楽天版じぶん更新日記

2019.08.04
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テーマ: 海外旅行(7528)
カテゴリ: カテゴリ未分類
ノラヴァンク修道院を見学したあと、アルメニア南西部を通って首都エレヴァンに向かいました。
デジカメのGPS機能で帰国後に確認したところ、アゼルバイジャン飛地やトルコとの国境のすぐ近くを通っていたことが確認できました。
驚いたのは、Googleなどの地図で表示されている「カルキ」というアゼルバイジャン飛地を知らぬ間に通過していたことです。ウィキペディアによると、現在はアルメニアに実効支配されており、アルメニアで配布された地図には飛地の表示はありませんでした。
その後訪れたホルヴィラップ修道院は、トルコとの国境スレスレにありました。但し、トルコ領のアララット山は雲がかかっておりしかも霞んでいて、稜線の一部がかすかに見えるだけでした。
現在の国境がどのような経緯で確定したのかは勉強不足で分かりませんが、いずれにせよ、この地域には「我が国固有の領土」なる概念は存在せず、それぞれの時代の力のバランスの中で変化していったものと思われます。ま、とにもかくにも、平和が保たれることを願うばかりです。

【ルートマップ再掲】




【ルートマップの一部。この地図ではカルキはアゼルバイジャン飛地として表示されている。】




【アルメニアで配布された地図。「Republic of Artsakh (Nagorno-Karabakh)」の表示がある一方、カルキは飛地としては表示されていない。】




【カルキ付近の風景】











【ホルヴィラップ修道院に到着。トルコ領のアララット山は霞んでいて、稜線の一部がかすかに見える程度】







【地下牢が2つ。1つは聖グレゴリウスが閉じ込められていたという。】









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最終更新日  2019.08.04 07:53:27
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