高橋信次先生に学ぶ

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2003.08.25
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カテゴリ: カテゴリ未分類
-魂の自覚こそ大事である-


中・高校生300名の研修のとき、私(注:園頭先生)が、「人間は神の子である」と話した事に対して、約90%が、「人間は猿から進化したのである」と反論しました。

(その事に対して園頭先生は、次のように話されました。)
------------------------------

君達、それは学校の先生から教えられたのであろう。

君達は動物園に行って、猿に「先生」ということは、まさかしないと思う。
猿からは猿が生まれ、豚からは豚が生まれる。
それが真理である。

だったら、「わしの祖先は猿で、わしは猿の祖先だ」という先生があったら、「先生」というのは、人間の中でも指導性を持って、人はこのように生きるべきである事を、先に生きて示す人に対する敬称であるから、「わしは猿の子孫の猿である」という人を「先生」と敬称をつけて呼ぶな。


サルと呼ばれたら、その先生はきっと腹を立てられるだろう。
その時、「猿の子孫は猿だから、猿と言ったまでですが、では何故、サルと呼ばれて腹が立つのですか。」
と質問しろ。

先生は、絶対に答えられない筈である。

その時は、君達が教えてやれ。

「サル」と呼ばれて腹が立つのは、わしは「サル」ではない、尊い人間であるという「魂の自覚」があるからです。

自分で自分の事を、「私は馬鹿です。」という人があっても、人から、「お前は馬鹿か。」と言われると腹が立つのは、「自分は馬鹿ではない」という魂の自覚があるからです。

その魂の自覚こそ大事にしなければならないのである。
-------------------------

と、教えた事があります。

多くの学者や宗教家達が見落として気づいていないのは、この、


このような自覚を忘れて、解剖学的、生理学な立場からのみて、人間と類人猿と比較し、ごく一部の心理学的見方を加えて論じられているのは、全く無駄な事です。

「人間性の本質」は、人間が「神を思う心」を持っている、というところにあるのであります。


正法誌4号より抜粋






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Last updated  2003.08.25 06:53:16
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