ハチロク大好きのHP

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1話~5話



エンジン音「ブロロロロロ・・・・・」
甲高いエンジン音が轟く!!
乗っている人は鈴木隼人だ。
隼人「えーっと、忘れ物はないかな?(ゴソゴソ)」
走行しながら、荷物をチェックしている。
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隼人「忘れ物はない。完璧だ。」
エンジン音「ブロロロロロ・・・・・・」
隼人「良い景色だなー。ん?」
そこに「SUZUKI」と書かれていた、看板が目に入った。
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ブレーキ音「キキッ!!」
隼人「・・・?SUZUKI?俺と同じ名前だな・・・。」
そう言いながら、看板に見つめている隼人・・・。
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隼人「おっと、時間がない、遅刻だ。」
エンジン音「ドルンッ!!ブロロロロロロ・・・」
その店にとんでもない化け物がいる事は隼人は知らなかった・・・・。
交差点を曲がり中
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大型スクーターとぶつかりそうになった!!
隼人「うわっ!!」
忍者「おはよう、隼人!!」
隼人「忍者、危ないじゃないか。お返しだ、それっ!!」
忍者「おっとっと。」
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隼人「あ、赤信号だ。停止。」
忍者「先生って優しいんだね。通勤をバイクに変えてくれるなんて。嬉しいだろ?隼人!?」
隼人「うん。電車代が浮かぶよ。」
忍者「学校が終わったら、サーキットに行かない?」
隼人「あ、ごめん。今日は行かなければならないことがあるので・・・。」
忍者「そうか。あ、青になった。発進♪」
エンジン音「ブロロロロロロ・・・」
学校
隼人「わっはっはっはー!!」
忍者「面白ーい!!この漫画はー!!」
数時間後・・・・
忍者「じゃあねー。気をつけてー。」
隼人「ありがとうー。」
看板のところへ行った・・・。
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隼人「・・・・。とにかく入ってみよう・・・。」
ドアが開く音「ガチャ・・・」
店員「いらっしゃいませー。」
隼人「おぉっ!!バイクがたくさんだ!!」
店員「ゆっくりと見ていってねー。」
隼人「どれどれ・・・。」
色々なバイクを見て回った・・・・。
隼人「これもいいなー・・・ん?」
隅っこに見た事のないバイクが置かれていた・・・・。
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隼人「何だ?」
近くまで行った・・・。
隼人「赤と黒・・・?」
店員「違いますよ。紫と黒ですよ。」
隼人「えぇ!?・・・ちょっと触ってみよう・・・。」
手に触れる音「スッ・・・・ヌルッ・・・」
隼人「え?今、ヌルッって・・・?(手をひっくり返す)血!?・・・ちゃんと洗っているんですか!!」
店員「洗っても、落ちないんですよ・・・。このバイクは呪われているようです・・・。(小声)」
隼人「・・・・?」

2話 呪われていたバイクの話
数秒後の沈黙の後
隼人「何て・・・?」
店員「お客さん。良かったら、奥へどうぞ。」
隼人「言葉に甘えていただきます。」
部屋・・・・
隼人「(せんべいを食べながら)で、何があるんですか?このバイクは?」
店員「実はこのバイクは呪われているんですよ・・・。」
隼人「えぇっ!!?」
店員「君、このバイクに興味津々だね・・・。昔の話をしてあげようか。」
隼人「はい・・・。」
店員「このバイクの名前は「隼」と言う名前・・・。発売当時にはたくさん、走っていたようだ。橙銀隼・・・青銀隼・・・赤銀隼・・・・。色を変えて、発売されていた・・・。この中に、大事に乗っていた青銀隼が、事故ってしまった・・・・。ライダーが吹っ飛ばされて、たくさんの血が吹き出し、バイクに付いてしまった・・・・。この血は・・・たくさんの愛が込められていたんだ・・・・。血に付いてしまったバイクは、死んでしまったライダーを探す為に、店に置かれていたんだ・・。ところが・・・他のライダーに乗せられてしまい、恨みを覚えてしまった・・・・。ところが、乗せられていたライダーが、こう言った。「あのバイクには、空耳みたいな声が聞こえたんです・・・・。300KM/hを出せ・・・とか、勝手にするな・・・・とか、聞こえたんです。あのバイクは呪われているんじゃないですか!!もう良いです!!売ります!!」またもや、店に置かれてしまいました。次々のライダーに乗せられては、事故ってしまい、とうとう色が変わってしまった・・・・。
