いろんな毎日

初めての妊娠

薬を止めてから、基礎体温を付け始めました。

始まる前から心配しても仕方ないのだけど、もしできなかったら病院にかかる時にも

基礎体温表があった方がいいと聞いていたからです。

前から周期はほとんど一定だったので、３日遅れたときには妊娠検査薬を買いに行きました。

検査は陽性。２人で抱き合って喜びました。

聞きかじりの知識で予定日を計算してみたり、男の子がいいとか女の子がいいとか

名前を考えたり病院探しをしたり。今思えば、人生で一番舞い上がっていたかもしれません。

週末に２人で割と近くにあるコギレイな個人病院に行きました。

初めて入る産婦人科。待合室にはお腹の大きな妊婦さん、置いてある雑誌もマタニティ雑誌。

すっかりその気になって診察を待っていました。

でも内診では何も見えず、「流産か子宮外妊娠かもしれんなぁ」と言われてしまいました。

後で知ったのですが、病院に行くのがあまりに早すぎると赤ちゃんが見えないこともよくあって

見えない場合はこうやって万が一のことを言っておく先生が多いということも。

だけど知識のなかった私は、赤ちゃんの心拍の前に胎嚢が確認できるなんてことも知らなかったし

病院に行けば「おめでとうございます。３ヶ月ですね」とドラマみたいに言われるものだと思っていたんです。

また来週末に来るように言われて帰りました。

「病院に行くのが早かったんだよ」と友達に言われ、そういうものかと信じて過ごしました。

下腹が生理痛みたいに少しシクシクするのが気になっていたけど

妊娠なんて初めてのことだからこれが普通なのかどうかもわかりませんでした。

心配しながらも、それでもやっぱり舞い上がっていて職場の上司や仲の良い友達には連絡をし、

子供のいる友達は妊娠に関する本を持ってきてくれました。

（実はそれは友達が間違えて、妊娠本ではなく子育て本だったのですが。）