韓国ーオーストラリア 遠恋

韓国ーオーストラリア 遠恋

オーストラリアでの生活 珍しい韓国人I



ただ単に日本に一時帰国している間に、家賃を払うのばかげてる!といって
さだごろう宅に荷物を置かしてもらった。
Ausに帰ってきたそのまま転がり込む。


ここで私はすっごいめずらしい韓国人Iに会うのだ。


何が珍しいって、2週間私と口を聞かないほどに、シャイなのだ!


引っ越してそうそうみんなでパーティーをやろうということになった、Iは「おなかがいっぱい」だからと部屋にこもる。私たちは彼が朝から何も食べてないのを知っている・・・。


ご飯はみんなで!のさだごろうのモットーもこの2週間ばかりは崩壊!


さすがに私も「嫌われてる!」「私が着たからIはさだごろうとご飯を食べないんでしょ?」と落ち込んだ。 しかしこれが、Iだった。



1.初めての人とは口を聞けない
2.Ausにすでに3年いるのに英語がしゃべれない
3.シャワーに5分、ドライヤーに30分、どこをどういじくっても同じなのに・・・。
4.女性に免疫がない
5.ジーンはリーバイスのストレート(いろはうっすううい水色のやつ)


彼は一回だけここシドニーで恋に落ちた・・・。

学校が終わって毎日定時に帰ってくるIが、数週間夜遅く帰宅するのだ! さだごろうと私はIに好きな人ができたー!とおせっかいジジーとババーに変身。 聞いても聞いても口を割らないI 実は頑固なのだ!


し・か・し



Iが病気の時、看病にきた友達が楽しそうに暴露!

「Iヒョン、いま好きな人を落とすためにがんばってるんだよ」




とっ。   なっっっにいいいいいい やっぱりそうじゃん!


聞くところによると、彼女もまんざらではない様子だとか。


私もさだごろうもちょーお祭り気分でディナーの支度へ。日本料理か韓国料理か? 買出し終了! 準備終了! さあああいつ来るの?


そこはI、結局、彼女を呼ばなかった。いや呼べなかった。もおおおおおおお


えびも刺身もシドニーじゃ高いのに、誰がこの料理食べんの?



そしてこの1週間後、Iの恋は終わる・・・。
彼女が結婚する。ということをIの友達から耳にする。


以後帰宅は、定時になり、私たちも何もなかったようにご飯をほおばる。


今となっては、一番たよれる先輩なのだ、私たちにとって・・。






© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: