,次の市長選でさらに明確になり,ついには裁判で争われることになるのである。 不正・違法の珠洲市長選挙 反原発を掲げてたたかう1993年4月の市長選は,1981年,1989年に続いて3回目だった。2月1日に立候補表明した樫田凖一郎氏は,元県教組珠洲支部書記長・委員長を歴任した人であった。翌2月2日,珠洲支部は第9回支部委員会で推薦し,組織の総力をあげ,必勝を目指してとりくむことを決定した。それを受け,2月4日,県教組も,第131回定期大会で樫田氏の推薦を決定した。そして,3月10日,日教組中央委員会でも樫田候補の推薦が決まった。 市長選の争点である「原発反対」が,県教組の運動方針に合っていたのと,樫田候補が珠洲支部組合員の人望の厚い人だったので,県教組は珠洲支部と連携して全力でとりくんだ。多額のカンパや檄文,支持者カードなどが珠洲支部に届き,出陣式や総決起大会にも県教組から多数参加した。 一方,珠洲支部組合員は,ハガキの宛名書き,電話戦術,ビラ配布,ポスターの両面テープ貼り,支持者カードの集約・点検・増票などを行った。また,後援会結成大会,個人演説会,地区選対などに も積極的に参加した。投票日当日の自主選管の監視行動にも,青年部を中心にとりくんだ。 開票の結果は,樫田凖一郎氏が8241票,林幹人氏が9199票だった。しかし,開票後,投票総数が投票者数より16票多いことが判明し,不正・違法選挙であったことが明らかになった。林陣営は,市選管と一体になり,林票への大量増票操作を行い,帳尻合わせに失敗した,というのが大方の見方だった。 不正な開票作業を目の当たりにした多くの組合員が,大いに怒り,<平和や人権を尊重し,真実を貫く民主教育の確立>が急務であることを痛感した。 中西県政から谷本県政へ 1993年7月30日,能登(志賀)原発が営業運転を強行した。 県教組は,1992年度から「原子力防災対策委員会」を設置し,能登原発の防災対策や校内の防災計画などについて,学習を重ねてきた。 珠洲支部では,原子力対策委員会(あえて「防災」という文字をとっている)を中心に,支部・分会で学習を重ねてきた。そして,「最高の防護対策は<原発の運転を中止させること>しかないこと」を確認してきた。能登原発が事故を起こせば,珠洲のこの地の住民は逃げる場所などないのである。 また,1994年1月~2月頃,珠洲では「事前調査が強行されるのではないか」という風聞も流れ,県評センターでも連日50人規模の動員体制を組めるよう,指示を下していた。しかし,2月2日の中西知事死去のため,状況は大きく変わった。 中西知事死去により,31年間続いた中西県政に終止符が打たれ,新しい県知事の決定に向けてのとりくみがすすめられた。県教組は,第6回臨時県委員会で,谷本正憲候補の推薦を決定するとともに,第2回支部選対委員長会等を開催,具体的なとりくみを決定し,谷本候補必勝に向けて始動した。 珠洲支部は当選できる候補として,また珠洲原発反対の意志表示をするために,よりベターな選択として谷本候補を推薦し,県よりも多くの目標を設定し,全力でとりくんだ。その結果,珠洲ではもう一人の反原発候補と合わせて自民党候補に741票差に迫る票を獲得し,谷本新知事の「まだ十分な地元の合意はできていない」という発言をひきだした。しかし,原発推進の中断であって破棄ではないので,今後も各選挙において反原発の意志表示を票で示していかなければならないと総括した。 珠洲市長選挙無効訴訟 1993年6月3日,反原発の樫田派の市民は「不正選挙を糾明する会」を結成し,4月28日に市選管に「選挙無効」の異議申し立てをし,5月28日に却下された。6月16日,県選管に申し立てを行ったが,これも11月30日,棄却された。 1993年12月24日,市民約2200人が選挙無効を訴えた審査請求を棄却した県選管を相手に,裁決の取り消しと選挙無効を求める訴訟を,名古屋高裁金沢支部に起こした。1994年2月16日から第1回公判が始まり,9月5日,6日には全投票用紙の検証も行った。11月28日の第10回公判で,原告側は,偽造投票用紙の鑑定を申請した。さらに,投票用紙の鑑定申請を求める署名を裁判所に提出したが,12月9日,却下された。12月12日,第11回公判で,原告側は再度投票用紙の鑑定を申請したが,採用してもらえなかった。仕方なく,原告は笹本裁判長を忌避した。裁判長は即時抗告した。1995年7月10日,第12回公判が再開された。第13回公判で結審。そして,12月11日の第14回公判で,「選挙無効」という歴史的な勝利判決が下った。 この訴訟に,県教組は多額のカンパを寄せた。珠洲支部組合員は,申立人や原告に加わり,集会やデモ,裁判傍聴に参加してきた。県選管は,1995年12月21日,最高裁に上告した。 しかし,1996年5月31日,最高裁は「選挙の手続き全般に わたって厳正かつ公正 に行われたかどうかに ついて疑いを抱かざる を得ない」と述べ,「珠洲市長選挙を無効」とした名古屋高裁金沢支部判決を支持し,県選管の上告を棄却した。高裁に次ぐ最高裁の勝訴で,樫田氏を支持した反原発派の市民は,歓喜した。これにより,選挙の無効が確定し,同時に林幹人「市長」の当選が無効となり,林氏は失職した。 やり直し市長選と秋祭り 最高裁の判決書が届いてから50日以内に,やり直し選挙が行われることになった。6月4日に通知を受けた市選管は,再選挙の日程を7月7日告示,7月14日投票と決めた。県教組は,今度こそ樫田氏を市長に当選させようと,珠洲支部とともに選挙戦に加わり,前回同様,カンパや檄ビラ・支持者カードを集約し,演説会や各種集会に参加した。 「裁判に勝っても選挙に勝たねば意味がない」と,総力をあげてたたかったが,林前「市長」の後継者,貝蔵治陣営は,原発を争点からはずして対話路線を掲げ,組織力をフルに使い,樫田陣営にきめ細かな圧力をかけ,当選してしまった。 しかし,投票の翌日の7月15日,朝から市役所に警察が家宅捜索に入り,市長職務代理者の田畑助役が逮捕されてしまった。「市職員に貝蔵氏の支援を求める演説をし,前回同様市役所ぐるみの選挙を企てた」のは公職選挙法違反(事前運動・公務員の地位利用)の疑いがあるというのである。そして,7月31日 田畑助役は辞任した。 12月25日には有罪が確定している。 このように,やり直し市長選挙も原発の利権にありつこうとする人たちによって,不正選挙が繰り返され,恥の上塗りに終わったのである。選挙さえもまともに行えない珠洲市・・・ 珠洲原発反対運動が,珠洲の民主化運動であるというという理由は,まさにこの点にあるのだ。 1996年9月16日,蛸島漁港で「第16回豊かな海づくり大会」が開催されたのを踏まえ,珠洲市長選や衆議院選の疲れをほぐそうと,「豊かな自然を守る珠洲の秋祭り」を行うことにした。主催は,「珠洲の秋祭り実行委員会」で,既存の団体である勤労協・反連協・ネットワーク・自然を守る会などから,スタッフを募る形で組織した。珠洲支部からも若手教師を中心に多数実行委員に加わり,計画・実行に移していった。 11月16日には,「巻町住民講演会」「樋口健二写真展」「Mr.マリック・オン・ステージIN珠洲」「交流会IN鉢ヶ崎」が行われた。「Mr.マリック・オン・ステージIN珠洲」は,そのほとんどを珠洲支部の組合員が担当した。17日には,鉢ヶ崎で,フリーマーケット及びお祭り広場を開催。2000名以上の人でにぎわった。 一方,珠洲支部組合員は,教文部・推進委員会を中心に,映画『とべないホタルPiPi』を3回上映。のべ500名余りの人が,この映画を見た。 準備期間が短く,手探り状態の行事だったとは言え,新しい形の文化創造運動として,人権や環境を市民と共に考えていくきっかけとなるものであった。今後も,珠洲支部組合員が主体的にこのようなとりくみに参加していくことが期待される。 珠洲原発白紙撤回の日まで 貝蔵市長は,1997年3月24日の市議会で,「電源立地を前提にした地域振興策」についての「市民フォーラム」を10月頃に開催する予算案を可決し,物議をかもしだしている(9月議会で,11月16日午後に開催することを決定)。 市民全員と話し合うという公約に違反しているし,動燃の再処理工場で1997年3月11日に起きた火災・爆発事故などで,原発の安全神話が崩れ,国の原子力政策である核燃料サイクルがつぶれたのを,見ようともしていないのだ。 一方,反対派は,10月の中旬から下旬にかけ,96年の秋祭りの内容に加え,独自に講演会や市民フォーラム,シンポジュームの開催を予定している。世界的な脱原発,国内の原子力政策の破綻で,珠洲原発の白紙撤回は近い。今後とも,反原発運動をねばり強く継続していかなければならない。 そして… 珠洲原発事実上の「白紙撤回」 その後,曲折を経て,2003年(平成15年)12月5日,関西・中部・北陸電力の3社長が珠洲市役所を訪れ,「珠洲原発の凍結」を申し入れました。ここに,28年間に及んだ珠洲原発計画は,調査も出来ないまま撤退したのです。
2024.01.03