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青銀隼から紫黒隼に変わってしまった・・・・。」
隼人「!!?(振り向く)」
何かのオーラを感じた。
店員「どうかしましたか?お客さん?」
隼人「いや、別に。で、続きを・・・・。」
店員「そうして、愛されていたライダーを待ち続けているようです・・・・。」
隼人「うーむ、渋谷のハチ公みたいだな・・・・。」
店員「この全体に付いてしまった血を剥がし取るのは、愛されていたライダーに乗せる方法しかはないんですが・・・・。いや、無理だね・・・・。」
隼人「どうしてなんですか?」
店員「さっきも言ったように、恨みを覚えたんだよ・・・・。」
隼人「ふむ・・・。七色いんこの2巻に載せている青い車とそっくりだが、あれはロボットではないんだ・・・・。」
店員「あぁ、そうそう、お客さん。良かったらこのバイクを試乗してくれませんか?」
隼人「はい・・・。」
エンジン音「ブォンブォン!!」
店員「ここを1週してね。」
隼人「わかりました。では。」
エンジン音「ブォオオオーーーーーーン!!」
試しに1週走ってみた・・・・。
隼人「試しにウィリーだ!!」
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隼人「良く曲がるぜー!!呪われていたバイクとは一味違うな・・・・・。」
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隼人「見えやすいー。」
エンジン音「ブォン!!」
店員「おお、戻ってきた。どうでしたか?」
隼人「呪われていたバイクとは違うようでした。良いですねー。」
店員「そうですか。よかったら、負けてやるよ。1万円だ!!」
隼人「はい。」
店員「ありがとうございました!!」
隼人「ワーイ♪もう遅いから帰って早く寝よう。」
隼人の家
隼人「(取扱説明書を読み中)ん?そろそろ12時か。寝よう。」
電気を消す音「パチッ。」
隼人「ZZZZZZzzzz・・・・」
次の日にバイクは再び呪われる事は隼人は知らなかった・・・・。

3話 隼人の異変!?
朝・・・4時・・
目が覚める音「パチッ!!」
隼人「おかしいなー・・いつもなら、6時に起きるはずだけど・・・・。まぁ、枕元においてある、説明書でも読んでおこうか。」
最後まで読みきった。
隼人「うん、6時過ぎたね。朝食でも食べよう。」
数分後・・・
隼人「ふー。美味しかった。さて、今日は大型スクーターではなく、大型バイクの隼で登校しよう。」
エンジン始動音「ドルンドルン!!」
隼人「水温が安定するまで、少し走ってSUZUKIの店で待っていよう。」
エンジン音「ブロロロロロ・・・」
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隼人「フンフンフン~♪♪」
SUZUKIの店に着いた・・・。
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隼人「さ、待っていようっと。」
数分後・・・
隼人「お、安定したな。行こうっと。」
隼にまたがった・・・・。ところが・・・・思わず異変が・・・・。
隼人「ん?」
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目の前がぼやけているではないか!?
隼人「(ゴシゴシ・・・・)おかしいな・・・。さっきのは大丈夫だったような・・・?まぁ、いいや。発進!!」
しかし・・・体が言う事を聞いてくれないのだ。
隼人「うっ・・・・。あ・・・アクセルが開けられない!!何かが手に握っているかのような感触が・・・・。」
そう・・・呪いがかかってしまったのだ。
隼人「あ・・・意識が薄れていく・・・・。」
謎の声「今から10年前・・・・。ずっと待ちくびれていた・・・・あのライダーが見つかった・・・・。あの時のように走り回ろう!!」
まるで、操り人形のように、隼を発進してしまった・・・・。
エンジン音「ギャアワアアアアーーーアアア!!」
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謎の声「さてさて・・・町中に走っているスズキ スカイウェイブ SSを抜かしてびっくりさせよう・・・・。」
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隼人「もう・・・やめて・・・・。」
その頃・・・
忍者「フンフンフ~ン~♪♪隼人と同じ服を着ちゃった~♪会ったらびっくりするだろうかな~?」
その時!!
