♪ 来て嬉し来なくて嬉し夜夜中 布団の上に乗りて寝る猫
夜中に外から戻って二階の窓から入り、階下でちょっとだけ餌を食べて、再び二階へ上がって来る。家人はみんな二階で寝ているので下には誰もいないので淋しいらしい。それで、ここから遅い時間まで睡眠の時間となる。
二階からの帰宅時に、窓の外で戻ったことを告げて窓を開けてくれと鳴くわけだが、その声がやたらに小さい。すぐ後ろの隣家に聞こえるのを憚っているのか、「アッ」とか「ニャ」とかひと声ずつ声を出す。鳴くというより咳払いのようなもの。
なかなか家人が起きないと、辛抱強く繰り返している。こっちは変な時間に起こされて、窓を掛けてやるのも億劫なのでちょっとの間放っておいたりするので、その様子がよく分かる。
毎晩、夜中に出ていく時と帰って来た時の二度起こされることになるわけだ。
階下へ下りて餌が無いと、今度は大きな声で「餌をくれ!」「餌がないぞ!」と鳴き叫ぶ。その鳴き方の違いには唖然とさせられる。内弁慶なのかな?
仕方がないので一緒に下へ降りて餌を与え、ついでにトイレに行ってお茶を一杯飲んで布団に戻る。
問題はそれからだ。餌を食べ終えて、トントントンと二階へ上がって来て、こっちへ向かってくるともういけない。部屋の左右に分かれてベッドが置いてあるが、そのどちらへ上るはかその時の気分で決まるらしい。何時も私の方へ乗るのをカミさんは面白くないと思っている。それを察してか、たまにそちらへ行く事があるが、そんな時、私は内心ホッとするのだ。
何せ奴は体重が8キロもある肥満気味の図体をしている。そうでなくとも、乗られると身動きが取れなくなり、寝返りもままならない。それがどんと真ん中に居座って寝る癖がある。こっちは足を端の方へずらしてその荷重から逃れなければならない。
斯くして、布団のど真ん中に猫が丸くなり、ベッドの端に二本の足が窮屈そうに縮こまっている図式となる。スノコベッドなので布団が落ちないようにガードが一か所だけ取りつけてあり、どうにか落ちないで済んでいる。
今朝は、この秋一番の冷え込みで、初めて10℃を下回ったらしいが、明後日からは又、暖かさが戻るらしい。猫も当分はゆったりのんびりできるだろう。
懸念していた11月の台風が近寄ってきているが、どうにか上陸はしないで済みそうだ。山中湖へ一泊旅行の予定があり、それまでに台風は行ってしまってほしい。
◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
☆ 短歌集 「ミソヒトモジ症候群」 円居短歌会第四歌集2012年12月発行
● 「手軽で簡単絞り染め」
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