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原発で、自分たちの首を締める愚行に気づけないままに、この社会は消えるのか? 地震大国の日本に原発は狂気の沙汰だが(懲りない面々)は、くたばらない! お前ら!騙されるな! 2023-5-10 はんぺん思わず注視、やっぱり(珠洲原発)計画を潰せて良かったと しみじみ思う。地震大国の日本に原発は、狂気の沙汰だ・・・・・・・ 珠洲市周辺を震源とした地震のニュースが飛び込んできた昔・・・・この活断層が網の目のように集中している危険な地域に、原発を作ろうという無謀な試みが、あったことを、どれだけの国民は覚えているだろうか? 人間というのは(忘れやすい生き物)だと思う。 戦争の記憶の風化の話も、よく聞く。「原爆忘れまじ」が、はたして、何時の時代まで有効性を持ちうるのか? 僕は、悲観的な思いが強い・・・・あの阪神大震災や東日本大震災の記憶も、何時頃まで、語り伝え続けられるのか? 今回の震度6強の大地震に・・・思わず、うなった・・・・やっぱり(珠洲原発開発計画)を 地元の住民を中心とした全国の反原発闘争の力で、止めたことの意味は、大変に大きかったな!!!と。地震大国の日本に原発は、狂気の沙汰なのだ!!! 国民のお金(税金や電気料金)で、巨額の投資をして、いったん大事故が起きても、誰も責任を取らないのが、原発だ・・・・にもかかわらず、原子力村では、おいしい利益を山分けする政官財界が、一致して、原子力開発を進めてきた。 いま、(甘い汁)で指弾された関西電力の経営陣たちも、のらりくらりと責任回避の真っ最中・・・・・・・騙され続ける国民に対しては・・・・あんたら、アホか!! いつまで馬鹿にされてるんや!! いい加減に目を覚まさんかいな・・・・と言いたい!! 珠洲原子力発電所(ウイキペディア)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8F%A0%E6%B4%B2%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB%E6%89%80 珠洲原子力発電所(すずげんしりょくはつでんしょ)は、石川県珠洲市に建設する計画であった原子力発電所である。 北陸電力・中部電力・関西電力の電力会社3社(以下電力3社と表記)による共同運営が予定されていたが、1975年の計画浮上から28年目の2003年12月5日に計画が凍結された。 概要・・・・電力3社が共同で運営を予定していた原子力発電所で、中部電力側が珠洲市三崎町寺家地点で、北陸・関西両電力が珠洲市高屋地点(関西側が主導)で発電施設を共同開発するものであった。 2か所で合わせて135万kWクラスの原子炉2基を設けて、2014年(平成26年)に運用を開始する計画を立てていた。 計画から28年間、地元からの反対運動や産業構造の変化や景気低迷に伴い、電力会社側の判断により計画が凍結されることとなった。 建設計画の浮上珠洲市での原子力発電所建設計画が浮上したのは、1975年8月に発覚した、能登半島先端部における北陸電力の原子力発電所共同開発計画が端緒となっている[5]。同年10月30日、珠洲市議会は全員協議会において「原子力発電所、原子力船基地等の調査に関する要望書」を国に提出することを議決し、やがて石川県知事の中西陽一に手渡した。 当時中西は能登半島への原子力発電誘致を加賀・能登の格差是正や産業振興、過疎化抑制の手段とし、原発推進の姿勢を示していた。その中で、珠洲より先に羽咋郡志賀町に志賀原子力発電所の建設が決定した。 この動きから、電力3社は珠洲市内での原子力発電所建設構想を打ち出した。要望書提出後の国による立地予備調査を経て、珠洲市側は一度は静観するものの、1983年12月16日に珠洲市長の谷又三郎が市議会で原発立地推進を表明した。 これより先、1982年5月から1983年5月まで、一時原発立地が棚上げとなったため「石炭火力立地可能性調査」を行ったが、1983年6月、石炭火力の立地は経済性から困難であることを市に報告している[6]。 翌年には電力3社による珠洲市への立地可能性調査の申し入れと「珠洲電源開発協議会」の設立が行われ、原発立地への動きが進められた。 建設反対運動電力3社と珠洲市側による建設推進行動と平行して、市民側でも原発建設反対への流れが進んだ。1978年には市民および漁協など地域単位での建設反対運動により「珠洲原発反対連絡協議会」を設立し、総評系労働組合や日本社会党珠洲総支部などの支援を受けた。 1989年5月12日には関西電力が高屋地区での立地可能性調査に着手するが、建設反対派による阻止行動や珠洲市役所での座り込みにより、同年6月16日に調査を一時見合わせることを決定した。建設反対派は調査見合わせ決定の翌日に「珠洲原発反対ネットワーク」を設立し、その後珠洲市議会や石川県議会へ建設反対派議員を送り込むことになった。 珠洲市長選挙をめぐる混乱1993年4月18日、当時原発立地を推進していた現職の林幹人(はやし みきんど)と建設反対派の樫田準一郎(かしだ じゅんいちろう)で珠洲市長選挙が行われたが、投票数に対し投票総数が16票多かったことから不正選挙の疑惑が浮上した。 建設反対派は選挙無効を石川県選挙管理委員会に申し立てたが、委員会はこれを却下した。建設反対派は同年12月に名古屋高等裁判所金沢支部に選挙無効を提訴し、1995年12月11日に選挙無効の判決が出された。その後、石川県選挙管理委員会は最高裁判所に上告するが、1996年5月31日に上告を棄却する決定が行われ、選挙の無効が確定した。 同年7月14日にやり直し選挙が行われたが、不正を行ったとされる林は立候補できず、珠洲市職員だった貝蔵治(かいぞう おさむ)を後継候補に指名した。この時も原発立地推進を唱える貝蔵が当選した。 その後、推進派は継続したが、2006年、反対派である現市長(2016年現在)の泉谷満寿裕が立候補し初当選。住民の意思のもと原発設置の反対が確立された。 建設計画の凍結建設計画浮上から28年後の2003年12月5日、電力3社の社長3人(北陸:新木富士雄、中部:川口文夫、関西:藤洋作)が珠洲市役所を訪れ、産業構造の変化と電力需要の低迷を理由に珠洲原子力発電所の建設計画凍結を珠洲市長の貝蔵治に申し入れた[7]。 1993年に要対策重要電源の指定を受けながら、電力会社の判断で建設中止を決定した初めてのケースであった。 建設計画が凍結されたきっかけは、住民の建設反対運動に加え、計画地点での未買収用地が1割から2割残ったことも要因とされている。その後、珠洲電源開発協議会も解散し、原子力発電所の立地騒動は収束した。 なお、同じ月には新潟県西蒲原郡巻町(2011年現在の新潟市西蒲区)に建設計画があった東北電力巻原子力発電所も計画を撤回している。
2023.05.10
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原発は、「トイレなきマンション」と呼ばれる。溜まり続ける高レベル廃棄物には、行き場が無い・・・そんな(マンション)を、作り続けてきた自民党政府のツケを、今後、何百年(ウソではない!)と国民が、負担し続けることになる・・・これは、まさに(悲劇)だ・・・ これまでの(原発推進派)の人たちは、スウェーデンなどを参考にして、(地層処分)をするという。正気か?お前ら・・・・ 日本のような、地震の多い国で、地盤の不安定な深層に埋設するなどは、まさに狂気としか言いようがない・・・仮に(処分)しなければならないのであれば、我々人間が(見える所)、常時監視できるところで、(保管)するのが、当たり前の考え方だろうが・・・それなら、何か問題が起きても、いくばくかの対応が可能となるからだ・・・ 人間が見えないところ、地下深くに埋設して処分する深地層処分では、地殻の変動に気づけず、それを何万年も(保管処分)し続けることなどは、妄想の類(たぐい)だ。 (トイレなきマンション)を見て見ぬふりをしたり、(深地層処分)を妄想するなどは、自民党政権の金権体質(原子力村利権)そのものが、根本にある。莫大な原発利権を手放すことが、できない彼らの本質によるものだ。 国民に対しては、(原発は安全)(原発は、低コスト)と言い続けてきたが、真っ赤なウソだったことが、バレてしまった。火力発電などと決定的に違うのは、(事故の巨大さ)だ。原発事故では、とてつもない広範囲に、壊滅的な被害をもたらす。 そして、これまで日本では、多くの原発事故が繰り返されてきた。(原発は、安全)では無かったことが、何度も証明されている。彼らは(大ウソ)を平気で繰り返し、国民を欺いてきた。 (原発は低コスト)も、(大ウソ)だった。コスト・・・といえば、本来、使用済み核燃料の管理、廃炉、事故時の賠償等も、コストに含まれるべきだろうが・・・!!! (フクシマ)事故ひとつをとってみても、今後100年にもわたるであろう原子炉の解体では、莫大な費用が掛かることは、確実だ。被災住民に対する(補償)も莫大になる。それらの費用は、国民が支払う税金や電気代に上乗せされるわけだから・・・立派な(コスト)だろうが・・・・ さらに、推進派が、妄想する(深地層処分)にも、それこそ莫大すぎるコストがかかるというモノだ。それは、原発を続ける限り、出続ける核廃棄物の処理が永続的であるからだ・・・・ これまで、国民は、(原発安全神話)に、だまされ続けてきたが・・・それでも、自民党政府は、原発を維持しようとするし、国民は目の前のニンジンにつられて、自民党政権の横暴に、見て見ぬふりを決め込む・・・・結局、そのツケは、全て、一人一人の国民に、支払わされることになるだけだ。 皆さんは、どう思われるか? (はんぺん)―――――――――――――――――――――――――――――――――原発安全対策費5.4兆円。前年比2114億円増。 津波・テロ対策かさむ 2021-8-22 朝日新聞デジタル 東京電力福島第一原発事故後の原発の安全対策費が、電力11社の合計で約5兆4千億円に上ることがわかった。設置が義務づけられているテロ対策施設の費用をまだ盛り込んでいない原発もあり、今後も金額が増えるのは必至だ。原発のコスト面での優位性はさらに揺らぎそうだ。 朝日新聞は2013年から、事故後に導入された新しい規制基準で義務づけられた地震や津波などの自然災害やテロ対策にかかる安全対策費の見積額を電力各社に尋ねてきた。 原発(建設中含む)を持つ11社に今年7月に実施したアンケートによると、安全対策費の総額は少なくとも約5兆4490億円となり、前年より約2114億円増えた。 前年から増加を見込んだのは関西、中国、四国の3電力。関西電は高浜1、2号機(福井県)でテロ対策施設費の増加などから約1400億円を追加。 中国電は島根2、3号機(島根県)の津波対策などで約500億円増、四国電は再稼働させた伊方3号機(愛媛県)のテロ対策施設の耐震性向上などで約200億円増をそれぞれ見込んだ。 テロ対策施設の設置費用は、今後も増えそうだ。北海道、東北、中部、北陸、中国の5電力は「具体的な工事費を評価できる段階にない」などとして現時点の安全対策費には含めていない。 北海道電の泊原発(北海道)は、増設する予定の防潮堤の費用も増える見通しだ。 東京電力は前年と同じで、柏崎刈羽原発(新潟県)の安全対策費として約1兆1690億円(07年の中越沖地震後の耐震対策費約2千億円を含む)と回答した。同原発7号機は昨年10月、再稼働に向けた国の審査が終結。 テロ対策施設も設置費用は約1700億円と当初想定の3倍に増えたものの、建設が進む見通しで、対策費が大きく膨らむことはなさそうだ。 政府は今夏、これまで「最安」とされていた原発の発電コストについて、30年時点で太陽光を上回るとの試算を公表。安全対策費の増加などを反映し、1キロワット時あたり「11・7円以上」と、15年の前回試算より1・4円高くなるとした。 1基あたりでは、対策費が100億円増えれば1キロワット時あたり0・1円高くなる。費用が膨らむのに応じて、発電コストもさらに上ぶれしていく見通しだ。 (藤波優、川村剛志)
2021.09.01
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「原子力は夢のエネルギー」「最も安上がりの原子力」・・・・それは、悪夢だった。 騙され続けた成れの果てが、この後始末だ。この莫大な費用を 誰が払うのか? 東電の幹部達か? 中曽根(元首相)を始めとした原発事業を推進してきた歴代の自民党の幹部連中達か? そうではない! ツケは全て、国民に回される。国民の貴重な税金から支払われる。世界でも指折りの高額な電気代を支払っている日本人だが、それでは間に合わず、国家財政から支出されることは明らか・・・ 騙した東電や自民党が悪いのか? 騙された国民が悪いのか? どうだろう?? 国民の多くは、自民党のウソ八百の公約に騙されて、選挙に(一票)を投じたことは確かだ。 やはり、騙された国民が悪いのか?? 自業自得なのか???? 今また、再稼働を目指す政府自民党の(ウソ八百)に騙されようとしている。 歴史は、またまた繰り返されるのか? 今後再稼働される原発は、安全基準?を満たしているから、(安全だ)というわけだ。またまた(安全神話)の再来だ。 そして、そのツケは、間違いなく国民に押し付けられる。高笑いの(原子力ムラ)の面々。歴史は、常に、このようにして動いていく・・・動かされていく・・・ 皆さんは、どう思われるか? (はんぺん) ―――――――――――――――――――――――――――――――――― 東電、原発賠償額が10兆円超へ。避難の慰謝料、営業損害で 2021-2-27 共同通信 https://news.yahoo.co.jp/articles/d454752ac87d20cb08eda32095f7ba81f6c1b713 福島第1原発事故を起こした東京電力による賠償支払額の累計(除染費用を含む)が、2021年度にも10兆円を超える見通しになったことが27日、分かった。 避難に伴う慰謝料や営業損害などに対する支払額は2月19日現在で9兆7028億円に上り、事故から10年が過ぎても増えるのは確実。 巨額賠償は地域への影響や原発のコストの大きさを映し出している。 一方、避難者らの集団訴訟が相次ぐなど、これまでの支払い対応が被害の実情に見合っていないとの声も多い。東電が「最後の1人まで賠償貫徹」とする公約を果たす時期は見えないままだ。
2021.03.01
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「巨額の事業は電力会社の拠出金で維持されている。そのもとは国民の電気料金だ。」(本文)・・・原発は、国民の支払った巨額の電気代や税金で、賄われてきた。それなのに、フクシマ原発事故(大災害)のツケも、結局、出資した国民自身に押し付けられている。 いつまで、原発村利権に群がる富裕層たちに利用され、踊らされるのか・・・!? プルサーマルでは、プールされてきた使用済み核燃料を減らすというが、何の展望も無い・・・・その間、巨額の税金や電気代が、投じられれ続けていく中で、原発村の住民だけが、潤う構図だ。 しかし、「国は東京電力福島第一原発事故の後、核燃料を1回使って捨てるより再処理する方がコストが高いという試算も示している。」(本文)・・・なんということだろう。再処理(プルサーマル)するほうが、より高くつくそうだ。 中曽根康弘以後の日本で、どれだけ巨額の公金が、この原発路線に投じられてきたか・・・を考えると、壮大な暴挙には、唖然とするほかない・・・・ 皆さんは、どう思われるか? (はんぺん)―――――――――――――――――――――――――――――――――
2020.06.21
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もうだいぶ前の話だが・・・反原発グループの仲間たちと一緒に、現地を訪れたことがある。ここに出てくる古和浦地区の小倉紀子さん夫婦から、古和浦を含む近隣(周辺漁村)住民の闘争の説明を受けた。 住民間の亀裂、対立に、中部電力の罪は、限りなく重い・・・と認識した。 また、原発予定地(芦浜)まで、歩いて山を越え、浜辺(予定地)に出た。参加者たちは、(この自然を壊すのか・・・)という思いを共有できたと思う。 「紀子さんが嫌がらせに苦しんだ『「古傷』は20年たっても、癒えることがない。推進派にいた住民とは、今でも会話どころか、あいさつすらしないという。」(本文)・・・・・・ 原発は、全国各地で、住民間の対立を招いた。賛成・反対で地域は、荒れ狂い、人間関係を破壊した。 電力会社は、そのことには、見て見ぬふりを続けて今に至る。 利益にしか目がいかない企業の論理、資本主義社会の現実を突きつけている。 人間の愚かさは、想像力不足だ。2011年のフクシマ原発事故が、起きるまで、多くの(金)に目がくらんだ人々は、原発の「安全神話」に騙されて(あるいは、だまされるふりをして)原発推進派に合流したモノだ・・・ 「トイレなきマンション」の原発に、我々の莫大な税金が投入された。(原発利権村)が、維持されてきたのだ・・・・そして起こるべくして、事故は起きた。 その傷も癒されない中で、またぞろ、(ソフトな安全神話)が、現れている。 (参考) 日本原子力村の雇われ芸人・石坂浩二の哀れ,原発推進の宣伝マンとして毎年出場してきた愚の骨頂 https://socialsciencereview.hatenablog.com/entry/2020/03/07/072438 皆さんは、どう思われるか? (はんぺん) -------------------------------------------------------------------- 芦浜原発、白紙撤回から20年。 残った美しい海、「古傷」は癒えず (取材考記) 2020-5-22
2020.06.08
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最後のツケは、国民多数に回される・・・いつもバカを見ているのは、高い、高い電気料金を支払いを押し付けられてきた消費者・国民だ。 いつまで、電力独占資本に、だまされ続けるのだろうか? だました電力会社が悪いのか? だまされた消費者・国民が悪いのか??? あなたは、だます側に入る? それとも、だまされる側に入る??? 羊のように、文句も言わず、搾り取られ続けるか? あなたの人生は、それで良いのか? 皆さんは、どう思われるか? (はんぺん)―――――――――――――――――――――――――――――――デブリ処理準備に1.3兆円。 福島第1、総額は「想定困難」と東京電力発表 2020-3-30
2020.04.02
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何度も言ってきた。「過ちを改めざる、これを過ちという」 リベラルたちの(見て見ぬふり)を批判してきた僕としては、この小泉純一郎氏の(自己批判)に、胸のすくような思いだ。 もちろん、彼の業績には、プラスも、あれば、マイナスもあるだろう。 目につくのは、あの2002年9月の日朝首脳会談だろう。独裁者・金正日は、「拉致」を条件付きで認めたのだ。(自分の知らないところで、情報機関がやった)という理屈をつけて・・・ これで、北朝鮮の国家的犯罪が、明るみになった。社会主義、全体主義の醜悪さが見せつけられた。またもや、(社会主義幻想)を打ち破ることになる。 日本のリベラルたちにとっては、できれば(見たくない光景)だったと思う。土井たか子(元社会党委員長)は、「北朝鮮が、拉致するはずがない」と言い切っていたのだから・・・ 僕たちの時代は、大きく価値観の変化の激しい時代だ。(絶対化)で、過ちを犯し続けた事案を 真摯に振り返ることなくして、進歩は無い・・・ 皆さんは、どう思われるか? (はんぺん)―――――――――――――――――――――――――――――――小泉純一郎氏「だまされた私があほ」。姫路で講演 2019-7-10
