晴&直 楽しいね♪

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ソーシャルストーリー



もちろん私も見てもらいたいなぁ~と思ったからです!(^^)!
あくまでもメモなのであしからず。

ソーシャル・ストーリー入門ワークショップ(2月16日・17日)
講師は服巻智子さんでした。

このワークショップからコミック会話も教えてもらえるようになったそう、ラッキーでした。
終いには休憩時間もなくなるくらい質問が飛び交い、とても得した気分でした。

以下に記入したものは、当日に配布された資料の空白部分に、私がメモ書きしたものです。
当日の資料には著作権がありますので、みなさんで想像して下さいネ。
当日のテキストには<お母さんと先生が書くソーシャルストーリー>の本が使われました。

<ソーシャルストーリー>

・ソーシャルストーリーは本人の意識を高めるもの、自信を深めるものであり、自信を失くし
 てしまったり、不安をかきたてるようなものは単なる注意書きにすぎない。

・自閉症の人はソーシャルコミュニケーションが苦手。
・その子にあった指導を受ける事でコミュニケーションが上手くできるようになる。

・周囲の人が未熟だとトラブルが起きることが多い。
・子供同士の場合は互いに未熟なので当然トラブルが発生することが多くなる。

・実行機能の障害
  変化に弱い→人事異動・テレビ改編など。
  情報整理が苦手。
  プランニングが難しい→計画・実行・選択など。
・実行機能が対人関係に大きく影響している。
・どこからどこまでかがわかりにくい。
 説明の始まりから終わりなど、全体像が把握できない。

・セオリー・オブ・マインド
 人の考えをリアルタイムで正しく推測。
 定型発達の人は自然に身に付けるもの。
 自閉症の人は正しい推測に失敗する。
・セオリー・オブ・マインドの脳、定型発達の人と自閉症の人とでは働く場所が違う。

・高機能の人は顔を覚えるのが苦手。
 細部に目がいきすぎて、笑ったり、泣いたりすると別の人に見えてしまう。
 平均して見る事が苦手。

・セントラルコーヒーレンス
 定型発達の人は一つの情報から自動的に推測したり、想定したり出来るが自閉症の人はそれ
 らが苦手。

・アセスメントが大切。
 足りないところをソーシャルストーリーで教育、説明不足を補う。
 ex、クラスメートは友達ではなくて、同じ校区内でたまたま同じクラスになっただけの人だ
   と説明するなどが必要

・ソーシャルストーリー、情報を適切に教える・自分から選び行動する
 →適切に行動できる →プロセスを褒める
 ほめられすぎるとリアクションができない。許容できない。
 ほめすぎない、大げさ過ぎないこと。認めるだけでOK。

・ソーシャルストーリーは5W1Hを記述。
・書き手の忍耐。
・本人が安心できる内容のもの。

・上手くできなかった時も想定→設定を変える。
・教えるのだけど、まず本人にできそうかを聞く事。
・褒める&よくできましたシールを押してできた事が確認できるようにする。

・ソーシャルストーリー、ネガティブは避ける(~しなさい・~してほしくない)などは使用
 しない。

・KY。
 その場の空気が読めない。
 でも自分の目の前にいる人が自分の敵か見方かは瞬時に判断している。

・フォントの工夫、白紙に黒字はキツイ、しんどい。
 明朝体は刺さるように感じる子がいる。
 自筆より活字の方が良い。

・ソーシャルストーリーはファイルに保管する。
 見える場所に整理して置く。
 できるようになったからと片付けると、しなくてよくなったと思い、不適切な行動に戻る事
 がある。
 片付ける時は『ここに入れて置くよ』と伝え、あることを教える。

・同じ事でも場所が変わると般化されずリセットされることがある。
 (当たり前、常識にとらわれないようにしなければならない)

・視覚支援を用いてポジティブな体験を増やす。
・ネガティブな体験はフラッシュバックしてしまう。

<実践・質問より>

・6、7歳の女の子、ゲームで負けても楽しく遊んで欲しい。
 →それは無理、本人は勝たないと楽しくない。白黒をハッキリつけたい。
  2番3番になっても大丈夫、次がある⇒いつかは勝たなければならない。
 →ゲームは何の為にしているのか説明する⇒集団ルールを守るため。
  勝ったときは自然とポーズができる。
 負けたときのリアクションを示す。付加価値を付ける。褒める。
 →「次、頑張ろう」とは絶対にいわない⇒「やっぱり頑張らなきゃいけないんだと思ってし
   まう」
 →感情をコントロールするのはまだまだ未熟なので難しい。
 →狼藉(ろうぜき)でスッキリさせる方法がある。
  激しい思いを殴って発散。(パンチボール・ダンボールを破壊・缶を踏む)
  ⇒適切な狼藉を使いながらソーシャルストーリーを使う。

・本人、家族への告知。
 →本人への告知は特別な場所で責任のある人にしてもらう。
  親やクラス担任は絶対にしてはいけない。
   親 ⇒今まで何回もしかられてきた相手に自閉症だといわれたくない。
   先生⇒ケンカ両成敗するときなど本人が敵だと思ってる人の味方になる時がある。
 →母親には検診の時にしかチャンスがない。
  検診時にスルー⇒「あのときに言ってくれたら」とたいがい言う⇒行政の責任
  検診時にされげなくでも母親に伝える⇒親が拒否⇒親の責任

・ソーシャルストーリーを読むタイミング。
 →毎日読むようにスケジュール、流れの中に入れる。
  経験が増して自信が付いてくると自ら「書いて」と言ってきたり、書いたりするようにな
  る。

<コミック会話>

 ・5W1H
 ・色は子供と決める。
  →色分けを用いて、使ってよい言葉、社会的に使ってはいけない言葉の理解も高めること
   が出来る。

 ・本人の話したい事を聞く、その後にこちらから質問する。

 ・人は成長するのでレベルは変わっていくけど、支援を止めるわけにはいかない。
  歩けない人に歩けと言っているようなもの。

 ・一番大切な事は『支援を受けられる人になりましょう』
  →支援を受ける事を拒否しない。サポートに慣れる。

<ソーシャルストーリー、導入の留意点>

 ・チェックリストに照らし、熟練した人に読んでもらう→妥当性を確認。
 ・リラックスした状況で導入。
 ・内容は少し矛先を変えて本題に向かう。
 ・チェックリストとの併用。
 ・重要ポイントにはハイライトなどの視覚支援を入れてもよい。
 ・行間には後ろの行が見えない様にする工夫も必要になる場合がある。


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