癌 6/17日記より



おとーさんの大腸にポリープが見つかって
がんセンターで検査を受けていました。
この日、検査結果が出た。
やはり、ガンとのこと。
盲腸のところにポリープ(がん)が出来ていて
それが盲腸からはみ出している状態。
その前に違うところで受けた検査の時は
盲腸の手前に3センチほどのポリープがあって
それは時間がたてばガンになるだろう。
と言うような感じでした。
今回隅々検査した結果、ガンであったと言うこと・
糖尿の気があること・切れ痔(・・・笑)がわかりました。
やはりガンだから手術しなくてはならないのだが
それがいつになるのやら。
がんセンターから「いついつ入院です」って連絡がはいるらしい。
なるべくなら早くしてほしいものだ。

ちょうど半年前はおかーちゃんが手術した。
胃癌。
夏頃から胃が痛いといって食欲が落ちてた。
市販薬をのんでもあんまり効いてない様子。
まわりがいくらいっても病院には行かなかった。
健康診断も受けずにずっとやってきていた。
実際あまり風邪も引いていなかったけど。
秋になって風邪を引き、胃の痛みもだいぶひどくなった頃
おかーちゃんはようやく病院へ行った。
その日より前におねーちゃんがその病院へ行っておかーちゃんの胃のことを相談していたので胃カメラの検査を受けることがスムーズに進んだ。
そこではじめてガンということがわかった。
まさか・・・と思った。
おかーさんがガンだなんて・・・。
それも胃の半分以上がガン細胞におかされているとのこと。
おかーさんのおとーさん。
つまり私のおじーちゃんも胃癌。
天に召されたが。
私はおじーちゃんこ。
おじーちゃんとのんびり話をした時のことを思い出しながらおじーちゃんにお願いをした。
「当分呼んじゃ駄目だからね。おばーちゃんに怒られるよ」って。
おかーさんは今51歳。
(ちなみにおとーさんは58歳。)
まだまだこれから。
孫もまだいないんだし。
生きていてもらわなければ困る。
というかおかーさんなら大じょぶでしょ。って言い聞かせていた。
手術のとき、おかーさんの体から取り出された胃袋を見た。
手術をした医師は食材にされる肉とかのように取り扱っていた。
その時はまだ胃の形だった。
医師は胃袋をはさみで切っていった。
とても硬くなっていてスムーズに切ることが出来なかった。
その場所こそガンにおかされていたところだった。
というよりもガンでない場所のほうがあきらかに少なかった。
胃の壁が1センチもあった。
がちがちに黒く硬くなっていた。
幸いその時は胃の表面にガンが見えていたものの
胃の表面を覆う粘膜はガンは突き破っていなかった。
でも、ガン細胞が散らばっているかもしてない・・・と医師は言った。
そしてすぐに「こんなになっているのにみたかんじ転移してない方が不思議だ」って。
あの手術から半年たって。
おかーさんは外出はあまり出来ないものの家事が出来るようになった。
でも時々食事の手が止まる。
そして白血球が標準よりとても少ない。
抗ガン剤のせいみたいでここのところ薬をやめていたが
まだ数値があがらない。
とても心配。
おかーさんは巨体だったけど(服のサイズ15号くらいだったらしい。)今ではもうすぐ50キロってところまで体重が落ちている。
これ以上痩せていくおかーさんを見たくないよ。
足の悪いおばーちゃんも心配でしかたないんだろうな。

そしてちかいうちにはおとーさんの入院・手術。
おとーさんの場合は、とくに転移の心配はないらしい。
しかしおとーさんのいないあいだのおかーさんが心配だ。
こんなことを考える暇もないくらいはやく手術が決まって
どんどん話が進んでいって欲しい・・・。



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