小春日和

小春日和

告白

ほっぺにちゅう

2003.10.11

彼が
「友達の家に来ているから午前中だけ少しでもいいから会いたい」
って言ってきました。
私も徳島からわざわざ来てくれていたので、仕事の前に会うことにしまし
た。朝早かったから乗り気ではありませんでした。
 彼と彼の友達の家の近くのコンビニで待ち合わせをしました。彼はいかつ
いターミネーターみたいなクロの革ジャンをきていて「うわ!センス悪
いw この人と一緒に歩くの恥ずかしいかも」って思いました。彼はこ
の日はバイクで来ていたので私の車で近くの海へドライブに行きまし
た。朝早かったので海には人がいなくてほぼ2人きり。近所の人が犬の散
歩をしている程度でした。それから色んな家族や自分達のことを砂浜で
話しました。


けれど、海だけでは時間をもてあましてしまったので、ボーリングへ。

私はボーリングは超へたっぴなのでガーターばかりで軽く凹んでまし
た。でも彼は楽しそうにずっとニコニコしていて、楽しげでした。  
ボーリングを1ゲームか2ゲームしたら、時間もだいぶせまってきて、
帰りに隣のゲーセンでプリクラをとりました。

以前、はじめて2人であったときにもプリクラをとりました。プリクラ
って撮る時に結構ちかづくから、どれくらいまで近づいたらいいのか分
からなくいてたどたどしい感じでした。でも、今回は前ほどの緊張はな
く自然体で撮れました。彼はそれをすごく気にいってくれて、またすご
く嬉しそうに目がなくなるくらい笑っていました。


 その後、私が働く雑貨屋さんのあるショッピングセンターへ移動して、人
があまり通らないところのベンチに座って話をしました。私は今まで異
性から好きになってもらった経験もなく、告白をされたこともありません。

ですが、今回の彼の雰囲気からしてこのベンチで告白される?って言
うのが何となく伝わって来ました。いい雰囲気になって少しお互いに無
口になっていると。遠くから老夫婦がベンチの近くまで歩いてきました。


 そして「座るとこないね~。あっち行こうか」って話している声が聞こえ
てしまって(;゚(エ)゚) アセアセ  彼と2人で顔を見合わせて「こちらにどう
ぞ」ってことで私らは退散(TmT)ウゥゥ・・・


 2人とも緊張したまま私の仕事の時間になってしまいました。そしてショッ
ピングセンターをでて、私が社員用の入り口へ向かう途中。

彼が・・・
 「待って。今日は大事な話をしにきた。まだ早いとは思うけど、できれば
付き合ってほしい。」


 風がぴゅーぴゅー吹く中でそれは一瞬の出来事だった。そして、一瞬で私
の頭の中に色んな思いが巡ってきた。
正直「キタ-----------(・∀・)-----------! 」ってのもあったし、遠距離
かぁ。早くも付き合うのか?などなど。今まで告白なんてされてことが
ない私はどうしたらいいのか分からなくてとりあえず、テレビとかドラ
マのように「わかった。少し考えます」ってその場を後にした。


 その後は仕事に行ってからも上の空で早く誰かにこのことを相談したくて
ウズウズしていた。

 一回目の休憩に彼から
「仕事前にびっくりさせてごめん。早いかもしれんけど、気持ちは本気だか
ら。急がないしゆっくり考えてください」
ってメールが。

 彼は明後日には徳島へ帰ってしまうらしく、会って返事をするタイムリミ
ットは明日までだった。明日を過ぎると当分は直接会えない。メールや
電話で返事をするのは嫌だった。夜遅くまでしっかりと考えた。


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