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ビュウン!!
忍者「!!??」
またばきする間に通り過ぎて行った・・・。
忍者「何だ!?すっげー速い!!」
謎の声「びっくりしただろうな??」
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隼人「うぅ・・・・ブレーキを握らないと・・・・。」
ブレーキを握る音「ギュッ!!」
ブレーキ音「ギュギィィィィィーーーーー!!」
隼人「と、止まってくれ・・・!!」
ブレーキ音「ギィィィィィーーーーーーー!!」
だんだん、スピードが落ちていく・・・。
ブレーキ音・停止音「ギギギギギギ・・・・ピタッ・・・。」
謎の声「な、何て無茶なことを・・・・。」
隼人「ハァハァハァハァ・・・。」
忍者「あ、通り過ぎようっと。」
エンジン音「ブロロロロロ・・・」
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隼人「(又意識が薄れていく)」
謎の声「今のうちに抜かしてやる!!」
エンジン音「ギャアワアアアァァァァァーーーーアアア!!」
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ビュウン!!
忍者「また!!??」
謎の声「次は、ドウカティ 999Rを倒してやる・・・。復讐だ・・・。」
隼人「(ど・・・ドウカティ・・・・999R・・・?あぁ、あれか・・・。)」
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謎の声「復讐は日曜日の筑波サーキットでやるぜ・・・・・。あの時のように!!」
隼人「が・・・・学校に・・・・遅れる・・・・。早く行きたい・・・・。」
学校
隼人「(机にうつ伏せしながら)・・・・・・。」
ぐったりしている・・・・。
忍者「よぉ!!隼人!!」
隼人「(机にうつ伏せしながら)忍者か・・・。」
忍者「なぁ!!今日、スッゲー物を大発見したぞ!!」
隼人「(机にうつ伏せしながら)何?」
忍者「フフフフ・・・・スッゲー速いバイクを見ちまったぜー!!」
隼人「(起き上がる)何だって!!見たいぜーーーー!!」
忍者「すっげーあっという間にビュゥン!!と行ったんだよ!!」
隼人「マジッ!!」
大発見の事で盛り上がった・・・。
どうやら、覚えていなかったようだ・・・・。

4話 舞武威との出会い!?
学校
隼人「んー・・今日は早く終わったし、早く帰って峠でも行こうっと♪」
忍者「うげっ!!おいっ、宿題はどうするんだよ!!」
隼人「大丈夫♪帰ってきてからやるよ。それに、プリント一枚だけじゃあっという間に終わるんだぜ。じゃあねー。バイバーイ!!」
忍者「おっ・・・おいっ!!待て!!」
女子達「忍者様ー♪サインくださーい♪握手してください♪」
忍者「うわっ!!ちょ・・・ちょっと・・・!!」
女子達「あらー、サインくれないのー?私泣いちゃうよ・・・。グスングスン・・・・。」
忍者「~~~~~・・・・・分かったよ!!!!サインくれよ!!」
女子達「キャーキャー!!」
その頃・・・隼人は・・・・
エンジン音「ブロロロロロ・・・・・」
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隼人「ふぅ・・・。危なかったーー。一秒でも遅れたら女子達に囲まれるんだからな・・・・。人気者だな・・・俺とあいつはね・・・。」
エンジン音「ブロロロロロロ・・・・・」
??「!!?・・・・・来たか・・・・!!」
エンジン音「ドルンッ!!」
隼人「今日は珍しく、呪いがかからないねー。眠っちゃったかな?ん?(ミラーを見る)何だ・・・?後ろからバイクが・・・!!」
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隼人「見た事のないバイク・・・!!外国車か!!?」
??「今日は・・・勝ってやる・・・・。」
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隼人「チッ・・・・煽ってきてやがる・・・・・。」
??「隙を見かけ、抜き返してやる!!」
隼人「あの人・・・ライン取りが上手いな・・・・。」
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隼人「抜かれたがまだまだ、チャンスはある!!」
??「あのドライバーと何かが違う・・・・。」
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??「(ミラーを見る)フム・・・。なかなかのライン取りだ・・・。」
隼人「チャンスは一瞬だ・・・・。」
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隼人「そこだ!!」
抜いた!!
