高橋信次先生に学ぶ

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遠くにいる病人のための祈り





霊の世界には時間空間は無いのでありますから、遠く離れているから届かないのではないか、という不安感をまず自分の心の中から除きます。

朝夕の祈り(祈願文)を唱えて自分の心を調和させます。

その人が自分の前に寝ている姿を、心の中にアリアリと描きます。

次にその人が神の光に包まれて、既に健康である状態をアリアリと描きます。



「あなたが病気になっているのは、あなたの間違った心の影であります。

本来のあなたは神の子であって、未だもって病気をした事もないのが、あなたの本当の姿です。

どうしてそうなったか、あなたはよくそれを反省して心を修正して下さい。

あなたは神の子であります。」


そう念じて、次に病気の人が念じたと同じように

「全身の細胞よ、患部の細砲よ……」と直接細胞精神に呼びかけます。

その人の病名が分かり、患部が分かっている場合は、自分の前にその人が寝ている状態を心に描いて、その人の肉体に直接光を入れると同じ状態で、患部に光を入れます。

遠隔の人に愛念を送る場合は、時間を決めてすると特に有効です。

その場合、受ける人はその時間に合掌して、素直にその念を受ける心になります。

時間を決められない時は、昼間よりも朝早くか、また夜、その人が休まれたと思われる時分にする方がよいのです。

昼間は表面意識が目覚めていて、色々廻りの事に気を取られるので、朝早い、まだ表面意識が完全に目覚めていない頃か、既に寝てしまって表面意識が働かなくなった頃にすると、こちらから送る念が、表面意識に邪魔される事なく潜在意識に、魂に直に伝えられてゆきます。

潜在意識、魂はちゃんと知っていので、朝、目が覚めて見ると、表面意識は

「どうして今朝はこんなに気分が良いのだろうか」
「何か身体が軽くなったようだ、調子がいい」

という事をいい出すのです。

それは魂が知っているからです。



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