ひぃの日記

ひぃの日記

2007.4.2イスタンブールで朝が来た



このペンションの宿泊料金には朝食が含まれている。

早速、食堂へ向かった。

英語が飛び交う。

他の国からトルコへやって来たたくさんの観光客がこのペンションには宿泊し

ていた。もちろん私もそのひとり・・・・・・。

『コーヒーにしますか?紅茶にしますか?』

食堂で働くおじさんが英語で声をかけてきた。

トルコ語で返事をしてしまった。

『トルコ語はなせるのかい?』

おじさんは嬉しそうにそのあとはずっとトルコ語で話しかけてくれた。

もちろん、全てが理解できるわけではないのだが。

私が朝食を食べ終わった頃、英語が飛び交い混雑していた食堂は少し人が減り

静かになっていた。おじさんが話しかけてきた。

『ここへはたくさんの外国からのお客さんが来るから、僕は毎日英語を話して

るけど、本当は英語話すの好きじゃないんだ。日本人はたまにだけどトルコ語

で話してくれる人もいるし、日本人はいい人が多い。僕は日本人が好だ!』

と、大きな声で堂々と話していた。いいのか・・・・・・?大声でそんなこと言っ

て・・・・・・。私がドキドキした。


このペンションの屋上からはトルコを代表するモスクが見える。

朝食が終わるとカメラを持って屋上へ上ってみた。

昨日は夜だったし、早くペンションに行きたかったため、景色を見る余裕もな

かった。

こんな近くだったんだ・・・・・・。

ブルーモスク

ペンションの屋上から.JPG


こちらはアヤソフィア

屋上から見たアヤソフィア




さて、この日、私はアンカラへ向かう長距離バスのチケットを買わなければな

らなかった。泊まっていたペンションの近くにある旅行会社を訪ね、チケット

を買おうとするが・・・・・・全て英語で話しかけられるため理解不能・・・・・・。要は

Otogar(バスターミナル)へ直接行けば、すぐにチケットを買うことが出来る

ので予約は必要ないということのようだった。

別の旅行会社も訪ねたが、やはり同じことを言われた。

とりあえずOtogarへ向かうことにした。



Trambay Metroを乗り継ぎ何とかOtogarへ到着。

そこにはたくさんのバス会社のブースがあり、たくさんの呼び込みのおじさん

やお兄さんが大きな声でトルコの地名を叫んでいた。バスの行き先、例えば

『アンカラ!アンカラ!』『カイセリ、カイセリ!』と言う風に地名を叫んで

いるのだ。

あまりの声の大きさに、怒られているような気分になった。

早くどこかの会社のブースの中に入ろう。恐い恐い・・・・・・。

でもどこのバス会社にしたら・・・・・・?

とりあえず、聞いた事のあるバス会社のブースに入った。



 私:『すみません。アンカラ行きのバスありますか?』

 バス会社の女性:『1時間に1本ありますけど。』

 私:『じゃぁ、明日の11時発のバスに空席はありますか?』

 バス会社の女性:『あります。あなたのお名前は?』

 私:『ひぃ(本名)です。』

 バス会社の女性:『はぁ?』



日本人の名前は聞き取るのが難しいらしい・・・・・・。

チケットに記入された名前はしっかり間違ってましたから。^^;



 バス会社の女性:『はい。チケットです。』

 私:『どうもありがとう。で、バスはどこから出発しますか?』

 バス会社の女性:『○×△!!』

 私:『?????』

 バス会社の女性:『だから、○×△!!』

 私:『・・・・・・。』



バス会社の女性は次のお客の対応を始めてしまった。

ブースの入り口近くで呼び込みのおじさんが暇そうにしていたのでおじさんに

バスがどこから出発になるのか聞くことができ たので良かったが・・・・・・。



何とかチケットを買うことは出来た。

次の難関。

アンカラで私を待ってくれている友達のお母さんに電話をしなければならなか

った。

日本で日本語で電話をするのも苦手な私・・・・・・。

それなのに。

トルコでトルコ語で電話をするのが私にとってどれだけ大変なこと

か・・・・・・。

でも、ここはトルコ。

トルコ語で話すしかないのだ。

よっし!!

頑張るぞ!!

 “トゥルルルルルル・・・・・・”

 『Alo?(もしもし?)』

友達のお母さんの声だ。

 『ひ、ひぃです。』

こう言うのがやっとだった。

何をどう話したのか・・・・・・。

あまりに緊張していたのでよく覚えてない。

が、何とか明日の5時にアンカラのOtogarへ到着することは伝わったようだ。

Otogarで5時に友達のお母さんが迎えに来てくれる・・・・・・たぶんそう言って

た・・・・・・はず。

もし、Otogarに誰もいなかったら・・・・・・。

私はどうしたらいいの・・・・・・?



ここはトルコ。

当たり前だがみんなトルコ語を話している。

トルコ語の武者修行のために私はトルコへやって来た。

だけど。

確かにそうなんだけど・・・・・・。

無謀な計画だったのかも・・・・・・?

とんでもないことをしてるのかも・・・・・・!

私は1ヶ月この国にいなければならないし・・・・・・。

後悔の雨嵐・・・・・・。

でも、もうここはトルコ。









言葉の通じない恐さを感じた瞬間だった。






トルコではじめて買った長距離バスのチケット

アンカラ行きチケット

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