コンファレンス1日目


「UN=US?」
「What future for Palestina?」
「End the Occupation of Iraq」
1セミナーにつき、約2時間。
1時間休憩があり、色んな会場で色んな問題が見れたけど、私が選んだのは
この3つでした。

本当は一番参加したかったセミナー、
「Women in South Asia, Middle East and Europe resisting patriarchal
and religious-based violence」

それは果たして宗教や文化なのか、ジェンダーなのか
その兼ね合いが難しく、判断をできない私は、このセミナーに参加したかったのですが・・・

セミナーが開かれる会場が、違う会場な事にぎりぎりまで気づかず、
気づいた頃には手遅れ。
見逃した(泣)

「UN=US?」
国連は合衆国か、というタイトルに惹かれ、参加。
とにかく、アメリカ批判。
どこかの国の偉い人もやってきて、アメリカについて
静かに批判していた。

「What future for Palestina?」
これはすごかった。
何がすごいって熱気がすごく、会場も一番大きいところで行われ、
パレスチナからのスピーカーの方も、3人ほど。
こっちの人の演説はやはりうまい。
聴講しながら泣いている人も何人かいて、
賛成の意を示すため、途中で何度も皆、拍手、指笛を吹いたりして、立ち上がる。

全てのセミナーにおいて、演説が終わってからは、質問や意見のある人は前に行き、マイクで発言をすることになっていた。
このセミナーでは、すさまじいほどの長い列ができており、
私はと言えば、ひたすら、国際社会についての皆の意識の高さに感心するばかりだった。
質問はほとんどなく、意見ばかりで、あまりにも長くしゃべっている(叫んでいる)人ばかりなので、スピーカーの人々が、よく途中で
「もう止めてください」
「他の人の時間のことも考えて」
と何度も伝えているにも関わらず、
マイクを分捕り、それでもひたすら大声で自分の熱さを叫んでいる人が多かった。

「End the Occupation of Iraq」
会場に少し送れて行ってみて、驚いた。
セミナーではなかった。

「イラク遠征反対!!!」
ステージ上で、皆を鼓舞する人が熱く何かをマイクで叫べば、
皆、「ウォーーー!」とばかりに
イラク遠征について、反対の意を示す。
イスに座っている人はほとんどおらす、皆、イスの上に立って
何かを叫んでいる。
すさまじい人。

これは、なんなんだろう。
何かが、違う。
そんな違和感を感じて、その場を後にする。
色んなNGOのブースを回ることにする。
ブッシュやブレアを批判するはがきや、合成写真
「グローバリゼーション反対」や「キャピタリズム反対」
そんな文字が書かれた缶バッチ・・・

1日目。
日本とは比べようもないほどの
人々の国際社会への意識の高さに感動しつつも、
変な違和感が残るまま、帰宅。


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