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bunakishike

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2005年04月24日
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HP に、
中国人の深層心理について書かれていました。
反日暴動は、国内の不満が政府批判になることを恐れて、中国政府が日本を標的にし向けたというのが、
大方の推理ですが、ここでは、中国人の深層心理まで立ち入って分析しており、なかなか興味深いものがあります。

以下、引用

中国社会は上下に関係なく「実利」のない行動は起こさないというものだ。
「反日デモ」を起こした中国側の最大の狙いは当コラム第23号で指摘した小泉首相に
よるODA支援停止と、2007年までの借款の廃止にあると思う。

 中国外務省の泰剛報道官は12日の定例記者会見で、一連の「反日」デモについて本音を述べている。
 「日本に何を求めるか」の質問に、「謝罪も良いし、ほかのことでも良いと思う。実際の行動を望む」と答えている。
 つまりODAや借款を廃止する見返りに、別の方法で「金を出せ」という条件提示とみて良いだろう。

 自民党と竹下派の最大利権と言われたODAの廃止は、民主党若手議員の突き上げにより参議院で可決された。
 それを書面で通知された中国政府はODAに変わる利権を日本政府に求めている。
 なかなか煮え切らない日本政府の態度に、中国側は反日デモという大勝負を打ちお灸をすえたのではないか。

 中国人は資本金なしで利益を上げ、ビジネスでうまい汁を吸ってきた。
 ターゲットである日本人はお人好しで正直者だ。中国側は思い通りに操れる、金のなる木を簡単には手放さない。

引用終わり

 付け加えるなら、2月に日米安全保障協議委員会(2+2)で決まった、
米軍の変革・再編(トランスフォーメーション)を受けた今後の日米同盟強化の指針となる「共通戦略目標」で、
中台問題での、中国の封じ込めも視野に入れた方針が打ち出されたことも、関係がありそうです。

また、 国際派日本人養成講座 というメールマガジンに、
すぐに謝る国、絶対謝らない国 』と題して、心の内面からの分析が紹介されています。

主な内容は以下の通り。

 日本人は、ともすれば謝ってしまいますが、それは日本人が良心の呵責という心の内面で葛藤があり、
謝るという行為により、その葛藤を解消するという流れがあるからです。
それには、自分の犯した過ちは認めるという教育と文化があるという背景があることも、忘れては行けません。
我々がそうだから、他の国の人たちもそうだろうと考えるほどの愚はないわけです。
欧州では、罪は「殺すなかれ」「奪うなかれ」という神のルールを破った事であり、
その結果として神から物理的な罰を与えられるという考え方で、
このため、欧米における罪と罰が極めて論理的物理的なもので、
謝罪とか、心の呵責などという心理的なものは、ほとんど出る幕がありません。
このため、欧州では、自首がほとんどないそうです。


 欧米人の精神構造がそのまま中国人に当てはまるかどうか議論の余地がありますが、
少なくとも、我々は、中国人は自分の過ちに対し、決して謝らない民族であるということ、
そして、先ほどの「利」で動く民族であるということ、これを忘れてはならないと思います。

私の会社にも中国人の方がいらっしゃいますが、
間違ったことをしても、それを他の人のせいにして、決して謝らなかった、
という出来事があったと聞いております。
日本人との違いを痛感させられます。

参考文献 
長野晃子著「日本人はなぜいつも『申し訳ない』と思うのか」草思社(2003.11)
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Last updated  2005年04月24日 12時23分34秒 コメントを書く
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