るりりん草子 ひとひらの雲

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るりいろるりりん @ Re[1]:隠国の初瀬に・・(01/11) ユウキ☆ママさん 神社のお正月の雰囲気…
るりいろるりりん @ Re[1]:隠国の初瀬に・・(01/11) sakura529さん おめでとうございます♪ …
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sakura529 @ Re:隠国の初瀬に・・(01/11) 明けましておめでとうございます! 牡丹…
るりいろるりりん @ Re[1]:隠国の初瀬に・・(01/11) るり4241さん 季節外れですが・・ 「…
2005/10/17
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カテゴリ: カテゴリ未分類
タイトルと内容が結びついたのは、上巻三分の二あたりだった。
二人の少女が主人公のこの小説、「孤宿」って言葉、いったい物語とどういうつながりを持つんだろう・・

上金毘羅詣での途中で置き去りにされる少女、ほう。
これが物語のプロローグか・・と思ったら、起こる殺人事件。
この殺人事件が主筋なの・・と思ったら、また違う。
いったいこの先どうなるの・・気になって気になって、なんだか宮部さんに手玉に取られてしまったみたい。

舞台となる丸海藩の複雑な社会構成が詳しく描かれているのも、主人公宇佐とほうの心情がきめ細かく描かれているのも、長編小説ならばこそ。
でも、長編だから、先が気になってちょっと斜め読みしてしまったところもあったのだが・・(^^;)

上巻三分の二あたりで、孤宿ってもしかすると・・と気付く。

下巻頭で、お預けの捕らわれ人と、その心を慰める主人公の少女との出会いがあり・・
温かい終焉を期待したのもつかの間、物語は一気に終盤へ転がりだす。


妖しげで恐ろしい風評に惑わされる人々
その風評に流されまいとする人々
その風評に乗じて悪を働こうとする人々
そして、真実を知りながら風評を否定することができない人々
いつの世も人は同じ、様々なその人の立場で生きていくしかない。

今生きる社会を存続させるために清濁併せ呑むことを選択せざるを得ない人もいれば
目に映るものをまっすぐに見つめようとする少女たちもいる。

いつもながら妖しい雰囲気漂う宮部ワールド、だんだんと謎がほどけていくミステリーの世界、そして、そこに生きる人間模様。
期待に反せず楽しませてくれた作品だった。





主人公の一人、ほうが早起きが好きだと書かれたところ。
「夜明け前の静けさが心地よかった。・・・」
皆が起きてくると、ほうは現実を生きなければならない。
でも、夜明け前のひとときは、ほうに安らぎを与えてれる。


職場替わって、いろいろ環境変わって、ホッとする時間って、早朝の小一時間だなぁ~とつくづく思う。

ほうにも私にも貴重な自分を取り戻せる早朝のひととき(*^_^*)





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Last updated  2005/10/17 07:07:44 PM
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