●●●●チョコチップ

ヒックン夢  九重弥依様。




一度じゃなくて、何度も何度も











サボりと約束











「ふー…疲れたー…」


独り言を呟く


実はまだ勤務時間、そしてあたしはまだ書類が残っている


これは正真正銘のサボり


あたしは草原のような場所に寝転がる


「んー」


大きく伸びをして、あたしは睡魔に身を任せ、


眠りにつこうとする…








おやすみなさ…








が、しかし。最後の『い』と言う前に、誰かに見つかったらしい。あたしの頭の方に人の気配を感じた


「…誰だよ」


起き上がって、後ろを見る


「あ、隊長…」


心臓のリズムが少し早く鳴り出す


顔も少し熱くなる。が


「相田、仕事に戻れ」


……なんていうか、カーンという音と共に、何がが消えた


が、息を乱している隊長を見て、また何かが燃えた


「探してくれたんですか?」


言うと、隊長の顔が少し赤くなる。


「書類出来てんのか?っていうか、仕事しやがれ」


「嫌でーす」


あたしはそういうと、そっぽを向いた。


「は?」


「したくありませんー…天気、良いのに」


我侭を言うあたし。呆れてるかな?と思うも、


本当したくない


「分かった。俺もサボる」


「へ?」


予想外の返事に変な声が出る


ほぼ間髪を入れず、隊長は寝転んだ


あたしも隣に寝転がる











隊長の横顔に、ドキドキしたが











「って、本当に隊長、寝てどうすんですかー」


規則正しい寝息と共に、隊長は完璧に寝ていた


横に眠っている隊長を横目で眺めながら呟く


「本当に寝てるんですかー?」


頬を抓る。


そして、あたしは少し頬を赤らめ、言う























「ねー隊長?あたしが居なくなったら、また探しに来てくれますか?」























ボッともっと熱くなっていく頬


「じょ、冗談ですから!!」


寝ている隊長が聞いているはずもないのに、焦りながら言う


心臓を落ち着けていると、どっと睡魔が襲ってきて、あたしは目を閉じ、


寝た













「んー…」


目が少しずつ覚めていき、伸びをする


隣を見ると、隊長が座って居た


あたしも起き上がり、隊長と肩を並べるように座る


「おはようございます」


ペコとお辞儀をして、言う


空は日が落ちて、少し黒に染まっていた


「っていうか、相田寝すぎだろ」


「でも、待っててくれたんですね。」


嬉しい気持ちを押し込めながら、言う


「まーな」


「とは言えど、隊長だって寝てたじゃないですかー」








「は?寝てねぇよ?」








ん?ぇ?あ?何それ。


「嘘だぁ」


「嘘ついてねぇよ」


本当に嘘を付いていない態度








………








記憶が蘇って来ると同時に、


顔が熱くなっていく


顔を両手で見えないように隠す





指と指の隙間から隊長をチラリと見る


と、隊長は不敵な笑みを浮かべていた


「ま、まさか。聞いてましたか?」


恐る恐る聞いてみる


「何が?」


ニヤと笑う隊長。


「……っっ!」


恥ずかしくて、何も言えない。


と、隊長はあたしの耳に自分の口を近づける。


いきなりの事に吃驚する間もなく


隊長は口を開く























「しょうがねぇから、探してやるよ」


























視線を横に動かすと、少し顔を赤らめた隊長が居た


「え、その、あの…」


「じゃーな」








立ち上がろうとした隊長の腕を掴む


「待って下さい…!」


顔の熱は上がるばかり、


そんなの隊長の所為だ。


だから伝える、隊長の耳に口を近づけ、気持ちを伝える














『       』














真っ赤になった隊長を返事と取っていいですか?








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