英語の学び方いろいろ

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2004.11.12
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カテゴリ: 英語のお勉強日記
 久しぶりに福翁自伝を読み始めました。これは福沢諭吉が速記者に60年の生涯を口述筆記させたものがベースになった実に読みやすく面白い本です。

 かなり昔にこの本を読んだときに、諭吉先生がオランダ語から英語に鞍替えした場面にかなり感動したことを覚えていたのと、この日記でジョン万次郎のことを書いたときに、またそのことを思い出したので、久々に岩波文庫を引っ張り出た次第です。

 この中に、諭吉先生が横浜から江戸に戻った日のことが書いてあり、小見出しは「英学発心」となっています。次の一節が実におもしろいのです。

 「横浜から帰って、。。。。実に落胆してしまった。これはこれはどうも仕方がない、今まで数年の間、死物狂いになってオランダの書を読むことを勉強した、その勉強したものが、今は何にもならない、商売人の看板を見ても読むことが出来ない、さりとは誠に詰まらぬことをしたわいと、実に落胆してしまった。けれども決して落胆している場合ではない。あすこに行われている言葉、書いてある文字は、英語か仏語に相違ない。ところで今、世界に英語の普通に行われているということはかねて知っている。何でもあれは英語に違いない、今我国は条約を結んで開けかかっている、さすればこの後は英語が必要になるに違いない、洋学者として英語を知らなければとても何にも通ずることが出来ない、この後は英語を読むより外に仕方がないと、横浜から帰った翌日だ、一度は落胆したが同時にまた新たに志を発して、それから以来は一切万事英語と覚悟を極めて。。。。。」

 当時の諭吉先生の落胆とその後の新たに沸き起こった意欲が、息遣いをともなった聞こえてきそうな良い文章でしょう。

 この後の下りで、辞書をほうぼう走り回って入手するいきさつや、学習パートナーを四苦八苦して探すことなどが、実に生き生きと書かれています。

 このぐらいの勢いと意欲でことに当たれば、たいていのことが出来るような気がして、だいぶ前になくなった諭吉先生に再び発破を掛けられたような気がしました。

 口述筆記なので、とても読みやすい本です。まだの方は、是非ご一読を。ちなみに私は慶応の卒業生ではありません。

福翁自伝 ( 岩波文庫 )












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最終更新日  2004.11.13 23:35:44
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福翁自伝面白そうですね。  
akitty17  さん
こんばんは。

最初に必死で覚えたのがなぜか親指シフトという配列のキーボードで、いざ就職したら会社は標準JIS配列で、かなり混乱しました。
でもやっぱりその時はやる気と意欲に満ちていたので、なんとかクリアしましたけどね~そんなもんです。
でも英語はワープロなんかよりもっともっと難しいでしょうね。
最近、ジャズダンスを始めたのですが、まだまだ一つ一つのステップを覚えるのに必死で、まるでリズムに乗れないのですよ、これが。
なんだか英語の勉強と似てるな~と思いながら頑張っています。
以前、少人数の英会話のレッスンの場で、英語の語彙は豊富で次々と単語を発する人がいたのですが、発音も抑揚もめちゃくちゃで、逆に日本人には理解できても、これ向こうで通用するのかな?って疑問に思いました。
よく、単語が解っていれば大丈夫なんて聞くけど、やっぱりそれだけじゃ駄目ですよね?

実は今月から英語の勉強を始めようと思って、こちらの日記を勝手にリンクさせていただきました。
が、その後忙しさに追われて勉強も滞ってしまっていました。
ご挨拶が遅れてごめんなさい。
これからも時々覗かせていただきますので、よろしくお願いしますね♪ (2004.11.13 00:37:53)

Re:福翁自伝(11/12)  
1985オメガ  さん
僕も江戸明治時代の志のあるものが限られた情報のなかがんばって外国語を学習する状況をイメージしながら勉強しております。 (2004.11.13 09:57:00)

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