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高橋信次先生と園頭広周先生の説かれた正法を中心に紹介するページです。
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2020.05.16
カテゴリ： 正法誌No.45
煩悩とはどういう心の状態か
煩悩をなくせよ、執着をなくせよ、とはよくいわれることである。
ところが多くの人は煩悩ということがわからないし、煩悩はどうして
起るかということがわかっていないのである。
煩悩は執着だといい、では執着とはと聞くと「それは執われている
ことだ」という答しか返ってこない。
ところが多くの人は煩悩ということがわからないし、煩悩はどうして
起るかということがわかっていないのである。
煩悩は執着だといい、では執着とはと聞くと「それは執われている
ことだ」という答しか返ってこない。
広辞苑より
執着－深く思い込んで忘れられぬこと。
煩悩－衆生の心身を悩乱し、迷界に繋留させる一切の妄念。
むさぼる心（貪）
いかりの心（瞋）
嫉妬、乱れた心、おろかな心（痴）
高慢、増長慢の心（慢）
疑いの心、人を信用できない心（疑）
一方的な見方をして全体的な見方ができない（見）
を根本として、その種類は多い。
八万四千の煩悩とは、煩悩の多いのをたとえたもの、これら
一切の煩悩を絶滅することが解脱への道の要訣とされる。
八万四千の煩悩とは、煩悩の多いのをたとえたもの、これら
一切の煩悩を絶滅することが解脱への道の要訣とされる。
（記事は、正法1982年5月号第45号より抜粋 原文のままです）
～続く～
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