スメタナ交響詩 モルダウに幼児が夢中!


三歳になるウチの子が、
スメタナの交響詩、モルダウにハマっています。

クラシックって、
こどもにとって、
「とっつきにくい」かなぁというイメージがあるのですが、

たまたま、
音楽が流れる 目覚まし時計の曲のリストの中に、
モルダウの曲が入っていた
ため、
興味をもったようです。


        ↓

「眠い朝も、お気に入りの音楽で起きれば元気になれそう」
そんな声から生まれた目覚ましです。
おなじみの クラシックを16和音で奏でます。


選んだ曲が流れるパターンと、
アラームの度に曲が切り替わる2パターンを切り替え可能。

★SEIKO( セイコー )の音楽が流れる 電波目覚まし時計。
音色も美しく、プレゼントにもオススメ。
「リーン」という独特のベルの音が苦手な方にも。


曲・音声 ・葦笛の踊り
・モルダウ
・コッペリア・ワルツ
・アヴェ・マリア
・威風堂々
・ペールギュントより「朝」

子どもは、 日中も、
この時計を持ってまわるほどのお気に入り。


私も好きです(*´▽`*)



さてさて・・・目覚まし時計を再生しながら、
一人でメロディーを歌ったりしていた ので、
「これは!」と思い、
モルダウのCDを
聴かせてみたら、かなりノッてきました。



モルダウが聴きたい!とリクエストしてくるだけでなく、
車の中にまで、モルダウのCDを乗せてと言い出しました(^^;)



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とくに、モルダウの曲のなかで有名なテーマの
流れるようなメロディーがお気に入りの様子。

そこで、
学生時代のモルダウの合唱曲用楽譜を引っ張り出して、
子どもが寝た隙をみて、2日間 練習し、
とりあえず弾けるようになってきた状態で(まだミスタッチあり。泣)
電子ピアノに録音し、
子どもの前で それを再生しながら、歌の旋律を弾いて聴かせてみました。

そうすると、ニッコリ(●´ω`●)

飽きるまで、しばらく弾いてと言い出し、
作戦(?)は 大成功でした。


また、モルダウの(交響詩)のCDをきかせながら、

今 モルダウの川が こんな風に流れているねぇ。

とかいいながら、


音楽の進行にそって、
イメージを膨らませてみる会話をしたり。


モルダウの一曲で、
子どもと、とても広く音楽遊びができ、嬉しく思います。

子どもに音楽を聴かせたいときは、
テレビのCMなどに使われている曲や、
スーパーなどでいつも流れている曲なども、
手ごたえ アリです!!

聴いた曲を テキトーに (コラ )ピアノで弾くと、
大喜びします。(笑)


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オーケストラが入る曲は、音の調整が難しいところが、
少々難点?かもしれません。

小さな音のところは、ボリュームを大きくする あるいは、
耳を澄まして聴かないといけないし、

大音量のオーケストラの響きは、
曲によっては、びっくりすることも☆

こどもたちと
交響曲などのオーケストラを聴くときは、
音の大きさにも配慮しながら、
付き添って 鑑賞したいものですね。

スメタナの生涯(ウィキより引用)

スメタナは1824年3月2日、ボヘミア北部のリトミシュル(Litomy?l Leitomischl)でビール(→チェコ・ビール)の醸造技師の息子として生まれた。若い頃にピアノとヴァイオリンを学び、家族の参加していた趣味的な弦楽四重奏団で演奏していた。父親の抵抗にも拘らず、音楽を学ぶためにプラハへ赴いたスメタナは、ある貴族の家の音楽教師の座を獲得し、1848年には、作曲家フランツ・リストからの資金援助を受け、彼自身の音楽学校を設立した。

