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久恒啓一

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3月5日配本の新著「タテの会議 ヨコの会議」(久恒啓一・ダイヤモンド社)が、週末あたりから書店に並び始めます。

タテの会議ヨコの会議
印税寄付プログラム(チャリティ・ブック・プログラム http://www.jen-npo.org/chabo/))Chabo!参加本となりますので、本書の印税の一部が特定非営利活動法人JEN(http://www.jen-npo.org/)を通じて、スーダンなど世界中の難民・被災民の教育支援、自立支援に使われることになります。

以下、宣伝文句。


上司と部下の「タテの会議」と、部門をまたぐ「ヨコの会議」。
――その目的も会議術も異なる。
時間半減、生産性倍増のノウハウが満載!
上司と部下の「タテの会議」の目的は、理解と伝達。
部門をまたぐ「ヨコの会議」の目的は、企画・構想・創造。


「タテの会議」では、上司と部下それぞれの視点から問題を解きほぐし、具体的なアドバイスをします。
一方、「ヨコの会議」では、部門をまたいだ会議の際に生じるトラブルや、上下関係では生まれない、「ヨコ」ならでは悩みを挙げます。部門間での仕事のあり方を取り上げることで、“組織横断的な仕事のあり方”を学んでいきます。
また、始まりつつある「ウェブ時代の会議術」についても触れています。
ファシリテーターから新入社員までの必読書。きっと役立つヒントが見つかります。


目次

1章  会議うつ病から脱出しよう
2章  「タテ型会議」の会議術 理解と伝達の為に
3章  「ヨコ型会議」の会議術 企画・構想・創造のために
4章  会議をデザインする
5章  関係のマネジメント力を鍛えよう



前書き

企業に勤めている間、数えきれないほどの会議に参加しました。

会議室にはいつも、会議の効率化を促す言葉が入っているポスターが貼ってありました。「時間通りに始めよう」、「その会議のコストは○○円です」、などの言葉は、なるほどとは思うものの、「さて、それは置いておいて、、、」と、当然のようにまた長い、非効率な、胃が痛む会議の世界に入っていきました。

企業にはその企業独特の会議の進め方があり、それに慣れるまでの若社員時代、担当者として出席を求められる中堅時代、会議を取り仕切るリーダーの時代、それぞれに経験をしてきたのですが、会議がうまくいったという満足感を持って終えたという経験はありません。



会議は、組織における人間関係が集約される場であるから、決定版はないということなのでしょう。

この世界に一石を投じるという企画が持ち上がって、改めて考えると、会議の技術とは、「コミュニケーション」と「合意」の技術ではないだろうかと思うようになりました。組織内外の関係者のコミュニケーションを通して合意を得るための方法論の開発が求められているのです。

組織に関わっている者にとって、会議という言葉に常にフラストレーションを感じるのは、時間をかけても、回数を重ねても、すっきりした合意がとれないところにあります。

私は今の日本の混乱には、「社会的合意形成」の方法論の欠如が底流にあるとみています。それを「合意術」という書物にまとめたこともあります。「民主主義は最悪の体制である、ただそれ以外の体制よりはましだ」という言葉があるように、会議にはムダとムリが、場を多く占めていることは疑いの余地はありません。こういった本を読もうとするビジネスマンの溜息が聞こえてきそうです。

そこで、この「合意」を意識しながら、会議に関する本を書いていくことにしました。

この本は、危機的状況にあった中堅会社の業績を短期間で立て直した友人、また中小零細企業勤務の経験のある女性コンサルタント、そして大企業で会議に明け暮れていた私の三人で、議論を重ねながらつくっていったものです。それは一面楽しい時間でもありました。

その過程で、タテの会議とヨコの会議という切り口が浮上したのですが、誰にとっても避けては通れない会議の技術やヒントなどを吟味して、会議の現場で役に立つと思われるものを披露しているつもりです。

この本ですべての問題が片付くとは思ってはいませんが、従来よりは気楽に会議に臨めるようになるとは考えています。そして会議に費やす時間や労力も減っていくはずです。

この本を読んで欲しいのは、若い社員はもちろん、会議を主催する事務局、新米の管理職などが中心ですが、会議に悩まされているすべての人にも読んでいただきたいと思っています。

タテとヨコ、上と下、というように、会議の全体をみることができるようになっているので、この全体像を頭に入れて、実際の会議に出てみると、思い当たるふしがあったり、述べているヒントが腑に落ちると思います。

会議を制するものは、ビジネスを制する。仕事の時間の中で、会議に費やしている時間は意外に大きいはずです。会議の効率をあげて、その時間をできるだけいい時間に変えることが、気分よく働けるということになります。それは当然のことながら業績にも反映していくでしょう。

ビジネスの現場で戦っている読者の皆さんの、健闘とご成功を祈ります。
















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Last updated  2009/03/06 06:21:34 PM
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