小雪の記録

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小雪の血液検査結果
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検査項目 参考正常値(犬8歳以上) 2012
12/26
2012
12/17
2012
12/16
2012
12/15
2012
12/14
2012
12/13
2012
12/12
2012
12/11
輸血後
2012
12/11
2012
12/7
2012
12/5
参考正常値(犬) 2008
5/20
TP g/dl
総蛋白
5.2-8.2 7.0 8.9 8.8 9.0 10.2 5.0-7.2 6.2
Alb g/dl
アルブミン
2.2-3.9 2.5 2.7 2.6 2.6 2.5 2.7 2.6-4.0 3.7
Glb g/dl
グロブリン
2.5-4.5 4.5 6.2 6.2 6.5
Glm mg/dl
血糖
70-143 113 100 155 75-128 98
BUN mg/dl
血液尿素窒素
7.0-27.0 47.0 31.0 30.0 42.0 68.0 77.4 122 9.2-29.2 20.3
Cre mg/dl
クレアチニン
0.5-1.8 1.0 1.2 1.5 1.5 1.5 2.8 1.4 0.4-1.4 0.4
AST U/l
(GOT)
0-50 105 67 17-44 47
ALT U/l
(GPT)
10-100 70 21 17-78 40
ALP U/l 23-212 75 194 47-254 94
TBil mg/dl
総ビリルビン
0.0-0.9 0.2 0.5 0.1-0.5 0.5
TCho mg/dl
総コレステロール
110-320 126 111-312 129
NH3 ug/dl
血中アンモニア
0-98 20 16-75
mg/dl
カルシウム
7.9-12 9.4
PHOS mg/dl
リン
2.5-6.8 5.4
Na mmol/l
ナトリウム
141-152 149 148 149 143 148 149 149 153 156 141-152 148
K mmol/l
カリウム
3.8-5.0 4.9 4.9 5.0 4.5 3.9 3.1 3.1 4.4 3.7 3.8-5.0 4.5
Cl mmol/l
クロール
102-117 122 117 120 124 117 114 114 113 123 102-117 114
PT s
プロトロンビン
<10.0 <10.0
APTT s
トロンボプラスチン
<30.0 <30.0
WBC 100/uL
白血球数
74 237H 171H 115 151! 155 175H 193 335 60-170 48L
RBC 10000/uL
赤血球数
782 872H 896H 827 855H 733 467L 408 525 550-850 795
HGB g/dL
ヘモグロビン量
18.5H 21.4H 21.1H 20.4H 20.4H 17.4 10.3L 8.9 11.3 18.9H
HCT %
ヘマトクリット値
57.2H 62.0H 63.7H 59.2H 63.2H 52.4 33.1L 25.6 33.2 37-55? 54.3
MCV fL
平均赤血球容積
73.1 71.1 71.1 71.6 73.9 71.5 70.9 60-77 68.3
MCH pg
平均赤血球血色素量
23.7 24.5 23.5 24.7H 23.9 23.7 22.1 23.8
MCHC g/dL
平均赤血球血色素濃度
32.3 34.5 33.1 34.5 32.3 33.2 31.1L 34.8
PLT 10000/uL
血小板数
1.0L 17.3L 2.8L 0.7L 43.6 54.9H 62.0H 53.5 28.4 17.9-51.0 0.9L
ミクロフィラリア (-) (-) (-)
総白血球数 17500 OVER 4800
棹状核好中球
Band
0 0-300 0
分葉核好中球
Segs?
13475 3000-11500 2496
リンパ球
Lynpho
2625 1000-4800 2016
単球
Mon
1050 150-1350 240
好酸球
Eos
350 100-750 48
好塩基球
Bas
0 0
その他 0 0




































































































