音楽療法士の資格と仕事、楽器例


現在いろいろな資格がありますが、音楽療法士の資格をとるためには、一体どのようにステップを踏んでいけばいいのでしょうか。

★実際におこなう仕事内容

音楽療法士はさまざまな障害を持っている方の心身のケアを
医師や看護師などと協力しながら仕事を行う。

乳幼児から高齢者までの身体や、精神などにさまざまな障害を持っている方に、音楽を聴くことや歌うこと、楽器を演奏することを体験させて
運動機能の回復や社会適応能力の回復などを手助けする。

音楽をリハビリテーション(リハビリ)の一つとしてとらえ、
音楽の持っている特性を生かす。

★音楽療法士に求められることとは?

音楽療法に関する知識やさまざまな臨床経験を積んでいき、歌を歌ったり、歌を聴いたり、楽器を演奏するなどを行い、身体や精神などに問題を抱えている人に対して精神的な治療を行います。教養や人間性なども求められます。

音楽療法の先進国でもあるアメリカやドイツなどの各国では音楽療法が有効な
治療方法として認知されていて、音楽療法士が活躍できる場所も多く
あります。

★日本(国内)で音楽療法士が活躍できる仕事場所は?

・福祉関係が多くなってきている。
一般病院・老人福祉施設・知的障害児施設・デイケアセンター・養護学
校・児童施設など。

最近ではマタニティミュージックやヒーリングミュージックなどの音楽が医療
現場だけではなく、一般の人たちの間でも広まっているので、音楽療
法士の活躍できる場所は今後はもっと多くなってくることでしょう。


★音楽療法士(ミュージックセラピスト)の仕事内容は?

心や体に問題を抱えている人に対し、音楽のさまざまな効果を使い、人の精神的な部分を治療する専門家である。

音楽療法士とは音楽の持っている、生理的や心理的な働きを
活用する事により、心身の障害の回復や機能の改善を行う。

具体的には→・認知症や痴呆症などの高齢者や精神障害者、
・交通事故による後遺症がある患者
・脳性まひや小児まひ
・自閉症児など 


音楽療法を活用しながら コミニュケーションをとり、リハビリテーション
やセラピーなどを行うのが音楽療法士なのです。

音楽療法士の資格は現在、日本音楽療法学会が認定している 民間の資格 となっています。国家資格ではありません。

音楽療法士の資格は5年に一度更新する必要がありますが、
日本音楽療法学会だけでなく、大学や専門学校などを卒業すると音楽療法士として認定している学校や、特定されたそれぞれの地域で独自に認定しているところもあります。

★音楽療法士が活躍できる職場(求人・仕事先)は?

・精神科病院
・一般病院などのリハビリテーションセンター
・養護学校 ・小学校、中学校などの養護学級
・老人保健施設(高齢者施設 など。

★「音楽療法をおこなうためには、
3つのスキルが必要であると言われている。


□ 1  
音楽療法との関わりや、病気に対する知識やプログラムの立て方、
効果測定と評価など、 音楽療法を実際におこなう知識やスキルが必要
つまり、目的を明確にし、適切な方法を施し、結果を見直すということ。

そのためには、体系立てた取り組みができるということが求められ、
効果の確認は対象者だけを見て行うのではなく、
実際に行った 音楽療法の適切性や、音楽療法士の心理状態などを把握する事が必要 となる。

□ 2

他人をよく理解するための知識やスキルも必要
患者
さんに効果的な音楽療法をおこなうためには他の療法士との協力が必要と
なり、他の音楽療法士の良い点を認めて、お互いに高めあう事が必要とな
ってくる。

他人とは患者さんだけでなく、家族や患者さんに関わる人や他
の療法士などを含めて理解する事が必要となり、 話を傾聴する姿勢や行
動の理解などが必要
であると言われています。

また、音楽療法をおこなうために最も肝心である 音楽・楽器を演奏するための知識やリズム感、楽譜の読み書きやさまざまな音楽ジャンルの知識も必要

ただし、楽器演奏のプロになる必要はなく、療法の目的としては楽器を演奏することではなく、音楽を活用して患者さんの心身をケアを行う。

各患者さんとお互いに理解しあうためにも、 音楽の事を良く理解して、音楽のジャンルにこだわらず、音楽全般が好きであるという事が必要 となってきます。

音楽療法の資格や会員に関しての内容・解説はコチラから

日本音楽療法学会:公式サイト



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