本の感想とか

2024.06.27
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カテゴリ: ゲーム感想


ストーリー


原因不明の海面上昇によって、地表の多くが海に沈んだ近未来。



幼い頃の事故によって片足を失った少年・斑鳩夏生(いかるがなつき)は、

都市での暮らしに見切りを付け、海辺の田舎町へと移り住んだ。



身よりのない彼に遺されたのは、海洋地質学者だった祖母の船と潜水艇、そして借金。



夏生は“失った未来”を取り戻すため、謎の借金取り・キャサリンと共に、

祖母の遺産が眠るという海底の倉庫を目指して潜る。



そこで見つけたのは、棺のような装置の中で眠る不思議な少女――アトリ。



彼女は、人間と見紛うほどに精巧で感情豊かなロボットだった。

海底からサルベージされたアトリは言う。



「マスターが残した最後の命令を果たしたいんです。それまで、わたしが夏生さんの足になります!」



海に沈みゆく穏やかな町で、少年とロボットの少女の、忘れられない夏が始まる――。

プレイ中感想

生徒との交流、キャサリンを再び教職につかせるなど学校の再建は順調。
サルベージ屋の仕事によって町の人々の沈んでしまった大切なものを取り戻していくなど徐々に気力を取り戻していく主人公。
そんな中、主人公の初恋の相手がアトリと判明。付き合い始めた2人だったが⋯⋯。

無いんですね、感情。
まあロボットですからね。でもこの展開は正直予想していなかったです。

さすが高性能なアトリだ。

ルートがたくさん分岐するゲームと比べたらとてもアニメ化しやすそうですね。
尺も1クールで大丈夫かな。
よほどのことが無い限りいいアニメになると思います。



感情の無いロボット状態のアトリ…これはこれで可愛い。

そして感情が有ったことに気づくシーン。
マスターが誰だったかなどの伏線回収がとても良かったです。

アトリのことも考えて学校に来ないように命令していたキャサリン先生。
基本的にこの作品は一部を除いて悪いキャラがいなくて、いい人が多いですね。

アトリは徐々に感情を取り戻していくのかと予想していましたが事件後は演技していた(この表現は正確じゃないのかもしれないけど)そのままのキャラに戻っていたのが予想外でしたね。

総合的な感想

値段相応の短さ、立ち絵の少なさ。しかしながら、感動できるシーンも多くて良いゲームだったと思います。

メディアミックスに向けて

ちょっと不安な要素。
主人公は水菜萌との間に子供や孫までつくって、数十年過ごした訳ですよ。
子供の立場から見て、死に際に他の女の元にいく父親ってどーよ?
しかもその空間は1日どころじゃない長い時間を過ごす訳です。このエンディングが感動的なのは、あくまでヒロインはアトリだから。そして年老いた主人公、水菜萌、子供たちの顔がよく分からないからではないでしょうか?子供や孫の立場からすれば複雑だけど、そっちじゃなくて主人公に感情移入するようにできている。メディアミックスでもここは原作に近い演出にして欲しいですね。





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最終更新日  2024.06.27 22:33:39


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