ロシア旅行(18)



13:15 ウラジミール郊外のレストランを出発する。ロ
シアの田舎の風景を楽しみながら、20分後にはウラジ
ミール市内に入る。 モスクワに比べ、道路が狭いので、
市内に入ると急に渋滞して来る。

ウラジミールは、12~18世紀の建造物が残る古都で
ある。 1157年、ウラジミール・スズタリ公国の首都に
定められ、急速に発展し、政治・宗教・文化の一大中心
地となった。

道路の真ん中に、立派な門が見えて来た。 有名な「黄
金の門」である。 門のそばで、バスから下車する。

黄金の門

 12世紀に造られた、キエフと並ぶ黄金の門である。
 戦争時には、凱旋門的な役割を果たしていた。1242
 年には、ロシアの名将スボーロフの指揮するウラジミ
 ール軍団の将兵が、この門をくぐってチュドスコエ湖
 会戦に向かった。 このような歴史的背景もあって、
 現在門は軍事博物館となっている。

 門の右手には、当時の城壁の名残か、土手が今も
 残っている。

門のそばを暫く散策する。 面白いのは郵便ポストで
ある。 青色の簡素なものである。

因みに、日本のポストは赤いが、これはイギリスの郵
便制度を真似たためである。 日本に郵便制度が出
来た当初(1871年)は木製の黒や緑のポストであっ
た。 1901年、英国風に一部の郵便ポストを赤く塗り、
7年後の1908年に全てを赤色にした。 

なお、アメリカも青、オランダ・ベルギー・デンマークは
赤、ドイツは黄(青もある)、スペインも黄(赤や緑もある)、
中国は緑と、お国柄で各色ありである。 信号の色が
殆どだが、目立つためか。

ウラジミール市内(モスクワの北東190kmにある)

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バス道路沿いの建物・ウラジミール

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道路の中央に「黄金の門」

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同上右手に残っている昔からの土手

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追加画像は下記をクリックして下さい

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