のりママ育児日記

のりママ育児日記

出産話(はーちゃん編)

平成13年9月10日

予定日(9月5日)をなんの変化もなく過ぎての健診日。
病院で看護士さんに「待ってますよ~今、出産が空いてるんよ~」って言われちゃった。
「いや~こればっかりはねぇ。赤ちゃんに聞いてくれ~」と思いつつ、診察。
予定日が過ぎているので胎盤機能を検査する。結果は機能が落ちているとのこと。
出産しないとお腹の赤ちゃんがしんどいらしい。
陣痛促進剤を点滴しての出産になるらしい。で、「今日入院して」と言われる。
「え~今日なん?すぐやなぁ」ってちょっと焦った。でも仕方がない。赤ちゃんがしんどいのは可哀想。
一旦、家に帰って母に電話。シャワーを浴びたりして2時ごろ病院へ。母が待っていてくれた。
病室へ行って着替えたりした。しばらくすると看護士さんがやってきて、モニターをつけに来た。
私は生まれて初めての入院。何がなんやら・・・って感じ。退屈だし・・・。母がずっといてくれた。
7時ごろに旦那が来てくれる。と同時ぐらいに私は分娩室に呼ばれる。
子宮口を広げる処置をするとのこと。ちょっと不安になる。
「綿のようなのを入れて広げるから、もしかすると夜中に陣痛が来るかも」って言われる。
(後で調べたら「ラミナリア」っていう海草を乾燥させたもので水分で2~3倍に膨らむものらしい)
それがめちゃめちゃ痛い。とんでもなく痛かった。
先生が「今、10本。もう1本ください」とか聞こえる。
私にしたら「勘弁してください」って感じ。看護士さんが「痛くない?大丈夫?」って言ってくれる。
私はついつい「大丈夫です」って言ってしまう。大丈夫じゃないのに~。
その後、かなりへっぴり腰で旦那のところに戻る。本当に痛かった。
夜中、30分おきに痛みがある。そのまま寝てしまう。


平成13年9月11日

朝、母が来てくれた。
朝9時に分娩室に呼ばれる。昨日入れたものを外すとのこと。まためちゃめちゃ痛い。
入れるときもめちゃめちゃ痛かったけど、外す時の方が痛い。
先生が「あと1本ですから・・・」って言った。「早く除けて~~!!!」って思ってた。
その後、点滴を陣痛室で開始。そのころには旦那も到着。
何度も看護士さんが来ては、点滴の量を調節していく。
でも何の変化もなくお昼。その日のお昼の肉うどんがおいしかったのを覚えている(笑)
その後、1時ごろから陣痛が始まる。でもまだ10分ぐらいおきで「あ~きたわ~」っていう感じ。
3時ごろから5分から3分おきに。でもまだまだお腹の中で動いてる。普通は動かなくなるんだよねぇ。
途中で「破水した?!」ってなった。それは破水ではなく出血だった。
何度か助産婦さんの内診があった。そのたび「こわ~破水しそう~」って言われる。
5時ごろにはもうほとんど間隔がないぐらいに陣痛がやってくる。かなり痛い!「痛~~!」って声が出る。
私は何故か昔から痛さに強い(笑)なんでやろう??
旦那が「腰さすろうか~何しようか~」って言うが、私は「もう!じっとしとって!!触らんとって!!」って(笑)
「もうほっといてくれ~~!!」って感じ。それって付き添いいらんやん(笑)
そしたら看護士さんがやってきて「もうちょっとやけんなぁ~」って腰をさすって行く。「もう!ほっとってくれ~!」
ちょっと何か出た感じ。「破水??」助産婦さんを呼ぶ。旦那は外へ。破水じゃなかった。もう1回、今度は絶対破水だ~。
助産婦さんが来る。「おめでとう~破水です~」分娩室へ入る。
スリッパ逆に置いた母に「反対やん」ってなぜか冷静に言って分娩室に(笑)
立会いはいらないって言っておいたから1人で。看護士さんが2人横に立って呼吸のリードをしてくれた。
1回力んだら助産婦さんの「頭が出てきたよ~」の声。もう一回力んだら「おぎゃ~~~」生まれた!!!
ついに生まれた~!!!午後5時54分、元気な女の子。
助産婦さんに取り上げられた晴香は、右手をあげて泣いていた。
(それからしばらくはびっくりして泣く時にはいつもこのポーズだったなぁ)
なぜか涙がでた。「よかった~よかった~」って。
旦那と母は陣痛室で産声を聞いていた。
2人が入ってきてきれいにしてもらった晴香を抱っこした。(その間私は縫われていた 痛)
大きな目を開けてキョロキョロしたり、あくびをしたり、くしゃみをしたり・・・
かわいい~!!本当にかわいい!!
義両親・義妹・実家の父・姉。みんな来てくれた。ありがとう。

出産は痛い~って言うけど、私にとっては「ラミナリア」のほうが痛かった。

でも無事生まれてくれて本当によかった~!!
これから晴香と大騒ぎの毎日が始まるのでありました(泣)



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