赤月

赤月



「違うよ!ソース、ぜったいソース!!」

  ~けんか~

「「んん~~っ」」

私は、篠葉 零。只今・口げんか中。相手は切原赤也。なんでけんかなんかしてるかっていうと・・・

「なんでソースなんだよ!めだまやきにはしょう油って決まってんだ!!」

「ちーーがうって!めだまやきは洋食なんだから、ソースが一番合うの!!」

「お前それでも日本人かーーーーー!!」

そう、そうです。めだまやきには、ソースかしょう油・どっちが合うかで、けんかしてるんです。
ちなみに、私と赤也は幼馴染。昔っから、よくどうでもいいことでけんかしてた。

「ソース、ソース、ソース、ソーースっ!!」

「しょう油っつってんだろ!!」

「ん?おい、お前ら何やってんだ?」

そう言ってきたのは、ブン太先輩。

「あっ、ブン太先輩!めだまやきには、ソースですよね!」

「しょう油っスよね!!」

「・・・・・は?お前らまさか、そんなくだらない事でけんかしてたのか?」

「「くだらなくないです(っス)!!」」

「うっ・・・;あ、そう・・・」

「ちなみに、どっちなんですか?」

私は、どうしても気になったので質問してみた。

「えー?オレは・・・・・・ケチャップ」

「「はぁーーーーーーーーー!!??」

「ブン太先輩、どっかで頭・打ちました?」

「うっさいな!ケチャップだよ!・・・っと、赤也!そろそろ部活が始まんぞ。」

「あ、ハイ・・・(マジでケチャップかよ・・・;ありえねーー!!)」


   次の日・・・・


「恋愛だーーーーーーーーって!!」

「出会いと別れだろーーーーーーが!」

またまたけんか中。1日1回はやり合います。今日は、『人間の成長に一番大切なものは何か』

「恋愛~~~~~~~~!!」

「出会いと別れだ~って!!」

「・・・・・お?またやってんな、あいつら・・・」

けんかする声を、少し遠くで聞いたブン太は、また2人のもとへやって来た。

「うおーい、今日は何だ?」

「人間の成長に一番大切なもの!ブン太先輩、恋愛ですよねvv」

「・・・;;」

「丸井先輩!出会いと別れっスよねぇ!!」

2人に質問されるブン太は、困ってしまった。

「~~う・・あ・・・;;   あ、ところで昨日のめだまやきはどうなったんだよ?」

うまく話をそらすブン太。

「あー!昨日のは、しょースってことで話をまとめたんス!」

「そうそう」

「・・・は?し、しょースって・・・お前ら・・・」

あきれるブン太。

「しっかし、ホントに仲がいいんだな!」

「「へ?」」

突然の言葉に、私と赤也は声をそろえて言った。

「だって、よく言うだろ!『けんかするほど仲がいい』って・・・」

その言葉に、私は思わず赤面してしまった。そのわけは・・・
私は、幼馴染だったころから、赤也のことが大好きだったから。
いつも一緒にいて、そして口げんかしてた。その時間が私は大好きだったし、幸せだ・と思った。
ふと・赤也の方を見ると、彼も赤面していた。まさか・・・!
なわけないか。

「じゃ、オレは教室に戻るかな~」

ブン太先輩が気をつかってくれたのか、この場から離れた。

「・・・・」

沈黙の空気がただよう。



その空気を破ったのは、赤也だった。

「なぁ・・・今日の放課後、空いてるか?」

今日は、テニス部の部活がないらしい。私は、何も部活に所属していないので・・・

「うん・・・いいよ」

「じゃぁ、教室に居てくれ」

「うん・・・」









放課後。私は赤也に言われたとおり、教室に居た。私以外は誰もいない、静かな教室に・・・。



タタタタタ・・・

すごく静かだったので、誰かが廊下を走る音もよく聞こえた。

「こら 君!廊下は走るな!!」

あ~あ・怒られちゃってるよ、その人。

「え゛え?」

・・・・「え゛え?」って・・・もしかして・・・?

  ガラガラガラ!

教室のドアの開く音がした。

開けた人は・・・

「おっ!零!!」

「赤也・・・」

私の予想通り、切原赤也だった。

「赤也・・・?廊下走っちゃダメじゃん」

「うっげぇ!聞いてたの?お前!?」

これだけ静かなら聞こえるに決まってんでしょ。

「そんなことより!用事、あるんでしょ?」

「あ・・・う、うん まぁ・・・」

「何?」

赤也はとまどっている。しかし、何を決心したのか、顔を上げてこう言った。

「オレ、お前と人間の成長に一番大切なものは、出会いと別れか 恋愛かで口げんかしてたよな。」

「うん」

「で・・・さぁ、そのーーー・・・オレ、そのとき思ったんだ」

「何を?」

「どっちも大切なんじゃないかって。相手とその2つのことを大切にしていかなきゃ!って、思ったんだ・・・」

「・・・・・」

私はだまりこくってしまった。あんまりに赤也まじめなこと言うから・・・そして、その後の赤也の言葉に、私が驚くのは時間の問題だった・・・。

「その、相手ってのがな・・・」

(相手?誰だろ・・・?)

「お前・・・・・なんだよ」

「!!??」

「だから、零。オレと人間の成長に一番大切なものは、出会いと別れ・あと恋愛・・・つまり愛することだ ってことを、長い時間かけてずっと・・・ずーーっと大切にしていこうぜ?

私は、自分の意志ではないのに、ポロポロと涙が流れてきた。
うれしい、本当にうれしかったから。

「うん、うん・・・!!ぜったいだよ、赤也!」

「分かってるって」

「・・・あ、でもさ?『別れ』って・・・?」

「!あ・・・いや~それはっ・・・ないっないないない!!オレたちの関係では、ない!!」

「あはは!わかってるよ~」



こうして私と赤也は、付き合い始めた。そして、ずっと人間の成長に一番大切なものは、出会いと別・・・じゃなくて、愛することだっていうのを大切にしていった。



零へ

赤也の言葉がくせーーーーーーーーーーーー

つか・・・題まんまじゃん!!(自分だろ

零~私って、なんか内容が全部似てる~;(同じ

ごめ~ん~!!





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