??「!!??・・・・何と言う無茶だ・・・。あいつと同じだ・・・!!」
SUZUKIの看板・・・・・
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隼人「ふぅ・・・・・。」
??「よぉ、お前!!すごかったな・・・・。」
隼人「!!??」
??「君、あのドライバーって知っているか?」
隼人「えーっと、事故で死んでしまったんでしょ。それがどうしたのか?」
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??「フン・・・。知っているじゃねぇか。」
隼人「何だよ?言いたかそうな顔をしやがって・・・・。」
??「最後に言っておくが・・・あのバイクはな・・・・君には操れない・・・・あのドライバーだけが操れる・・・・。君が、乗ったとしても自由自在には操れないだろう・・・・。さっき、バトルしてた時、ライン取りが違っていた・・・・。あのドライバーには・・・ライン取りが、美しくて、華麗なラインだった・・・。俺の印象が残っていた・・・。」
隼人「・・・・・。」
??「・・・おっと、自己紹介を忘れるところだった・・・。俺の名は、舞武威・・・。宜しくな。」
隼人「俺の名は鈴木隼人だ。宜しく。」
舞武威「隼人か・・・。隼っぽいだね。君、ドゥカティ 999 Rを知っているか?」
隼人「知っているよ。見た事があるけど・・・・。」
舞武威「さっき、バトルしていたんだ・・・。あいつと・・・・。たまたまカメラマンが撮っていた写真があるんだ。見るか?」
隼人「ん?」
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舞武威「あいつには、バッカ速いんだ・・・。馬力差があるはずなのに・・・気が付いたら、背後霊みたいにぴったりと張り付いて来るんだ・・・・。出会ったときは注意した方がいいぞ。じゃあな!!」
隼人「参考ありがとうございます!!」
舞武威「止めてくれよ、恥ずかしいんだよ。店の前で叫ぶなんて。」
隼人「エヘへ・・・嬉しくって・・・・。」
舞武威「クスッ。ありがとうよ、それと、頑張れよ!!」
隼人「おうっ!!」
エンジン音「ブロロロロ・・・・」
隼人「俺もそろそろ・・・・。」
隼人の家
ガレージ
謎の声「聞いたぞ。ドゥカティ 999 Rがバッカ速いんだってな?」
隼人「そうだよ。そういう時は、あの力には頼らないよ。なんたって、外国車をぶっちぎったからな!!」
謎の声「そうか・・・・。あのドライバーと意思がそっくりだな・・・・。」
隼人「え?今何て言った?」
謎の声「俺の忘れられた記憶が戻った感じだ・・・・。あのドライバーはな・・・・・」
果たして、あのドライバーとは?
隼人の反応は!?

5話 隼人の悩み!!そして、過去の話!!
謎の声「俺は、1989年、外国で生まれたんだ・・・・。クック・マークという博士が作ったんだ。それで、1999年にスズキメーカーとして、発売されたんだ。他のGXS1000-Rとか、スカイウェイブとか出会ってきた。数ヵ月後・・・・あのライダーと出会った。あのライダーは言った。「あのバイク買って欲しいけどいくらですか?」と、店員は「えーっと、10万円となります。」と、言われて、すぐにあのライダーは「じゃあ、買います!!」と嬉しそうな声が聞こえた・・・。俺は嬉しかった・・・・・。涙が出そう位だった・・・・。色々と旅をしてきた・・・・。ところが、数年後・・・・交差点のところで、ドゥカティ 999 Rと激突した・・・・・。俺は大怪我してしまった。あのライダーは、吹っ飛びながら「ゴメンよ・・・。俺のミスだ・・・・。」とつぶやいていた・・・・。大量の血を浴びてしまった。愛をたくさん込められていた血を・・・・。そして、あのライダーは病院に運ばれたが、すでに亡くなってしまった・・・・。その悔しさと、愛の込められていた血が混ざって、青銀から、黒紫になってしまった・・・・。昨日、話していた店員は大間違いだよ。あれは、俺とそっくりのバイクだよ。」
隼人「じ・・・じゃあ!!あの血は!!洗っても落ちないのに・・!!」
謎の声「それはさっき、言ったんだ。愛をたくさん込められていた血を浴びってしまったから、洗っても洗っても落ちないんだよ。でも・・・あのライダーと出会えてよかった・・・・。そう、あのライダーは、お前とそっくりな人だったんだよ・・・。」
隼人「お、俺とそっくりな人・・・!!(ハッ!!)」
隼人が見たのは・・・・
隼の左ウィンカーから涙が出ている!!