ワクチンには大きく分けて、生ワクチンと不活化ワクチンがあります、いわば生=ウイルス(または細菌)が生きている、不活化=死んでいる(殺してある)ということです(ウイルスは生死と言いません)。犬猫用として使われているものは現在不活化が主流のようです。文中ではいわゆる3種とか5種、猫白血病ワクチンなどの「不活化ワクチン」を題材にします、生ワクチンや狂犬病ワクチンについてはまた今度。  不活化ワクチンの副作用で重要なファクターは「アジュバント」というものです。これは不活化した抗原(ウイルスや細菌)に添加されています。なぜ添加されるのか? 免疫増強作用:抗原を保護する状態で血中に入り、長い時間、たくさんの免疫細胞と逢わせる。これによってたくさんの「抗体」を動物の体に作る。 スローリリース:同じようなことですが、接種した部位から徐々に血中に放出してやる。 為のものです。  使われるアジュバントの主流は「オイル」(鉱物油)または「水酸化アルミニウムゲル」です、犬猫用の場合水酸化アルミは無いと思います、ワクチン接種を見たことのある方は、注射器の中白くなかったですか?あれがオイルアジュバントの色です。僕の本業の鶏では両方ともかなり種類があり、水酸化アルミ=昔からあるアジュバントで、接種ストレスが少ないが、高い抗体価を得るには犬猫と同じように2回接種が必要。オイル=接種位置によってかなりの接種反応が出るが、鶏の場合1回接種、水酸化アルミに比べて格段に抗体価は上がるという位置づけです。    なぜアジュバントで副作用が起こるのか?  皆さんはインフルエンザの予防接種(生ワクチンですが)などで注射した部位が赤くなったり、腫れたり、体の調子が悪くなったことはありませんか?ワクチンは生でも不活化でも完全に安全というものはありません。ワクチンに限らず、物理的に皮膚を貫通させて異物を打ち込むのですから大なり小なり炎症が起こります。アジュバントはこの局所の炎症を強く起こします、要は高い抗体を得る為の代償です。  鶏に関わっていると、常に「どうしたら、どのワクチンをどの経路から投与すれば一番ストレスが少ないか」を考えます、採卵の為の鶏は弱く、また感染症の数も半端じゃないのでそれも理由のひとつですが、犬猫の臨床でも年1回という短絡的なワクチンプログラムから脱却するべきではないかと思います。  犬猫に毎年のワクチン接種が必要か?  僕は自分の犬猫達、特にリスクのある場所での飼育の場合以外では、最初の1回のみで終わりです。逆にワクチンの頻回接種による副作用を気にします。 子犬、子猫の時期だけはあらゆる感染症に感受性が高いので、ワクチンの必要性はあると思います、逆にその時期を乗り越えれば、あとは無接種か3種などの最小限のワクチンを2~3年毎で充分では?鶏では毎月数種類の感染症に対して抗体価を検査して、それに応じてワクチンプログラムを決めていきます。犬猫ではそこまでしませんが、例えば、状態が不明な犬猫と生活場所、行動範囲、散歩範囲を同じくする場合でも1年では再接種する必要は無いと考えます。データ的にも裏づけがあるようです。 なぜなら、大人になった動物にとってすべての感染症が致命的といえるでしょうか?一部の感染症を除いてNoです、飼い主が適切な治療、ストレスの緩和をしてあげることでそれを乗り越えて新たな自然抵抗力を手に入れます、そのための飼い主の愛情、日々の食事や運動の管理、サプリメントなどの免疫補助なのではないでしょうか?さらに、ワクチンを接種したからといってその感染症のリスクはゼロでしょうか?これもNoです、生ワクチンでは特に「病原性復帰」と言い、ワクチンに含まれる抗原自体が病気を引き起こす可能性もあります、人間の話ですが、去年もインフルエンザ予防接種を受けてそれが元でインフルエンザになって寝込んだ知り合いがいます。猫でも以前「猫白血病ワクチン」で多くの猫が猫白血病ウイルスの犠牲になりました。ワクチンによっては、接種によって一時的に白血球数が下がり免疫抑制状態になる物があったことが知られています。  長くなりすぎました、こんなところまで根気よく読んでくれた方いますか? 細かいことを書き出すと、まだ3倍くらい書けそうで怖いのでやめときます(^∀^) 無責任ですが、僕は犬猫獣医ではありませんので・・・あと地域的にリスクの高い(ある病気がよく起こっている)所もあるようです。地元の獣医さんと雑談がてらその先生がどんな考えか聞いてみて接種期間やワクチンの種類を考えてみてください。  日本はまだ、犬猫のワクチン接種率低いです。 3年毎くらいにして、接種頭数が増えればちょうど良いんじゃナイかなあ(^∀^) ワクチン誘発性「IMHA 免疫介在生溶血性貧血」。 3/23に「ワクチン接種性線維肉腫」について書きました。 今日は「IMHA 免疫介在生溶血性貧血」について、ちょっと書いておこうと思います。 この病気は、3-8才の中年動物に発生することが多く、赤血球膜が障害されて貧血を起こしてしまう疾患だそうです。(リサ・ステッグマイヤーさんの愛犬がこの病気の疑いがあるそうで、調べていてご本人のBlogに行き着きました。) 何故、この病気について調べたかと言うと、うちのわんズが打ったワクチン「デュラミューン5」の副作用情報を見ていたら「ワクチンが誘引となるIMHAについては、犬や人で文献的に知られているが、その裏付けは不足している。IMHAは他の免疫介在性疾患、腫瘍、血液疾患等において二次的に認められる場合も…」という報告を発見したからです。 もちろんリサさんのワンコはワクチン誘発性のものではないと思いますが、この病気自体があまり知られていないようなので(と言うか、私も知りませんでした)ちょっと触れておこうと思いました。 先天性(?)のものと、ワクチンによるものとあるようなので要注意ですね。 うちのわんズは今の所、ワクチンによるアレルギーを起こした事はありません。 でも、毎年接種を実施していないからかも知れません。 ワクチンの接種回数に関しては「チョい悪101☆ドンとこい迷い猫」さんのBlogに「交代価検査」について載っていますので、参考になさって下さい。 で、話しは元に戻りますが、この「デュラミューン5」というワクチン、実に多くの副作用報告があります。 特にダックス飼いで、このワクチン接種後に大切な愛犬の顔が無残に腫れあがり大変な目に合った方のBlogを見つけるのは容易です。 シェアが広いのかも知れませんが、副作用について何の説明もされないまま接種に至った飼い主さんが沢山居ます。 どうして獣医さんは、こんな大事な事を事前に説明してくれないのでしょうか。 4月は「狂犬病予防接種」の期間でもあり、うちにもお知らせのハガキが市から来ていました。 本当は「狂犬病予防接種」なんか受けさせたくないのですが、義務なので仕方ありません。 いつも近所の公園で市が行うので、良い季節でもあり母親の散歩がてらに2頭を連れて行くのが毎年恒例でした。 もちろん、今年もその予定でした。 ……。 …………。 危うく、うちのわんズを危険に晒す失態をする所でした! 「デュラミューン5」(他のも同じかもですが)は、デュラミューン5(共立製薬・ワクチン)では、本剤接種後他のワクチンを投与する場合には、4週間以上の間隔をあけること。 と但し書きが記載されているようです。 この記事を発見していなければ、うっかり行く所でした。 「狂犬病予防接種」は、5月に入ったら、近所の動物病院で受けようと思います。 http://home.catv-yokohama.ne.jp/uu/fleet88/kinako/column-01a.htm http://www003.upp.so-net.ne.jp/inugurashi/vacca.htm http://yaplog.jp/fu_makoto/


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