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【平成13年8月4日】子宮頸癌円錐切除


癌宣告初体験。。。自分が早期と言えども【癌】だなんて…。
2、3ヶ月前からおりものが茶褐色で臭いもありかゆみもあり、明らかにおかしかった。
2年前、旦那が浮気した時に浮気相手から【カンジタ】を移され、それが私に移り医者に通った事があり、また再発したのだろうと軽い気持ちで産婦人科に行った。
『カンジタですよ。』の言葉が当たり前と思っていたのに、遥に自分の解釈からは遠い【癌】。
ドラマなんかで描く闘病を想像し、【死】も考えた。子供たちの顔が浮かぶ…。
結果を聞き私よりも母の方がショックが大きかった。
しかも、私が【離婚をする】時に今度は【癌】を突きつけられた。自分の娘が、一気に不幸へと落ちていく。それを見なければいけない母の目には毎日涙があった。そんな、母を見るのが私も辛かった。
母は看護士。きっと、それまで見てきた患者の闘病や苦労を私にも味あわせる事になるのが辛かったんだろうな。
母とは『全摘』か『円錐切除』かでかなりもめた。
私は、離婚したらいづれは再婚したい!という気持ちが強かった。
再婚した時に、その人の子供を産みたいという気持ちも強かった。
子宮を残す事を絶対譲らなかった。
よく、『もう2人もいるし…』という人もいたけれど、
体に対して『使い終わった』という部分は生きている限りないと思った。
ドラマでよくみる『抗がん剤』をしなければいけないなら、自殺しようとも思った。あんな辛い治療を…。
けれど本当に早期だった為、手術後の治療は何にもない。
手術も日帰り。
それが、【癌】を甘く考えてしまう。





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