赤月

赤月



「うっわやば!真田じゃん・・・!!」

   ~恋の握手~(第1話)

私は篠葉 零。なんと立海大付属中学校・テニス部のマネージャーをやっているのです・・・しかも今、サボりの真っ最中!!だって真田うるさいんだもん。
でも、そんな真田が私は大好きv きゃー!!言っちまったvv
・・・はー、真田は私のこと・どう思ってるんだろう・・・?

「おい」

「ひゃあう!!」

びっくりして振り向くと、そこには真田;・・・やべー

「さっさと!運んで来いい!!!!」

「はっ・・・はいーーー!!」

うぇーっ・・・あんなにでっかい声出さなくても;; キンキンするわ・耳が!


  ゴトッ・・・ゴトッ・・・・

「うっげぇぇぇ・・・おも・・・」

結局、ボールを運んでいる私。

タタタタ・・・

「零せんぱーーーい!」

「うぅわぁぁあ!?」

  ガターーーン!! コロコロ~

なんと、赤也が後ろから急に抱きついて(?)来た。驚きのあまり、私は持っていた箱ごとボールをぶちまけてしまった。

「あっ・・・赤也!!ちょっとぉ~びっくりする・・・って、あーーーーーー!!!」

「いやぁ、すいませーんv・・・ん?・・あ」

そこにはコロコロ転がるボールと、そのボールが入っていた黒い箱と、ぼーぜんとしている私。それを見て、血の気が完全にひいている赤也。

「あっ・・・あかやぁ?・・・・・あんたねぇ・・・」

「ヴッ・・・すっすいませーーーん!!」

「あーー!コラ、逃げんなってぇーーー!!」

「何をしている?」

はっ!!もしや真田!?と思って振り向くと、そこには・柳 蓮二。ふー、・・・危ない・・・;

「ふ・お前はドジだなぁ。ホラ・手伝ってやるから、ボール拾って来い。」

ふぉぉーv天使よ、女神・・・じゃなかった、神よぉ~vv
真田とは大違いのやさしさね、うん!
と・ボールを拾いながら、蓮二が私に1つ・質問をしてきた。

「お前は・・・真田のことをどう思ってるんだ?」

  ポトッ・・・

あまりにいきなりすぎる質問に、私は持っていたボールを落としてしまった。

「・・・え・・・・え?ど・どうって・・・そのー・・・」

とまどいすぎて、今はもう日本語がっ・・・;;

(何を急に!?そ・・・そりゃぁ、真田のことは好きだけどさ・・・)

「なっ・・・何で急にそんなこと聞くの?」

あー・・・今の私、あきらかに顔赤いよなぁ・・・

「なんでと言われてもな・・・ただ、気になっただけだ。」

『気になった』という言葉につっかかった私は、再度質問をした。

「気になった・・・って?」

「いや・だから真田は、他のマネージャーよりも、お前にだけは厳しいからな。と思って・・・」

そういえば!確かに真田は・・・・

『おい、そこの君。ボールを持ってきてくれ』

『コラ・零!!ボールを持って来いと言うのが分からんのか!!!』

だったよねぇ・・・でも、それは単に私がサボってるからじゃないのかなぁ・・・??

うーーーーん、とだまって考えている私に、蓮二はこう言った。

「まぁ、あまり気にするな。ホラ・ボール、片付けたぞ」

はっと我に返ると、今まで辺り一面に散らばっていたボールが、すっかりなくなっている。

「わっ、ごめん蓮二!やらせちゃって・・・」

「別に。それよりもうこんな時間だ。そのボール、片付けたら帰れよ」

「へ・・・?」

辺りを見回すと、綺麗な夕焼けのオレンジ色で、空が染まっていた。

「・・・は、もうこんな時間・・・?」

おいおい、今日は何をやっていた?私は。

「じゃぁな・・・」

そう言うと蓮二は帰って行った。

「あ、うん。バイバイ!」

ヒラヒラと手を振る私。するとそこに・・・

「零せんぱーーーーい!!」

「!!」

私は赤也の気配に気づくと、すぐさま赤也をよけた。

「もうひっかからんぞ、私は。」

「あれ・・・? あっ!それより零せんぱい!!」

いつにもまして、熱心に話しかけてくる赤也を・私は不思議に思った。

「なっ・・・何?めずらしーね・・・」

「これから、帰るんスよね!」

「ん?あー・・・そうだけど?」

まさか一緒に帰ろう。なんて言い出すんじゃないでしょうね・・・別に、嫌じゃないけどさ。

「じゃぁ、この近くの公園に寄ってから帰って下さいね!じゃ、オレ帰るっス~」

「あっ!!ちょっとま・・・赤也~?」

私の返事もろくに聞かぬまま、赤也はすぐに帰ってしまった。

まだ・・・なんか変な気分。

「ま・いっか!今日、塾も何もないし、寄ってくか!」

何かある・ぜったいある。と思ったが、私はその公園に行くことにした。



零へ

長いよね~、1話が。しかも、こっちも続編。

真田と蓮二のしゃべり方が分からん。





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