事件!?1

注意
フェレットに付いて詳しくない方にも分かるように
色々な説明が書いてあります。
フェレ飼いさんは承知している事ばかりで
うっとおしいかと思いますが
おつき合い下さいm(_ _)m


2002年5月28日 1本の電話によってその事件は幕を開けた・・・

その5日前の5月23日 私は静岡県富士市の某ペットショップにて1匹のフェレットを購入 『姫』と名付け家族の一員に迎え入れたばかりでした。
その電話は姫を購入したペットショップからで、「保証書を間違えて渡してしまったので交換に来て下さい」というものでした。

フェレットは先天的・遺伝的な病気で、生後1年以内に病気を発症して死んでしまう可能性があるらしいです。
また、現在フェレットの繁殖は個人で行っているもの以外は全て海外のフェレットメーカーの繁殖場で行われており、ペット用に輸入されるフェレットは必ず避妊・去勢及び臭腺の除去手術を施されています。
これは、子孫を残す事も出来ず、しかも体にメスを入れているので、可哀想なように思えますが、フェレットのメスは発情したら必ず交尾させないと、ずっと発情したままになり、それが原因で貧血や免疫力・止血能力の低下を起こし死んでしまうのです。
なので、繁殖目的でない限り必ず避妊手術をしないといけない事になっているのです。
オスについては、交尾させないと死んでしまうという事はないのですが、年をとってから精巣腫瘍にかかる事もあるので、その予防と、発情すると強烈な臭いを発するうえに攻撃的になってしまうという事で、メスと同様に繁殖目的でない場合は手術が必要になります。
また、臭腺の除去についても、フェレットを飼っている、またはペットショップで触った事のある方にはお分かりのように手術済でも結構臭いがあります。
これが臭腺除去されていなものですと、家中の戸を締め切っていても外に臭いが洩れてしまう程強烈な臭いらしいです。
という事で、臭腺の除去もペットとして飼う場合は欠かせないものになります。
ですが、ごくまれにこの手術によって『臭腺』が取りきれずに残り、それによってフェレットが体調不良に陥る場合があります。
その為、その治療に掛かった費用と、死んでしまった場合はその子の代わりの子をファームが補償してくれる事になっており、購入時には必ずそのファームの保証書を付ける事になっているのです。

私が姫を購入した時に、姫は『マーシャル』のフェレットであるという説明を受け『マーシャル』の保証書を受け取り帰って来たのですが・・・

実は姫は『マーシャル』ではなく『パスバレー』のフェレットで、間違えて『マーシャル』の保証書を渡してしまった という事でした。

私はこの時、フェレットを飼うのが初めてだったし、フェレットに詳しい友人もおらず、フェレットに関する知識があまり無かったので、特に疑問も持たず素直に保証書を交換して来ました。

が、その後姫と生活して行く上で、色々な事をネットや飼育書等で勉強したところ、姫はやはり『マーシャル』のフェレットなのではないかと思いネットでフェレットを販売していて、色々な疑問に答えてくれるお店に質問してみたところ、やはり『マーシャル』で間違いない事が判明しました。

その決め手になったのが入墨でした。

ペットとして輸入されたフェレットは避妊・去勢及び臭腺の除去の手術を施されている・・・と上に書きましたが、この手術を行った事の証明として、マーシャル・カナディアン・ミスティック(全てフェレットのファームです)は手術済の個体に必ず入墨を入れており、また、その入墨によってどのファームのフェレットかを見分けられるようになっているのです。
入墨は マーシャル:片耳に●の入墨(片耳の他に片手肉球にも入墨のある場合もある) カナディアン:耳に入墨(形等はわかりません) ミスティック:お腹に2本線状の入墨
(パスバレーで片耳に線状または■の入墨を施しているという話も聞いた事があるのですが、今のところ未確認です。)

・・・姫の入墨はまさに『マーシャル』の入墨でした。

それが分かったのはもう姫が我家の一員になってから半年以上経ってからだったのですが、もし姫に何かあって補償が必要になった時に「パスバレー:うちのファームのフェレットではないので補償出来ません。」→「マーシャル:うちの保証書がないので補償出来ません」という事になっては大変なので、ペットショップに連絡する事にしました。

・・・が、この時のショップの対応にびっくりしました。

私 「5月23日にそちらでフェレットを購入した者ですが、最初に購入した時にマーシャルの保証書を頂いたのですが、1週間くらいしてからそちらから『マーシャルではなくてパスバレーだったので保証書を交換して下さい』と言われて交換したのですが、パスバレーではなくマーシャルではないかと思うので、そちらでも調べて頂いてマーシャルの保証書に交換して頂きたいんですが・・・」
店員「は!?何を根拠にマーシャルのだって言うんですか!?」
私(・・・『は!?』はこっちの台詞だーー!!と、思いつつ・・・)「耳に入っている入墨がマーシャルのものだと思うんですが・・・」
店員「はぁ?誰がそんな事を言ったんですか!?」(逆ギレぎみ)
私 「フェレットに詳しい方に確認して頂いたんですけど」
店員「あぁ・・・そうですか。じゃあ調べますよ」
私:住所と電話番号とマーシャルだと思う特徴を伝え電話を切る・・・

何?何なの、この対応は!?ねえ、どっちが悪いの!?私?私が悪いのか!?

そして1週間後・・・

店員「調べてみたらやはりマーシャルでした。済みませんでした・・・」
私 「そうですか、わかって良かったです」
店員「どうしますか?」
私 「え?何がですか?」
店員「パスバレーのものが良いようでしたら、購入金額で引き取りますよ」
私 「はい?いや、マーシャルが嫌とかパスバレーが良いとかの問題じゃなくてですね、補償の問題がありますよね?それに自分のところの子がどこから来たのか知りたいと思うのが飼い主ってものじゃないんですか?だからはっきりさせたかっただけなんですけど」
店員「あぁ・・・そうですか」
私 「保証書は交換していただけるんですよね?」
店員「保証書を取り寄せるのに2週間くらいかかるんですけど・・・」
私 「わかりました。それでも良いので、お願いします」
店員「はい、それでは・・・」(電話を切ろうとする)
私 「あの!今手元にあるパスバレーの保証書はどうすれば良いんですか?」
店員「あぁ、そちらで処分して下さい」
私 「えっ!?処分して良いんですか?」
店員「はい、良いです」

・・・良いのか!?だって1匹のフェレットにつき1枚の保証書じゃないの!?・・・まあ、でも姫と同時期にショップに居たフェレットはもう皆売れてしまっていたし、今さら返しても仕方がないか・・・と思い、結局パスバレーの保証書はショップに返しませんでした。
でも、私の持っているこのパスバレーの保証書の該当の子を買った人はどうしているのだろうか・・・?その人のところに姫のマーシャルの保証書が行っているのだろうか・・・?謎です・・・

2週間程してからマーシャルの保証書が郵送されて来ました。中には保証書の他に『大変御迷惑をお掛けしまして 申し訳ありませんでした』との手紙が入っていました。

まあ、結果的には解決したから良かったのですが、このショップの対応にはちょっと考えさせられるものがありました。

もともとあまり良い話を聞くペットショップではなかったのですが、姫以外のフェレットが私の初フェレットというのは今では考えられないので、そこで姫に出あったのは運命だったと思います。
そこのところはこのペットショップに感謝です。
姫と巡り合わせてくれて有り難う!

・・・と思っていたら、またやらかしてくれましたよ~

以下『事件!?2』へつづく・・・


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