隼人「・・・・泣いているのか・・・・?」
謎の声「・・・・・・・。」
隼人「・・・・・・あれ?色がだんだん・・・・。」
紫黒から青銀に戻っていく・・・・。
まるで、洗濯しているように・・・・・。
謎の声「あのライダーと数年間会っていなかった・・・・。久しぶりな色・・・ピカピカと光る銀色と海みたいな青色だ・・・・。」
隼人「・・・・・・。!!??(ブワッ)」
何と、涙が溢れてきた。
隼人「な・・・何で、泣いているだ??(ゴシゴシ)」
謎の声「ハハハハハハッ、もらい泣きだね。」
隼人「なぁ、明日の早朝、峠に行ってみない??舞武威がいつも走っているんだよ。もしかしたら、出会えるかもよ?明日は休みだから。」
謎の声「よし、行ってみよう。」
次の日・・・・早朝・・・・峠・・・
エンジン音「グォォォォォァァァァァァ・・・・」
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舞武威「のんびりと走ろうか・・・・。」
30分遅れて・・
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エンジン音「ブロロロロロロロロロロ・・・・」
隼人「峠は気持ちいいー。」
謎の声「懐かしの色は最高だ!!」
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隼人「あ、舞武威さん見つけー。気付かないように抜いちゃおう。」
舞武威「ん?」
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隼人「ツーリング行こうかなー?」
舞武威「(誰だよ??)」
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謎の声「俺の力に頼らなくても、ライン取りがうまいじゃん。」
隼人「岩にぶつかるぎりぎりで♪よっと。」
舞武威「無茶なことを・・・。(汗)」
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隼人「おりゃ!!」
舞武威「うわっ!!」
謎の声「おぉ、岩にぶつかるぎりぎりで抜かすなんて、あのライダーとそっくりだね。」
舞武威「チッ・・・別のバイクで、こんな高いテクニックで抜くなんて・・・・。」
謎の声「(オイオイッ!!(汗))」
隼人「(間違われたーー!!違うんだーー!!(滝汗))」
謎の声「まぁ、良いよ。のんびりと走っちゃェ!!」
※謎の声は隼人しか聞こえない。
舞武威「・・・・・。」
隼人の家
ガレージ
隼人「ふぅ・・・。(プシュッ!!)」
謎の声「間違われるなんて情けないですよね。」
隼人「あぁ。仕方がないんだよ。別の色だってあるんだから・・・。」
謎の声「そうっすね。」
隼人「でも、俺・・・・」
謎の声「どうした?」
隼人「舞武威に言われたんだ・・・・。「あのバイクはな・・・・君には操れない・・・・あのドライバーだけが操れる・・・・。君が、乗ったとしても自由自在には操れないだろう・・・・。さっき、バトルしてた時、ライン取りが違っていた・・・・。あのドライバーには・・・ライン取りが、美しくて、華麗なラインだった・・・。俺の印象が残っていた・・・。」ってな・・・・。」
謎の声「それを悩んでいたのか・・・・。」
隼人「うん・・。」
謎の声「大丈夫だよ。君だって出来るじゃん!!岩にぶつかりそうなギリギリができるじゃん!!」
隼人「ありがとう・・・・。嬉しいよ・・・・。」
次の日に外国人のバイク乗りが東京に現れる!!
「隼乗りはドコだ」とカタカナ語をつぶやぎながら・・・・。


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