神経内科医の徒然診療日記・コロナの時代

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Feb 6, 2013
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カテゴリ: 医学関連
  風しんが大流行の兆しを見せている。国立感染症研究所感染症情報センターによると、昨年1年間の患者報告数は2353人で、前年の6.3倍に上り、全数報告が始まった2008年以降で最多。今年に入っても流行は収まらず、1月20日までに154人の患者が報告されており、昨年の同時期の15人の10倍になっている。妊娠初期の女性が風しんにかかると、子どもが先天性心疾患や難聴などの障害を持って生まれる恐れがあり、厚生労働省では注意を呼び掛けている。

 「先天性風しん症候群」と総称される障害を持って子どもが生まれた例は、昨年に5例報告された。これは、調査を始めた1999年以降では、2004年の10例に次ぐ数字。今年に入ってからも既に1例が報告されており、今後も増加が懸念される。

 年明け以降に報告された患者154人を都道府県別に見ると、東京を中心に首都圏で多い。東京の76人が突出して多く、以下は神奈川(19人)、埼玉(15人)、千葉(12人)、大阪(7人)などの順だった。

 厚労省は1月29日付で、風しん対策を徹底するよう都道府県などに通知した。定期予防接種の対象者への積極的な勧奨を行うことのほか、これから妊娠する可能性がある女性や、妊婦の同居家族などに対し、自費で予防接種を受けることを検討するよう周知することなどを求めている。

風しんの主な症状は発熱、発疹、リンパ節の腫れ。例年、春先から夏にかけて患者が増加する。

提供:医療介護CBニュース 

コメント:

風疹は、妊婦が罹患すると、本人よりも「先天性風しん症候群」と総称される障害を持って子どもが生まれることが心配なのは、よく知られるています。

そのために予防ワクチンが勧められています。子供の頃に風疹に罹患して免疫があるかどうかが、心配であれば採血で、抗体の検査を受けて下さい。抗体がなければワクチン接種を受けましょう。






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Last updated  Feb 6, 2013 11:31:32 AM
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takamatsu0224 @ Re[1]:ギラン・バレーとジカ、やはり関連(03/08) 大黒町さん >色々新しい病気が出てきて不…
大黒町 @ Re:ギラン・バレーとジカ、やはり関連(03/08) 色々新しい病気が出てきて不安になります…
大黒町 @ Re:睡眠不足でたまる脳内物質が記憶力減退の正体だった。(01/25) これは役に立ちますね。 引用させてくださ…
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