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『痛い思いが・・・』



「だっ・・・大丈夫だょ!!」

「よかった・・・あ・・・さっき、手に持ってた辞書落としたけど・・・頭痛くないか?」

「へ!?」

言われた瞬間に気が付いた・・・あたしって不覚・・・

言われるまでは全然気付かなかった痛み。

でも今は、とても激痛(?)

「いたっっ・・・(泣)」

「保健室まで連れてってやるよ・・・マジで大丈夫か?」

そういうことで、あたしはこの男子と一緒に保健室に行くことになった。


「「失礼しまーす」」

二人同時に言った。

先生は都合良く(ぇ)会議中でいなかった。

「そこに座って待ってろよ」

彼は椅子を指差して言った。


あたしはコクッっと頷くと、

彼が指差した椅子に座った。


長い沈黙・・・

特に話すこともなくて、

ただじっと、彼の背中を見つめていた。



これが、彼とあたしの出会いだったのかもしれない・・・

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