☆ Sanctuary ☆  Smile for you

鬼子母神

おはなし宝石箱 鬼子母神(きしもじん)
お話宝石箱 鬼子母神昔、ある山に鬼子母(きしも)という鬼が住んでいました。鬼子母は、自分の子供が一万人もいるのに、人間の子供をさらう悪い鬼でした。
仏さまは、たくさんの母親が泣いているのを見て、鬼子母の悪さを止めさせようと思いました。そして、鬼子母の末っ子をそっと隠しました。
さぁ、鬼子母は末っ子がいないのを知って大騒ぎです。
「私のかわいい子供や~、どこへいった~、返事をしておくれ~」
山で呼んでも、村で呼んでも、子供の返事は聞こえません。鬼子母はポロポロと涙を流しました。
そこへ、仏さまが現われました。
「鬼子母よ。そんなに、子供は可愛いものか?」
鬼子母は、泣きながら答えました。
「はい、何人いても、子供は可愛いものです。あの子がいないと、私は悲しくて、悲しくて…」
お話宝石箱 鬼子母神「鬼子母よ。おまえに子供をさらわれた母親たちも、おまえと同じように、悲しんでいるのだよ」
仏さまがそういうと、鬼子母は、母親たちのことを考えました。
「私はとてもひどいことをしてきた…」
鬼子母はそういうと、さらった子供を母親たちに返しました。仏さまも、鬼子母に末っ子を返してあげました。
鬼子母はそれから、仏さまの教えを一生懸命に学びました。そうして、子供を守る鬼子母神という神様になったのでした。

( ・o・)b このお話のテーマは「自分がされて嫌だなって思うことは、人にはしたらだめだよ」っていうことなんだね。
Hermes Angels 2

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