Noriko's Cafe♪

Noriko's Cafe♪

Chapter 9




=== Chapter 9 ===



2002年12月、学生ローンの申請を終えた私は
もう自分の人生が完全に自分の手から離れ、
神様が働いてくださっていると確信していました。
私はただただ、神様に祈り、
神様にすべてをゆだねていました。
どんな結果になっても、満足であると。


そして、二週間後、
結果が出ました。
三十路を寸前に大丈夫かとは思いましたが、
無事、200万円の学生ローンがおりました。


「これで、4年制大学を卒業出来る。。。」


道が開けた。
4大への道が開けた。


私の力は何一つなく、
ただただ神様がすべてを取りなしてくださいました。
道なきところに、確かな道を開いてくださいました。


ただ心の引っかかりは、ローン返済です。
2003年1月から毎月3万円。。。


これが両親にとってどれだけ厳しいかは
娘が一番良く分かっています。
だけど、娘の夢を叶えるためと、
両親も頑張ってくれていることに
胸が熱くなりました。


普通のそこら辺の娘なら
結婚して子どもが出来て
両親も安心だろうに、
私は、「神様の道を行くんだ~~!オ~~ッ!」って、
クリスチャンじゃない両親にすれば
わけがわかんない娘だと思うのに、
それでも、応援してくれる両親。
恵みがあふれてる。


ローンがおりると分かった12月初旬のある日、
母から一本の電話が入りました。
「ちょっと、話がある。」というのです。
内容はと言うと。。。


母はフィットネスに通っているのですが、
そこである女性に出会いました。
その女性は定年退職をされたばかりの方。
それで、定年退職をした会社というのが
私の父が10数年前に28年勤務していた会社でした。


母と彼女はなにげなく、定年基金制度の話になりました。


「ご主人も、定年基金、会社からもらってるんでしょ?」


「いえいえ、主人はもう10年以上前に退職してますから
 関係ありませんよ。」


「だけど、その基金のお金を支払ってたんじゃありません?
 28年間も。調べられた方がいいんじゃないですか?」


母にそう聞いた父は、
昔勤めていた某会社にさっそく電話をしてみました。
父が定年基金をもらうことの出来る対象か、対象外か。


結果が来るのに数日かかりました。



数日後。。。



父は、定年基金の対象であることが判明。


2003年1月から、父が死ぬまで
昔勤務していた某会社から
毎月3万円が支払われることになりました。


覚えていますか?私の学生ローンの返済。


2003年1月から、毎月3万円。


同月スタートの、同額支払い!



神様は、ローンを支払うお金をパーフェクトに
用意してくださいました!!!!!!!!



「主の山に備えあり」
(旧約聖書 創世記 22:14)



両親は、ローン返済しなくて良くなりました!
定年基金が全額支払ってくれます!



こんなことって、あるのでしょうか?!
あるんです!!
すごすぎませんか~~~~!!!



神様のなさることは、そこではとどまりませんでした。



父は当時63歳でした。
ですので、3年分の基金が貯金されていたというのです。
よって、ドーンとキャッシュで
200万円!!が支給されました!!!!!!!!!



神様は、学生ローンの返済分を払ってくださっただけでなく、
ボーナスまで支給してくださいました!!



そのお金で母はアメリカまで私に会いに来ることが出来、
アメリカだけでなく、私と母は、
カリブ海へクルージングに行き、
そのあとニューヨークへも行き、
私は母と一緒に日本へ一時帰国することが出来ました!!
このクルージングは今現在でも、
私の人生の中でもっとも幸せな瞬間でありました。



主を待って良かった。
主に従って良かった。
自分の目や判断に従わなくて、良かった。。。



神様が与えられるときって、
神様に従うときって、
与えられ方がド~~~ン!って感じです。
惜しげなく与えられる神様です!



そして、現在まで至ります。
あと2ヶ月で、貧乏な私はアメリカの地で
4年制大学、英文学科を卒業します。
これはすべて、神様の恵み。
神様の導き。
神様の祝福は、私たちの期待を大きく超えます。
優しい神様、祝福したい!と願っておられる神様。



神様を信じ、待つか、
もしくは自分の判断に従い、自分の道を行くかは、
あなた次第。
あなたの人生。あなたの決断。
私に出来ることは、私に起こったすべてのことを
あなたと分かち合うということ。
すべて偶然?
神様を信じていない両親だって、
「神様って、いるんだね。」って言ってますよ。
偶然なんてない。
すべて、目的があるんです。



さて、これからです。
12月卒業後、私はどうなっちゃうんでしょうか。
さっぱり分かりませ~ん!!
大学院(神学校)への入学は認められています。
ですが、また通うお金がないのです。



大学院であろうと、日本への帰国であろうと、
私は神様にゆだねています。
どちらの道も、笑顔で歩んでいきたいです。



なぜなら、



「神を愛する人々、すなわち、

 神のご計画に従って召された人々のためには、

 神がすべてのことを働かせて

 益としてくださることを、

 私たちは、知っています。」

(新約聖書 ローマ人への手紙 8:28)



「主を尋ね求める者は、

 良いものに何一つ欠けることはない。」

(旧約聖書 詩篇 34:10)



神様を信じる者に与えられた


数多くの素晴らしい神様からの約束。


その約束を信じて、


神様を信じて、


また神様が導いてくださると信じて。。。





© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: