いろんな毎日

北海道（３）

　北海道の旅　（2003/5/31～6/2）　その２　

■３日目■

最終日にしてやっと晴れた。

外が明るくて気がついてみたら、げげっ、もう７時半まわってる。

さすがにのんたんも疲れたようで、パパも起きないので２人は８時半まで寝かせておいた。

今日は昼食が済んだら空港へ向かわないといけないので、

小樽を散策する程度にしようと、ホテルをチェックアウトして出発。

小樽運河近くの駐車場に車を入れ、歩いて運河まで。

３人であまり写真も撮れていないので、撮ろうと三脚持参。

このときものんたんは歩かないで抱っこ抱っこ。

こうなるとバギーを持ってくればよかったと思うのだけど・・・。

そう思っていたら、人力車のお兄さんに声を掛けられた。

時間やルート、終点も選べるという。なかなか魅力的。

このまま抱っこ抱っこでいったらパパも大変だし、

次に行きたいオルゴール堂の近くを終点にすれば楽チンだし。

そんなに安くはないので、まさか私が乗るとは言わないだろうとパパは思っていたらしいけど

食事以外ほとんどお金を使っていないし、子連れだと効率良く回れる方を選びたいし

せっかくだからと思って３０分コースで乗ってみることにした。

出発時の１枚。

案外と視界が高くて、後ろにひっくり返るような気がして最初はちょっと怖かった。

歩いてだったら絶対に行っていないところまで回ってもらえたし

いろいろ解説付きで教えてもらってなかなかおもしろかった。

のんたんは毛布の暖かさと適度な揺れでウトウトしていた。

途中の景色の良いところで写真を何枚か撮ってくれて、３人の写真が増えて嬉しかった。

オルゴール堂へ続くお店の建ち並ぶ道の途中で降ろしてもらった。

人力車、乗ってみるもんだ。楽しかったー。

前は見かけなかったので聞いてみたら、今年の春からやっているらしい。

なかなかいいです。オススメ。

のんたんは最後にやっとお兄さんにバイバイと手を振っていた。

泣かなかっただけ偉かったよ。

結局また抱っこ抱っこでオルゴール堂へ。

やっと本日初めて三脚の出番。

昨夜と同じようにカメラにまとわりつくのんたんを抱えてダッシュしたら

大ウケでゲラゲラ笑っていた。もちろん今日もバッチリおすまし。

オルゴール堂では写真立てを買おうと思っていた。

私達の旅行は、新婚旅行先のサイパンで「ＳＡＩＰＡＮ」と入った写真立てを買ったことから

それ以来、地名や行った先のロゴが入った写真立てを買って

そこで撮った写真を入れて飾っている。もうずいぶんと増えた。

場所によってはなかなかないのだけど、それを探しながらお土産屋巡りをするのもまた楽しい。

その時の写真のどれを飾ろうか、考えるのも楽しい。

キラキラとする物がギッシリ詰まった店内にのんたんも興味津々。

どれも壊れ物なのでハラハラしていたが、「大事大事だよ」と言うと案外と手を出さなかった。

ただ、選ぶために私達が手に取ると、自分も手近な物に手を伸ばす。

オルゴールを確かめたくて耳を当てていると、のんたんも自分のに耳を当てていた。

のんたんにもオルゴールを買ってあげようと思っていて、選んだのがコレ。

曲違い、色違いもいろいろあったが、のんたんもこれを気に入ったようで曲は「星に願いを」の物にした。

自分が買ってもらうのがわかるのか持ちたがるので、買うと決めたことだし持たせた。

両手でしっかりと握って、大事そうにそろーりそろーりと歩く。

途中店員さんに会うと、「○×△・・・♪」と嬉しそうに高々と見せながら喋っていた。

「これ、買ってもらうんだよぉ♪」とでも言っているのかな。

店員さんにネジを巻いてもらって、ウットリと聴いていた。

写真立ては縦型と横型と１つずつ買った。

曲が選べるタイプだったので３階の工房へ上がり、選んで取り付けてもらう。

聴いた中で良かったゴスペラーズの「ひとり」と浜崎あゆみの「ｖｏｙａｇｅ」にした。

工房では小さなパーツを組み合わせて土台が作れたりするので、

下のオルゴール売り場よりも危険。一応大事そうには触るものの、やめて～～。

人力車に乗ったおかげで、寝坊して予定よりホテル出発が１時間遅れた分を取り戻せて

オルゴール堂でもゆっくりすることができた。やっぱり乗ってよかったなぁ。

１２時をまわったので、これまた某地域口コミ掲示板で評判の良かったお店へ行く。

今日のランチはコレ。

海鮮丼。うほほほほ。

私は明太子・数の子くらいは大丈夫だけど、その他イクラなどのタマゴ系が苦手なので

それを伝えたら他のに差し替えてくれて、パパにはなかったサーモンがあって嬉しかった。

実はウニも苦手だったのだけど、さすがにそれまでは言えずにいて、

でもいざ食べてみたらとてもクリーミィでおいしかった。苦手だと言わないでよかった。

のんたんにはホッケの焼いた物とご飯を頼んだ。

でもお座敷で店員さんごっこをするのが楽しいようで、夢中になっていた。

（今思えば、この頃がちょうどお店屋さんごっこの走りだったようだ。）

テーブルが６席くらいの和室だったけど、他のお客さんは別の和室へ案内してくれていて

子供にもよく話し掛けてくれたし、評判どおり感じの良いお店で大満足だった。

昼食を済ませて空港へ向かう。

雨続きだったけど、最後には晴れてくれて楽しく過ごせて、

最後の食事もおいしいものもが食べれて、気持ちよく小樽を後にした。

お土産のお菓子を買っていなかったので早めに空港に着くようにしてお買い物。

千歳空港はデパートも入ってるかのようなお店の多さでお土産を買うのも助かる。

時間が余ったので飛行機の見える喫茶店でお茶をしながら外を眺めていた。

のんたんは抱っこ抱っこになるのが目に見えていたので

チェックインカウンターでＪＡＬマークの入った（笑）ベビーカーを借りた。

のんたんもおとなしく乗っていた。やっぱり結構お疲れなんだな。

帰りの飛行機は残念ながら最前列が取れず、スクリーンなどあるような大きな飛行機は

どうも私の地元には飛んでいないらしく、仕方ないので普通の席にした。

幸い３人掛けでも他に人が居なかったので途中はのんたんを真ん中の席に座らせてあげた。

パズルを出さなくても、絵本を見たりパパとお喋りしたりして遊んでいた。

（今思うと、この頃から急に言葉のオウム返しが増えたような気がする）

家に帰り着いたのは２０時。お疲れさまでした。

初めての飛行機、初めてのツインルームにドキドキしたけど、

楽しく行ってこれてよかった。のんたん、ありがとう。

■□■　おまけ　■□■

飛行機では子供にオモチャをくれるけど、どんなのがあるのかちょっと楽しみだった私。

もらったのはコレ。