くすぶり日記

温泉三昧!



特に八甲田山ろくには昔からの湯治場という風情の温泉がいっぱいあります。ふらっと立ち寄って足湯やお尻だけを暖めるまんじゅうふかしも良いですよ。




足湯

                    又兵衛の茶屋の足湯

足湯は田代の又兵衛の茶屋に硫黄の匂いぷんぷんののがあってうれしかった。まんじゅうふかしは今回は立ち寄らず。あと奥入瀬渓流温泉ホテルにも足湯があるような気配でしたね。

さて、温泉ですね。温泉としては蔦温泉、谷地温泉、猿倉温泉、酸ヶ湯温泉、城ヶ倉温泉、田代温泉があります。田代元湯は今はやっていないとか。いずれも風情があっていお湯ですよ。・・・あ、城ヶ倉と田代は入ったことがないや。



蔦温泉



まずは蔦温泉。奥入瀬から八甲田山ろくに上がる道の途中にあります。一軒宿で、ひなびた感じがとても素敵です。ここの湯船は8年ほど前に一度作り直しており、少し新しい感じがしますがそれでもヒノキ?ヒバ?の良い香りのする湯船です。本当は湯船をお見せしたいですがさすがに人がいるお風呂は取れませんからねえ。残念!




蔦温泉廊下




これがお風呂に向かう廊下から玄関方面を見たところ。ひなびた感じ、どうです?この温泉宿は入ってすぐのところにフロンとならぬ番台のような部屋があって、あとはすぐに部屋へ続く廊下・・・という雰囲気なのです。(泊ったことがないからわっかんない~)昔ながらの宿、という感じが素敵!

この宿の周りの森はそれは見事なブナの森で、森の中に7つの沼があってそれぞれとても美しい風景を見せてくれます。この沼をめぐる散策路が1周1時間足らずとこちらもお気軽トレッキングにはもってこいです。

この蔦のお湯は透明で無臭、さらりとしたお湯で温泉くさいのはどうも苦手、という人にも抵抗なく受け入れられると思います。お湯の温度は熱めで長時間の入浴には向かないようですが、入ったり出たりすると時間の立つのも忘れます。お湯は湯船の底になっている木の間から湧いているようで、時々気泡が下から上がってきます。おならじゃないのよ!

湯から上がったら喉が渇く、でも一軒宿でなんにも無い!なんてご心配は無用。もちろん宿には売店はありませんが、隣のみやげ物屋というか売店があって、もちろん夜にはしまちゃうんだけど、その前にベンダーがあります。そんなのは風情がなくていや!という方は上がり口の外に湧き水が引いてありますからそれをひしゃくでどうぞ。



谷地温泉は小ぢんまりとしていながら湯治場の雰囲気のある温泉です。湯船は混浴(男湯)と女湯に分かれています。そしてそれぞれさらに二つの湯船に分かれています。ぬるめの霊泉と熱めのお湯です。どちらも源泉かけ流しだそうで硫黄臭の強い白濁したお湯です。霊泉のほうは少し薄めの白です。

こちらの温泉もヒノキだかヒバの木のお風呂。雰囲気素敵です~。湯の花まで浮いていてどっぷりです。しかも入湯300円。やすっ!こちらぬるいクセに熱のお湯のようでその晩私は足が熱くて寝付けなかった・・・。



酸ヶ湯



そして酸ヶ湯ですよ。有名ですよね、千人風呂。しか~し、こちらは混浴。男女別なのは玉の湯といって小ぢんまりとした湯船があります。この小さな湯船もなかなか風情があってオッケーです。



湯治場



昔ながらの湯治場で素泊まり自炊の棟もあります。う~ん、ここに泊り込んで1ヶ月くらいすみた~い!でも地元のおじちゃんおばちゃんと会話が出来ない・・・津軽弁むずかしいっす。

しかしまあ何で酸ヶ湯という名前かというと、それはお湯の酸度が高く、なめてみると酸っぱいのです。しかも硫黄臭もあり。不思議なお湯です。突然思ったけどこのお湯で流せば石鹸シャンプー後のリン酢もいらんのでは?しかし硫黄臭が・・・。しかも水道水で無いと石鹸ノ泡が立ちませんがな。

千人風呂にぜひ入ってみたいという女性の皆さん、女性専門時間というのがあるようですよ。そんな時間にはいけないと言う方は、冬に行くといいようです。(冬は青森方面から酸ヶ湯までバスが出てます)冬なら湯煙が盛大に出るのですみっこに入っていれば男性の目に入りにくいようです。私はあと10年ほどして羞恥心をどぶに捨てたら堂々といってみようかと・・・(恥)。

この温泉の売店でたけのこおでんというのを売っているのだけれどこれがなんと3本350円。しょうが味噌をつけていただきます。風呂上りに硫黄臭のする中一本いかがですか?



他のお風呂も入りたかったけど今回は時間がありませんでした。誰かぜひはしごして写真撮って来て~!!





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