ポリスにお世話になる



アメリカに住みだして警察にお世話になるという
経験が非常に多くなった。

警察を呼ばれた事なんて日本に住んでいれば
人生に一度も経験しないで過ごせる人が
大半ではないかと思う。

でもアメリカでは半数以上が経験しているかも
知れません。

私も例に漏れずその一人となって
しまいました。

カリフォルニアのアパートに住んでいた時の話。
夜中にいきなり2人の警官が家のドアをどんどん
叩いて入ってきた。

あの時ほど、驚いたことはなかった。
本当に怖かった。

いつもテレビで見る怖そうな大きな体のポリスは
銃を腰に巻いてすごい形相。
怖くて怖くて震えが止まらない私…。

警官は大きな声で叫んだ。

「誰がナイフを所持しているんだ!」

(◎0◎;) えっ誰?誰?誰? ←私
( ̄□ ̄;) What? ←だんな

隣の人がどうやら通報したらしい。
私たちが大喧嘩して、どちらかがナイフを持ち出した
らしいと。(多分妻の方だと言ったそうな…)

そういやぁ、さっきいつものように
夫婦喧嘩してたけどあの事かしら?

だんなが郵便物をちっとも開けずに机の上に山盛り
に溜めているから喧嘩になった。

現在の請求書の係は私だけど、あの頃は封筒の中に
何書いてあるかよくわかんないから全部だんな任せ
でした。

「あなた、いい加減にしなさいよどうして開けないの
請求書だったらどうすんのよ!」

「封筒を開けるナイフをなくしたんだよ」
     ↑
家には封筒を開ける専用のナイフがあった。
それにしてもこの言い訳、信じられない。
面倒くさいだけなのよね。

「台所に死ぬほどナイフがあるでしょうが、
ハサミだってあるんだし、手でも開けられるでしょうが!」

でかい声で怒鳴った私。

薄い板一枚でつながっていたオンボロアパートの
隣人が何を勘違いしたのか警察に通報した。

ヘ(´o`)ヘ オー・マイ・ガーット!

近所に住む私の友人も子供をしかって大泣きされた
だけでポリスが飛んできたと話していた。

虐待していると近所の誰かが通報したらしい。
くわばらくわばら。

大声で喧嘩出来ないアメリカはストレス溜まります。
しかし、それだけアメリカは物騒と言うこと
でしょうか?

この近所でも夫婦喧嘩でパトカーが2.3台
駆けつけるなんてしょっちゅう見る光景。

夫婦喧嘩で殺されちゃう人達も多いこのアメリカ。
近所がそれだけ回りを気にして見てると言う事は
安心して暮らせると言う事?

そう考えると、警察を気軽に
呼べる事は良い事なのかも。┐(´ー`)┌

野性的な愛?


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