音楽雑記帳+ クラシック・ジャズ・吹奏楽

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bunakishike

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2005年02月03日
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ジャストシステム のワープロソフト一太郎とドローソフト花子が、
松下電器の特許に抵触しているということで、販売の停止と、在庫の廃棄という判決が下されました。
この機能は、ヘルプアイコンをクリックすると?マークが表示され、その後別なアイコンに近づくとその機能説明が表示されるというものです。
ジャストシステム側の言い分では、松下の特許の前にキーボードでその機能を実現させていたので、
アイコンによる当機能も容易に推測できるということのようです。
私は自宅のFEPはATOKで、花子もドロー系ソフトではその優れた機能で、個人的に愛好しています。
今月バージョンアップ予定なので、久々に買おうかなと思っていた矢先に、この報道だったので、一瞬買えなくなるのかなと思いました。
でも、販売中止の仮処分は出なかったので、取りあえずは一安心と言ったところです。
ジャストシステムの業績を見ると昨年度実績で売上がピークの半分以下に落ち込んでいますし、仮処分が出たら倒産の危機もあり得ましたね。

特許の係争は相手の弱点を突くという、まさに知恵比べになりますが、これに注がれるエネルギーは大変なものだと思います。
首尾よく勝訴すればいいですが、敗訴となるとすべてが無駄になってしまいます。
製品化する場合は、細心の注意を払わないといけないのですが、ともすれば知的財産関連の調査は一番最後になりますし、
出来れば避けて通りたいものなので、なかなかすべてを網羅するということは不可能です。
警告された時点で、何らかの対策(クロスライセンス、実施権の取得など)が出来ればよかったのでしょうが、
売れている(売れていた)ソフトということで、標的にされてしまったのではないでしょうか。
ジャストシステムの出願状況を見ると480件あまりが公開になっていて、最近は年10件程度出願されているようです。
あの規模の会社からすると結構出しているように思いますが、なんせあいてが悪いですね。
裁判を続けていくことは、大変なエネルギーが必要ですし、さっさと和解してしまうこともひとつの方法ではないでしょうか。
それにしても、最近この手の訴訟が多いですが、『天は自ら助くる者を助く』といいますから、事前準備を怠りなくすることが大事ですね。









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Last updated  2005年02月03日 00時38分04秒
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