2020.03.05
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人間に(完全)は無い。それは、(社会主義)を絶対化して、盲信した戦後リベラルの失敗を見ても明らかだろう。それでも、人間は(絶対)(完全)を求めるようだ・・・・・・ (原発の安全神話)に酔いしれた国民の多くが、大きな被害を被った。火力発電などと違って、原発災害は、破滅的だ。「起こってからでは、遅い」がゆえに、過ちを繰り返さないことが求められるが・・・(完全)では無い人間は、何度でも同じ過ちを繰り返す。この地上から、戦火の絶えることが無いように・・・何度でも、何度でも・・・ これは、取り返しのつかない原子兵器による戦争と同じで、世界のどこかで(必ず起こるであろう次の原発事故)・・・僕たちが消え去った後の、人間社会の暗い未来を、いつも考える。 完全では無い人間が、とてつもない破滅的な過ちを犯し、自らの文明を破壊する未来を・・・考える。 皆さんは、どう思われるか? (はんぺん)―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――原発を止めた裁判官が語る、運転停止を判断した恐ろしすぎる理由 2019-12-20
2020.01.22
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会長や社長連中が、受け取った金品の出どころは、我々の払ってきた電気料金だ。それが、原発の工事代金として、関電工事関連会社に支払われ、その(おこぼれ)が、彼らに(還流)されたという構図。 原発関連利権は、限りなく莫大だ。電気代が、積もり積もって巨額に膨れ上がるが、それらが関連自治体、関連企業にばらまかれる・・・そう、バカを見るのは、決まって国民(消費者)だ。 現代社会では、電気無しでの生活はできない時代。ツケを払わされるのは、電気を使わざるを得ない国民(消費者)。逃げも隠れも出来ない国民(消費者)。 そして、その国民は、マスコミを牛耳ってきた原発企業、電気事業者の垂れ流す「安全神話」などに、騙されやすく、原発事故で、散々な目にあって・・・まだ、懲りずに騙され続けている。 かくて、富者は、富み続け、貧者は、ますます貧することになる・・・ 皆さんは、どう思われるか? (はんぺん) ―――――――――――――――――――――――――――――――――― 「ちゃんとした会社」だと… (e潮流) 2019-10-10 竹内敬二
2019.10.14
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原発は、安価で安心なエネルギーだと吹聴してきた政府自民党や東京電力のウソが、フクシマ原発事故で、ばれてしまった。 この原発が、いかに莫大な金食い虫であるかを・・・いま、国民は、ひしひしと感じているはずだ。 「夢のエネルギー」という宣伝に、洗脳された国民は、いま、その罰(バツ)を受けているわけだ・・・これを(自業自得)という。 多くの洗脳された国民の多くは、各種の選挙で、原発を推進する政府自民党に投票してきたのだから・・・・ この放射能汚染水の問題は、これからも、膨大な資金を必要とするだろうし、我々の電気料金に上乗せされていく・・・各種の選挙で、原発を推進する政府自民党に投票してきた・・・その結果が、これだ。 原子力村で、甘い汁を吸い続けてきた奴らは、なんのお咎めもなしに、国民に、そのツケを回すことで、ぬくぬくと暮らしている。 だまされた国民が悪いのか? だました奴らが、ずる賢こすぎたのか? おそらく、その両方とも正解だ。 この問題は、我々の世代にとどまることはない。我々は、すでに子孫に対して、莫大なツケを遺してしまった・・・といえるのだ。 目先の利益(お金)に目がくらんだ人間の卑しさが、その原因だ。資本主義とは、もともと(お金が、すべて)の世界だから、理性が金銭欲に勝利することは、並大抵なことではない・・・・ 皆さんは、どう思われるか? (はんぺん)―――――――――――――――――――――――――――――――四面楚歌の韓国が持ち出す必殺技「福島第一原発の汚染水情報公開要請」で日本は窮地に 2019年8月18日
2019.08.28
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古里原発は韓国が指定する一級保安施設らしい。とすれば、いかに、警備体制が、疎かになっているのかが、証明されたということだ。 敵にとっては、原発は、最大攻撃目標の一つだ。 ここを破壊することで、放射能汚染を拡大し、国家機能マヒをもたらす。 そもそも、原発は、処理できない放射能廃棄物を どんどん溜めこみ、高価な電気料金のツケを国民に負担させる・・・・という諸悪の根源だ。 人類に莫大な負担を押し付けることで、関連業者(=原子力村)が、肥え太るというシステムが、続いている。 フクシマ原発事故では、国家に、莫大な損失を もたらしたが、ツケは、国民に向けられつつある。 そして、今また、「原発の安全神話」が、繰り返されようとしている。 人類は、どこまで、だまされたら、気づくのだろうか? 皆さんは、どう思われるか? (はんぺん) ――――――――――――――――――――――――――――――――――― (朝鮮日報は、韓国のメディアです) 一級保安施設の古里原発上空に2日連続でドローンが出現 2019-8-17
2019.08.24
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「喉元(のどもと)過ぎれば熱さを忘れる」という言葉があるが、「原発は、安全だ」「事故は起こらない・・・」という(安全神話)キャンペーンに、 多くの国民がダマサレテ・・・・(フクシマ原発事故)が起こった。 2011年の事故から、まだ8年しか経過していないのに、何と言うことか、またぞろ(安全神話)が、大手を振って、のし歩いているではないか!! ダマすほうが悪いのか?ダマされるほうが悪いのか? 「ウソも100回言えば真実になる」は、ナチスのヨーゼフ・ゲッベルスの 有名なフレーズだが、ダマされたワイマール憲法下のドイツ国民に対する批判にもなるわけだ。 人間というのは、「100回の嘘(ウソ)」には、実に弱いと言うことだろう。 戦前の絶対天皇制のもとでは、翼賛政治が国民を開戦に追い込んだ。 皇国史観という(ウソ)で、洗脳された国民は、悲惨な敗戦を経験することになった。 ウソの(安全神話)は、もちろん許せないが、さらに、原発から発生する危険な「高レベル廃棄物等」を、いまだ、人類は(処理)する技術を 持たずにいること、その危険な「廃棄物」を地下深くに、なんと10万年にわたり、「保管」するという妄想を もてあそんでいることは・・・ 常人のする(考える)ことではない!! 人間というのは、時には、恐ろしく現実性の無い妄想にのめりこめるものだなあ・・・と思った。 (藁をもすがる・・・)とは、このような事なのだろう。 誰が、10万年後の世界を想像できるのだろうか? そのツケを10万年にもわたる我々の子孫に、申し送りすることの無責任さを、誰も、見て見ぬ振りするばかりだ。 僕は、よく(人類の未来は暗い・・・)というが、それは、今も変わらない・ 皆さんは、どう思われるか? (はんぺん) ――――――――――――――――――――――――――――――――― マスコミの原発批判激減の裏に電力会社の広告漬け復活が! 関西電力、九州電力は広告費3倍増に 2019-3-12
2019.03.20
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東北大震災で、大被害をもたらした東京電力が、再生エネルギーの方向に目を向け始めたことは、一般的には、良いことだ。 電力事業は、昔から地域独占企業でありながら、営利主義の民間企業でもあり、国の莫大な補助金などの後押しの中、利益の見込める原発事業に注力してきたが・・・もともと、(安価でも無い、低コストでも無い、クリーンでも無いという真実)が、明らかになるにつれ、もはや、国民をごまかせなくなったものだ・・・・と思われる。 民間企業は、採算の取れる事業、儲かる事業には、(目が無い)し、独占企業などは、あらかじめ(利潤)が保障されているようなものだから、(おいしい)こと、この上なしだ。 地球環境の未来を考えると、温暖化の元凶の化石燃料による火力発電、処理不能の廃棄物を発生し続ける原子力発電は、許されない。 自然エネルギー利用促進が、正しい流れだと思うので、風力発電、太陽光発電、地熱発電、潮力発電、波力発電、バイオマス発電などは、どんどん推進してもらいたいと思う。 地球環境破壊に導くような、原子力、火力(石油・石炭・天然ガス)については、市民運動の力で、無くしていく努力が、喫緊の課題になっている。 皆さんは、どう思われるか? (はんぺん) ――――――――――――――――――――――――――――― 原発1基分の「洋上風力発電」計画…海底に土台 2019-1-2
2019.01.05
