4)パルボウィルス性腸炎



 パルボには、腸炎型と心筋炎型の2型があり,イヌパルボウィルスが感染する事で起きるウィルス感染症である.一般に腸炎型に感染する事の方が高い.主な感染経路として、感染している犬の糞・嘔吐物・それらが触れた食器などの感染物に,犬が直接口や鼻をつけて感染する経口感染である.一番多く感染する可能性のあるのは母親からの免疫の切れる生後10週から12週に多い.発見が遅れると嘔吐や下痢が発生してから1~2日で90%が死亡する.このウィルスに効果のある薬は今のところ発見されておらず,点滴や酸素吸入などの対症療法,インターフェロンの投与などである.不幸にも感染してしまった場合,犬舎やトイレ,感染した犬が接触していた物はすべて完全消毒しなくてはならない.このウィルスは非常に強く,1年程ウィルスが生き続けると言われている.予防注射の接種により予防できる.

   症状

    ①下痢(白っぽい物から始まり、ドロドロの粘液状の便になる.血液も混じってくる.
        特有の臭いがあり、魚の腐ったような匂いのする下痢である事が多い.)
    ②嘔吐



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