歌 と こころ と 心 の さんぽ

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2023.04.11
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カテゴリ: 天候

♪ 神の子は雲に昼寝の春がいい稲穂をなでる風のきらめき


 気象庁の発表によると、10日のフィリピンの東に双子低気圧が発生したと。 (熱帯低気圧のまとまった雲があり、赤道を挟んだオーストラリアの北西にも熱帯擾乱の雲の塊がある。このような赤道を挟んで南北に対になった熱帯擾乱は、双子低気圧と呼ばれる)

 赤道を挟んで対になっている2つの熱帯擾乱の間には、強い西風が吹いていて、赤道域において、大規模で強い西風が数日から数週間続く。その現象を西風バーストといい、エルニーニョ現象の発生に大きな影響を与える可能性があるという。



 エルニーニョ監視速報では、今後、夏にかけて平常の状態が続く可能性が40 %、 エルニーニョ現象が発生する可能性が60 % と予測。

 一般に、春に夏の予測をするのは難しいといわれている。しかし、オーストラリア気象局、ヨーロッパ中期予報センター、アメリカ海洋大気庁なども、エルニーニョ現象が発生する傾向を予測しているらしい。



太平洋では通常貿易風(東風)が吹いており、これにより赤道上で暖められた海水が太平洋西部に寄せられるが、代わって太平洋東部には冷たい海水が湧き上がる(湧昇流)。エルニーニョが発生するとこの暖かい海水を押し流す貿易風が弱まり、暖かい海水が東太平洋に戻るようになり、海水温度が上がる。

 エルニーニョ現象が発生すると、太平洋熱帯域の西で海面水温が平年より低くなり、インドネシア付近で対流活動が不活発になる。このため、 北半球の夏季は日本付近への太平洋高気圧の張り出しが弱くなり、日本では気温が低く、日照時間が少なくなる傾向 があるという。

 もし、この通りになるなら、今年の夏は猛暑は避けられるのかもしれない。エルニーニョは「神の子」の意だ。どうか今年の夏は「普通の夏」でお願いします。猛暑は困るが、冷夏も困る。普通が一番です。
 エルニーニョは、地球規模の気候に影響を与え、通常の気象パターンを混乱させる。その結果、ある場所では激しい嵐をもたらす可能性があり、他の場所では干ばつをもたらす可能性がある。どうかほどほどに・・。





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最終更新日  2023.04.11 09:27:23
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◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆2017年10月10日より つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
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