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「原発は、安い夢のエネルギーだ」と騙されてきた国民が・・・気の毒だ。 しかし、しっかり物事を考えれば、わかる話だった・・・がゆえに、自業自得なのかもしれない。 これから、この廃炉のために、莫大な税金が、湯水のように投入されることだろう・・・当然、(廃炉利権?)も発生するだろう。 汗水たらして税金を納めた国民がかわいそう? そんな政府に(投票した)国民の自業自得だろう・・・ 実際、反原発運動内部では、(コストが高くつく原発)は、常識だった。しかし、政府自民党の原発推進キャンペーンに、圧倒されていった・・・ 税金をふんだんに使う政府の広報宣伝活動に対して、論陣を張っての説得活動は、今の反原発派の力量では・・・無理だったのだと思う。 国民は、いつまで、騙され続けるのだろうか?・・・それは、国民が賢くならない限り・・・無理だ。 世界的に見て、日本の電気料金は、(高すぎる)ことで、有名だ。この原発の高い料金のツケは、国民に回される。踏んだり蹴ったり? それは、自業自得だ。 廃炉と言っても、まだ、その廃棄物をどう処分するのか・・・さえ決まっていない。こんな無責任な、政府自民党を選んだ国民の責任も、限りなく大きい。 地殻の不安定極まる火山国・日本の地下に、10万年間、埋設保管するそうだ。こんなでたらめが、まかり通るのが、人間社会だ・・・と思うと、地球の未来は、限りなく暗い・・・といえる。 皆さんは、どう思われるか? (はんぺん) ――――――――――――――――――――――――――――― 原子力79施設廃止に1.9兆円。費用は国民負担、機構が試算 2018-12-26
2018.12.31
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原発を輸出しようとしている安倍政権は、日本の将来・子供たちの未来を暗いものにすることになる。 同時に、多くの人が懸念するのは、処理できない放射性廃棄物の存在だ。 いつまでも危険なものを、今後、超長期間、抱え込まなくてはならない。 どうするのか? 無責任な政治家たち、原発企業家たちのことを考えると、怒りを覚える。 もちろん日本だけではない。世界中で多くの原発が稼働されている。 莫大な放射性廃棄物が、処理のあてもなく、貯めこまれ続けている。 この問題は、党派を超えて、声を上げるべきだと思うが・・・ (はんぺん) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 小泉元首相らが「原発ゼロ法案」発表。立憲と連携の考え 2018-1-10
2018.01.18
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原発は、地震や津波などによるリスクも問題だし、最大のリスクは、放射性廃棄物という猛毒についての処理技術が解決されていないことだろう。 昨年、12月13日、四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)について、広島高裁(野々上友之裁判長)は、運転を禁じる仮処分の決定をした。 僕は、もちろん原発再稼働には、大反対で、この訴訟を支援してきたが、今回の決定には、ちょっと強調したいことがある。 高裁の決定では、「伊方原発から約130キロ離れた阿蘇山など火山の影響を重視。」そして、「160キロ先に火砕流が到達した約9万年前の過去最大の阿蘇噴火の規模を検討した。」とのことだ。しかし、火山噴火(火砕流など)リスクよりも、まだ、地震リスク、津波リスクのほうが、高いことは、誰の目にも明らかだろう・・・ しかし、問題は、それ以上に、そもそも放射性廃棄物の問題が、まったく解決されていないことが、決定的ではないのか?? フィンランドでは、高レベル放射性廃棄物を半永久的に地中に埋める最終処分場の建設が進められている。複数のトンネルで構成するこの施設の名前は「オンカロ(Onkalo)」。フィンランド語で、洞窟という意味らしい。 日本とは比較にならない硬い岩盤の地下およそ520メートルの深さまでトンネルを掘り、そこで、なんと10万年もの間、危険極まりない放射性廃棄物を超長期保管するという。この小さな島が、10万年後にはどうなっているのか?そして、その時にそこに誰が住んでいるのか? 10万年という期間は、我々の想像をはるかに超える。これは、とても人間の仕業(しわざ)とは、思えないのだ。 このバカげた爆弾のツケを、後世の人類に、申し送りするという愚かさ・・・これは、人類に明るい未来は無い・・・ということを示して余りある。 未来の無い原発を、目先の利益、原子力ムラ(原子力発電を巡る利権によって結ばれた、産・官・学の特定の関係者によって構成された特殊な社会的集団)の利権擁護に走る安倍政権の原発輸出は、狂気の沙汰だということだ。 皆さんは、どう思われるか? (はんぺん) ――――――――――――――――――――――――――――――――――― <原発輸出>英で新設、政府債務保証。 大手銀など1.5兆円 2018-1-3
2018.01.13
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韓国大統領、新古里原発5、6号機の建設再開を表明 2017年10月26日
2017.12.28
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福島メルトダウンの隠された真実~2011年3月18日付アメリカ極秘レポート 2016-1-24
2017.12.26
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このツケは、我々消費者に回される・・・どこまでバカにされるのか? 死ぬまで騙され続けるのか? 原発は安い?・・・原発は安全?・・・ウソコケ! 原発利権に拝跪した安倍政権の無責任さには、言葉も無い。 また事故が起きなければ、日常性に埋没してしまう人間の悲しさ! を痛感するとともに、 我々には、救いが無いように思える。 アル・ゴア氏(元副大統領、環境活動家、1948年生まれの69歳)の奮闘を頭の片隅に思い描きながら、 同じ年代の僕には、真似できないと・・・悲観的になる自分がいる。 皆さんは、どう思われるか? (はんぺん) ―――――――――――――――――――――――――――――― 原発で使うMOX燃料の価格が約5倍に。1体10億円超に 2017-12-17 テレ朝 news 原発で使うMOX(プルトニウム・ウラン混合酸化物)燃料の価格が、1体あたり10億円を超え、 最も安かった頃に比べて約5倍に高騰していることが分かりました。 MOX燃料は使用済み核燃料を再処理して作ったウランとプルトニウムの混合物です。 貿易統計などによりますと、1999年に東京電力が輸入したMOX燃料1体の価格は、約2億3000万円でした。 その後、値上がりを続けて今年、輸入したのは1体10億円を超え、最も価格が低かった時期と比べて 約5倍となりました。 MOX燃料は加工が難しいため、製造を海外メーカーに任せているため、価格が高騰したとみられます。 原発で通常のウラン燃料だけではなく、MOX燃料も使うプルサーマル発電は関西電力高浜3、4号機と 四国電力伊方3号機で行われています。
2017.12.23
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日本テレビは削除した小泉元首相の登場場面を放送すべき。米国の訴訟で福島の“闇”暴く 2017-11-7
2017.11.11
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核のごみ処分。「トイレなき原発」直視を(朝日社説) 2017年7月31日 朝日新聞https://digital.asahi.com/articles/DA3S13064229.html 原発の使用済み燃料から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分地について、政府が「科学的特性マップ」を公表した。 火山や活断層、地下資源の有無など自然条件から全国を「好ましい」と「好ましくない」に大別しつつ4区分した。住まいや故郷がある市区町村が気になって調べた人もいるだろう。 ひと安心、心配、警戒……。国土全体の6割もが「好ましい」とされただけに、「私の所は関係ない」と、ひとごととして受け流したかもしれない。 ■ひとごとではなく マップが問いかけることを、改めて考えたい。 日本で商業原発の運転が始まって半世紀がたった。抱える使用済み燃料は2万トン近い。 その燃料から出る高レベル放射性廃棄物は、放射能が十分安全なレベルに下がるまでに数万年~10万年を要する。 だから、地下300メートルより深い地層に運び込み、坑道を埋めてふさぎ、ひたすら自然に委ねる。それが政府の考える最終処分だ。 人間の想像力を超えた、途方もない未来にまで影響が及ぶ難題だが、避けては通れない。にもかかわらず、処分をあいまいにしたまま原発が生む電気を使い、恩恵だけを享受してきた。 原発が「トイレなきマンション」とたとえられるゆえんだ。 いつまでも先送りはできない。マップは国民一人ひとりにその重い現実を突きつける。 調査受け入れの公募が始まったのは2002年。07年には高知県東洋町が手をあげたが、住民の反発で撤回した。政府は2年前に閣議決定した新たな基本方針で「国が前面に立って取り組み、調査への協力を自治体に申し入れる」とうたっている。 しかし、根本的な疑問がある。いまの原子力政策の維持・継続を前提に、最終処分地問題を進めようとしている点だ。 ■脱原発の道筋を 使用済み燃料を再処理してプルトニウムやウランを取り出し、燃料に使う。残った廃棄物をガラスで固め、最終処分地に埋める。これが核燃料サイクルの概要である。 しかし、サイクル事業の破綻(はたん)は明らかだ。1兆円超をつぎ込みながら、失敗続きで廃炉に追い込まれた高速増殖原型炉「もんじゅ」がそれを象徴する。 