アチャモ☆の詩106
【街灯虫】
街灯に戯れ飛び回る虫達は
何度も何度も街灯に頭をぶつけてる
不器用の俺達みたいに･･･｡
必死に街灯に留まろうと
羽をバタバタさせる可憐な蛾達は（チョウ）
誰かに縋る少女のようにみえるよ
街灯の灯りは未来の希望のように
戯れてはみるけれど････｡
翌朝には幻と気づかされる
手を伸ばしても何も掴めない
街灯近くに蜘蛛の巣に捕まる虫達は
羽をばたつかせて必死に逃げようと！
でも、その風景は･･･｡
大人達に騙された子供達のようだ
まるで最近のニュースみたいだよ
見えないネットの中に潜む
哀れな悲しい大人達･･･｡
街灯の灯りは貪欲の灯りのようだ
街灯の下で感じた世の中の風景
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