1874年に梅毒に起因して中途失聴者となるが、作曲活動を続け、この出来事の後に書かれた代表的な作品に『わが祖国』がある。

1884年にスメタナは梅毒の進行による脳障害により正気を失い、プラハの精神病院へ収容され、この地で生涯を終えた。ヴィシェフラットの有名人墓地に葬られている。

スメタナは、明確にチェコの個性の現れた音楽を書いた最初の作曲家であるといわれる。そのため、チェコ国民楽派の開祖とされる。

彼の歌劇の多くは、チェコの題材に基いており、中でも『売られた花嫁』は喜劇として最もよく知られている。彼は、チェコの民俗舞踊のリズムを多用し、また、彼の書いた旋律は時として民謡を彷彿とさせる。彼は、同じ様にチェコの題材をその作品中に用いた作曲家として知られる アントニン・ドヴォルザークに大きな影響を与えた。


IMSLP - International Music Score Library Project 内のベドジフ・スメタナのページ。無料で楽譜が入手可能。

楽譜のダウンロードサイト・無料配布ホームページなど、
インターネットから楽譜をゲットできるサイトは、
姉妹サイト「ぴあの専科。」のコチラのページからどうぞ。




ヴルタヴァ(Vltava)について

1874年に作曲された。『モルダウ』(Moldau, ドイツ語名)の名で知られる。一連の交響詩群の中で最も知られた作品であり、単独で演奏されたり録音されることも多い。ヴルタヴァ川(モルダウ川)の、源流近くからプラハを流れ、エルベ川へ合流するまでの様子が描かれている。。 楽曲の最終部分には、第1曲「ヴィシェフラド」の一節も組み込まれている。スメタナの故郷を思う気持ちが現れている。最初の主題は歌曲や合唱曲に編曲されて歌われている


~モルダウの流れる情景~狂箪笥さんのHPより一部抜粋

○「モルダウの最初の源流」

 水源地はチェコ西部の山の奥深くです。2本のフルートにより雪が溶けてやがて流れとなる様子が表されています。繊細なハープのハーモニクスとヴァイオリンのピチカートは、あちこちで陽の光に当たってきらめく水のしずくです。



○「モルダウの第2の源流」

さきほどの源流(フルート)にやや温度差のある別の流れ(クラリネット)が合流し、少しだけ水に温かさが加わります。こうして徐々に楽器の数が増え、水が集まり、河の流れが出来上がってきます。ここでオーボエを伴った弦楽器により、最も有名なモルダウ河の主題が提示されます。



○「森~狩り」

 流れは森の中に入り、ホルンのシグナルとともに馬に乗った勇壮な狩人が横切ります。角笛の音が森のあちこちにこだまします。牧場のカウベルも時折聞こえ、弦楽器による河の流れは絶え間なく続きます。



○「村の婚礼」

拍子は6/8拍子から2/4拍子に変わります。そして森を抜けると少し視界が開け、村の集落が見えてきます。今日は村の若者の結婚式。教会から出てきた若い2人を、村人たちの陽気なフォークダンスが迎え、祝福するヨーデルの歌声が響きます。



○「月の光~水の精の踊り」

 結婚式の夜も更け、あたりは静けさを取り戻します。ファゴットとオーボエの先導により水の精が登場し、フルートとクラリネットが冒頭と同じような無窮動を繰り返しつつ楽しげに浮遊します。弦楽器群によりまた水量が徐々に増え、さきほどのモルダウ河の主題が再現されます。



○「聖ヨハネの急流」

 突如として傾斜が急になり、水の勢いが速くなります。岩にぶつかり、激しい水しぶきを上げる様子がリアルに描写されています。



○「モルダウの力強い流れ」

曲はホ短調からホ長調に転調し、モルダウ河はプラハ市内に入ります。オーケストラ全体によりこの「モルダウ河のテーマ」が賛歌として力強く歌われます。



○「ヴィシュフラド(高い城)の主題」

そしてプラハ市内にある歴史的な古城、ヴィシュフラド(高い城)に挨拶します。ここは前作である交響詩「ヴィシュフラド(高い城)」(「我が祖国」第1曲)のテーマが回帰する瞬間でもあり、本来ならば全曲を連続演奏した時に効果が得られるように作られています。そしてプラハ市内を抜けてなお果てしなく続く流れを見送りつつ、フェードアウトされて曲は締めくくられます。





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