最終処分地が決まったフィンランドやスウェーデンは、使用済み燃料をそのまま廃棄物として埋める「直接処分」を採用している。日本も現実的に対応していくべきだ。 そして、原発を動かせば使用済み燃料も増えていくという事実を直視しなければならない。 マップができたとはいえ、最終処分は候補地が見つかっても調査だけで20年程度かかるという。使用済み燃料をできるだけ増やさないために、並行して脱原発への道筋を示すことが不可欠である。 処分すべき廃棄物の量の上限を定め、それ以上は原発を運転させないという考え方は検討に値する。原発を守るために最終処分地を確保するというのでは、国民の理解は得られまい。 経済産業省と原子力発電環境整備機構は今後、「輸送面でも好ましい」とされた海側の地域を中心に対話に取り組み、調査の候補地探しを本格化させる。 注文がある。最終処分地を巡って想定されるリスクや不確実性を包み隠さず説明する。そして、経済面の恩恵や地域振興と引き換えに受け入れを迫るような手法をとらないことだ。 ■過去の教訓に学べ 経産省と機構は、マップ公表に先立つ一般向け説明会などで「(廃棄物を地中に埋める)地層処分は技術的に確立している」と繰り返し、10万年後のシミュレーション結果を示しながら安全性は十分と強調した。 だが、万全を期してもリスクはゼロにはならない。 「安全神話」から決別することが、福島第一原発事故の教訓だ。 欧米と違って日本列島は火山や地震が多い。最終処分に関して日本学術会議は12年、「万年単位に及ぶ超長期にわたって安定した地層を確認することは、現在の科学的知識と技術的能力では限界がある」と指摘した。 調査を受け入れる自治体には、最初の文献調査で最大20億円、次の概要調査では最大70億円の交付金が入る。自治体にとって魅力的な金額だろう。 かつての原発立地では、受け入れと引き換えの交付金が地元にさまざまな功罪をもたらした。廃炉まででも100年以内に一区切りつく原発と比べ、最終処分地の受け入れは数万年先という遠い将来の世代にかかわる重い判断となる。一時的な経済メリットで誘導するのではなく、納得を得る努力を尽くすことがますます大切になる。 処分地選びは原発政策と切り離せない関係にあり、政策への国民の信頼がなければ進まない。福島の事故で原発への信頼が失われた以上、政策の抜本的な見直しが欠かせない。
2017.08.08
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「石棺」の崩壊まで、わずかしか時間が無い中、計画に18年、建設に7年かけて、チェルノブイリの石棺を覆う「アーチ」が、とりあえず完成した。 これは、その記録だが・・・。その場しのぎにしか過ぎない。いつか、また、「崩壊の危機」に直面することは、100%という現実! 人間の愚かさの象徴というわけだ。 (はんぺん) ――――――――――――――――――――――――――――――――― チェルノブイリ “鋼鉄シェルター・プロジェクト”のすべて NHKスペシャル(48分 動画) https://www.youtube.com/watch?v=uKIHPz46BIA
2017.08.07
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コントロールできない福島原発処理の経過を見れば、絶望的にならざるを得ない現実がある。 にも拘らず、脱原発よりも、推進しようとする国のほうが多いというのが、人類の直面する危機だ。 人間というのは、そういう救いようのない愚行の果てに、死に絶えていく動物なんだと思う。 (はんぺん) ――――――――――――――――――――――――――――― 世界の原発、新増設続く=450基、「脱」は少数派 2016-12-26
2016.12.26
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化石燃料は高い、原発は安い・・・という「ウソ」が、長い間、恥ずかしげもなく述べられてきた。フクシマ原発被害の賠償費用が、いかに莫大になったかを見れば、結論は出ている。長い将来に渡って、その「ツケ」を、我々は、後の世代に残してしまったことになる。 経済的被害だけではない。健康被害も、これからも、ずっと続く。その責任を、だれも取ろうとはしない。これは、人間のすることではない! と、断言できる。 そして、いままた、政府自民党は、原発を再稼働しようとしている。これも、人間のすることではない。 安倍内閣の支持率が60%に達すると言う。そして、その自民党は、選挙のたびに大勝する。そんな自民党を選ぶ国民は、・・・人間のすることではないことを、している! (はんぺん) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー原発がない国ニュージーランドの電力事情
2016.12.17
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1986年のチェルノブイリ原発事故に、我々は目を奪われがちだが、その30年近く前に起こってしまった「ウラルの核惨事」は、冷戦下、国民には知らされず、多くの被害をもたらした・・・ということで、忘れてはならない。旧ソ連では、このほかにも、多くの原潜事故、原発災害が、隠蔽されていることがわかっているが、明らかにされているのは、ほんの一部に過ぎない。 (はんぺん)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー1957年の事故から32年も隠ぺいされていた「ウラル核惨事」の恐怖 チェルノブイリ事故の前に起こっていた核施設の事故。しかし、この事故は32年も隠ぺいされていた。
2016.09.23
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(コンクリートなどで覆って70メートルより深い岩盤内に少なくとも10万年間は埋める必要がある)・・・バカなことを言うな! 10万年間、先のこと、一体誰が管理するんだよ? 馬鹿げたことを考える愚かな人間たち・・・これも無責任の極みだ・・・ 人類の未来は、限りなく暗い・・・ (はんぺん) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 制御棒処分、70m以深 国の管理10万年 規制委方針 2016-9-1
2016.09.01
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原爆は、核分裂反応を瞬時に起こすことにより、破壊的なエネルギーを作り出すという。 原子力発電所は、その核分裂反応を少しづつ、「制御」しながら、引き出すエネルギーを電気に転換するという。 原爆と原発は、もともと同じ原理だ。「制御」できるという、人間の慢心が、スリーマイル、チェルノブイリ、フクシマ、その他、地球規模の大災害を招いた。 原発神話に、ダマされて、人類破滅の道を突き進む我々の世界には、希望は無いように僕には、思える。 皆さんは、どう思われるか? (はんぺん)―――――――――――――――――――――高浜原発は引き続き運転できず 大津地裁、関電の申し立て却下 2016-6-17
2016.06.17
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もんじゅの「新運営主体ありえぬ」、市民検討委が独自提言 2016-5-10
2016.05.12
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原発事故の解明も無いまま、再稼働を狙っている安倍晋三は、僕には、悪魔の顔に見える。再び、使い古された「安全神話」を持ち出し、また「日本の原発は、安全だ、安全だ!」と叫んでいるからだ。 格納容器の底を突き破って、溶け出して固まった高レベルの原発燃料の「在りか」さへ、わからないというのに・・・・ この男(安倍)は、狂っているとしか、言いようがない。 (はんぺん) ------------------給食のタケノコご飯から基準超のセシウム 宇都宮の小学校 2016-5-11 。
2016.05.11
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原発の再稼働を強行する安倍晋三に読ませた。放射性廃棄物の最終処分のめども立たない現実。金儲けに狂奔する東電・関電などの電力資本 、結局、そのツケは、国民が支払うことになっている。これほどの金食い虫は、無いだろう。国民は、いつになったら、覚醒するのだろうか?あと、何回、フクシマを経験しなければ、ならないのだろうか?未来の世代に、無限とも思える負債を残して、恥ずかしくないのだろうか?その現実が、未来を限りなく、希望の無いモノにしている。 (はんぺん) -------------------------------汚染された村、時止まり森に チェルノブイリ事故30年 2016-4-24
2016.04.24
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「忘災」の原発列島、 熊本地震、それでも原発再稼働か・・・ 2016-4-22
2016.04.23
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日本政府、失敗に終わった“核燃料サイクル”に12兆円投入 2015.11.17
2016.04.18
