himekyonの部屋

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2024/02/02
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カテゴリ: 山歩き大好き

あっという間に日にちがたってしまいます。
今回の山行は1月27日で 参加者は6人でした。

久しぶりに房総の富山(とみさん)
ひとりで歩くときは隣にある伊予ヶ岳と合わせて歩きますが今回は富山のみ


朝は快晴、富士山がくっきりと見えていました。
電線が邪魔ですが、電車の車窓から、スマホだと余計なものが入ってしまいます。




内房線岩井駅からの富山












房総は野菜としての「菜の花」の生産地
摘み取って出荷した後の脇芽が満開になっています。




伏姫籠穴入口分岐
江戸時代の長編小説「南総里見八犬伝」の舞台
伏姫籠穴の入口になっています。
実在の房総・里見家を舞台にした架空の物語で
八犬伝がブームになったころ、地元の人たちが
小説の舞台となった籠穴をこの地に建設して残されています。

2019年の台風で伏姫籠穴登山口は閉鎖されていましたが
2023年11月から危険個所にロープを渡し歩けるようになったので下山に使う予定です。
道路の右側には市営無料駐車場があり、たくさんの車が止まっていました。

(観光協会に問い合わせたところ、下りは危険なので登りに使うことをお勧めします。
初心者、子供さんは別のルートをお勧めしますとのことでした。)




「富山表登道」?の石柱
分岐から10分ほどで今回の登山口
福満寺に到着です。




福満寺山門




福満寺本堂
ニホンスイセンが満開でした。




振り返ると東京湾と中央の低い山の向こうに富士山が見えています。




お墓の横が登山口




いきなりの急登です。




一合目石柱が建っています。
道はしっかりしているものの、急な登りが続きます。
千葉の山は標高は低いけど、ほぼ0m~10mぐらいのところから登るので
急登、急下降があって侮れません。




5合目の休憩ベンチ
せっかく登ったのにまた急な下り
下り切ったところにベンチがあって小休止です。




あと半分
今度は階段が続きます。
地元ということで今回は先頭で歩いているので
階段では写真を撮ることができずでした。




7合目石柱
このあとも急登の階段の連続で
あえぎあえぎ歩いています。
このあとの合目石柱はわからずに通り過ぎました。




石祠
昔から信仰の山で雨ごいなども行われていた山です。




南峰に到着です。
石段の上に仁王門があったそうですが、火災で焼失




朽ちかけた観音堂
昔は南峰が主峰で
福満寺の本堂やいつくもの堂があったそうです。




南峰山頂(観音峰)(標高342m)
展望がありません。

観音堂のある広場に戻り
北峰を目指します。








途中に縁結びの ぼたん杉
普通の杉よりも葉が丸いそうです。
高くて近くで見られませんがみるからに丸い感じです。




「愛の鐘」
平成11年2月に今上天皇が皇太子時代に雅子妃とともに散策されたことで
富山が知れ渡り、訪れる若いカップルが増えたので造られたもの




里見八犬士終焉の地
南峰・北峰の鞍部にたっています。
「南総里見八犬伝」に登場する八犬士がこの地に戻り、
最後に仙人になって山頂から雲のかなたへ消えていった地(小説は読んでません)




北峰の金比羅宮




北峰山頂(金毘羅峰)(標高349.5m)




北峰展望台
平成11年2月今上天皇の皇太子だったときに
雅子妃とともに散策された記念に造られましたが老朽化して上ると揺れます。
右側の記念碑は皇太子・雅子妃殿下のご散策記念碑




記念碑の脇に河津桜の花が咲いていました。




東京湾と奥に三浦半島
残念、富士山が雲にかくれてしまいました。




房総半島の右奥に伊豆大島
利島・新島・神津島がうっすらと見えていました。




昼食後、伏姫籠穴下山口へ下ります。
去年の11月に通行可になりましたが
「下りにはおすすめしません」の看板が・・・




すぐに長いロープが出てきました。
階段が土砂で流されてズタズタになっています。
たしかにロープなしでは滑りそう
落ちれば谷底まで








部分的には階段が見えますがほぼ埋まっています。








階段になってホッとしたのもつかの間




山がそっくり崩れたあと
急いで渡ります。




ひとりづつ、ロープをしっかり使って下ります。




ようやく林道にでました




伏姫籠穴登山口
無事下山




滝沢馬琴(曲亭馬琴)の小説「南総里見八犬伝」は
ここから話しがはじまります。
・・・が、おじさまたち、まったく興味なし

下山したらもう飲むことしか考えていません、
急に歩くペースが速くなり
予定より1本早い電車に乗りたいと急ぎ足
仕方なく走って駅に着き、ホームに着くと同時に列車が到着でした。
皆さん、フェリーでいっぱいやりたいようで
みなさんフェリー経由で帰って行きました。














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Last updated  2024/02/02 11:31:02 PM
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