科学はイタズラだっちゃ! 受験も科学!      科学実験教室&家庭教師  宮城県大崎市

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障害児と接して教えられる宝物


私は、アタマをユサユサと揺すられて、不要なものをドンドン落としていくことを
学んだと思います。

まず、生きているだけ、この世に存在してくれただけで、
どれだけすばらしいことなのか、ということ。

子どもが立派なことをしてくれなくたっていいから、
チラっとでもいいから、私に気持ちを向けてくれたときのうれしさ。

子どもの価値は、何を覚えた、テストの点数がどうだった、
どこの学校に入ったか、さらには、何歳で英単語を何個言えるとか、
そ~んなところには、ぜ~んぜんないんだ、ということです。

普通の親は、この気づきを何十年とかけて、人生の最後の最後に気づくのでしょう。
しかし、障害児は、私たちに、今すぐに教えてくれるのです。

「ビリッツけつ、向きを変えれば 先頭だ」
は、まさにこういうことを言っているのではないでしょうか。

実は、この世は、自分の力に依り頼む者を疲労困憊(ひろうこんぱい)させるようにできているのではないでしょうか?
そう思いませんか?

この疲れ果ててしまうプロセスにおいて、障害児は、いち早く、自分の力にではなく、自然の力、天の力に委ねることを示唆してくれているのではないか、と仮説を立ててみています。

自分の力を捨てきったときにこそ、最も弱くなったときにこそ、
本当の強さが表れてくるんだと、大胆に思えてきています。

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