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[インタビュー]日本政府が核燃料再処理にこだわるのは安保上の理由から 2016.04.18
2016.04.18
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(映画の紹介) 放射線を浴びた「X年後」
2016.03.31
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便利ではあるけれど、それだけ、膨大なエネルギーを消費し、温暖化の原因にもなっていることも指摘すべきだろう。 人民中国では、エネルギー確保のため、危険な原発をこれから、どんどん量産していく予定だ。処理できない危険な核廃棄物が、どんどん地球上にたまっていく・・・ どこか、狂っているとしか、言いようがない・・・ 皆さんは、どう思われるか? (はんぺん) --------------------------------- これが日本人の発想か・・・日本人は「何でも自動販売機で売る」=中国 2016-03-25
2016.03.31
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チェルノブイリでは、現在もなお、原発から半径30km以内の地域での居住が禁止されるとともに、 原発から北東へ向かって約350kmの範囲内にはホットスポットと呼ばれる局地的な高濃度汚染地域が約100箇所にわたって点在し、ホットスポット内においては農業や畜産業などが全面的に禁止されている。 事故当時、共産党中央委員会政治局会議(当時のソ連の最高意志決定機関)で原発担当大臣がゴルバチョフ書記長などに対し「大丈夫です」と述べたため対策が遅れた。 しかも、当局は、事故を隠蔽しようとしたが、周辺諸国の疑惑追及に、抗しきれなくなって、しぶしぶ認めたという経過がある。 あの、中国の高速鉄道事故(落下した車両を掘った穴に埋めた)と、全く同じ隠蔽のパターンだ。責任追及も、なされていない。 なぜ、国民がいつも、犠牲になるのか? そしてまた、安倍自民党政権は、懲りもせず、原発再稼働を目指している・・・ ------------------------------------四国電、伊方1号機廃炉を決定=来年で運転40年―3号機は使用前検査申請へ 2016-3-25
2016.03.25
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人間は、アホなことを、いつまで繰り返すのだろうか? 事故から30年経過というが、今回は、崩れ落ちて放射能漏れが危惧される石棺を覆うシェルターで間に合わせただけで、「あと100年封印」どころか、何百年?も・・・高度な汚染レベルのため、廃炉作業自体が、まだ始まっていない・・・・莫大な費用がかかるだろう。 猛毒のプルトニウムの半減期が2億4000年 ウラン235が7億年、ウラン238が45億年である。原発の再稼働などという、恐ろしいほどの愚行を、再び安倍自民党政権は繰り返そうとしている。 救いようの無い人間たちだ・・・・ (はんぺん)人間の愚かさの象徴として、存在し続けるチェルノブイリ原発。(原発は、安全で、安上がりだ・・・)と、大ウソをつき続けた自民党。その甘い言葉に騙されて、人生を失ったり、変えられたりした国民。 いつものパターンが、繰り返されている。国民自身が、学び、目覚めることなしには、未来は暗いといえる。 権力者は、国民が学ぼうとせず、無知であり続けることを願う。権力者は、国民が目覚めることを、一番恐れるのだ・・・・―――――――――――――――――――――――――――――――――チェルノブイリ、あと100年封印 新シェルター公開 2016年3月25日 朝日新聞史上最悪の原発事故から来月で30年を迎えるウクライナのチェルノブイリ原発で23日、建設の進む「新シェルター」が報道陣に公開された。 事故で爆発した4号機をコンクリートで覆った「石棺」の老朽化がひどく、巨大なかまぼこ形の新シェルターで石棺を丸ごと覆って放射性物質の飛散を防ぐ計画。 年内にもレールで移動させ、ようやく廃炉作業の準備にたどりつく。資金を拠出している欧州復興開発銀行(EBRD)が各国メディアに公開した。 新シェルターは2012年に本格着工。鋼材などでつくられ、高さ109メートル、幅257メートル、長さ162メートル。重さは東京スカイツリーに匹敵する約3万6千トン。建造には最終的に15億ユーロ(約2千億円)かかる見込み。内側では鋼材をつなぐ作業が続き、鉄をたたくような「ガーン」という音が時折響いていた。 4号機は1986年4月26日、試験運転中に爆発。火災も起き、10日間で東京電力福島第一原発事故の約6倍の放射性物質を放出した。直後の消火活動で30人以上が死亡。周辺は今も立ち入りが制限されている。 新シェルターは、地震や竜巻にも耐えるように設計され、今後100年間の封じ込めをめざす。ただ、石棺の解体など廃炉作業の具体的なめどはたっておらず、維持管理の資金面でも不安が残る。 ウクライナ環境・天然資源庁のハンナ・ブロンスカ長官代理は記者会見で、資金について「(外国などから)もらえるだけ欲しい」と話した。 (チェルノブイリ〈ウクライナ北部〉=小坪遊)
2016.03.25
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2011.3.11東北大震災のあと、遅々として進まない政府の復興施策について、怒りの告発 (衆院厚生労働委員会での東大・児玉氏の参考人意見) 事故後、4か月強、経った時点での、当時の状況・・・・・・・ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 2011.07.27 国の原発対応に満身の怒り - 児玉龍彦 YouTube (動画16分) https://www.youtube.com/watch?v=O9sTLQSZfwo
2016.03.20
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原発事故から5年経ったが、まだ、溶け落ちた核燃料がどこにあるのかさへ、わかっていない。この状態で、「世界最高の安全基準」があるから再稼働すると自民党政権は言う。これは、またまた「安全神話」の焼き直しにすぎない。これで、また、国民は、ダマされていくのか?それとも踏みとどまるのか? 普通の頭を持っていれば、わかるハズだ。下の記事の「賠償費用」、最終的に、税金や電気代の値上げで、国民全部が払わされていくことになる。原子力発電が、いかに高価なものであるかが、わかるというものだ。それでも、危険な原発再稼働に、あなたは、賛成しますか? (はんぺん)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー重み増す東電の「十字架」膨らむ賠償費用、増え続ける汚染水
2016.03.12
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放射性廃棄物、海底下も処分場候補に…経産省 2016年01月25日
2016.01.31
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あたりまえの結果だ。中間処理施設が、地元にとって良いことなどは、一つも無い。危険なものを、金の力で、強引に押し付けても、何ら問題は解決しない。人が、半永久的に住めないことが明らかなフクシマ原発敷地内に埋めるしか、解決策は無いだろう。こんな途方もない災害をもたらす危険な原発を、自民党は、また再稼働させようとしている。アホか、お前は!!!自民党!!! (はんぺん)------------------------------------------------------------------------------------福島第1原発事故 指定廃棄物処分場建設 宮城3候補地「返上」 処分場計画「先見えず限界」 2015年12月14日
2015.12.14
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無防備すぎる日本の原発と「核テロリズム」の危険性=不破利晴 2015年12月6日
2015.12.08
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放射能は、目には見えない。しかも、その影響は、遅れて出現することが多い。放射線により、人体内の細胞遺伝子が壊されていくスピードは、様々な条件によって違うからだ。そのため、因果関係が、わかりにくい。それが、原発推進派の狙い目だ。彼らは、そのがんは、放射能が原因ではない・・・とうそぶくのだ・・・・皆さん、ダマされないで・・・自分の頭で考えよう。洗脳されたら、おしまいだ。 (はんぺん)--------------------------------------------------------------------------<福島県>甲状腺がん9人増 2巡目で計15人…18歳以下
2015.12.01
