赤月

赤月



「ヴオオオオ・・・・」

なんともまぁ、ず太い声を発している。

「おーおー、ほえてんなぁコイツ」

「あのー・・・私どうすればいいですか?」

「んー・・・そうだなぁ・・・・」

彼はだまりこくってしまった。・・・そんなに考えることか?

「アナタには、援護をお願いするわ」

「あ、ハイ!がんばりますっ」

さっすが乱菊さん!冷静な状況判断だなぁ・・・!

「・・・・」

日番谷隊長と乱菊さんが巨大虚と戦っている・それを目をキラキラさせて真剣に見ている私。

私が、2人共すごい・・・強くて・・・何より、戦ってる姿がキレイ・・・やっぱり、こんな風になりたい!とつくづく思ったときだった・・・・

『      』

後ろに何かいる・・・・

そう思った私は、すかさず後ろを振り向いた。

「!!」

そこにはもう1体の巨大虚がいた。気づいたときには、もう遅かった。私の身体は宙に浮いていた・・・そのとき私はこう思った・・・・
(なんで・・・巨大虚の気配に気づかなかったんだろ・・・         あ、巨大虚って気配消せるんだっけ・・・?隊長が言ってたなぁ・・・)

     『ドサッ』

たおれる音を聞いた日番谷と松本は、すぐさま振り向いた。

「おい!!」

「ちっ・・・松本!お前はコイツを頼む!!」

「分かりました!」

ダッシュで駆け寄る日番谷。

「おいっ 誰にやられた!?返事しろ!!」

「・・・ぅぐっ・・た、たいちょ・・・」

かろうじて息があった私。だが、辺り一面は血で真っ赤になっていた。

「十番隊・日番谷だ!!四番隊だな、卯ノ花を西地区・西門前へ頼む!急ぎだ!!」

すぐに卯ノ花に連絡をいれた日番谷応急処置を始めた。

「おい・・・頼む・死ぬな! オレは・・・オレはお前のいない人生なんて・・・絶対嫌なん・・・・  !」

日番谷は言いかけたがさっきの巨大虚に気がついた。

「ゴアアァア」

「お前がやったんだな!!!!」

殺気をバンバンに出した日番谷は怒りと悲しみでその巨大虚に向かって言った。

「死ねぇぇぇぇ!!!!」

そう言うと、一撃で巨大虚を倒した。

「隊長!こちらは終了いたしました。」

松本が巨大虚を倒し、戻ってきた。

「よし、分かった。じゃあお前はこのことの報告を頼む。」

「はっ!!」

そう言うと松本は瞬歩で報告に向かった。
日番谷はまた話しかけた。

「なぁ・・・聞こえるか?別に聞こえなくてもいいが、1つ言うぞ・・・」

『           』

私には聞こえなかったようで・聞こえていたその言葉・・・すっごくうれしかった・・・

      ザッ

「!」

卯ノ花隊長が来た。

「お・・・悪いな・・・」

「いえ・・・ん?この子ですか・・・」

「ああ・・・頼む・・・!」

そう言うと、卯ノ花さんは救護を始めた。



「!この子、すごい生命力ですね・・・大丈夫です。命に別状はありません。しかし、当分はお休みいただきます。」

「ほ・・・本当か・・・!ありがとう、卯ノ花・・・」

隊長の顔はよく見えなかったけど、私には泣いているように見えた。






そして、私の傷は卯ノ花さんのおかげですっかり完治した。

「今日も晴れだぁっvvv」

うーーーーん と十番隊舎の屋根の上で背伸びをしている私。そこに・・・

「うぉーい」

と言ってやって来たのは日番谷隊長。

「あvた~いちょっvv」

隊長も隊舎の屋根の上に上がってきて、私の隣に座った。

「で?何か呼んだか?」

「えっへへ~v私・巨大虚にやられて倒れてるときに隊長が言った言葉、まだ覚えてるんですよvv」 

「なんか言ったっけ?オレ」

しらける隊長。

「酷っ!覚えてないんですか!?」

半泣きの私。それを見た隊長は、

「うっ嘘に決まってんだろ!冗談だよ・冗談!!泣くなよぉ~」

めっちゃタジタジしていた。

(あはっv嘘泣き作戦大成功!)

にんまりする私。そして・・・

「ねぇ隊長?私、あの言葉聞いて、『生きよう』・『生きたい!』って思ったんです。だから、もう一回言ってください!!」

「だから の意味が分からん。それに、そんなの恥ずかしくてもう言えるか・アホ」

顔が赤い隊長。

「じゃ、いいですよ~ その言葉・嘘だったってことで!」

すくっと私は立ち上がった。

「うぇ!?オイ、それは嫌だ!!」

「じゃあ、言ってくださいよぉ」

「うぐっ・・・」

しまったぁ・・・というような感じの隊長。
隊長も、立ち上がった。

「分かった・・・言う・・・」

「わーvvありがとうございます!」

隊長は私の憧れ・目標。隊長が、いつもこうして私と楽しく話してくれている・・・うれしい・・・そんなやさしい隊長が私に発してくれた言葉・・・それは・・・



『オレはお前のがんばる姿がキレイだと思う・・・大好きだよ』



「・・・ホラ、これでいいだろ」

「うわぁ~隊長~!!」

彼に飛びつく私。

「うっ・・・オイ;」

「隊長!私も大好きです~!!」


この2人の笑顔と笑い声が、十番隊舎に響いた今日だった・・・



~あとがき~

終わった・・・長かった・・・(?

つか、これは夢小説と言っていいのだろうか・・・あと、『   』(←コレ)、あるお方のやり方をぱくってしまった・・・すみません!OOさん!!

ヒロイン(?)の性格が最初と最後 違う~~!!

では!初の(ヘボ)小説でした!!


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