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東電のズサンな、やり方には、本当に腹が立つ。フクシマの反省の跡が、まったく見られない。多くの人々の不幸の根源となった責任の重大性が、まったく理解されていないと思う。今度、大事故が起きても、また、責任逃れに汲々とするであろう彼らを見ていると、この国民は、気の毒な、かわいそうな国民だと つくづく思う。しかし、彼ら自民党政権を選挙で選んできたのは、多くの国民なんだから、自業自得というか、アホな国民だとも言える・・・・我々のことだが・・・・・・ 皆さんは、どう思われるか? (はんぺん)----------------------------------------------------------------------------柏崎刈羽全7基で違反=原発安全系ケーブル1000本超―東電
2015.12.01
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この論文の結論には、承服しがたい内容がある。しかし、日本が手を引いた後の世界の原発を、中国が席巻する状況を想像すると戦慄が走る思いになる。「民主国・日本」ですら、巨大事故は起きた。「一党独裁・中国」での原発事業が、どれほどの脅威をもたらすものか? 想像力を超えてしまう!! この論文の結論(有り余る慎重さをもって、執拗に原発技術の開発を続けていく)が、何の解決にもならないことは、明らかだ。日本の原発政策が、どういう方向に進むか・・・とは関係なく、中国の原発開発路線は、推進されるだけのことで、それは、だれにも止めようが無いから!!!そして、人類の存続にとって大いなる脅威である「死の灰」は、処理されることなく、どんどん溜まり続ける。 今の僕たちにとっては、僕たちの死後の世界は、見て見ぬ振りで、やり過ごすしかないのだろうか?それとも、何か、後の世代に申し送っておくべきなのだろうか??考えたくないことが、横たわっている・・・皆さんは、どう思われるか? (はんぺん)--------------------------------------------------------------------------中国第三世代原発「華龍1号」の実力、英国進出で「日本を焦らせた」急成長に差す影
2015.10.28
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昨日、マスコミ黙殺の映画「天空の蜂」を、八尾MOVIXで、観てきた。上映中・・・おススメです (はんぺん)この映画は、かっての「東京原発」と同じように、無視されつつある。-----------------------------------------------------------------------東野圭吾が告白していた“原発タブー”体験! 原発テロを扱った公開間近の東野原作映画『天空の蜂』は…TOCANA 2015-9-1 原発のない社会をめざして先日、山本太郎議員が国会で「川内原発にミサイルを撃ち込まれたら最大でどの程度の放射能放出を想定しているのか」と質問するなど、最近、原発について、事故だけでなくテロや攻撃対象になる危険性が指摘されるようになった。そんななか、“原発テロ”を舞台にしたある映画が注目を浴びている。売れっ子作家・東野圭吾原作の映画『天空の蜂』だ。物語は自衛隊の巨大軍用ヘリコプターが“テロリスト”に乗っ取られたところから始まる。ヘリは大量の爆薬を積んだまま、福井県の高速増殖炉「新陽」の真上へ。そして、日本政府にテログループから現在稼動中や建設中の原発を全て停止しろ、さもなくば巨大ヘリを「新陽」に墜落させる、という脅迫状が届く。“原発とテロ”問題だけでなく、今年4月の官邸ドローン事件も想起させられるが、そうした衝撃的内容に加え、映画は『本格冒険科学映画 20世紀少年』や『トリック劇場版』を手掛けてきた実力監督の堤幸彦がメガホンを取り、出演は江口洋介、本木雅弘、綾野剛、向井理、仲間由紀恵など人気、実力ともに定評のある豪華キャストばかりだ。9月12日公開を控え、6月22日には完成報告会見が、そして8月20日には完成披露プレミア試写会が行われ、監督はじめメインキャストが揃い舞台挨拶が行われた。しかし、これだけ話題性が高い映画にも関わらず、マスコミの扱いは意外に小さいものだった。「メディアが話題にしたのは江口の妻・森高千里の“美脚”話や、作品のラブシーン、そしてアクション場面ばかりが強調され、肝心の原発やテロといった内容については、きちんと取り上げられることがあまりなかった」(映画評論家)それでも紙媒体メディアは会見や試写会などの様子を報じたが、テレビの情報番組は現在まで、この映画のことをほとんど取り上げていない。この状況をみて、ふと頭をよぎったのが、東野圭吾が原作小説『天空の蜂』を発表したときに体験した状況だ。小説『天空の蜂』(講談社)が発表されたのは今から20年前の1995年のことだが、それから10年ちょっと経った2006年、東野自身が「野性時代」(角川書店)06年2月号の特集「東野圭吾のすべて」のなかで、こう語っている。「これ(『天空の蜂』)はストーリーを思いついてから本が出来上がるまで五年くらいかかりましたね。その間に原子力発電所のことだとかヘリコプターのことだとかをいっぱい取材して、勉強しました。(中略)まさか東野がこんなものを書くとは思わないだろうという気持ちで、自信を持って送り出した作品なんですが……、まるで無反応でしたね。この作品はね、本当に自信作なんですよ。なのに無反応だった。そのときに確信したのは、いいものを書いたからといって売れるわけじゃないな、というのがひとつ。もうひとつはね、これ明らかにわざと無視されたな、ということ。何が理由かはわからないけど、これに関してはわざと黙殺されたなっていう気がしました。それは妬みだとか勘違いだとか言われるかもしれないけれど、自分としては、おそらくそうだったんだろうなと思ったんですよね」東野は、直接的な言葉こそ使っていないが、明らかに『天空の蜂』が“原発タブー”によって黙殺されたことを示唆しているのだ。たしかに、同作が出版されたのは福島原発事故のはるか前であり、強固な原発タブーがメディアを覆っていた時代だ。マスコミは電力会社から巨額の宣伝広告費をばらまかれ、原発を批判することが御法度となっていた。「安全神話」が堂々とまかり通り、原発の危険性を指摘しそれをテーマにした作品を発表すると“無知”“非科学的”“変人”と批判され、メディアから排除されかねない状況にあった。だが、小説『天空の蜂』には、原発の危険性や高速増殖炉の問題、そして放射能被害の不透明さ、反対派への陰湿な嫌がらせなど、原発を推進する電力会社や政府が嫌がるようなシーンがいくつも描かれていた。いくら売れっ子作家の東野であっても、マスコミが抱える強固な原発タブー、電力会社タブーを打ち破ることはできず、同作は完全に黙殺されてしまったのである。もちろん映像化なんてありえないことだった。実は今回の映画化にあたって東野は「映像化など絶対に不可能だと思ってまいりました」とコメントしていたが、それはたんに技術的な意味で言ったのではないはずだ。そして、原作発表から20年、福島原発事故が発生し、『天空の蜂』はようやく映画化されたが、メディアの扱いの小ささ、原発問題を避けるような不自然な紹介の仕方を見ていると、原発タブーはけっしてなくなってはいない。それどころか、かつての強固な姿に復活しつつあるのではないかという気がしてくる。実際、原発事故から4年、安倍政権によって原発再稼働が本格化するのと軌を一にするように、電力会社や原発ムラの広告・宣伝費も少しずつ増額し、さまざまなかたちでメディアに金がばらまかれるようになった。それとともに、原発批判は消え、その危険性を指摘することが反社会的な主張であるかのような空気がこの社会に広がっている。さすがに『天空の蜂』のようなフィクションまでが自主規制されるというようなことはないと思うが、国民はメディアの動きを注視しておく必要がある。このままなし崩し的に日本の原発を再稼働していいのか、エネルギーを原発に頼っていいのか。またぞろ亡霊のように出現した「安全神話」を信じていいのか。それを選択するのは、政府でも電力会社でもなく私たち国民なのだ。 『天空の蜂』で描かれていることは、現実に私たちに突きつけられているテーマでもある。
2015.09.16
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【大切な人に伝えてください】小出裕章さん『隠される原子力』 http://www.youtube.com/watch?v=4gFxKiOGSDk
2015.08.02
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そもそも、原発の再稼働は、明らかに間違っている。なぜなら、我々は、まだ放射性廃棄物の処理すらできていないわけだから。 そんな危険なもの出し続ける原発は、確実に子孫に大きな負担を押し付けることになる。子孫に対して恥ずかしくないのか!!!というのは、だれでも考えることだ。その結果、世論調査が明らかにしているように、多くの国民が、再稼働に反対している。国民の意見に逆らって、なぜ政府自民党が、再稼働を強行するのか・・・・それは、原子力村からの莫大な利権があるから・・・・次の世代に「核のゴミ」を押し付けて、平気な顔をしていられるわけだ。その自民党を選挙で選んだのは・・・悲しいかな、もっとも被害を受ける国民である・・・まさに喜劇である!!!-----------------------------------------------------------------------------------山本太郎「原発がミサイル攻撃されたら?」 「国会質問」機にネットで大反響 2015-7-30
2015.08.01
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